[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して！西オーストラリア・ロングドライブ旅行記119] まるで絵画のようにおしゃれなワイナリー「West Cape Howe Wines」でテイスティング

西オーストラリアのグレートサザン地域はワイナリーが多い

これ以上寄り道すると今夜の宿に到着するのが遅くなってしまうので、一旦はあきらめていたワイナリーの見学。でも、モリオがUターンして戻ることを決めて、ちょっとだけ見に行くことができるようになった。「時間がないし、別に行かなくていい」と言っていた私だけど、行けることになったのはやっぱり嬉しい。

通り過ぎてからまだ5分も走っていなかったので、すぐにワイナリーの場所まで戻ってくることが出来た。

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「West Cape Howe Wines」というワイナリー

私達が訪れているのは「West Cape Howe Wines」というワイナリー。「West Cape Howe」は1997年設立なので、まだ21年ほどの若いワイナリーなんだけど、このセンスのいいおしゃれな感じもあってか？西オーストラリアではかなり人気の有名なワイナリーになってるとのこと。一体、どんなワインなんだろう？楽しみ♪

すぐ横にはぶどう畑

駐車場に車を停めて周りを見渡すと、横には広大なぶどう畑が。ここに来るまでの道中にもぶどう畑が点在してたのでちょっと調べてみたら、この地域一帯（オーストラリア南西部の海岸線200km、北の内陸部に100kmに及ぶ地域）は、Great Southern （グレート・サザン地域）と呼ばれているらしい。気候は『沿岸地域は海洋性』、『内陸地域は大陸性』となっているため、オーストラリア随一の冷涼でかつ降水量の多い地帯となっているんだとか。また土壌は石の混ざった砂質壌土か、花崗岩、片麻岩の底岩から成る砂質壌土となっているとのこと。

そんな気候や土壌が『ブドウを作るのにとても適している土地柄』ということで、この周辺はワイン農場やワイナリーが多いらしい。なるほど。西オーストラリアに来てワイナリーに行きたいと思ったらこの『Great Southern （グレート・サザン地域）』に来ればいいということなんだね。全然知らなかったけど、たまたまこの道を通っててラッキーだったんだね。

ワインセラーがあるみたい

広大な敷地に建つワイナリーの施設

案内板によるとこの建物に行けばワインを販売しているところがあるっぽい。このワイナリーのロゴマークはタツノオトシゴをモチーフにしてるのかな？雑貨チックですごく可愛い。とっても繊細＆キュートで、私の好みな感じだなぁ。

ぶどうの木？

建物に行くまでの道の両脇には「ぶどうの木」が植えられていて、とっても小さい房の元ができていてまさに今、ぶどうの実が成っている様子を間近で見ることができる。「ブドウの実」ってこんな感じで出来ていくんだね。「ブドウが実る様子」なんて身近で見る機会なんてそうそうないし、こうやって見れるのはすごくいいアイデアだなぁ。

West Cape Howe Winesのショップの中

建物の中に入ってみると、、、意外と広い。カウンターのところでワインを飲んでる人がいるので、あそこで試飲とかできるのかな？

カフェになっている

ここがカフェみたいになっていて、色んな所にテーブルセットやソファーが置いてあって、ちょっとした軽食とかを注文したりもできるみたい。

なんだがおしゃれな雑貨屋さんに来てるみたい

このフロアの中は適度に空間があって、所々にオブジェのようにワインやポストカードなんかを飾っていたり、ワイングラスとか小物の販売をしていたり。まるでおしゃれな雑貨屋さんに来たような雰囲気。

黒とクリーム色とメタルのコントラストがめっちゃオシャレでいい感じ。私はこういうちょっとメンズライクな雰囲気が大好きなので、すごくツボだなぁ。

私も試飲させてもらおう

私達がフロアの中を見ている間に、また新しくお客さんが入ってきた。

色々試飲してみた！

お店のスタッフさんに試飲したいと告げてワイングラスを用意してもらった。

前にクルーズ船でメキシコに行った時に、メキシコのワイナリーで試飲したのを思い出すなぁ。あのときはベロンベロンになるくらいおかわりしたっけ（汗）。今日はまだ先があるし、ほどほどにしておかなくちゃ。

旅行記 [LAからメキシコクルーズ＆ディズニーランド旅行記48] ワイナリー「SANTO TOMAS」 エンセナダのシティ＆ショッピングツアー。続いて訪れたのはメキシコワインのワイナリー「SANTO TOMAS」。メキシコワインって飲んだことがないけれど、一体どんな味なのか、、、非常に興味深い。

基本的に私はずっしりした重めが好きなので「カベルネ・ソーヴィニヨン」とかが好み。ここのワインはどんな感じなのか？スタッフさんが注いでくれた赤と白を順番に飲んでみる。

West Cape Howeのロゼワイン

言われるがままにロゼを飲んでみると…

私が選んだのはこの「テンプラニーリョ」という品種で作られたロゼワイン。すごく繊細な感じで軽い口当たりなんだけど深みがあって、それでいてフルーティーで美味しい。色もロゼの割に濃い目の色。ダークピンクできれいだし、よしこれに決めた！

お土産に買うにもお手頃なロゼワイン

このロゼワインの品種「テンプラニーリョ」は、スペインの代表的な赤ワイン用のブドウ品種なんだけど、その黒ブドウで作っているロゼワインだからこんな深みがあるロゼの色になるのかな？気になるお値段はなんと15ドル！こんなに美味しいワインが20ドルもしないなんてめっちゃお買い得♪気軽に買える価格が嬉しいなぁ。

オリジナルのエコバッグも

ワインを買った後、もう少しお店の中を見学。このコーナーはアーティストの人の作品を展示していたりするみたいで、今は切り絵のような影絵のようなとても繊細なクラフトとそれをモチーフにしたエコバッグやポストカードを展示している。モノトーンの室内によく合ってる。

ここに展示するものとかも、部屋全体の雰囲気を壊さないようにちゃんと吟味しているんだろうなぁ。

庭では七面鳥？みたいな鳥も

とっても広い芝生の庭には七面鳥みたいなずんぐりむっくりとした体型の鳥たちが放し飼いされてて、何とも長閑。時間がなくて駆け足だったけど、このワイナリーだけで半日以上は過ごせそうな感じの施設だなぁ。

Great Southern （グレート・サザン地域）おすすめのワイナリー

たまたま通りかかって見つけた「West Cape Howe Wines」。オシャレで雰囲気良くて…まさかの素敵なワイナリーで、ほんの20分ほどの滞在だったけど大満足。

ほんじゃ、急いで出るでー！

周りの長閑な風景があまりにも素敵で、パシャパシャ写真を撮っている私にモリオが呼びかける。

無事ワインも購入できたし、急いで出発しなくちゃね。日が落ちてしまったら大変。

一番好きなショット

この「West Cape Howe Wines」というワイナリーは、芝生が張られた大きな庭も特徴だけど、私的にはこのエントランスの並木道が一番好き。今は春なのでこうやって新しい芽吹きで緑色の木々が立ち並んでいるけど、秋になったら葉っぱの色が変わったり落ち葉が敷き詰められたりしてものすごくロマンチックな風景になるんじゃないのかなぁ？と勝手に想像。もしかして広葉樹じゃないかもしれないけど（苦笑）。

「West Cape Howe Wines」に別れを告げて

今日の宿は「デンマーク」という町の近くにあるのだ。現在16時10分。日没まであと1時間半ほどしかない。芝生の中に設置されている「West Cape Howe」のロゴに別れを告げつつ出発だ。西オーストラリアGreat Southern （グレート・サザン地域）のおすすめワイナリーを後にして「いざ、デンマークへ！」