travel - 旅行記
旅行日 2018年09月21日
【カンガルーに会いに行く!パースから始まるオーストラリア旅行記 114】トイレトイレ!ジェラマンガップという町-ワイルドフラワーと共に-【前編】

3日前にお昼を食べたコミュニティーセンターのカフェだ!
モリオ:「さてと、ほんならもう、『レーベンズソープ(Ravensthorpe)』はいいな?」
ミヅキ:「うん。OKよ。あ!見て!一昨日行ったコミュニティセンターだ!」
モリオ:「ホンマや!ここのデボンシャーティー(Devonshire tea)美味かったよなぁ。」
ミヅキ:「うんうん。クロテッドクリームと自家製ジャムをつけて食べるスコーン、めっちゃ美味しかったよね。」
モリオ:「あかんw こんなん話してたら、腹が減ってきたw」
ミヅキ:「でも、今ここでゆっくりはできんよね?」
モリオ:「そうやな。まだ昼にもなってないし、もうちょっと距離稼ぎたいな。明るいうちに今日の宿に着きたいし。」
ミヅキ:「そうよね。まだまだ先は長いんやもんね。」

時速110kmで目的地まで3時間40分。
モリオ:「とりあえず、このまま時速110kmで走り続けて、3時間40分って書いてるけど、途中トイレ休憩もするし、意外と時間かかるからなぁ、、。」
ミヅキ:「途中、お腹が減ってきたらお昼ごはんも食べたいし。とりあえず、走れるところまで走ろ!」
モリオ:「そうやな。雲も多いし雨が降ってきたらそれはそれで運転しにくくなるしな。今のうちにできるだけ走るわ。」

ワイルドフラワーを撮りたいな
ミヅキ:「この辺りは黄色いワイルドフラワーが多いね。」
モリオ:「そうやな、地域によって色も色々あるよな。」
ミヅキ:「この黄色いワイルドフラワーの写真を撮りたいんやけど、、、どこか停まれる?」
モリオ:「この辺りはどこも道幅に余裕あるし、いつでも停まれるで。ほらw」
そういいながらキキッと車を停めてくれるモリオ。

本当にワイルド(野生)
ワイルドフラワーって「野生の花」みたいな意味なんだと思うんだけど、本当に野趣あふれる咲き方をしていてワイルドそのもの。この黄色いワイルドフラワーも『レーベンズソープのワイルドフラワーショー』で見た気がするなぁ。

またフロントガラスが虫の死骸だらけ・・・
しばらく走っていると、また「ブチッ」「プチッ」と嫌な音がする。
これだけ広大な農業地帯を時速110kmで走っていると、驚くほどたくさんの虫たちがフロントガラスにぶつかり、、、風圧で押しつぶされてしまうのだ。
モリオ:「あーあ、さっきガソリンスタンドできれいに拭いたばっかりやのに、、。また虫の死骸だらけやなw」
ミヅキ:「ホント、すごい虫の数よね。虫嫌いには辛いね。」
モリオ:「ホンマやでw」
ミヅキ:「あ!『疲れて運転しないで』って標識が立ってる」
モリオ:「これだけ単調な道だと、疲れてたら居眠りしてしまうかもしれんからな。」
ミヅキ:「そうよね。これは眠くなるわ(苦笑)。モリオ、また眠くなったら私、運転できるよ。」
モリオ:「うん。ありがとう。それよりな、オレ、今めっちゃトイレ行きたいねん。ヤバい。漏れそうw」
ミヅキ:「エエっ!?トイレ?じゃ、一番近い町のトイレに行こう。」
モリオ:「それまで持つかな、、、、。」
ミヅキ:「エエエーー;;じゃぁ、車停めて『ワイルド・ピー』したら?w」
モリオ:「いや、、、、なんとかガマンする、、、。」
ミヅキ:「膀胱炎になるよ?」
モリオ:「ダイジョウブ、、、なハズ、、、。」

何たらガップ!?
少し走ると、何か標識が見えてきた。
ミヅキ:「あ!何か書いてる!え?ジ、、ジェ、、、ジェラマン、、ガップ?」
モリオ:「え?何?」
ミヅキ:「ジ、、なんとかガップっていう町があるみたい。キャンプとかできるみたいやからきっとトイレもあるよ!」
モリオ:「おおお、助かった、、。よし、その何たらガップに行くわ。」

ジェラマンガップという町。
膀胱が破裂しそうなほど限界に近いモリオのトイレを求めて、、、私達は『Jerramungup(ジェラマンガップ)』という街にたどり着いた。
ジェラマンガップは、パースからは南東に454キロメートル、グレートサザン農業地域に位置する西オーストラリアの小さな町だ。人口は250人ほどと、ここもかなりの過疎の町だ。ここもゴールデンアウトバックで巡るなかの一つのポイントとしてキャンプなどができるみたい。とりあえず町に入ってトイレを探そう。
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