[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して！西オーストラリア・ロングドライブ旅行記40] 何？この絶景が当たり前みたいな感じは…。ヤバいとこにやって来たみたい。

ヘイリッソン島を離れ

私たちはヘイリッソン島を離れ、いよいよ西オーストラリアのアウトバックと呼ばれる人口過疎地域へとセルフドライブで進んでいく。ここはまだパース市内のはずれなので、制限速度は70km/hだが、もう少しすると制限速度が110km/hのエリアへと変わっていく。

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グーグルマップ壊れた？（汗）

私達のナビはもちろんスマホのグーグルマップ。段々と田舎道へと変わっていく風景に、ふとナビはどんな風になっているのだろうとスマホの画面を確認してみると・・・へ？231km 真っ直ぐ進むとか表示されている（汗）。

まさかグーグルマップ壊れちゃった？と思うような表示ではあるが・・・多分これが西オーストラリアの広大なスケールを物語っているのだろう。とりあえず、制限速度110kmで、ダラダラ200km以上進んでいきますよっと。それにしてもとんでもない距離を進むんだな・・。

あたり一面が菜の花畑・・・

そうしてしばらく道を進んだ頃、目の前に信じられないような光景が広がる。それは、あたり一面、見渡すかぎりの菜の花畑。360度カメラじゃないとこのスゴさは捉えきれないんじゃないかと思うような、果てしない菜の花畑が地平線の向こうまで広がっているのだ。

オーストラリアのアウトバックと呼ばれる人口過疎地域には、このようにとんでもない大きさの畑や、酪農地が広がっている。そのスケールの大きさは、私が想像していたものを遥かに凌ぐものだった。どうしてこんなに広大なのか、どうやったらこんなに菜の花を植えられるのか、いや、そんなしょうもないことを考えるのが馬鹿らしくなるような、そんなとんでもない菜の花畑が、車の窓に飛び込んでくる。私は自然と車のブレーキを踏み道端に車を停めて、しばらく二人でこのスゴい景色を堪能することにした。

菜の花畑と私達

記念写真も撮っておこうと、自撮り棒で菜の花畑をバックに二人の写真を収める。今振り返ってみても、この西オーストラリアのアウトバックの広大な風景は、とんでもないものだったんだと思うほど、この景色はとんでもなく素晴らしい。

この9月という春先のワイルドフラワーが全盛期の時期に来たのも良かったのかもしれない。多分もう少しすれば、この菜の花畑は刈り取られてしまうはず。この風景というのは、この時期ならではの素晴らしいものなのかもしれない。

真っ直ぐな道がどこまでも

再び車を走らせる。目の前はとにかくひたすら真っすぐな道が続く。時速100km/h越えで走っているんだけど、30分延々走って、すれ違う車は、、、1台あるかないか。周りの広大な風景は、私達にとってだんだんこれが普通の景色に変わっていく。とんでもないスケールの自然を眺めながら、ただひたすら走り続ける、このオーストラリア、アウトバックのセルフドライブの旅。こんな旅行に慣れてしまったら、もう普通の旅行者には戻れないんじゃないか・・・そんな不安さえ募る体験。ヤバい旅行をしてしまっている気がする。