旅行記 - 9月21日

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記122] デンマークにあるLights Beach(ライツ・ビーチ)という美しいサンセットビーチ

目次

  1. 日没まであと何分?
  2. げげっ!カンガルー地帯じゃん(汗)
  3. 道の終わり
  4. 何とか間に合った!
  5. 夕日がとてもきれいな『Lights Beach(ライツ・ビーチ)』
  6. ライツビーチはウィリアムベイに隣接している
  7. 辺り一面カンガルーのねぐらのようなブッシュ
  8. 歩きながら見えるオレンジ色のビーチ
  9. 展望台に向かって
  10. ベンチを発見!
  11. 日没までに何とか間に合った展望台
  12. 沈む夕日をバックに記念写真
  13. ありがとーーー!オーストラリア!
  14. さて、どうしますかね?

日没まであと何分?

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記122] デンマークにあるLights Beach(ライツ・ビーチ)という美しいサンセットビーチ

なんとか日没までにサンセットビーチに行こうと、大急ぎで車に乗り込む私達。

モリオ:「グーグルマップさんによると、ビーチまでは11分ほどらしいな。」
ミヅキ:「え?そんなにかかるの?5分くらいかと思ってた。日没までに晩ごはん食べる場所も見つけないとなのに、、、。間に合うかなぁ…。」
モリオ:「まぁ、晩御飯の場所は大丈夫やで。万が一こんなこともあるかと思って、B&Bの変更した時にチェックしてた店があるし。」
ミヅキ:「え?ホント?」
モリオ:「うん。オレ、心配性やろ?もしも晩飯食うところが無かったら困るなぁと思って、近くの良さげなレストランをピックアップしといたんや。」
ミヅキ:「えええっ!凄い!さすがモリオ♪私なんか行きあたりばったりだし、今からどこか探さないと…って思ってたんよ(笑)。良かったぁ♪それじゃぁ、今日の晩御飯はそのモリオがチェックしてるお店に行こう!」
モリオ:「どんな店かは知らんで(笑)。変なところでも文句言うなよw」
ミヅキ:「言わん言わん!どんなところでも絶対文句言わない!!(笑)」

はぁ、、良かった。今からレストランのチェックをするとなるとどんなに急いでも15分くらいはかかると思ってたから気になってたけど、事前に何でもちゃんと決めておきたい心配性のモリオのお陰で、今日の晩御飯の場所はもう心配無い。よーし、そうと決まったら安心してサンセットを見に行こう♪


げげっ!カンガルー地帯じゃん(汗)

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グーグルマップさんの案内に従いながら走っていると・・・

モリオ:「この辺、かなりカンガルーの標識が多いな。」
ミヅキ:「ゲゲッ!この様子だと、この辺り一帯ほとんどカンガルー地帯?(汗)」

うーーーん、今まで延々走ってきてカンガルーの標識はたくさん見てきたけど、モリオが言うようにこの界隈はその標識を見かける頻度がかなり多い気がする…。

モリオ:「これはかなりのカンガルー地帯やし、日が落ちたらコワイな…。」

日没後に車で走らなくてもいいように今まで何とか頑張ってきたのに、よりによって限界集落滞在最終日の夜に暗闇を走ることになるとは…。もちろん、何があってもいいようにレンタカーの保険はちゃんとかけてきたけど、カンガルーとの衝突だけは避けたい。とにかく事故をしないようにしなくては。。


道の終わり

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ミヅキ:「ここで道は終わりみたいだね。」
モリオ:「ちゅうことは、この先が海なんやな。」
ミヅキ:「どんな海なんだろう?ワクワクするね♪」

少し坂になっている小さな丘を超える。

この先にどんな景色が広がっているのか?未知の景色を想像してドキドキする気持ち。冒険している!と実感できるワクワク感。この旅で何度体験しただろう?長かった私達の冒険旅行もあと少しで『ROAD ENDS』だと思うとちょっと寂しくなってくる。


何とか間に合った!

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モリオ:「よっしゃ!着いたで!」
ミヅキ:「やった!間に合ったね♪」
モリオ:「きっとビューポイントみたいなところがあると思うし、そこ見つけるわ!」
ミヅキ:「ラジャー!」

駐車場に車を停めて大急ぎで景色がよく見える場所を探す。


夕日がとてもきれいな『Lights Beach(ライツ・ビーチ)』

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モリオ:「案内の看板あったわ!この先に展望台があるみたいやな。」
ミヅキ:「よしっ!じゃぁ、その展望台に急ごっ!」

ライツビーチはウィリアムベイに隣接している

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このライツビーチは『ウィリアムベイ国立公園』に隣接しているとのこと。『ウィリアムベイ国立公園』は「グリーンプール」「エレファントロックス」「エレファントコーブ」「タワーヒル」などとたくさんの名所があるんだとか。

モリオ:「そういや、さっきアンナさんが『グリーンプール』とか『エレファントロックス』に行った?って言ってたよな。」
ミヅキ:「この近所にあるみたいね。でも、さすがに今からは無理だよね。」
モリオ:「明日、早く出発できそうやったらパースに帰る前にちょっと足伸ばしてみる?」
ミヅキ:「そうだね。明日はパースまで帰る日だからあんまりゆっくりは出来んけど、次またいつ来れるかはわからんもんね。よし!明日早起きできたら行ってみよ♪」

辺り一面カンガルーのねぐらのようなブッシュ

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ライツビーチの展望台はこの道をずっと歩いていった先にあるっぽい。

ミヅキ:「この辺ってラッキーベイビーチに生えてたのとよく似てるブッシュが多いし、カンガルーのねぐらになってるんだろうね。」
モリオ:「そうやなぁ、天気がいい昼間とか…もしかしたらカンガルーに会えるかもな。」

歩きながら見えるオレンジ色のビーチ

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歩きながら見えるビーチの景色も絶景だ。西オーストラリアの海はどの地域で見てもそれぞれとても美しいので、だんだんその美しさに見慣れてきてしまってこの美しさが当たり前のように思えてくるけれど、世界中どこと比べても西オーストラリアの海岸は本当に素晴らしいと思う。

誰もいないただただ広く美しいビーチ。昼間は抜けるように青い色をしていただろうこの海も、今は夕日を浴びてオレンジがかっている。


展望台に向かって

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展望台はすぐそこだと思ったのに、意外と遠い(苦笑)。段々と細く獣道のようになっていく遊歩道を歩いて展望台を目指す。今にも沈みそうな夕日が最後の力を振り絞って世界をオレンジ色に染め上げはじめた。

ミヅキ:「この色、太陽が沈む直前のサインだね。」
モリオ:「展望台、もうちょっと先やな。急ご!」

ベンチを発見!

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ミヅキ:「おっ!ベンチがある!ここで座って夕日見ることも出来そう。」
モリオ:「結構距離あるし、途中にベンチがあるのはありがたいなw」

こんな夕日を見ながら2人ベンチに座って語り合うとか、、、なんてロマンチックなんだろう。ホントならここでゆっくりしたいところだけど、それは禁物。真っ暗になる前にここを離れて駐車場まで戻っていないと、、、周りに明かりになるようなものは一切ないから、辺り一面漆黒の世界になってしまって、懐中電灯など持ってない私達は帰る道も何も見えなくなるはず。

数日前にメアリーさんの農場で泊まったときも、農場側は一切明かりがなくて正に闇の中って感じで一寸先も見えなかったんだよね。きっとここは建物も何もないから更に真っ暗になるはず。

ミヅキ:「とりあえず、急いで展望台まで行ってみよ!」

日没までに何とか間に合った展望台

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そしてベンチのところからもう少し歩いて、ようやく展望台に到着。

ミヅキ:「やったぁ!なんとか間に合ったね。」
モリオ:「さすが展望台だけあってホンマに綺麗やなぁ。」

有名なサンセットビーチなんだけど、今日はたまたまなのか?私達2人だけ。


沈む夕日をバックに記念写真

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記122] デンマークにあるLights Beach(ライツ・ビーチ)という美しいサンセットビーチ
モリオ:「よしっ!沈む前に写真撮っとこ!」

地平線に沈む直前の思いっきり輝いている夕日をバックに記念写真。逆光で顔がよく見えてないけど(笑)。


ありがとーーー!オーストラリア!

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ミヅキ:「ありがとーーーー!オーストラリアーーーーー!」

夕日に向かって力いっぱい叫ぶ私。

モリオ:「何でありがとうなん?」
ミヅキ:「うん?こんな気持をありがとうって感じ?(笑)」

人間というものがどれだけちっぽけな存在なのか、何度も思い知らされるオーストラリアの大自然。文明が発達してどんなに便利な世の中になっても、やっぱり自然の凄さには勝てないんだろうなぁ。


さて、どうしますかね?

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有名なサンセットビーチ『Lights Beach(ライツ・ビーチ)』の夕日をたっぷり堪能し、大急ぎで駐車場に戻ってきた私達。

ミヅキ:「それじゃ、今からモリオがチェックしてくれてるレストランに行く?」
モリオ:「そうやな、帰り道は真っ暗になるのは仕方ないにしても、行きくらいはまだ薄明るい間に到着したいもんな。」

今日は限界集落で過ごす最後の夜。食事をする場所がないので勇気を出して夜の道を走ることにしたけど、この判断が吉と出るのか凶と出るのか、、、。