旅行記 - 9月17日

Cambinata Yabbiesのヤビー工場に行ってみよう!

目次

  1. よし、ヤビー工場に向けて出発だー!
  2. メアリーズ・ファーム・コテージズの看板
  3. 9月はロングドライブ中も目で楽しめるいい時期
  4. ヤビー工場の看板発見!
  5. この先に本当に工場なんてあるの?
  6. 農場の一番奥へ
  7. 建物の中には大きい水槽がたくさん並んでいる
  8. 生まれて初めて見た【Yabbies ヤビー】
  9. プロのおじさんは一度に3匹も持てる!
  10. ヤビーって慣れてないと持ちにくい
  11. ヤビーはザリガニじゃない?
  12. まだ何かあるらしい?

よし、ヤビー工場に向けて出発だー!

Cambinata Yabbiesのヤビー工場に行ってみよう!

スマホのグーグルマップさんのナビの設定もOK。ヤビー工場ってどんなところかわからないけど?とりあえず行ってみよう!出発だー!


メアリーズ・ファーム・コテージズの看板

Cambinata Yabbiesのヤビー工場に行ってみよう!

コテージに通じる道から幹線道路(?)に出たところには、メアリーズファームの大きな看板が立っている。その先は白い花の絨毯だ。どこまでも続く花畑や牧草?以外はなーんにも無いこのメアリーズファームコテージ。すごくすごく静かでゆっくり過ごすことができるコテージだ。

グーグルマップで調べても、ブッキングドットコムとかアゴダで調べてもこの近辺でまともに泊まれるところはここしか無いので、もしもこの近辺で宿泊することになったら、ぜひメアリーズファームコテージへどうぞ♪


9月はロングドライブ中も目で楽しめるいい時期

Cambinata Yabbiesのヤビー工場に行ってみよう!

オーナーさんのヤビー工場に向かう3kmほどの道中は、一面黄色の菜の花畑の横を走り抜ける。この黄色い菜の花はきっとキャノーラ油になるんだろうなぁ。地平線まで続くかと思うような一面の黄色は本当に絶景だ。

私達が走っているこの9月の中旬は、ワイルドフラワーが見頃になるベストシーズンなので、道路を走っていてもあちこちにワイルドフラワーが咲いていてすごく楽しいんだけど、それだけでなく、こうやって農場の畑一面に黄色や白の花が咲いている時期なのでセルフドライブのロングドライブ中も普段とは違う絶景を見ることが出来るのでおすすめだ。オーナーさん曰く、夏前には刈り取って畑には何もなくなるとのことなので、時期を選ぶことが出来るならオーストラリアの春にあたる9月はベストシーズンと言えるだろう。


ヤビー工場の看板発見!

Cambinata Yabbiesのヤビー工場に行ってみよう!
モリオ:「もうそろそろやな、この近くみたいやわ。」
ミヅキ:「あ!発見!ヤビーって書いてる!」
モリオ:「お、ほんまやな、よし、入ってみよう。」

なーんにも無い道路脇にポツンと建っているこの看板がオーナーさんのヤビー工場への目印みたい。


この先に本当に工場なんてあるの?

Cambinata Yabbiesのヤビー工場に行ってみよう!

幹線道路の看板を見て、曲がって来たのはいいけれど、、、、何もない。この道、本当に合ってるのかなぁ?

ミヅキ:「これ、本当にここでいいんかなぁ?ザリガニ工場とか無さそうよ?どちらかというと畑とか牧場っぽい。」
モリオ:「う〜〜ん、なんか違う気がするよなぁ、、、。」
ミヅキ:「そういえば、さっき見た時、ヤビーって書いてた気がしたけど、看板にはハニーセールって書いてた気もするし、、、もしかして、ヤビー工場じゃなくて…間違えて【はちみつ屋さん】に来ちゃったのかなぁ?」
モリオ:「うーん、その可能性はあるなぁ。」
ミヅキ:「どうする?」
モリオ:「う〜ん、、、。」

目の前の何もない農場の風景に不安が広がる私達。

モリオ:「よし、この先でUターンして、もうこのまま出発しよ。」
ミヅキ:「そうだね。おいでおいでと誘っては貰ったけど、時間がないから行けないかもって言ってるし、肝心の場所がわからないんだから仕方がないよね。」

そう言いながらノロノロと道を走り、車をUターンさせようとしたところに一人の男の人が近づいてきた。

おじさん:「おぉ!君たちか!来たんだね♪さぁ、こっちだよ!」

うん?このおじさんは昨夜コテージまでホテル代を徴収しに来たオーナーのおじさん???よく似てる気もするけど、、、昨夜は暗かったし、ホテル代のことで焦ってたのでおじさんの顔とかよく見てなかったし、わからない(汗)。昨日のおじさんなのかどうか自信がないのでモリオに聞く。

ミヅキ:「あのおじさん、昨日のおじさん?」
モリオ:「うん、そうやで。」
ミヅキ:「じゃ、ヤビー工場はここで合ってたってこと?」
モリオ:「うん、どうやらそうみたいやなw」

そうかぁ、こんなところにザリガニの工場なんて無さそうだけど、どこにあるんだろう???


農場の一番奥へ

Cambinata Yabbiesのヤビー工場に行ってみよう!

おじさんの案内に従って車を停める。

おじさん:「さぁ、こっちだよ!」

おじさんについていくと、農場の道路の一番奥のところに大きな白っぽい建物が現れた。看板の文字がかすれていてよく読めないけれど、昨日観光案内のパンフレットで見たヤビー工場のロゴっぽく見える。なるほど、ここがヤビー工場なのかぁ!

オーストラリア一のヤビー工場とのことなんだけど、中は一体どうなってるんだろう???興味津々。工場見学に来た子供の気分だ(笑)。


建物の中には大きい水槽がたくさん並んでいる

Cambinata Yabbiesのヤビー工場に行ってみよう!

案内をしてくれるおじさんについて工場の中に入る。建物の中にはすごく大きな四角いケースと円柱形のケースがたくさん並んでいる。

おじさんが四角いケースのところに行って、白い大きな蓋を開けると、、、中にはちょっと濁った水がいっぱい。そうか、これ全部水槽なのか!一つ一つがとても大きく、クルーズ船のジャグジーなんかよりも遥かに大きな水槽だ。プールくらい大きな水槽もある。

その水槽の中からおじさんが紐を引っ張りだすと、、、


生まれて初めて見た【Yabbies ヤビー】

Cambinata Yabbiesのヤビー工場に行ってみよう!

おじさんが紐を引っ張って下に沈んでいるカゴを引っ張り出すと、、、カゴの中には白っぽいようなベージュっぽいような色の大きなザリガニみたいなのがギッシリ入ってる!

ミヅキ:「うわ!すご!」
おじさん:「ほら、どうだい?こんな感じで入ってるんだよ。持ってみてごらん?」
モリオ:「え!良いんですか?手で持っても?」
おじさん:「もちろん、いいとも。」
モリオ:「それでは・・・うぉーー!何か透き通って見えるな!スゴイな!」

プロのおじさんは一度に3匹も持てる!

Cambinata Yabbiesのヤビー工場に行ってみよう!
おじさん:「ヤビーはこうやって持つといいんだよ♪」

そう言いながら、ヒョイヒョイとつまんで、一度に3匹も掴み上げるおじさん。うわ、手を挟まれないかドキドキするけど、おじさんはプロだからね(笑)。


ヤビーって慣れてないと持ちにくい

Cambinata Yabbiesのヤビー工場に行ってみよう!
モリオ:「ミヅキも持ってみたら?」
ミヅキ:「エー!無理無理!ぜったい無理!私が持ったら絶対に指挟まれるもんw」
モリオ:「そうやな、ミヅキ鈍くさいから絶対に指挟まれるよなw オレは子供の頃、ザリガニ釣りとかしてたから平気やけどな♪」

そう言いながら童心に戻ったモリオは、めっちゃ嬉しそうにヤビーをつまみ上げる。オーナーのおじさんがひょいとつまみ上げるのを見ると、このヤビーってあんまり動かないんじゃない?と思うけど、実際に触ってみるとザリガニみたいにビチビチピョンピョン動いて、ものすごく捕まえにくい。なので、こうやって1匹をつまみ上げるだけでも意外と難しい。


ヤビーはザリガニじゃない?

Cambinata Yabbiesのヤビー工場に行ってみよう!
モリオ:「ヤビーって、ザリガニですか?日本にもザリガニが川に住んでるんですが。」
おじさん:「ちがうよ!ぜんぜん違う。ヤビーはザリガニとは違うよ。ザリガニはクロウフィッシュでヤビーはヤビーだ。オーストラリア原産の淡水の甲殻類なんだ。ザリガニとは違う。」

なるほど、私が見た感じでは、見た目はザリガニによく似てるけど、おじさん曰くは日本にいるザリガニとは全然種類が違うんだよということを言いたいんだろうな。確かに、ザリガニは一般的に食べたりしないけど、このヤビーは食用として養殖されていてものすごく美味なんだとか。

そしてこのヤビー工場はオーストラリア一のヤビー工場なんだそうだ。ここは養殖の場所だけど、調理なんかするところも別にある。昔は日本にも輸出してたらしいんだけど、今は法律の関係で日本には輸出できないらしい。でもシンガポールとかには輸出しているみたいなので、どこかで見かけることもあるかも。

私は魚介類が苦手なので、食べなかったんだけど魚介類が好きな人はこの「Cambinata Yabbies」が作っている瓶詰めの味付けしたヤビーがパース空港の国内線ターミナルや、パース近郊のWembleyのIGA(スーパー)なんかにも売ってるから、気になった人はぜひ食べてみてね。


まだ何かあるらしい?

Cambinata Yabbiesのヤビー工場に行ってみよう!

ヤビーの養殖場を見学させてもらったので、これで終わりなのかな?と思っていたら

おじさん:「それじゃぁ、次に行こう!」
ミヅキ:「うん?まだ何かあるのかなぁ?」
モリオ:「わからんけど、行ってみるかw」
ミヅキ:「普通に旅行するだけじゃ、こんなのなかなか見る機会がないもんねぇ。オーストラリアの農場の中をこうやって見られるのって、何かすごいね。」

次はどこに行くというのだろう?よくわからないけど、おじさんについて行ってみよう。