旅行記 - 9月21日

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記124] 恐怖!カンガルーが飛び出す道。楽しかった旅をありがとう

目次

  1. おやすみ、またね!BOSTON BREWING(ボストン ブリューイング)。
  2. 今日の家(B&B)までは11分!
  3. 街頭が全然ない!
  4. 両横がブッシュの危険地帯を乗り切れ!
  5. 無事、B&B「WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFAST」に到着!
  6. 無事到着してホッとしているモリオ

おやすみ、またね!BOSTON BREWING(ボストン ブリューイング)。

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記124] 恐怖!カンガルーが飛び出す道。楽しかった旅をありがとう

綺麗にライトアップされたガーデンに別れを告げて、駐車場へ足早と向かう私達。こんなふうに道路が明るければ心配もないけれど、この敷地を出たら外は真っ暗闇だ。


今日の家(B&B)までは11分!

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記124] 恐怖!カンガルーが飛び出す道。楽しかった旅をありがとう

さっきまでの明るくて賑やかで楽しかった雰囲気が一転、神妙モードになってきた。

ミヅキ:「さてと、、、いよいよ初めての夜の運転だね…。」
モリオ:「おぅ!カンガルーが飛び込んでくるかもやから、気を引き締めてかからんとな。」
ミヅキ:「家までは11分くらいみたいだね。」
モリオ:「そうやな。たった11分やけど…真剣勝負やな。。。ほな、行くで!」
ミヅキ:「オッケー!慎重に行こう!」

街頭が全然ない!

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記124] 恐怖!カンガルーが飛び出す道。楽しかった旅をありがとう

来るときは明るかったからそこまで気にしてなかったけど、店の敷地から1歩外に出てビックリ!

ミヅキ:「うわ!マジで街頭が1本も立ってないね!」
モリオ:「これ、ハワイのモロカイ島で夜道走ったの思い出すなw」
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ミヅキ:「あのときも、同じくらい真っ暗だったよね。オーストラリアはカンガルーが飛び出してくるんだけど、モロカイ島は鹿が飛び出してくるんだったよね。」
モリオ:「そうそうw」
ミヅキ:「まぁ確かに、これだけ真っ暗だとカンガルーも明かりめがけて飛び出してくるよね(汗)」

もう真夜中かと思うくらいの暗さだけど、実はまだ午後7時半。街頭も家も何もないと、ここまで真っ暗になるのだ。西オーストラリアの限界集落は治安は良いので身の危険を感じることは無いけれど、ライトに照らされている一部以外全てが漆黒の世界は、何かに掴まれて暗闇に引きずり込まれそうな恐怖を感じる。光がなければ闇になる・・・当たり前のことだけど普段街で暮らしている人にとってはあまり経験することが無いシチュエーションだ。

ハワイのモロカイ島の思い出話など明るい話をしつつも、神経は常に車線の両脇に集中。時速は20キロから30キロくらい。とにかく何か異変があればすぐに車を停止できるくらいのノロノロ運転で進む。


両横がブッシュの危険地帯を乗り切れ!

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記124] 恐怖!カンガルーが飛び出す道。楽しかった旅をありがとう

さっきまでの2車線あった広い道路から1車線の狭い道に入ってきた。道の両脇はカンガルーの住処になっているブッシュだ。

ミヅキ:「よし!大丈夫よ!ここからも神経集中して行こう!」
モリオ:「ヨシ!大丈夫や!暗闇にも目がなれてきたぞ!」

二人で謎の掛け声をかけあいながら、一番の難関であろうブッシュ地帯を走る。

ミヅキ:「たった11分の距離だけど、今回の西オーストラリアのセルフドライブ旅行で一番神経を使ってるよね。」
モリオ:「たしかに。夕日で前が見えんかったときも大変やったけど、これはこれで冒険してるっていうスリリング感があるな(笑)。」
ミヅキ:「あぁ、そうだったよね。夕日のときもヤバかったよね。」
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こういう大自然の場所では人が自然に合わせていくしか無い。人はなんてちっぽけな存在なんだろうと思い知らされる。

ミヅキ:「あと少し!モリオ、頑張って!」
モリオ:「おぅ!任せとけ♪」

『八百万の神様、お守りください…。』と、心のなかで神頼みをする私。

このブッシュ地帯を乗り切れば、今夜の宿のB&Bはすぐそこだ。


無事、B&B「WINDROSE(ウインドローズ) BED&BREAKFAST」に到着!

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記124] 恐怖!カンガルーが飛び出す道。楽しかった旅をありがとう

普通に走れば11分ほどの距離を、ノロノロ運転で20分ほどかけて、無事、今夜の宿に到着した。

モリオ:「よっしゃ!着いたぞーー!」
ミヅキ:「やった!モリオ!ありがとうーーー!」
モリオ:「ハァァァ、、、一気に力が抜けたわw」
ミヅキ:「ほんと、ありがとうね。モリオのおかげで無事帰ってこれたわ。」
モリオ:「やっぱ、この街頭がない限界集落での夜の運転は大変やな。神経使ったわ。」
ミヅキ:「ここからはもう安全やから、ゆっくり休んでw」

無事到着してホッとしているモリオ

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記124] 恐怖!カンガルーが飛び出す道。楽しかった旅をありがとう

モリオ!お疲れ様!ありがとうー!!!森の中のB&Bなので、周りは真っ暗だけど、B&Bまで到着できたらもう安心。

『神様、守ってくれてありがとう!』カンガルーが飛び込んでくること無く無事に帰ってこれたことに感謝。

はぁぁ、、、。これで限界集落の旅も最後か、、、。最後の最後に大きな試練があったけど、大自然の中を自分たちだけで車で走り抜けていく旅は本当に楽しかったな。次はいつこんな旅ができるかわからないけど、この西オーストラリアの大自然と限界集落を巡る『ゴールデンアウトバック』というセルフドライブ旅行は私達の心のなかにずっと残り続けるだろうな。楽しかった旅をありがとう!まだ終わってないけどね(笑)