旅行記 - 9月21日

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記116] え?ヌーディスト交差点に注意?ヌードの人が歩いてくる!?

目次

  1. あ!カンガルーがいっぱい居るーー!
  2. カンガルー農場?
  3. 広いカンガルー農場で
  4. あれ?なにか書いてある?
  5. ヌーディスト交差点に注意!?
  6. そろそろお腹が空いてきた…

あ!カンガルーがいっぱい居るーー!

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記116] え?ヌーディスト交差点に注意?ヌードの人が歩いてくる!?

私が快調に車を走らせていると、、、外の景色を堪能していたモリオが突然

モリオ:「ああっ!ちょ!カンガルーがいっぱいおるぞぉーーー!」
ミヅキ:「えっ!?何処に!?」
モリオ:「左側の脇道の奥!って、、、あああー、もう通り過ぎたわ、、。」
ミヅキ:「エーーー!ざんねーーん!見たかったなぁ。」

時速110kmで走っていると、チラッと見かけた景色なんて、アッという間に後ろの方に飛んでいってしまうよね、、。だからこそのドライバー交代だしね。

モリオ:「よし、そのへんに車停めて。」
ミヅキ:「え?何で?」
モリオ:「引き換えしてさっきのカンガルーのとこに行ってみよ♪」
ミヅキ:「え?でも…もう通り過ぎちゃったし、大丈夫よ。」
モリオ:「でもな、すごいいっぱい見えてん。あれ、ミヅキも見たほうがエエよ。」
ミヅキ:「ホントに?それじゃ、チョット待って。すぐに停めるわ。」

私達以外、全然車が走っていないので、あっという間に速度を落としてすぐに路肩に車を停めることが出来た。

モリオ:「よし、そしたら引き返すで♪」
ミヅキ:「ラジャー!」

いつもはちょっと変わった風景を見つけるのは助手席に座っている私なんだけど、今回はモリオが発見したから私に見せてくれようということらしい。モリオ、優しいじゃん(笑)

ドライバーをモリオと交代し、2分ほど引き返すと、、、、

ミヅキ:「うわぁぁぁ!すごい数のカンガルーだ!これ、もしかして飼ってる?」

カンガルー農場?

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記116] え?ヌーディスト交差点に注意?ヌードの人が歩いてくる!?

車を路肩に停めて、草地に近づくと、更にたくさんのカンガルーが。

ミヅキ:「うわ、すごいね。どの個体も大きいね。」
モリオ:「うん。ほとんど成体ばっかりな感じやな。」
ミヅキ:「おーい!」
モリオ:「そんな、声かけてもこっち向かんってw」
ミヅキ:「そうよね(苦笑)。」
モリオ:「この感じは、カンガルー牧場っぽいよな。」
ミヅキ:「ということは、、、ここの子たちはカンガルー肉になるんかなぁ。」
モリオ:「オレたちもスーパーでカンガルー肉買って食うけど、ラッキーベイ・ビーチで見た自由奔放なカンガルーとの差が凄いな。」
ミヅキ:「そうやね、あっちは野生だから生きていくのは自己責任だけど、そのかわり自由があるもんね。」
モリオ:「自由ってやっぱ凄いな。厳しいことと背中合わせやけど…でもやっぱ魅力があるよな。」

広いカンガルー農場で

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記116] え?ヌーディスト交差点に注意?ヌードの人が歩いてくる!?
ミヅキ:「でも、この農場もすごく広いし、こんだけのびのび暮らしてたら、、、最後はお肉になるかもしれんけど、それはそれで幸せな一生な感じもするよね。」
モリオ:「そうやな、小さなケージに入れっぱなしで餌だけもらって…っていうのとは全然違うから、これはこれで幸せな感じがするよな。」
ミヅキ:「よーし、オマエたち、いっぱい走り回っていっぱい食べて、美味しいお肉になるんだよ。」
モリオ:「なんやそれw」

私達は毎日当たり前のように牛肉や豚肉、鶏肉を食べているけど、こうやって生き生きと生きている動物を見ると「お肉を食べるのって残酷だなぁ」なんて思ったりもする。

でも、生きていくには動物性たんぱく質は大事だし、私はお肉が大好きだからビーガン(動物性タンパク質を食べない人)になれるわけでもないんだし…「残酷だ」なんて綺麗事を言っても仕方がない。だからこそ、色んな生き物を食するときには、それぞれの命が無駄にならないよう、ちゃんと全部完食しておいしくいただくことが大事なんだよね。うん、ちゃんと全部しっかり食べるからね。


あれ?なにか書いてある?

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記116] え?ヌーディスト交差点に注意?ヌードの人が歩いてくる!?
ミヅキ:「ここって、一応町なんかな?」
モリオ:「AMELUP(アメラップ)っていう町みたいやな。人口、64人やって!」
ミヅキ:「ええっ!?64人!?640人じゃなくて?」
モリオ:「うん。64人。」
ミヅキ:「少なっ!人よりもカンガルーのほうが多そうだね(笑)」

そんな話をしながら、この辺りの写真を撮っていると、、、ん?何か看板が立ってる。


ヌーディスト交差点に注意!?

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記116] え?ヌーディスト交差点に注意?ヌードの人が歩いてくる!?
ミヅキ:「ちょっと!あれ見て。ヌーディスト交差点に注意って書いてる?」
モリオ:「ホンマやw 何、あれww」
ミヅキ:「エスペランスの方にはヌーディービーチがあったし、ここも同じでヌードの人が歩いてるとか?」
[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記106] ヌーディービーチのテン マイル ラグーン TEN MILE LAGOON 旅行記 [野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記106] ヌーディービーチのテン マイル ラグーン TEN MILE LAGOON 西オーストラリアのエスペランスにある「Great Ocean Drive グレートオーシャンドライブ」別名「Great Ocean Road グレートオーシャンロード」。世界で最も美しい海岸道路と呼ばれる道だ。ヌーディストビーチのTEN MILE LAGOONテンマイルラグーンに降りてみた。
モリオ:「マジで!!??」
ミヅキ:「マジマジwwでも、こんなだだっ広い場所をヌードで歩くってちょっと見てる方も恥ずかしいよね。」
モリオ:「あー、はよ誰か通らんかな?」
ミヅキ:「モリオ、女の人が通るかもって思ってるやろ?」
モリオ:「うんw」
ミヅキ:「たぶん、太ったオッサンか…女の人やったとしたらおばあちゃんやと思うよw」
モリオ:「何で?」
ミヅキ:「だって、この町って人口64人って言ってたやん?そんな限界集落に若い女性が居て更にヌーディストだなんて…めっちゃ確率低くない?」
モリオ:「たしかに…そうやなwオッサンのヌードは…ええわwほんじゃ行くか。」

2人で好き勝手にバカなことを言ってゲラゲラ笑いながら車へ。

後で調べてみたら、実はこの看板は昔、この付近を高速で走るトラックが危ないので「交通安全のために注意を引く看板を作ろう」ということになり、当時10歳だった子供が発案してこの「CAUTION NUDIST'S CROSSING」という看板が誕生したとのこと。この『ヌーディストの交差点』という看板を見たドライバーたちはみんな減速するようになり、この地域の交通安全に一役買ったというわけらしい。ハハ、みんなヌーディストを見たいのか。どこの人も一緒だねww

今はヨーロッパからやってくるバックパッカーの人たちがここで記念写真をとったりして、この小さな限界集落の観光名所として愛されているのだとか。そうなのかぁ、私ももっと近くで写真撮れば良かったなぁ(笑)。


そろそろお腹が空いてきた…

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記116] え?ヌーディスト交差点に注意?ヌードの人が歩いてくる!?
モリオ:「はぁ、ちょっと腹が減ってきたよな…。」
ミヅキ:「そうやね、ちょっと寄り道してしちゃってもうすぐ2時だし、そろそろどこかでお昼食べたいね。」
モリオ:「良さそうなところ見つけたら停まるし、言ってな。」
ミヅキ:「了解!次の集落に行くまでは何も無さそうだし、、、とりあえず、ズンズン走っていこ♪」

ドライバーはまたモリオに交代し、お昼ごはんを求めて次の集落へと車を走らせる。