旅行記 - 9月19日

え?本当に?カンガルーが私に向かって走ってきた!アンビリーバボー!

目次

  1. 向こうの方に何か居る?
  2. え?何?私に向かって走ってきた!?
  3. 私の直ぐ側まで飛んできたカンガルー
  4. え?私の前で止まった!?
  5. 本当に会いに来てくれたの?ありがとう!
  6. 夢にまで見たカンガルーとの2ショット!
  7. あ!カンガルーが帰っていく・・・
  8. 遠くに走っていってしまったカンガルー
  9. カンガルーが居なくなったので帰っていく人たち

向こうの方に何か居る?

え?本当に?カンガルーが私に向かって走ってきた!アンビリーバボー!

息を呑むほど美しいラッキーベイ・ビーチを眺めながら、ブラブラと散歩していたときだ。突然、モリオが大きな声で叫んだ!

モリオ:「あ!あれ!あそこ!人が立ってる中に何かおるぞ!もしかして、カンガルーちゃうか!?ミヅキ、急げ!」

そう言ったかと思うと、モリオは人が立っている方にダッシュして走りだした。

え?何?カンガルー?

人が立ってるのはわかるけど、私は目が悪いのでそれ以上は何も見えない。でも、今、モリオがカンガルーが居るって言ったよね?マジで??

ミヅキ:「まってー!私も行くー!」

そう言ってモリオの後を追って走り始める。


え?何?私に向かって走ってきた!?

え?本当に?カンガルーが私に向かって走ってきた!アンビリーバボー!

私もダッシュでモリオの方に走って行こうとキャンピングカーの先まで走っていくと・・・なんと!カンガルーがピョンピョンとジャンプしながらこっちに飛んで来た!

ミヅキ:「ええええーーーー!うそーーーー!こっちに来るーーーー!」

夢にまで見たラッキーベイ・ビーチのカンガルーが、私に向かって走ってくるのだ!写真を撮ることも忘れて、釘付けになる私。もう、心臓バクバクだ。


私の直ぐ側まで飛んできたカンガルー

え?本当に?カンガルーが私に向かって走ってきた!アンビリーバボー!

カンガルーはものすごいスピードでピョンピョンと跳ねて、あっという間に私の直ぐ側までやって来た。ああああ、こんなに近くで会えるなんて感動!そんなスピードで一体、どこに行くんだろう?そう思ったときだ。


え?私の前で止まった!?

え?本当に?カンガルーが私に向かって走ってきた!アンビリーバボー!

まさか!私の目の前でピタッと止まって、こっちを見ている!!え?ほんと???

ミヅキ:「どうしよう!私の前で止まった!」

嬉しくて嬉しくて、声が裏返っている(笑)

モリオ:「ミヅキに向かって一目散に飛んでいったで!」
ミヅキ:「うんうん。私も、こっちに向かって走ってくるからびっくりしたんよ!」
モリオ:「ミヅキに会いに来てくれたんやな!」
ミヅキ:「ええ!?嬉しい!」

本当に会いに来てくれたの?ありがとう!

え?本当に?カンガルーが私に向かって走ってきた!アンビリーバボー!

私の足元まで走ってきたカンガルーの目線までしゃがみ、カンガルーに話しかける私。

ミヅキ:「ありがとう!会いに来てくれたの?本当にありがとう!」

カンガルーはじっと私の顔を見つめている。。。

カンガルーに人の言葉なんてわかるはずがないんだけど、本当に会いに来てくれたような気がして、、、「会えて本当に嬉しいよ!来てくれてありがとう!」っていう気持ちを一生懸命カンガルーに話しかける。


夢にまで見たカンガルーとの2ショット!

え?本当に?カンガルーが私に向かって走ってきた!アンビリーバボー!
モリオ:「ミヅキ!こっち向いて!」

モリオがカメラを構えてくれている。そういえば、写真のことなんてすっかり忘れていた!

あまりの嬉しさに、満面の笑みすぎる私(汗)。

まさか、カンガルーとこんな近くで写真が撮れるとは思わなかった。というか、今日は雨だったし、予行練習で来たつもりだったのでまさか本当に会えるとは、、、。私達の真上の雲は疎らになって青空が見えているけど、海の向こうの方はまだまだ厚い雲がかかっている。こんな微妙な天気の中の少しの晴れ間に出てきてくれたんだね。

こんなアメージングな演出をしてくれるなんて!アンビリーバボーだ!

私は宗教家じゃないけれど「神様、こんなプレゼントをありがとう!」って思ってしまう。そういえば、昔、クルーズ旅行で【イタリアの天空の城】と言われている【チヴィタ・ディ・バーニョレージョ】に行ったときもこんな神様からのプレゼントみたいな演出があったよなぁ。

神様っているんだ!?幻想的なチヴィタ・ディ・バーニョレージョ 旅行記 神様っているんだ!?幻想的なチヴィタ・ディ・バーニョレージョ

あ!カンガルーが帰っていく・・・

え?本当に?カンガルーが私に向かって走ってきた!アンビリーバボー!

私がカンガルーとのひとときを噛みしめて、感動をしっかり味わったのを確認したのか?カンガルーは突然クルッと後ろを向いて、飛び跳ね始めた!

ミヅキ:「ああっ!カンガルー!」
モリオ:「向こうに帰っていくんかな?」
ミヅキ:「うん。そうかも。」

カンガルーはものすごい跳躍力で・・・まるで漫画みたいにピョンピョンと跳ねていく。


遠くに走っていってしまったカンガルー

え?本当に?カンガルーが私に向かって走ってきた!アンビリーバボー!

さっきまで私の足元に居たカンガルーが、あっという間にあんな遠くまで走っていってしまった。子どもたちも走っていくカンガルーを見ている。

ミヅキ:「あーあ、あんなに遠くに行っちゃった。」
モリオ:「カンガルーが走るスピードってめっちゃ早いな。」
ミヅキ:「カンガルーってね、時速70kmくらいで走れるんよ。」
モリオ:「マジか!そりゃめっちゃ早いわw」
ミヅキ:「あれ?もう1匹居る?」
モリオ:「ホンマや。もう1匹が迎えに来たんやな。」
ミヅキ:「きっとそうだね。あっという間に帰っちゃったけど、今日は、ちょっと前まで雨が降ってたからビーチの砂はまだ濡れてるし、ビーチで日向ぼっこするような状態じゃないんだろうなぁ。」
モリオ:「でも、ちょっとの間でも会いに来てくれただけラッキーやったな!」
ミヅキ:「うん。ホント。まさか、足元まで飛んできてくれるなんて夢にも思わんかったわ♪」

カンガルーが居なくなったので帰っていく人たち

え?本当に?カンガルーが私に向かって走ってきた!アンビリーバボー!

カンガルーがあっという間に走り去ってしまって、見るものといえば景色だけになってしまった。カンガルーを目当てに来た人はみんなバラバラと駐車場の方へ帰って行く。

ミヅキ:「みんな帰っちゃったね。」
モリオ:「うん。オレらはどうする?」
ミヅキ:「せっかく来たから、もう少しビーチを散歩しようかな。」
モリオ:「そうやな、このビーチ、5kmもあるんやもんな、もうちょっと先まで行ってみよか♪」

雨が降っていたら無理だけど、せっかく晴れてくれたんだし、この美しいビーチをもう少し堪能していこう。