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台湾ランタン祭り(平溪天燈節)は自力移動だと地獄だった|ツアーにして正解だった実体験

目次

  1. 台湾最大のランタンフェスティバル「平溪天燈節」
  2. 今回、平溪天燈節に参加した私たちについて
  3. 色々調べた結果、私たちはツアーを選ぶことにした
  4. 昼間の十分老街ですでに限界だった
    1. せっかくなので「台湾麦酒」を飲む!
    2. 台湾鉄路公司の電車
  5. 会場へ向かうにつれて、人混みはさらに悪化する
    1. 空の上には無数のランタン
  6. それでも、ランタン打ち上げは本当に見事だった
  7. 帰り道が“天国”だった
  8. 結論|平溪天燈節は「行き方」で満足度が決まる

台湾最大のランタンフェスティバル「平溪天燈節」

平溪天燈節の想像以上の混雑と帰りの厳しさ

2024年に実際に参加してみて強く感じたのは、「できるだけ安く行こう」と考えていたら、現地で相当つらい思いをしていたはずだ、ということだった。

行く前は、電車で行けるらしい、バスもあるらしい、といった情報を見て「なんとかなりそう」と思っていた。

しかし、調べれば調べるほど分かってきたのは、当日の混雑は想像以上で、行きも帰りもかなり過酷になりそうだという現実だった。

そこで私たちは、少し高くても確実に行けて、確実に帰れる方法を選ぶことにした。

この記事では、平溪天燈節に実際に参加して分かった

・自力移動をやめた理由

・現地で見たリアルな人混み

・それでも行ってよかったと思えた瞬間

を、写真と体験談を交えて正直にまとめている。


今回、平溪天燈節に参加した私たちについて

この記事を書いているのは、海外旅行が好きな夫婦だ。

ただし、にぎやかな場所や団体行動が特別好きというわけではなく、できるだけ無理をせず、ストレスの少ない旅を選びたいタイプでもある。

夫のモリオは理系出身で、何かを決める前にきちんと調べて準備するのが好きな性格だ。

効率や合理性を重視しつつ、無駄な出費はできるだけ避けたいと考えるタイプで、旅の計画も事前に情報を集めてから判断することが多い。

一方、妻のミヅキは細かいことはあまり気にせず、出たとこ勝負でも楽しめる性格だ。

初めての場所やローカルな雰囲気が好きで、食べることと「お得」には目がない。

飛行機や電車、船など、移動そのものを楽しめるのも特徴だ。

二人とも人混みが得意というわけではなく、イベントごとでは「楽しさ」と同時に「疲れやすさ」も感じやすい。

だからこそ今回の平溪天燈節では、安さだけでなく、体力や移動のしやすさも含めて行き方を選ぶことにした。

このあと書いている内容は、そんな私たちが実際に現地で体験し、「これは正解だった」「これは正直きつかった」と感じたことを、そのまままとめたものだ。

平溪天燈節に行こうか迷っている人や、行き方で悩んでいる人の判断材料になればと思う。


色々調べた結果、私たちはツアーを選ぶことにした

平溪天燈節は個人でも参加できるイベントだが、観光客が自力で動くにはハードルが高い。

ランタンを上げるためには当日の朝早くに整理券を入手する必要があり、さらに当日は一般車両が平渓エリアに入れなくなる。

正直、これは無理に個人で動くより、現地ツアーを利用したほうが賢いと感じた。

そうして探していたところ、条件が合うツアーを見つけ、参加することにした。


昼間の十分老街ですでに限界だった

平溪天燈節の想像以上の混雑と帰りの厳しさ

台北からバスで移動し、平渓・十分老街に到着したのはまだ明るい時間帯だった。

正直、この時点では「まだ余裕があるのでは」と思っていた。

しかし、その考えは甘かった。

十分老街に足を踏み入れた瞬間、まともに前を向いて歩けないほどの人混みが広がっていた。

人の流れに逆らうことはほぼ不可能で、立ち止まる場所もない。

この中で数時間過ごすことを考えただけで、体力を削られている感覚があった。

せっかくなので「台湾麦酒」を飲む!

平溪天燈節の想像以上の混雑と帰りの厳しさ

人混みの流れに身を任せて歩いていると、屋台の間でビールを売っているおじさんを見つけた。

冷蔵庫の中には、キンキンに冷えた台湾麦酒。

「これは飲むしかない」

というわけで、台湾ビールを1本40TWDほどで購入し、ビールを片手にこのカオスな十分老街を歩くことにした。

この人混みと熱気の中で飲むビールは、不思議とおいしかった。

周囲には夜市のように屋台が立ち並んでいるが、落ち着いて食べられる状況ではない。

それでも、屋台の熱気や匂いを感じているだけで、祭りに来た実感が湧いてくる。

なお、十分老街にはおなじみの臭豆腐の屋台もあり、あの独特の匂いはここでも健在だった。

人によってはかなり強烈に感じると思う。

昼間でこの混雑状況なら、夜はどうなるのか。

この時点で「自力で来なくて本当によかった」とはっきり思った。

平溪天燈節の混雑は、ずっと同じレベルで続くわけではない。

実際に一番きつかった時間帯と場所については、

👉 平溪天燈節で混雑がピークになる時間帯と場所まとめ

で詳しく整理している。

台湾鉄路公司の電車

十分老街の鉄道駅「平渓」には、本数は少ない(1時間1本ほど)ものの、時折上のショートムービーのように台湾鉄路公司(台鉄)の電車が線路をゆっくり通っていく。

この電車は非常に間近を通り過ぎていくため、ここを訪れた人は思い思いにスマホやカメラを構えて電車が通り過ぎていく様を撮影している。

また線路の上は電車が通っていないときは、一般の天燈上げの場所にもなっているので、電車が通り過ぎるとすかさず天燈上げの用意が始まったり…と、なかなか忙しない風景が見て取れる。


会場へ向かうにつれて、人混みはさらに悪化する

平溪天燈節の想像以上の混雑と帰りの厳しさ

十分老街での自由時間を終え、いよいよランタン打ち上げ会場へ向かう。

ここからが、本当の意味での人混みだった。

道は一本道に近く、前にも後ろにも人が詰まっている。

少し気を抜くと、ガイドを見失ってしまいそうになる。

正直に言うと、ガイドの案内には少し不安を感じる場面もあった。

人混みの中をかなり早足で進んでいくため、気を抜くと置いていかれそうになる。

また、一度予定のルートを通り過ぎてしまい、引き返す場面もあった。

大きなトラブルにはならなかったが、この人混みの中では、案内役の動き一つで体力の消耗が変わると感じた。

この状況を見て、「もし電車や路線バスで来ていたら、ここで完全に詰んでいた」と確信した。

空の上には無数のランタン

そうして私達の頭上には、会場から無数のランタンが歓声と共にどんどんと夜空に打ち上げられていく。

ちなみに、この平渓天燈節の現地ツアーには、天燈上げを行わずランタンが打ち上がる様を見るだけのプランも用意されているが、そのプランだと多分、このショートムービーぐらいの景色しか見えないのではないかと予想される。

せっかく年に一度の平渓天燈節に来たなら、移動はかなり疲れるけれど自分でランタンを上げるプランを申し込むのが良いと思う。


それでも、ランタン打ち上げは本当に見事だった

待合広場に到着し、順番を待つ。

空を見上げると、すでに無数のランタンが夜空へと舞い上がっていく。

やがて自分たちの番が回ってきて、ランタンに願い事を書く。

炎を灯し、合図とともに手を離した瞬間、目の前に広がった光景は言葉にしづらいほど美しかった。

ここまでの移動は正直かなりきつかった。

それでも、この瞬間を見たとき、「来てよかった」「頑張ってよかった」と心から思えた。

なお、ランタンの打ち上げには注意点もある。

ランタンは想像以上に上昇しようとする力が強く、真っ直ぐ持っていないと、下の炎が布に燃え移ってしまうことがある。

実際、周囲ではランタンが途中で燃えてしまう場面も見かけた。

係員からは何度も「真っ直ぐ持って、足でしっかり押さえてください」と声がかかるが、それでも失敗することはある。

せっかく書いた願い事が目の前で燃えてしまうと、正直かなり切ない。

この点だけは、気を抜かずに臨んだほうがいい。


帰り道が“天国”だった

ランタン打ち上げ後、会場を後にする。

周囲を見ると、電車や路線バスには「本当に今日帰れるのか?」と思うほどの長蛇の列ができていた。

その一方で、私たちはそのままツアーバスへ。

座席に座り、あとは何も考えずに台北市内まで戻ることができた。

バスの中では、皆ぐったりして言葉も少ない。

それでも、座っていられるというだけで、心底ほっとした。

私たちは、JTBと自治体がコラボした特別なツアーで参加したが、

このツアーは毎年必ず募集されるものではない。

これから平溪天燈節に行く場合は、

KKdayなどで取り扱われている現地ツアーを選ぶのが、

移動や帰りの負担を考えると現実的な選択肢だと感じた。

👉 KKday|平溪天燈節 現地ツアー一覧


結論|平溪天燈節は「行き方」で満足度が決まる

平溪天燈節は、間違いなく一度は見ておきたいイベントだった。

一斉に夜空へ舞い上がるランタンの光景は、本当に感動的だ。

ただし、その感動と引き換えに、想像以上の人混みと移動の大変さがある。

だからこそ、特に旅行者には「どうやって行くか」が重要になる。

人混みが苦手な人、体力に自信がない人、確実に帰りたい人は、無理をせずツアーを選ぶのが正解だと思う。

私たちにとっては、その選択があったからこそ、最後まで楽しむことができた。