旅行記 - 9月16日

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記48] え?何?チェックインできないの?

目次

  1. やった!メアリーズ・ファーム・コテージに到着だ!
  2. ウェーブロックからはちょうど2時間ほど
  3. コレージに行ってチェックインしよう!
  4. 大家さんが住んでいそうな大きな家をノックしてみる
  5. 電話しろって言われても、電話が使えないんですが、、、(汗)
  6. 連絡手段がないまま、どんどん暗くなっていく、、、。
  7. 他のコテージに滞在していた人に助けを求めるしかない!
  8. チェックインの方法は、、、、

やった!メアリーズ・ファーム・コテージに到着だ!

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記48] え?何?チェックインできないの?
ミヅキ:「あ!メアリーズ・ファーム・コテージって書いてある!」
モリオ:「やった!やっとたどり着いたな(安堵)」

とにかく眩しすぎる夕日に苦労しながら、やっとの思いで今夜の宿泊施設【メアリーズ・ファーム・コテージ】にたどり着いた。この近辺はものすごい過疎地域で、ここしか宿泊施設が無い。見渡すかぎり、農場のような、、とんでもない大平原が広がっている。


ウェーブロックからはちょうど2時間ほど

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記48] え?何?チェックインできないの?

さっき、ダイナミックな景色で感動した「Hyden - ハイデンのウェーブロック」を出発してからちょうど2時間ほどでたどり着くことができた。

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記44] 巨大な自然の造形物「ウェーブロック」を目の前にして。 旅行記 [野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記44] 巨大な自然の造形物「ウェーブロック」を目の前にして。 西オーストラリアの人気の観光スポット「ウェーブロック」を間近に見る。ここは、入場料が車一台あたり12AUドル(約1000円)必要な自然公園になっている。人口過疎地域なんだけど旅行者は沢山。大きな観光バスもひっきりなしにやってくる。
ミヅキ:「さっき、日が沈んでしまった時は無事たどり着けるか焦ったけど、なんとか日暮れの薄明るい時間帯に辿り着けてよかったね!」
モリオ:「うんうん、これで、カンガルーに衝突する心配は無くなったな。まずは一安心やな。」

コレージに行ってチェックインしよう!

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記48] え?何?チェックインできないの?
ミヅキ:「あ!コテージって標識発見!矢印があるから、コテージはあっちだね。」
モリオ:「どこでチェックインするんやろうなぁ?」
ミヅキ:「あの、真ん中に建ってる大きな建物かなぁ?あそこにオーナーさんが住んでるんかなぁ?」
モリオ:「そうやなぁ、きっとあそこでチェックインするんやろな。」

何もかも初めての事ばかりで、何をどうすれば良いのかわからないけれど、既にすっかり日が沈んでしまってるのでもうじき真っ暗になってしまう。早くチェックインをしなくては、、、。


大家さんが住んでいそうな大きな家をノックしてみる

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記48] え?何?チェックインできないの?
モリオ:「ちょっと、あの家に行って聞いてくるわ!」

そう言って、モリオはオーナーさんの家らしき建物に向かって行き、扉をノックする。

モリオ:「ハロー!エクスキューズミー!!!ハローーーー!」

何度か声をかけてノックするけど、返事がない。

モリオ:「何回かドアを叩いてみたけど、中に人が居る気配が無いんやけど?」
ミヅキ:「え?マジで?じゃぁ、どうやってチェックインするん?」
モリオ:「いや、オレに聞いてもわからんよw」
ミヅキ:「そうよね、、、。わかるわけないよね、、、。私、ブッキンドットコムとかのレビュー読んだりしたんだけど、その口コミを読んだ感じでは、、、ここにはメインの建物みたいなのがあって、そこにオーナーさんが住んでるみたいだったし、、、この展開は予想してなかったわ、、、。オーナーさん、どこに居るんやろう?どうしよう、、、。」
モリオ:「そう言えば、チェックインのときに電話しろって書いてあったような、、、。」
ミヅキ:「え?電話?」

電話しろって言われても、電話が使えないんですが、、、(汗)

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記48] え?何?チェックインできないの?
モリオ:「さっき、車でここに来た時、電話番号の看板があったやろ?あそこに電話するんやと思うわ。」
ミヅキ:「電話するって言ったって、私達、今電話使えんやん?どうするん?」
モリオ:「そうやった(汗)。俺らが用意したネット回線はこの地域では繋がってないから、、、ネット電話が使えん、、。ヤバイなぁ。どうやって連絡とれば良いんや?」

連絡手段がないまま、どんどん暗くなっていく、、、。

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記48] え?何?チェックインできないの?

私達があーでもない、こーでもないと頭を悩ませている間にも、辺りはどんどん暗闇に包まれていく、、、。このままでは、コテージにチェックインすることができない。もしかして、車の中で野宿するしか無いのか?

モリオ:「何棟かコテージが建ってるけど、どこが俺らの部屋なのかもわからんから、どうすることもできんよなぁ。参ったなぁ、、。」
ミヅキ:「ちょっと、いろいろコテージの周りをチェックしてみよう!何か手がかりがあるかも。」
モリオ:「そうやな、、、。」

薄暗い中、スマホのライトを頼りに二人で手分けをして辺りを調べてみたけど、何も見つからない、、、。困った。もう真っ暗になってしまったから、ここから車でどこかに行くこともできないし、、、。マジで車で野宿?辺りには電灯も何も無いので、本当にスマホの光だけが頼りだ。


他のコテージに滞在していた人に助けを求めるしかない!

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記48] え?何?チェックインできないの?
ミヅキ:「そうだ!さっき、あの赤いコテージの中に人影が見えたから、あのコテージの人に聞くのはどう?」
モリオ:「チェックインの方法を聞くんか?」
ミヅキ:「うん。もう、それしか方法が無いでしょ?聞いてみたら何かわかるかも。」
モリオ:「でも、さっき見えたのは女の人やったで?こんな真っ暗な中、オレが突然、部屋のドアをノックしたら不審者やと思われたらあかんから、ミヅキが行ってノックして、話してきて。」
ミヅキ:「えーーー!?私が?私、英語わからんやん。」
モリオ:「だって、こんな場所で突然、見知らぬ男がドアをノックしてきたら、ビビるやろ?」
ミヅキ:「うん、まぁ、、、そうやね。私が1人でコテージに居たときにそういうシチュエーションになったら、確かにビビるよね。女性が訪ねていったほうがいいよね、、。」
モリオ:「やろ?やから、ミヅキが行ってくれ。おれは後ろの方に控えとくから。」
ミヅキ:「うん、、、。わかった。」

仕方がない。英語は話せないけど、とりあえず、このコテージの住人の人に声をかけて、チェックインの方法を聞くしか無い。

部屋のガラスドアをノックしてみる。コンコン!

ミヅキ:「エクスキューズミー!ヘロー!」コンコン!

赤いコテージに滞在している女性:「はい!こんにちは!どうしたの?」
ミヅキ:「こんにちは!あの、、どうすればチェックインできますか?教えてください。」
赤いコテージに滞在している女性:「え?」

私の英語が拙くて、うまく女性に伝わらない、、、。すると後ろに控えていたモリオがすかさず

モリオ:「こんにちは、突然すみません。今日、ここに予約をしているのですが、チェックインの方法がわからないんです。電話をするようにって書いてあったんですが、私達、電話がなくて、、。」
赤いコテージに滞在している女性:「あぁ、あなたたち、今日、ここに泊まるの?」
モリオ:「はい、そうです。ですが、電話がないのでチェックインができなくて、、、。」
赤いコテージに滞在している女性:「いいわ、私が電話してあげる!ちょっと待ってて♪」

そう言ったかと思うと、その赤いコテージの女性はオーナーさんに電話をかけてくれて…オーナーさんに事情を説明してくれる。

赤いコテージに滞在している女性:「今日、コテージに泊まりたいというカップルが一組来ているわ。どうすればいい?」
モリオ:「あ、予約は既に入れてあります。ブッキングはしているので、チェックインをしたいだけなんです。」
赤いコテージに滞在している女性:「あぁ、予約はしてるみたいだわ。彼らはそのままチェックインすればいいのね?わかったわ。」

赤いコテージの女性は電話先のオーナーさんとのやり取りをしてくれて、そして私達のチェックインの方法も教えてくれた。なんて、親切な人なんだ!

ミヅキ:「オゥ!サンキュー、ベリーマッチ!」
モリオ:「本当にありがとうございます!助かりました!」
赤いコテージに滞在している女性:「いいえ、どういたしまして。また何かあったら言ってね。」
ミヅキ:「はい!ありがとうございます!」
モリオ:「本当に助かりました!ありがとうございます!」

彼女が居なければ、私達は今夜一晩、この寒い中で路頭に迷っていただろう。本当にありがたい。


チェックインの方法は、、、、

[野生のカンガルーがいる世界一のビーチを目指して!西オーストラリア・ロングドライブ旅行記48] え?何?チェックインできないの?

私達が散々悩んだチェックインの方法は、、、、実はコテージの壁に貼り付けてあったこの小さな紙切れに書いてあったらしい。

モリオ:「さっき、ミヅキが見つけてた用紙にチェックインのことが書いてあったんやな。」
ミヅキ:「うん。でも、真っ暗になってからやったから、まさかこの紙そういうことが書いてあるとは思ってもみんかったわ。壁の外側に貼り付けてあったから、施設の使い方とか注意事項か何かかと思ってたわ(汗)」

英語で色々書いてあったので、まさか、これがチェックインの用紙だとは思いもよらず、、、。コテージの全体像を把握する前に真っ暗になってしまって、、、この用紙にチェックインのことが書いてあるというのを確認すらできていなかったのだ。とんだ大失敗だ。

モリオ:「何はともあれ、なんとか部屋に入れるみたいやから、良かったわ。」
ミヅキ:「うん、そうやね。荷物を部屋に運んで、ちょっとゆっくりしよう♪」

やっとコテージの部屋の中に入れることになって無事、一件落着だと思っていたんだけど、、、実はこの後、とんでもないトラブルに巻き込まれるとは、、、。