旅行記 - 2月10日

[ハワイ最後の楽園「モロカイ島」旅行記60] 真っ暗で怖すぎる中、カネミツベーカーリーへ!ホットブレッドは買えるのか?

目次

  1. そろそろ出発するかな?
  2. 暗すぎてヤバいかも。やっぱりいくのやめる?
  3. 大きい道路に出ても反射板しかない
  4. 途中で反射板すら無くなる(汗)
  5. あ!街が見えてきた!
  6. 夜の本屋さん
  7. 数台の車が駐車場に停まっている
  8. 薄暗い路地へ
  9. 薄暗い路地を奥に向かってどんどん進む

そろそろ出発するかな?

[ハワイ最後の楽園「モロカイ島」旅行記60] 真っ暗で怖すぎる中、カネミツベーカーリーへ!ホットブレッドは買えるのか?

夕日が沈んでいくロマンチックなひと時を堪能した私たち。部屋の中ではいつものようにベッドの中でスマホのゲームを楽しむ。

ミヅキ:「今日はお天気やったけど、日が落ちたらやっぱり寒いね。」
モリオ:「ホンマやわ。こんなん、クーラーとか絶対要らんしw」

ベッドに寝転がりながらスマホをいじっていると、、、いつものように寝てしまうよねw

今回も、気が付いたら寝てしまっていた私たち(汗)。

ミヅキ:「うわ!もう7時半になってる!外も真っ暗よ!」
モリオ:「マジか!カネミツベーカーリーに行く時間過ぎてるわ!」
ミヅキ:「販売って7時半からやったっけ?ここから30分くらいかかるよね?今から行っても買えるかなぁ?」
モリオ:「行けるやろ!今すぐ行ってみよ!」

よし、今から行って超人気のホットブレッドが買えるかどうかはわからないけど、とりあえず現場まで行ってみよう。モリオがスマホをセットしてグーグルマップさんを開く。昼と夜とでは道路の景色も変わってくると思う。慣れない道ではグーグルマップを頼りに走るしかない。


暗すぎてヤバいかも。やっぱりいくのやめる?

[ハワイ最後の楽園「モロカイ島」旅行記60] 真っ暗で怖すぎる中、カネミツベーカーリーへ!ホットブレッドは買えるのか?

真っ暗な駐車場の中を注意深くゆっくりと車を動かすモリオ。

ミヅキ:「駐車場の中でこんだけ真っ暗やったら、道路とかもっとひどい暗さかも。大丈夫?危なそうやし、やっぱり行くのやめる?」

いつもは何でもチャレンジする私(ミヅキ)だけど、今日のこの夜のドライブにはあまり気がすすまない。動物的感が鋭い私の危険センサーが「行くのは危ないよ」と反応している気がするのだ。

モリオ:「大丈夫やろ。暗くて何も見えんかったら、速度落としてできるだけゆっくり走るし。まぁ、心配すんなって。昼間に一度行って場所がわかってるところなんやから、落ち着いていったら行けるやろ。」

モリオはこの真っ暗な中を走って行く気満々だ。ちょっと怖い気もするけれど、頑張って行ってみるか。


大きい道路に出ても反射板しかない

[ハワイ最後の楽園「モロカイ島」旅行記60] 真っ暗で怖すぎる中、カネミツベーカーリーへ!ホットブレッドは買えるのか?

リゾートの駐車場から出て大きい幹線道路に出るまでは土の道路。「野生のシカが飛び出してきて車にぶつかる交通事故がよくあるので夜の運転には注意してね。」とB&Bのオーナーさんからメールが来てたんだけど、まさに今、その危ない危険な状況に居るわけで、、、(汗)。

ミヅキ:「モリオ、シカが飛び出して来たら怖いし、ゆっくり走ってな。」
モリオ:「うん、わかってる。オレも怖いしめっちゃノロノロ運転で行くわ。」

とりあえず、時速20キロとか30キロとかよくわからないくらい遅い速度でノロノロと走り、ようやく幹線道路へのT字路にたどり着く。

ミヅキ:「良かったぁ、やっと大きい道に出れたね。って、ここからは街灯があるかと思ってたんやけど、何にもないやん?もしかして、ずっとこの状態?」

モリオ「舗装してる道路やけど、中央線の所に反射板が点々とあるだけやなw これは手ごわいなww」


途中で反射板すら無くなる(汗)

[ハワイ最後の楽園「モロカイ島」旅行記60] 真っ暗で怖すぎる中、カネミツベーカーリーへ!ホットブレッドは買えるのか?

そして時速30Kmくらいの速度でゆっくりゆっくり前に進む。目の前を走る車は1台も居ない。

モリオ:「バックミラーで後ろ見たら、真っ暗過ぎて何も見えんのやけど、、、。めっちゃ怖いな(汗)」

モリオに言われて後ろを振り返ると漆黒の闇(汗)。ヤバイ、怖すぎる、、。

ミヅキ:「ホンマに怖いわw 1台くらい走っててもいいんちゃうかと思うけど、逆にそれが怖い車やったら助けの呼びようがないから、このままでいいんかも。」

そんなことを話しながら車を走らせていると、、、

モリオ:「うぉ!反射板すら無くなったぞ!」
ミヅキ:「え?何なん?もう、ここまで来てしまったんやし、引き返すよりはカウナカカイに行ったほうが近いよね?とりあえず、カウナカカイを目指そう。」

ヘッドライトに照らされて辛うじて道路の中央線を示してくれていた反射板すら無くなり、もう頼りにできるのは数メートル先が見えるだけの自分の車のヘッドライトのみ。辺りは全く何も見えず、恐ろしいくらいに真っ暗。色んなものが周りにあるはずなのに、光が無いせいで全てが真っ黒にしか見えない。お昼に見ていた景色とは全く違うモロカイ島の夜の顔。普段は能天気な私も、自分たち以外のもの全てが真っ暗な闇に包まれてしまっているこの状況は流石に恐怖を感じる。

でも、ここで怖い怖いと言っても仕方がない。野生動物にぶつからないように注意しながら前へ前へとひたすら進むモリオを元気づけるために、くだらない話をして盛り上げる私(ミヅキ)。普段、何気なく走っている日本の道路がどれだけ安全でどれだけ有難いかを痛感する。


あ!街が見えてきた!

[ハワイ最後の楽園「モロカイ島」旅行記60] 真っ暗で怖すぎる中、カネミツベーカーリーへ!ホットブレッドは買えるのか?

そしてゆっくりと走ること40分ほど。

ミヅキ:「あ!灯りが見えてきた!」
モリオ:「やっと街に近づいたな。ホッとしたわ。」

ようやく街灯が立っている街中までやって来た。相変わらず他に車は走ってないけれど、街灯があったり、家の灯りがあったりと、周りの景色を確認することができる「光」があることに安堵を覚える。


夜の本屋さん

[ハワイ最後の楽園「モロカイ島」旅行記60] 真っ暗で怖すぎる中、カネミツベーカーリーへ!ホットブレッドは買えるのか?

お昼にお邪魔したモロカイ島のおしゃれな本屋さん「 Kalele Bookstore」も、もうとっくに閉店していてお店の中のイルミネーションだけが光っている。

もちろん、駐車場は空いてるので停め放題だw


数台の車が駐車場に停まっている

[ハワイ最後の楽園「モロカイ島」旅行記60] 真っ暗で怖すぎる中、カネミツベーカーリーへ!ホットブレッドは買えるのか?

私たち以外にもカネミツベーカリーに来てる人が居るのかな?このカウナカカイの中心地の駐車場には数台の車が止まっている。さっきまで真っ暗な中に私たち二人だけでかなり心細い思いをしていただけに、ここにきて人の気配やぬくもりを感じでちょっとホッとする。


薄暗い路地へ

[ハワイ最後の楽園「モロカイ島」旅行記60] 真っ暗で怖すぎる中、カネミツベーカーリーへ!ホットブレッドは買えるのか?

モリオの提案でお昼の明るい時間帯に場所を確認しておいたのは大正解だった。あの明るいお昼でさえ、カネミツベーカリーの裏口を探してウロウロしたのに、何も知らずにいきなりこの夜のカウナカカイに来たとしたら、きっと私たち二人はカネミツベーカリーの裏口にたどり着くことは出来なかっただろう。

ミヅキ:「モリオの言うとおり、お昼の明るい時間帯に場所の確認をしておいて大正解やったね。」
モリオ:「やろ?場所の確認してなかったら、オレ達方向音痴やから多分辿り着けんかったやろw」
ミヅキ:「うんうん。モリオ、グッジョブ!」

薄暗い路地を奥に向かってどんどん進む

[ハワイ最後の楽園「モロカイ島」旅行記60] 真っ暗で怖すぎる中、カネミツベーカーリーへ!ホットブレッドは買えるのか?

知らない場所ならビクビクしながら恐る恐る進むような薄暗い路地も、昼間に一度来て、崩れそうな古い建物があるとか、雑草が生い茂った空き地があるとか、、、周りに何があるのかをちゃんと把握できているから強気な私たち(笑)。迷うことなく薄暗い路地をドンドン奥に向かって歩いて行く。

ミヅキ:「あ!誰か居る!」
モリオ:「あそこはカネミツベーカリーの裏口の入り口の所やな!よっしゃ、行くで♪」
ミヅキ:「間に合ったらいいね!」

誰かが居るという事はまだ、販売しているかもしれない。間に合うかも?私たちは小走りでカネミツベーカリーの裏口へと向かう。