旅行記 -

饒河街観光夜市で食べ歩き

目次

  1. 焼きとうもろこしを食べる
  2. お祭りのような賑わい
  3. 充電コード発見!
  4. 胡椒餅の屋台
  5. 胡椒餅=肉入り惣菜パン
  6. となりのジュース屋さんでジュースを購入

焼きとうもろこしを食べる

饒河街観光夜市で食べ歩き

そうして10分ほどは待っただろうか、ようやく私達のとうもろこしが焼き上がる。私達はとうもろこしを受け取り、このお店の用意していた椅子に座りワクワクでとうもろこしを食べ始める。

ミヅキ:「・・・あれ?」
モリオ:「どうした?」
ミヅキ:「甘くない・・・。」
モリオ:「あれ?砂糖醤油で焼き上げてる言うてなかった?w」
ミヅキ:「そう見えたんだけど‥違ったみたい。」
モリオ:「ちょっと食べてみるか・・・あれ、ほんまに甘くないな。それにこれは何か独特な味やな。何やろう?」
ミヅキ:「・・・」
モリオ:「なんでそんなに落ち込んでんねん(笑)まぁこんなもんやと思ったら食べられるで?」
ミヅキ:「違う・・・でもしょうがない、食べる。」
モリオ:「そうや、食べよう。」

思っていたのとぜんぜん違う味付けにがっかり気味のミヅキ。でもまぁこういうサプライズも知らない異国の夜市ならではのこと。これはこれで面白い。


お祭りのような賑わい

饒河街観光夜市で食べ歩き

とうもろこしを食べ終わり、私達はスマホの充電コードを探すため再び夜市の人混みに紛れて歩く。

夜市をブラブラしていると、楽しそうに食事ををしていたり、買い物をしている沢山の人の姿。この風景は、台湾の人にとってはただの週末の夜市だが、私達は大きなお祭りに来たかのような気分になる。こんな夜市が台北市内にたくさんあって毎晩開催されてるなんて、台湾ってすごい!


充電コード発見!

饒河街観光夜市で食べ歩き

そんな夜市の中で、ミヅキがスマホのアクセサリーなどを売っているお店を発見。

ミヅキ:「あっ!あのお店、充電ケーブルも売ってるんじゃ無い?」

レンズカバーや後付け望遠レンズなど何やらいろんな部品を売っているのだが、よくみるとそんな中にiPhoneのLightningケーブルもあるではないか!

モリオ:「あった!良かったぁ。」
ミヅキ:「これでスマホ充電してウーバーで帰れるね!」
モリオ:「これほしいんですがいくらですか?」
店員さん:「200元(台湾ドル / 約900円)です。」
モリオ:「はーい」

充電コードとしては少々高いが、今はそんなことを言っている場合ではない。私は200台湾ドルを財布から取り出し、店員さんに手渡す。

ミヅキ:「まずは通電チェックしてみて。ちゃんと充電できなかったら困るし。」
モリオ:「よし、大丈夫や!バッチリやで。これで帰れるけどどうする?」
ミヅキ:「さっき胡椒餅があったけど、あれ食べてみない?」
モリオ:「胡椒餅?」
ミヅキ:「なんか台湾名物の焼肉まんみたいなものらしいんよね。ちょうど夜市に入ってくるところに屋台が出てたから行ってみよう!」
モリオ:「よし、行ってみよう!」

スマホの充電という不安要素が無くなって、より夜市を楽しむ気分になれた私たちは、胡椒餅を求めて夜市の入口付近の方へと戻ることにした。


胡椒餅の屋台

饒河街観光夜市で食べ歩き

饒河街観光夜市の入口付近まで戻ってきた。入口入ってすぐの場所には、人気の胡椒餅のお店があって長い行列が出来ている。

モリオ:「これすごい人やけど並ぶ?」
ミヅキ:「うーん・・・あっ!入り口出てすぐのところにも小さい胡椒餅のお店あるよ!」
モリオ:「お、ほんまや。あんまり人は買ってないけど、地元の人っぽい人が買って帰ってるな。意外と美味しいお店なんちゃう?」

胡椒餅というものを食べたことが無いくせに、適当なことを言う私。

ミヅキ:「あそこならすぐ買えるし行ってみよう!」

並ばずに簡単に買えるというのは、この人混みにまみれた夜市にもまれた私達には非常にありがたいシチュエーションだ。

モリオ:「すいません。1つください。」
店員さん:「はいよ!」

店員さんは、60元と書かれたポップを指差す。1つ60台湾ドル(約270円)らしい。言葉が通じなくても値段さえわかれば問題ない(笑)。私は小銭を店員さんに渡し、人生はじめての胡椒餅を受け取る。


胡椒餅=肉入り惣菜パン

饒河街観光夜市で食べ歩き

そしてこちらが購入した胡椒餅。あまりにも美味しそうで、写真を撮る前にちょっとかぶりついてしまった(汗)。

初めて食べた胡椒餅の感想は、、、簡単にいうとお肉が入った惣菜パンのようなものだった。具材のお肉がたっぷり入っていて、これ1つだけでもかなりボリューミー&美味しい。台湾の夜市に来たなら胡椒餅はぜひ食べてみてほしい。


となりのジュース屋さんでジュースを購入

饒河街観光夜市で食べ歩き

しかし、この胡椒餅を食べるには飲み物もほしいところ。

モリオ:「この胡椒餅、かなりのボリュームやし飲み物もほしいよな。どこかに美味しそうな飲み物売ってないかなぁ?」
ミヅキ:「この胡椒餅の隣のお店、ジュースいっぱい売ってるよ。」
モリオ:「おお!でもメニューが全部中国語になってて分からんなぁ・・。」
ミヅキ:「西瓜汁だけはわかるけどwwもう少しスッキリしたのを飲みたいよね。」

メニューがすべて中国語表記でどれを買っていいか分からず、一つ一つ漢字を読み進めながら悩んでいると、お店のカウンターに居た店員さんがこっち側に出てきてくれる。私は試しに適当なメニューを選んで指差すと、店員さんはなんと「レモンジュース」と日本語で喋ってくれるではないか!すごい。

モリオ:「じゃあこれください!」

ちょうどスッキリした飲み物を飲みたいと思っていたので、レモンジュースは非常に最適。レモンジュースを注文すると、今度はカウンター側にいたおばあちゃんが日本語で受け答えをしてくれる。

おばあちゃん:「75元(台湾ドル / 約340円)です。」
モリオ:「はいどうぞ。」
おばあちゃん:「ありがとう。」

こうして胡椒餅とジュースを手に入れた私達。それにしても台湾の人ってかなり日本語が話せるんだなぁ。そして私達が日本人だと分かると、多くの人が親しみを持って接してくれる。台湾人は親日派が多いと聞いていたが、実際に台湾に来てみて、その情報は本当なのだなぁと実感した。