travel - 旅行記
旅行日 2016年11月24日
【シンガポール旅行記 ブログ | 片道7600円で常夏のクリスマスを満喫 33】シンガポールのホーカーズ・ニュートンフードセンターに鶏肉はあった!【前編】

カレーは昼に食べたしなぁ・・・
迫り来る売り込みを華麗に(?)スルーしながら、いろんな店舗のメニュー看板を眺めてみるが、、、やはりどこもシーフードばかりが目立つ。たまにシーフード以外を見つけた!と思ってもカレーだったり。いや、カレーは昼も食べたしなぁ。日本人と見ると、シンガポールの人はどうも「魚介大好きに決まってる」と言わんばかりにシーフード勧めてくるが、、、いや、シーフードな苦手な日本人も居るんだよぉ・・・って、やっぱり魚介が苦手な日本人はマイノリティなのかなぁ。。。俺、漁師町育ちなんだけどなぁ、、、でも魚あんまり好きじゃないんだよなぁ。。
今回のお話の舞台場所は...

鶏肉!
そうして少し諦めかけてたところに、目の前に手羽先とサテーのお店が現れる!これは美味しそうだ。なんでこんなに美味しそうなのに、殆どのお店で置いてないんだよ。。。ちなみに値段は手羽先1本1.4SGD(約110円 / 3本からオーダー可能)、サテーは70セント(約60円 / 10本からオーダー可能)。どうやって注文しようか悩んでいると、隣の韓国の旗を掲げていたお店のオッチャンが声を掛けてきた。

注文完了
オッチャン:「うちのシーフードどう?」
モリオ:「いや、シーフードだめなんですよ。」
オッチャン:「そうなのか、じゃぁここのチキンウィングがほしいの?」
モリオ:「そうなんです。」
するとその韓国のオッチャン、何を思ったか、ここの焼き鳥屋さんのレジを操作しはじめる。もしかしてシンガポールのホーカーズってお店の垣根みたいなのって無くて、みんなお互いに協力しあって運営してるのかな?
オッチャン:「手羽先は何本ほしいの?」
モリオ:「えっと3本お願いします。あとサテーを10本。」
とりあえずミニマムオーダーを入れる。そしてオーダーをレジに入力してレシートが出てくると、それを手羽先のお店の店主に見せはじめる。
オッチャン:「じゃぁ全部で11.2ドルね。」
モリオ:「はい、ではこれで。」
そうして私は10ドル紙幣と小銭でぴったり手渡す。何だかよくわからないが、ちゃんとオーダーできているようだ。そして、この騒動をちゃんと周りが見ているのか、私達がオーダーを完了すると、なんとさっきまでしつこくグイグイやってきていたフードの呼びこみがピタリと止まる。そして続いて売り込みにやってきたのはドリンク屋のオバちゃんだ。
オバちゃん:「ココナッツドリンクとかどう?」
モリオ:「いやビールが欲しいんですが。」
オバちゃん:「そうか、ビールだったらあのお店だよ」
そう言うと、一番近くにあるビールのお店を案内した。普通、呼び込みだと自分のところで買って欲しいもんだから、よその紹介なんてしないのが普通だと思うが、シンガポールは違う。自分が欲しいものを言うとちゃんと丁寧に教えてくれるのだ。しかもみんなお客の動向をちゃんと見ていて、必要以上の呼びこみはしない。注文が終わった客なのかどうかちゃんとみているのだ。このシステムで管理したような、不思議で絶妙な間合いは、日本では味わうことのない、本当に見事なものだ。

え?大きい奴しか無い?
そして私はオバちゃんに紹介されたビールのお店でビールを頼むことにした。
モリオ:「すんません、ビール2本下さい。」
ビールのオッチャン:「ビールね!」
そういうと、いきなりハイネケンの中瓶2本を開け始める。
モリオ:「いえ、タイガービールの小さいの2本を。。。」
オッチャン:「え?これしかないよw」
勢いで開けて、そのまま押し売る。アジアの屋台らしい風景だ。これしかないのは嘘だとは思うが、まぁ、これでいいか。。。そう思わせる勢いがあるオッチャンだった。
モリオ:「なんかさ、これしかないとか言いながら、これ渡されたんだけどw」
ミヅキ:「え”ー、これデカいじゃん。2人で飲めるん?」
モリオ:「まぁ、、暑いし、飲めるんちゃう?w」
ミヅキ:「。。もう、押し切られたんでしょ。まぁ、いいわ。」
勢いで買うことになったハイネケンの中瓶640ml×2本ではあったが、何とかミヅキもしぶしぶ了承してくれて一安心。

チャーハンも頼む
自分のお店でもないのにオーダーを手伝ってくれた韓国シーフードのオッチャン。(多分)義理堅い私達は、せっかくなのでオッチャンのお店でも一皿頼むことにした。ほとんどのメニューがシーフードではあったが、手渡されたメニューの片隅に、「炒飯」の文字を発見。これなら食べられる♪ ということで、一皿5ドル(約400円)のチャーハンをオッチャンに頼むことにした。

フードセンターの様子
ニュートンフードセンターの様子はこんな感じ。仕事帰りのようなサラリーマンのような人種から、家族連れ、私達のような個人旅行のツーリストを始め、中には添乗員さんと一緒にやってきたような日本のツアー客の人たちも居たりして、本当にバラエティーに富んだ顔ぶれが食事を楽しんでいる。メニューはシーフードになると一皿軽く1000円超えてくるので、まぁ、一般的なフードコートを考えるとそんなに安くはない、、、が、オーチャードの地下で食うよりも遥かに安いのは明らかだ。

チキンウィング
そうして私達のテーブルにも頼んだ料理がやってきはじめる。まずは手羽先。味は、、、この写真を見たら、お腹が減ってくるぐらい美味い。付け添えのライムのソースが絶妙で食欲をそそる。今度行ったら、これ一人で10本ぐらい食べたいw
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