travel - 旅行記
旅行日 2016年11月24日
【シンガポール旅行記 ブログ | 片道7600円で常夏のクリスマスを満喫 27】シンガポール・ハラルフードのおしゃれなカフェでレインボー?ワッフル【前編】

ハラルフードカフェ
ムスタファセンターから歩いてJln Besar通りに出る交差点で、一件のカフェを発見。そのカフェは「Zulos Cafe」という名前のお店で、店のガラスにはムスリムの店長がやっているハラールのカフェという宣伝ポップが張られていた。ハラールとはイスラム教の戒律に則ったものや事柄を指す言葉。つまり、このカフェはムスリムの人たちが安心して利用できるカフェ、ということなのだ。イスラム教では、例えば豚肉は食べてはダメな食材だったりするが、それに加え、豚肉を切った包丁を使ったりするのも良くなかったりと、かなり厳しい規則があるようで、イスラム教の人たちにとって安心して利用できる施設はこの「ハラール」が謳われている所のみということになる。日本ではあまり見かけないハラールフードのお店。どんなものが提供されているのか興味があったので、中に入ってみることにした。
今回のお話の舞台場所は...

ムスリムの店長さん
中に入ると明るい感じのヒジャブを被った店長さんが出迎えてくれる。ここシンガポールでは、仏教が約3割、続いてキリスト教が2割弱、それに続いて無宗教派が17%ほど、そしてイスラム教徒も人口の15%を占めるほどなのだそうだ。そしてそれぞれの文化がお互いに平和に共存して、都市国家を作り上げているところもとても興味深い。また、この店長さんが被っていたヒジャブはモルディブなどと同じ髪を隠す簡単なタイプのもので、顔の表情などはとてもわかり易く日本人の私達にも親しみやすい印象を受ける。

店内の様子
店内の様子はガラス張りでとても明るい印象だ。お店に使われているインテリアは素朴な感じで、すごく手作り感が伝わってくる。私達が住んでいる京都にも、カフェブームが来るか来ないか(90年代後半ぐらい)の昔には、こんな手作り感たっぷりの隠れ家的カフェあったよなぁ、、、なんて、この内装を見ると少し懐かしい思い出が蘇る。今はそんな個性的なお店も姿を消して、どこでも見かけるチェーン店だらけになってしまったが、、、。

ムスリムの女の子
私達の他にも、こんな感じでムスリムの女の子達もお茶しに来ていた。やはりハラールフードだと、イスラムの人たちも安心して利用できるようだ。
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