travel - 旅行記
旅行日 2016年11月24日
【シンガポール旅行記 ブログ | 片道7600円で常夏のクリスマスを満喫 24】インド人街のテッカセンター・ホーカーズで地元の人と一緒にカレーを食べよう【後編】

お店のオッチャン
席に戻ろうとした時、どこからともなく店の店主らしきオッチャンが帰ってきた。
オッチャン:「何にする?」
モリオ:「いや、もう頼みました。」
オッチャン:「そうかそうか。で、何のナン?」
モリオ:「プレーンのナンです。」
オバちゃん:「セットのやつだよ(みたいな感じの英語じゃなさそうな言葉でオッチャンに話す。)」
オッチャン:「分かった。」
そうしてオッチャンは、釜にナンの生地を入れて焼き始める。ナンは作り置きじゃなくて、ちゃんと焼いてくれているようだ。
今回のお話の舞台場所は...

さぁ出来たよ!
そうしてこのお店の目の前の席に座ることしばらくしてナンが焼き上がったようでオバちゃんがカレーを注いで手渡してくれた。「出来たよ。お食べ!」と言わんばかりのいい表情のオバちゃん。使い捨ての容器に2種類のカレーを入れて手渡してくれる。1つは真っ赤っ赤のいかにも辛そうなチキンカレーと、もう一つはひよこ豆の入った豆カレーのようだ。いただきます。

マンゴーラッシー
カレーとナンを受け取り席に座る。するとどこからとも無く、いかにもインド人のオッチャンがすかさず私たちにドリンクを売り込みに来る。
オッチャン:「ラッシーどう?オイシイ(日本語)。」
モリオ:「また美味しい言ってるwどうする?(日本語)」
ミヅキ:「飲み物欲しいし、ちょっと頼んでみようか。(日本語)」
モリオ:「分かった。(日本語)何があります?」
オッチャン:「マンゴー、バナナ、、、、1つ2.5SGDね。(約200円)」
モリオ:「じゃぁ、バナナラッシーとマンゴーラッシーを1つづつ。」
オッチャン:「ありがとう。できたら持って行くよ。」
そうして2つぐらい隣の店に戻っていくオッチャン。ついでに作っているところを写真に撮らせてもらった。

ラッシーの他にも
私たちはラッシーを2つ頼んだが、どうもこのオッチャンのお店にはその他にもチェンドルという、東南アジアでは定番のお菓子も置いているようだ。チェンドルは小さいのだと1つ1.6SGD(約130円)と非常に安い。この「Chendol / チェンドル」というお菓子は米粉で作られたゼリー状の麺と、かき氷、その他色んなものを乗せて、ココナッツミルクを注ぐスイーツで、日本の白玉とあんこの乗ったかき氷に似ている。

ナンセット
ナンセットはこんな感じで、なんとナンが2枚も付いていた、小さそうに見えるこのカレーの器も結構量があるので、小食な私達だと十分これだけでOKだ。味はなかなか美味しい。カレーにはふんだんに油が使われていてスパイスもしっかり入っている。また入っているチキンは多少臭みというか癖があるが、慣れればどうということはない。一番驚いたのは、この赤いカレーよりも、豆のカレーのほうが辛かったこと。ただし、この赤いカレーは食べると口の中が真っ赤に染まるw

ラッシーも美味しい
そしてオッチャンが持ってきてくれたラッシーもフレッシュでとても美味しい。「オイシイ」という片言の日本語は間違いではなかったようだ。

インド人夫婦と相席
そして私達が食事をしていると、「ここいいかしら?」とインド人の夫婦が声を掛けてきた。「どうぞ。」と軽く返事を返す。このテッカセンターのホーカーズは、現地の人が結構使っているようで、あまり席に余裕が無いため、相席となることもしばしばなようだ。見た目がかなりローカル臭漂っているので、あまりツーリストは利用していない感じではあったが、慣れてしまえば全然問題ない。また呼びこみも意外とあっさりしていて、ドリンクを頼んだ後に「飲み物どう?」って言われても「既に頼んだよ」というと「あ、そうなの。」とすぐに去ってゆく。しかも、その後は呼びこみは一切なし。みんな、誰がオーダーしていないかちゃんと見ているようだ。地味にこういうところがスゴい。もちろん英語は必須ではあるが、シンガポールのローカル感を味わうにはもってこいの場所だろう。ちなみにお腹の方も(私たちは)平気で、お腹を壊すことは無かった。しいて言うなら、スパイスのおかげか便秘が解消したwさて、お腹もいっぱいになったことだし、ちょっと上の階を覗いてみようか。
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