旅行記 - 1月8日

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記53] 5日目・お土産屋さんはあるの?ジェノヴァの街を一望できるSpianata Castelletto

目次

  1. お土産を買えるようなところにい行くんでしょうか?
  2. MSCクルーズに乗船・下船する港は銃を持った人が警備している
  3. バスに乗って寄港地観光に出発!
  4. バスを降りて展望台に向かう
  5. Spianata Castellettoに到着!ジェノバには日本語ガイドが居ない。
  6. ジェノヴァの街を一望できる
  7. Spianata Castellettoにはエレベーターで来ることができる

お土産を買えるようなところにい行くんでしょうか?

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記53] 5日目・お土産屋さんはあるの?ジェノヴァの街を一望できるSpianata Castelletto

集合時間の15分ほど前、12時30分ごろにパープル・ジャズ・バーに行くと、もう両親は支度をして到着している。良かった。もう、船内は自分たちだけで自由にウロウロできるようだ。両親が座っているソファーの場所に行くと、同じツアーの人が添乗員さんに質問をしている。

ツアーの人:「添乗員さん、今日の寄港地観光ではお土産が買えるところに行くんですか?」

お土産というフレーズに反応し、思わず身を乗り出してその会話に参加する父。

添乗員さん:「そうですねー、確約はしてないんですが、もしご希望があればできるだけそういった場所をご案内できるようにしてみますね。」
父:「お土産言うても、観光地の写真や名前がのっとるやつがええんですが。」
ツアーの人:「そうそう!今まで行ったお店にはそういうお土産が売ってなかったんですよ。」
父:「そうでしょう!?私らもいろいろ探したんですけど名前が書いたお土産が見当たらんのですよ。」
添乗員さん:「あぁ、そういったお土産ですかぁ、、、もしかしたら今日のジェノバとかでは難しいかもしれないですねぇ。」
ツアーの人:「パッケージに写真や名前が書いてないと、どこに行ってきたかわからないでしょ?」
父:「ほうほう!(そうそう!)ほうですよ(そうですよ)!!!それが書いてないと、どこに行ってきたかわからんですけんねぇ!じゃけん、それを探しとるんですよ!」
母:「やっぱりそうよねぇ、行った場所の写真や地名が付いとるやつじゃないとダメよねぇ。海外旅行によく行く人やったら普通のお菓子でええかもしれんけど、私らみたいにはじめての海外旅行で、おまけにお土産を渡す人も1回も海外旅行に行ったことが無いような人ばっかりなんやけん、何にも書いてないお菓子を渡してもどこに行ってきたんかサッパリわからんもんねぇ。やっぱり地名は要るよねぇ。」

同じ悩みを抱えたご夫婦を発見し、自分たちが求めていることが特別変な事ではないという主張に自信を持つ両親。まぁ、両親の言い分もわかるだけに、このお土産問題はかなり重要なポイントだという事に気づかされる。

出発前に海外のお土産をあらかじめ予約しておいて、帰国したころに自宅に配達してもらうようなサービスがあるけれど「お土産なんてその場で買う楽しさがあるのに、一体誰がこんなサービスを使うんやろう?」と疑問に思ってたけど、うちの両親みたいに【はじめて海外旅行に行く】と言うような人にとって便利なサービスなんだということがよくわかった。

せっかくの海外旅行なのに、お土産を買う事ばかりが気になって、景色が目に入らないなんて…ちょっと笑えない。海外旅行が初めての人とかがお土産の心配なく観光に集中できるよう「周りの人にいろいろお土産を買いたい人が使える」お土産用のページを作らなくては、、ということで作ってみた。


MSCクルーズに乗船・下船する港は銃を持った人が警備している

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記53] 5日目・お土産屋さんはあるの?ジェノヴァの街を一望できるSpianata Castelletto

船を下船する途中、銃を持った警備の人に出くわした。警察の人なのか、ただの警備の人なのかわからないけど、かなり厳重に警備をしている。ヨーロッパはテロも多いから、警備に力を入れているんだろう。


バスに乗って寄港地観光に出発!

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記53] 5日目・お土産屋さんはあるの?ジェノヴァの街を一望できるSpianata Castelletto

「昨日、バス乗り場までものすごく歩いたでしょう?あれも合わせて昨日は寄港地観光で13,000歩も歩いてましたよ!」万歩計を持っていたツアーの人が教えてくれる。

ミヅキ:「エエー!かなり歩いたと思ってたけど、そんなに歩いてたんですか!」
ツアーの人:「そうなんですよー!私も見てビックリしましたよ~(笑)。」
ミヅキ:「景色とか見ながらだから歩けたけど、普段だったら無理ですよね~、私、普段全然歩かないから、そんな1万歩とか歩けないです(苦笑)」
ツアーの人:「ホント、そうよねぇ。お母さん、よく頑張って歩いたと思うよ。スゴイスゴイ!」
母:「あはは~、本当に、綺麗な景色のおかげでなんとか歩けました!今日も頑張って歩きます♪」

よく歩いたと褒められた母は嬉しそう。いくつになっても人に褒められるというのは嬉しいことだ。それがまた頑張れる原動力になる。家族だけの個人旅行だったら煮詰まって頑張れそうにないようなことでも、ツアーはいろんな人との関りがあるので、こうやっていろんな人と話をしていると気がまぎれて、意外と頑張れたりもするのだ。


バスを降りて展望台に向かう

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記53] 5日目・お土産屋さんはあるの?ジェノヴァの街を一望できるSpianata Castelletto

街中のヨーロッパっぽいおしゃれな景色を眺めながら、展望台の近所までやってきた。ここでバスを降りて展望台までは歩いて向かうらしい。母の手を引いてみんないついて歩く。今日は曇りだったから寒いかもしれないと思ってジャケットを羽織ってきた。高台になる場所だからか?ちょっと肌寒い。


Spianata Castellettoに到着!ジェノバには日本語ガイドが居ない。

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記53] 5日目・お土産屋さんはあるの?ジェノヴァの街を一望できるSpianata Castelletto

2~3分歩くとSpianata Castellettoに到着。ガイドさんが英語で説明をしてそれを添乗員さんがトラベルイヤホンを通して日本語で説明をしてくれる。添乗員さんの話では、ここジェノバには日本語のガイドさんが居ないらしい。

なるほど、そういうことだったのか!実は初めのツアー(寄港地観光が付いていないツアー)に申し込んだとき、自分で日本語のガイドをいろいろ探したんだけど、バルセロナやマルセイユは日本語のガイドを見つけることができたけど、ジェノバだけは日本語のガイドが見つからなくてどうしようかなぁ…と悩んでいたのだ。

結局、てるみくらぶが寄港地観光付きのツアーを売り出したので、初めに申し込んだツアーをキャンセルして寄港地観光付きのツアーに変更したから寄港地観光については問題無しになったんだけど、、、ジェノバに日本語ガイドさんが居ないとは…。ジェノヴァを個人で観光するとなると英語がわからないとちょっとハードルが高くなる。


ジェノヴァの街を一望できる

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記53] 5日目・お土産屋さんはあるの?ジェノヴァの街を一望できるSpianata Castelletto

ここからは歴史あるジェノヴァの街並みを一望できる。私たちの船が停泊している港まで見渡せる。近くに見えるアパートなんかは普通の日常の風景が見えたりして、、、京都に住んでいる私たちの日々の生活もこんな感じで外国の人たちから見たら思い出深い景色になっているのかなぁ?なんて思ったり。この高台からの景色は夕暮れ~夜にかけてがものすごくロマンチックできれいらしいので、夕方から夜にかけても結構人が来るそうだ。


Spianata Castellettoにはエレベーターで来ることができる

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記53] 5日目・お土産屋さんはあるの?ジェノヴァの街を一望できるSpianata Castelletto

私たちは近くまでバスで登ってきたけど、ここへはエレベーターで上がってくることができる。ガリバルディ通りの入り口のポルテッロ広場に乗り場がある。