旅行記 - 9月16日

[雨季で格安!ベトナム・フーコック島旅行記18] ベトナム・ホーチミンのイミグレーションでトラブル

目次

  1. 飛行機を降りる
  2. シャトルバス
  3. イミグレーションにて
  4. 心を落ち着かせるために
  5. よく見ると
  6. なんか疲れた。。。

飛行機を降りる

[雨季で格安!ベトナム・フーコック島旅行記18] ベトナム・ホーチミンのイミグレーションでトラブル

まずは飛行機を降りる。そういや、飛行機の中でイミグレーションカードとか貰わなかったなぁ。前回のホイアン旅行の時ももらった記憶が無いので、入国には必要ないのかなぁ。。。?


シャトルバス

[雨季で格安!ベトナム・フーコック島旅行記18] ベトナム・ホーチミンのイミグレーションでトラブル

飛行機を降りるとシャトルバスが待っていた。空は思いっきり曇ってはいるが、雨は降っていない。今回ホーチミンでの待ち時間は「5時間」。長いといえば長いが、ホーチミン市内に向うと時間がギリギリになりそうな、非常に微妙な時間なので、今回は空港の外にあるデパートのような商業施設に寄る計画を立てている。雨が降っていないのはありがたい。


イミグレーションにて

[雨季で格安!ベトナム・フーコック島旅行記18] ベトナム・ホーチミンのイミグレーションでトラブル

大勢の人の流れに沿ってイミグレーション(入国審査)へ向う。ベトナムは入国の際には、日本のパスポートの場合、有効期限が6ヶ月以上ある場合はビザは不要。ただし前のベトナム訪問から30日以内に再度入国する場合はビザが必要となる。ここまでの知識はしっかり頭に入っており、自信満々でイミグレーションの列に並ぶ。そうしてしばらく待った後、私の審査の番が回ってきた。

審査官:「次」
モリオ:「はい。どうぞ。」

パスポートを渡す。

審査官:「Eチケット?」
モリオ:「え!?ちょっと待ってくださいね。」

慌てて、さっき乗ってきた便のチケットを見せる。

審査官:「違う。次の。」
モリオ:「ああ、次のはこれです。」

フーコックのEチケット控えを見せる。

審査官:「違う。戻れ。」
モリオ:「え、、、?」

そうして説明が不十分なまま、私はイミグレーションカウンターから追い払われた。どうやら、入国するには、帰りのチケットのコピーが要るようだった。しかしネットで予約した時、特にプリントせずに来てしまったため、帰りのEチケットのコピーがない。。。

そういえば、前回のホイアンの時は往復のEチケットの控えをSTワールドさんが送ってきてくれてたんだっけ。。今回は完全な個人手配だから、うっかり忘れてしまっていた(汗)。予想外のことが起こると軽いパニックになってしまう私。。ああ情けない。

ミヅキ:「とりあえず、向こうのベトナム航空のカウンターに行って、コピーもらおう。」

そう言いながらずんずん前を歩いてベトナム航空のカウンターの方へ向かうミヅキ。普段は全然頼りにならないがwピンチになるとめっちゃ頼りになる。

モリオ:「わかった」

私も小走りになりながらベトナム航空カウンターに詰め寄る。

モリオ:「すいません。Eチケットのコピーを忘れちゃったんですが。」
地上スタッフ:「スマホで空港のWiFiに繋いで、ネットからEチケットの控えを見せて下さい。」
モリオ:「わかりました。。。」

なんとコピーをくれないw しかたが無いので空港に飛んでいる無料WiFiを捕まえてネット接続を試みる。しかーし、電波は捕まえているもののネットに繋がらない。。。うーーーん。非常に困った。そうして少しガチャガチャスマホをイジったあと、設定のWiFiのところの画面を開くと、やっと簡単なアンケートに答えてログインする画面が現れた。これでネットが使える!


心を落ち着かせるために

[雨季で格安!ベトナム・フーコック島旅行記18] ベトナム・ホーチミンのイミグレーションでトラブル

入国できないかもしれないというパニックから立ち直るため、とりあえずポケモンGOを開いて心を落ち着かせる(笑)。ちゃんとログインできたことでネットが使えることを再確認。そしてゲームの画面がスマホに現れると、、、そこにはなんと!たったひとつのポケストップとその向こうにジムがぽつんと佇んでいるだけ。さらに近くにいるポケモン「ゼロ」。思わず笑ってしまい、いつもの精神状態に落ち着くw

モリオ:「これ見て。」
ミヅキ:「Eチケットでてきた?」
モリオ:「いや、ポケストップが出てきたw」
ミヅキ:「は?」
モリオ:「いやこれこれ、見てw」
ミヅキ:「うぁ、ほんまや。なにこれw」
モリオ:「空港の近所はポケモンGO無理やな。」
ミヅキ:「ほんまやね。残念~。」

いつの間にかゲーム談話が盛り上がるダメな夫婦。さて、気を取り直してEチケットを表示させよう。。。。と言っても、ベトナム航空のアプリやWEBにEチケットの控えを表示する機能などはなく、ただ帰りの予約を表示させるだけしか出来ない。

モリオ:「これでええんかいな?」
ミヅキ:「仕方ないんじゃない?あかんかったら、もう一度ベトナム航空のカウンター行って、頼んでプリントアウトしてもらお」
モリオ:「わかった。」

そうして再びイミグレーションの列に並ぶ。


よく見ると

イミグレーションの順番を待っている間、よく見ると帰りのEチケットを持っていなくて追い返されている旅行者が意外と多いのに気がつく。忘れちゃうよね、やっぱり。そうしてまた再び、次が私の番になろうという時、前のアジア系のオッチャンが同じようにトラブって一向に拉致があかない。オッチャンは審査官の「帰れ」の合図に従わず食い下がっている(笑)。そうしてそのオッチャンをカウンターに置いたまま、なんと、審査官は私に「来い」と言い始めるw 何だかカオスなイミグレーション現場になりはじめる。

モリオ:「パスポートとあとこれがチケットの控えです。」

そう言いながら審査官にスマホの画面を見せると、、、審査官は非常に嫌そうな顔をし始め、ベトナム航空の人間を呼ぼうとし始める。しかし近くには誰もおらず、すごく怪訝そうな顔をしながら、私のパスポートを開き、ページにスタンプが押された。それを見たアジアのオッチャンもすかさずスマホで予約の控えを表示させ、審査官に見せる。すると審査官も「もういいやお前ら」と言わんばかりの顔つきで、オッチャンのパスポートにもスタンプを押し始めた。

モリオ:「ミヅキ、行けたぞ。お前も来い!」

スマホで控えを表示することが出来るのは私のだけだったので、このまま向こうに行ってしまうと、ミヅキは入国が出来なくなる。なので「来い来い」と手をミヅキに振ると、ミヅキもこっちに向かってくる。

審査官:「だめだ!ひとりずつだ!戻れ。」

しぶしぶ戻るミヅキ。

モリオ:「これしか無いんで、妻なんですが一緒にダメですか?」

そうしてもう一度、ミヅキに「こっちこっち!」と手を振る。もう一度こっちにやってくるミヅキ。

審査官:「駄目だ!戻れ!」

ズコッとのけぞるミヅキ。

。。。。そんなやり取りが数回繰り返され、いつしかミヅキの後ろで並んでいる列の人達が、私達の行ったり来たり「ズコッ!」のゴタゴタを見て笑っている。どうやら夫婦漫才みたいなことになってたみたいだ(笑)。

仕方が無いので、私が一旦ミヅキの方へ向かい自分のスマホを渡し、私は無事イミグレーションを通過した。オッチャンも私に遅れてイミグレーションを通過。去り際、オッチャンと変な親近感が沸いてしまい、思わず「See You」と挨拶。オッチャンもニコッと笑いながら手を振り、入口の方に消えていった。

そうこうしているうちにミヅキも何とか無事イミグレションを通過し、やっとベトナムに入国をすることが出来た。


なんか疲れた。。。

[雨季で格安!ベトナム・フーコック島旅行記18] ベトナム・ホーチミンのイミグレーションでトラブル

まだ目的地のフーコック島にはたどり着けていないのに、荷物をピックアップした時に変な達成感と疲れが押し寄せる。

そうそう、この後のフーコックは国内線なのだが、一度荷物をピックアップして再度国内線カウンターに預ける必要があった。このままスーツケース持ってうろちょろ出来ないので、まずはSIMカードを手に入れてから、国内線ターミナルに向うことにした。ちなみに国内線乗り継ぎ関係の情報は、下の記事を参考に。

【ホーチミン・タンソンニャット国際空港】国内線ターミナルから国際線ターミナルへの移動方法 旅行情報 【ホーチミン・タンソンニャット国際空港】国内線ターミナルから国際線ターミナルへの移動方法 ホーチミンのタンソンニャット国際空港で、国内線から国際線、およびその逆には徒歩でのターミナル間移動が必要。国内線からはゲートを出て左に国際線ターミナルが、国際線からはゲートを出て右に国内線ターミナルがある。私が最初に乗り換えをしたのは、日本>ホーチミン>ダナンの航路(全てベトナム航空利用)でのこと。ホーチミンに降りた際、まず最初に入国審査を行い(移動は外になるので入国審査が必要)、その後荷物をピックアップ、そしてゴロゴロ荷物を押して国際線ゲートから出ると、すぐ右手にベトナム航空職員が搭乗荷物を集めていたので、そこで乗せる荷物だけ預け、国内線へ向かった。連絡通路の昼間の様子が上写真。荷物を自分で持ち運んでいる人もいるので、荷物をピックアップしてくれるのはベトナム航空のみ利用、もしくは同じ航空会社を乗継の場合だけかもしれない。