travel - 旅行記
【MSCクルーズ・冬の地中海 初めてのクルーズ旅行記 ブログ 49】山の上の洞窟の教会Santuario di Santa Rosaliaへ【後編】
曲がりくねった細い坂道

自転車に乗った人の大きさを見ればわかるけど、道幅はとーっても狭くて「こんな大型バスが走っていいの?」っていうくらいの素朴な山道。こんな細い山道なのにこの大型バスたちはブッブーと大きなクラクションを鳴らしながらビュンビュン飛ばす。元々、スピードが苦手な私は相当ハラハラ。
かなり高いところまで上がってきた

途中の景色が良いところでバスを止めて、記念撮影タイム。パレルモの街並みが一望できる。
ペッレグリーノ山の教会に到着!

430メートル地点の聖ロザリアの教会(Santuario di Santa Rosalia)に到着。
その昔、聖ロザリアのお告げによってその遺骨が見つかり、それに伴って宗教儀式を行ったところペストが収まったため、遺骨が見つかったこの場所に教会が建てられたのだそうだ。
ペストを収束させるという奇跡を起こした聖ロザリアに対するパレルモ市民の信仰心は強く、今でも日々参拝者が教会を訪れている。
洞窟教会の内部

出展:tabiisara.com
教会の内部は洞窟そのまま。奥は礼拝堂になっていて、ミサを聞けるようにイスがきれいに並べられている。
モリオはトイレ

途中でお腹が痛くなったモリオ。慌ててトイレを探す。教会の横でようやく看板を見つける。ここのトイレはお皿の中にお金を入れてトイレを使うらしい。小銭をほとんど持ってなかったモリオは唯一持っていた2ユーロをお皿に入れて駆け込んだ(笑)。ホントはもっと少なくていいらしい。
教会の周辺にはお土産物やさん

周辺にはおお土産を売っているお店が数店あったんだけど、どれもかなり年季が入ってそうな品々。何年も売れてないんじゃないか?と思うくらい埃がかぶっていたり、布が日焼けして色が変色したりしてるんだけど、それを平気で売ってるし、観光客も平気で買っている。神聖な教会で商売気マンマンのお土産屋というのもなんだかちょっとミスマッチで…不思議なシチュエーションだ。
軽食を食べられる食堂もある

大きな建物の中にはお土産を売っているコーナーや軽食が食べられる食堂もある。食堂の前では、大きなバーベキュースタンドでベーコンみたいなお肉を焼いているおじさん。後ろのケースに入っているパンにこのお肉を挟んで食べる。イタリアの人はとにかく陽気でそして声が大きい。めっちゃ大きな声で「食べる~?」と道行く人にアピール。