旅行記

[初めての冬の地中海クルーズ旅行記49] 山の上の洞窟の教会Santuario di Santa Rosaliaへ

目次

  1. イタリア人のガイドさん
  2. パレルモの街中を抜けてペッレグリーノ山に向かう
  3. ウッチャルドーネ刑務所
  4. 刑務所の塀はどこまでも続く
  5. ペッレグリーノ山に登り始める
  6. 自転車競技の人が多い
  7. 道端にはサボテンが群生
  8. 観光用の3輪バイク
  9. 曲がりくねった細い坂道
  10. かなり高いところまで上がってきた
  11. ペッレグリーノ山の教会に到着!
  12. 洞窟教会の内部
  13. モリオはトイレ
  14. 教会の周辺にはお土産物やさん
  15. 軽食を食べられる食堂もある

イタリア人のガイドさん

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私達のバスは英語でガイドしてくれるバス。

はじめにイタリア人のガイドさんが「英語がわかる人~!」「イタリア語がわかる人~!」「ポルトガル語がわかる人~!」と聞いてきた。みんなそれぞれ自分が理解できる言語のときに手を挙げる。モリオは英語のときに手を挙げていた。私は英語も微妙だから挙げる場所が無かった(汗)。

「英語とポルトガル語が多いから、英語メインでポルトガル語でも説明するわね~。」みたいなことを話して、英語とポルトガル語でのガイド。何ヶ国語も話せるなんて、スゴ過ぎ。さすがやなぁ。

まぁ、私はポルトガル語がわかるワケでもなく、もちろんイタリア語も全然わからないので、英語の解説を聞きながらな~んとなくわかった気になってるだけなんだけど(苦笑)

でもまぁ、英語がわからなくても景色を見ているだけでも十分伝わってくる。(気がする・笑)


パレルモの街中を抜けてペッレグリーノ山に向かう

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パレルモの街中は結構殺伐とした風景が続く。建物はボロボロで山積みになったゴミとかも目立つ。自分達だけでブラブラ歩いて観光するのはちょっとためらわれるような雰囲気だから、やっぱバスツアーを申し込んで良かった。


ウッチャルドーネ刑務所

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今から150年ほど前、1860年頃に建てられた刑務所。何が驚くって、この場所。普通、刑務所って僻地に建ってたりすると思うんだけど、こんな風に街中にドンっと刑務所が建ってるって。。。あんまり見たことが無い。まぁ、このパレルモ自体が昔は僻地の扱いだったのかもしれない。


刑務所の塀はどこまでも続く

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相当古い歴史がある刑務所だけど、今もまだ現役で使われている。ガイドさんがシチリアのマフィアの話とかをしてくれた。ここにもたくさんのマフィアが投獄されたらしい。


ペッレグリーノ山に登り始める

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街中を抜けて、山道を登り始める。


自転車競技の人が多い

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サイクリングと呼ぶには失礼かと思うような「本気モードのサイクリング?」している人がかなりたくさん走っている。キツイ坂道だからトレーニングに丁度いいのかな?


道端にはサボテンが群生

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冬でも比較的暖かい気候だからか?、山肌や道端にはこんな感じでサボテンが群生している。ヨーロッパにサボテンって…ちょっと意外でビックリ。


観光用の3輪バイク

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パレルモ市内には観光客向けにオート3輪のタクシーが走っている。このオート3輪のタクシーに乗って教会を目指すのも楽しそう。


曲がりくねった細い坂道

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自転車に乗った人の大きさを見ればわかるけど、道幅はとーっても狭くて「こんな大型バスが走っていいの?」っていうくらいの素朴な山道。こんな細い山道なのにこの大型バスたちはブッブーと大きなクラクションを鳴らしながらビュンビュン飛ばす。元々、スピードが苦手な私は相当ハラハラ。


かなり高いところまで上がってきた

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途中の景色が良いところでバスを止めて、記念撮影タイム。パレルモの街並みが一望できる。


ペッレグリーノ山の教会に到着!

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430メートル地点の聖ロザリアの教会(Santuario di Santa Rosalia)に到着。

その昔、聖ロザリアのお告げによってその遺骨が見つかり、それに伴って宗教儀式を行ったところペストが収まったため、遺骨が見つかったこの場所に教会が建てられたのだそうだ。

ペストを収束させるという奇跡を起こした聖ロザリアに対するパレルモ市民の信仰心は強く、今でも日々参拝者が教会を訪れている。


洞窟教会の内部

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教会の内部は洞窟そのまま。奥は礼拝堂になっていて、ミサを聞けるようにイスがきれいに並べられている。


モリオはトイレ

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途中でお腹が痛くなったモリオ。慌ててトイレを探す。教会の横でようやく看板を見つける。ここのトイレはお皿の中にお金を入れてトイレを使うらしい。小銭をほとんど持ってなかったモリオは唯一持っていた2ユーロをお皿に入れて駆け込んだ(笑)。ホントはもっと少なくていいらしい。


教会の周辺にはお土産物やさん

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周辺にはおお土産を売っているお店が数店あったんだけど、どれもかなり年季が入ってそうな品々。何年も売れてないんじゃないか?と思うくらい埃がかぶっていたり、布が日焼けして色が変色したりしてるんだけど、それを平気で売ってるし、観光客も平気で買っている。神聖な教会で商売気マンマンのお土産屋というのもなんだかちょっとミスマッチで…不思議なシチュエーションだ。


軽食を食べられる食堂もある

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大きな建物の中にはお土産を売っているコーナーや軽食が食べられる食堂もある。食堂の前では、大きなバーベキュースタンドでベーコンみたいなお肉を焼いているおじさん。後ろのケースに入っているパンにこのお肉を挟んで食べる。イタリアの人はとにかく陽気でそして声が大きい。めっちゃ大きな声で「食べる~?」と道行く人にアピール。