旅行記

[初めての冬の地中海クルーズ旅行記52] シチリア島パレルモ・マッシモ劇場の近所でスリに遭遇(涙)

目次

  1. マッシモ劇場で一旦解散、自由行動
  2. モリオ、まさかのスリに狙われる
  3. ちょっと裏側になるとこんな感じ
  4. お惣菜屋さんに並ぶ人たち
  5. 観光客用の馬車

マッシモ劇場で一旦解散、自由行動

[初めての冬の地中海クルーズ旅行記52] シチリア島パレルモ・マッシモ劇場の近所でスリに遭遇(涙)

マッシモ劇場はヨーロッパでも屈指の規模で、ウィーンのオペラ座、パリのガルニエ宮のオペラ座に次ぐ大きさの劇場といわれている。イタリア統一を記念し、パレルモ出身の建築家ジョヴァン・バッティスタ・フィリッポ・バジーレが設計したのだが、建設期間があまりにも長期に渡ったため、その息子エルネストが1897年に完成させた。外観は壮大な新古典主義様式、内部は柔らかな曲線が特徴のリバティ様式(アール・ヌーヴォー様式)と、異なる様式で優美な姿を魅せている。映画『ゴッドファーザーPart3』のロケ地としても有名な場所。

そんなマッシモ劇場で一旦解散し、しばらく自由行動。と言うか、ここから船が待っている港まではさほど遠くないため、ここから各自好きなように行動して、出港までに自分で船に戻ればよいとのこと。希望者はまたここに戻ってきたらバスで船まで送ってくれるということになった。

私とモリオはバスで船まで送ってもらうことにして、早速、時間まで近所を散策することに。


モリオ、まさかのスリに狙われる

[初めての冬の地中海クルーズ旅行記52] シチリア島パレルモ・マッシモ劇場の近所でスリに遭遇(涙)

靴屋があったり雑貨屋があったり、オシャレな服屋があったり。色んな店に入っては出て…を繰り返して楽しく街歩きをしてこの交差点に差し掛かったとき、ふと私達についてきている人が居るのに気が付いた。

ミ「(小声で)モリオ、私について来て。」

モ「(小声で)なんで?どうしたん?」

ミ「(小声で)つけられてるから。モリオ、バッグをジャケットの中に入れて。」

朝からずっと団体行動で更に観光客だらけのところをずっとウロウロしていたせいで、すっかり気が緩んでいたモリオはボディバッグをジャケットの上の目立つところに下げていた。

モ「マジで?」

慌ててバッグをジャケットの中に入れて辺りを見回すモリオ。

モ「え?どいつ?怪しい奴なんかおるか?って…もしかしてアイツ?(驚)」

モリオが驚くのも無理ない。私達をつけて狙っていたのは、チンピラ風やマフィア風や悪ガキ風のいかにも「スリ」みたいな人ではなく、どこにでも居る「人の良さそうな、ちょっと気の弱そうな…そしてとても小奇麗な身なりをした男」なのだ。

ミ「うん、そう。あいつ、さっき交差点で私達とすれ違った後、Uターンしてそのまま私達の後つけてきてるんよ。たぶん、モリオのバッグ狙ってるよ。」

モ「マジか!?スマン、気ぃ緩んでたわ。よし、わかった。じゃぁ、今度はおれらがUターンしてそいつについて来てるの気付いてるってことアピールしよ。」

そう言ってモリオはクルっとUターンしてその男の目をじっと見ながらすれ違う。私もモリオと一緒にUターンしてその男とすれ違った後、振り返って確認すると…男はまたUターンしてこっちに来ようとしたんだけど、、、立ち止まって振り返っている私たちと目が合って私たちが気付いていることに気が付いたのか…こっちに戻ってくることは無く、そのまま向こうに歩いていった。

モリオはまさか自分がつけられているなんて思ってもみなかったようで、すごーっくビックリしていた。私も心臓バクバク。

スリって、見るからに怪しそうな奴がやるのかと思ってたから、あまりにも普通の人で正直驚いた。普段は絶対気に留めないようなどこにでも居そうな…普通の小奇麗なお金を持ってそうな身なりの人なのだ。そういう人だからこそ、きっとみんな油断して気が付かないうちに掏(す)られるのかも。


ちょっと裏側になるとこんな感じ

[初めての冬の地中海クルーズ旅行記52] シチリア島パレルモ・マッシモ劇場の近所でスリに遭遇(涙)

さっきまでの明るい雰囲気から一転、ちょっと暗い雰囲気。歩くのはちょっと勇気が要りそう。


お惣菜屋さんに並ぶ人たち

[初めての冬の地中海クルーズ旅行記52] シチリア島パレルモ・マッシモ劇場の近所でスリに遭遇(涙)

バスで港に帰る途中、見かけたお惣菜屋さん。地元の人たちが並んで買ってるの何だろう?なんか美味しそう。


観光客用の馬車

[初めての冬の地中海クルーズ旅行記52] シチリア島パレルモ・マッシモ劇場の近所でスリに遭遇(涙)

港の近くにはクルーズ客目当ての観光用の馬車がたくさん止まっている。バスツアーに行かない人はこんな馬車で市内観光するのも楽しいかも。