旅行記 - 1月10日

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記68] 7日目・ありがとう!おつかれさま!

目次

  1. 関空の到着ロビーにて
  2. 第1ターミナルビルと第2ターミナルビル間はシャトルバスに乗って移動
  3. 長旅、お疲れ様!
  4. 嬉しくていつまでも手を振る母
  5. 「飛行機のお土産」を持って保安検査へ
  6. 再び第一ターミナルに戻る
  7. 最後の力を振り絞れ!リポビタンゴールド!
  8. 連絡通路の先が第一ターミナルだ
  9. MKタクシーのシャトルタクシーで登録
  10. 本当にお疲れさま!そしてありがとう!

関空の到着ロビーにて

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記68] 7日目・ありがとう!おつかれさま!

私のスーツケースの事故証明を書いてもらった後、4人で無事税関を通り、入国のドアを通り抜ける。両親にとってははじめてのシーン。しっかりと写真に収める。モリオは税関で使ったパスポートをもう一度バッグへ。両親が国内線に乗る最後の最後まで、大事なものはしっかりと預かっておかなくては、、、という注意の入れよう。


第1ターミナルビルと第2ターミナルビル間はシャトルバスに乗って移動

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記68] 7日目・ありがとう!おつかれさま!

両親はこの後、国内線に乗って松山まで帰る。関空から松山までは「JAL」や「ANA」は飛んでおらず、関空から伊丹まで移動して「JAL」や「ANA」に乗るか、もしくは関空ー松山の「Peachピーチ」に乗るか、、、。事前に両親にどうしたいか聞くと「関空に着いたあとそのまま関空から松山に飛びたい」とのことだったので19時15分発関空ー松山の「Peachピーチ」を予約している。

「Peachピーチ」はLCCだ。第二ターミナルからの発着になるので第二ターミナルに移動しなくてはならない。第1ターミナルビルと第2ターミナルビルとの間は約4キロ離れている。私たちも「ピーチ」には乗ったことが無いので、今回はじめて第2ターミナルに行くことになる。添乗員さんに教えてもらった通り、2階に移動し、「エアロプラザ」に移動し、「エアロプラザ」横の「第二ターミナル行き」のバス乗り場からシャトルバスに乗る。

バスの中は20人ほど人が乗っていて、みんな大きなトランクを持っている。「Peachピーチ」は関空からソウル、香港、上海なんかにも飛んでいる。「Peachピーチ」でこれから海外に行く人もちらほら居るようだ。


長旅、お疲れ様!

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記68] 7日目・ありがとう!おつかれさま!

モリオが両親のトランクを持って、父と一緒にチェックインの手続きに行ってくれる。私達は国内線のLCCには乗ったことが無く、座席の広さとかもわからなかったので、長旅の最後に窮屈な思いをしないようにと一番前の席を座席指定しておいた。きっと足を延ばして乗ることができると思う。はじめての「Peachピーチ」でどうやってチェックインするんだろう?と不安だったけど、モリオが手続きをしてくれたおかげで、特に問題なくチェックインもできた。

ミヅキ:「父さん、母さん、お疲れ様。最後、松山まで50分くらいの飛行機が残っとるけど、大丈夫?」
母:「大丈夫よ!母さん、まだピンピンしとるよ!ルミ子(同居している3女)たちが空港に迎えに来てくれるって言っとるけん、早速、旅行の話をいっぱいせんといかんわい(笑)。」

今回一番心配していた母の体調は、結局、最初から最後まで電池が切れることなく、延々ハイテンションのまま旅行を終えることができた。きっと、今回の旅行が本当にうれしくて嬉しくて、普段では出ないようなパワーがどこかから湧いてきていたのかもしれない。家に到着した後、疲れが出て倒れるかもしれないから、ルミ子に注意しておいてくれるよう頼んでおかなくては。

父:「モリオとミヅキのお陰で、一生の思い出に残るええ旅行に行けたわい。本当にありがとう。」
母:「本当にありがとうね、母さんたちだけやったら、こんな海外旅行なんて絶対に行けんかったから、本当に嬉しいわ。今考えても、ヨーロッパまで行ってクルーズ船に乗ったとか、夢みたいよ。本当に一生の思い出になったよ。ありがとうね。」
モリオ:「お父さんもお母さんも元気で、無事、帰ってこれて本当に良かったです。僕だけボロボロですいません(汗)。」
母:「モリオくんは、みんなの安全も全部責任もってやってくれとったけん、本当に大変やったね。ありがとう。風邪がひどくならんように、帰ったらゆっくり休んでね。」
モリオ:「はい。僕だけ風邪ひいて、ホンマ情けないです。帰って、すぐに寝ます。」

嬉しくていつまでも手を振る母

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記68] 7日目・ありがとう!おつかれさま!

無事、チェックインもできたので、あとは搭乗口で座ってゆっくりできるようにと両親は保安検査に向かう。母は本当に嬉しかったようで、何度も何度も振り返っては私たちに手を振っている。こんなに喜んでもらえて、本当に嬉しい。モリオと二人、頑張った甲斐があったな。


「飛行機のお土産」を持って保安検査へ

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記68] 7日目・ありがとう!おつかれさま!

そして、エミレーツ航空で出た機内食の「パン」や「グリッシーニ(棒状の固いパン)」「チョコレート」「クラッカー」など、母曰く【飛行機のお土産】がたくさん入った黒いバッグを持って保安検査に進んでいった。もしかしたら止められるかなぁ~と見てたんだけど、水物とかは持ってなかったからか、特に止められることなく、無事、進んでいった。

両親が見えなくなるまでずっと手を振って、、、。ようやく、私たちの責務が終わった。

ミヅキ:「モリオ、お疲れ様。本当にありがとう。無事、2人を元気に連れて帰ることができて、本当に良かったわ。ほとんどモリオに頼りっきりやったけど、本当にありがとう。父さんも母さんもあんなに喜んで…私も嬉しいよ。」
モリオ:「おぅ。でも、まだ終わってないからな。家に着くまでが遠足や(笑)。」
ミヅキ:「そうやね(笑)。」
モリオ:「父ちゃんらも無事、家に着いたって連絡貰ってからじゃないと、まだまだ終われんで。」
ミヅキ:「ホンマやね。ルミ子にも電話しとくわ。」

両親が松山空港に着くころ空港に迎えに来てくれるという3女のルミ子に、無事帰ってきた報告と両親の体調に注意してくれるよう電話。合わせて次女の静香にも無事帰ってきた報告の電話する。


再び第一ターミナルに戻る

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記68] 7日目・ありがとう!おつかれさま!

両親を見送った後、私たちはもう一度第1ターミナルに戻ってMKタクシーさんで帰ることにしている。第2ターミナルから第1ターミナルに向かうにはさっき乗ってきたのと同じルートを戻ることになる。第2ターミナルから第1ターミナルに向かうバスは長蛇の列になっている。一度に乗り切れなかったりするので、できるだけ早く並ぶようにしたほうがいいだろう。


最後の力を振り絞れ!リポビタンゴールド!

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記68] 7日目・ありがとう!おつかれさま!

私が妹たちに電話している間に、モリオが飲み物を買ってきてくれた。オランジーナとリポビタンゴールド!

ミヅキ:「リポビタン!?」
モリオ:「おぅ!家に帰るまでに倒れるわけにいかんからな。なんか、めっちゃ体が辛いし、リポビタンでドーピングや!」
ミヅキ:「ドーピングして最後の力ふり絞るんやね?」
モリオ:「そうそう。」

連絡通路の先が第一ターミナルだ

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記68] 7日目・ありがとう!おつかれさま!

10分弱バスに揺られてエアロプラザ横でバスを降り、連絡通路を渡った先が第一ターミナルだ。車輪の1か所の本体が割れて陥没してしまった私のトランクは、グラグラしているけど辛うじて転がすことができる。車輪の部分が外れず、付いたままになっていて助かった。これがもし車輪も一緒に外れてしまっていたら、3か所しかタイヤが無いからこのターミナル間の移動も相当大変だっただろう。トランクが壊れて運が悪かったけど、運が悪い中では運が良かった(苦笑)。

モリオがしんどそうなので、私が荷物を持つというのに「エエから。荷物は男が持つって決まってんねん!」と言って持たせてくれない。風邪でしんどいんだから、無理せんでもええのに。どこまでも責任感が強くてガンコなのだ。


MKタクシーのシャトルタクシーで登録

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記68] 7日目・ありがとう!おつかれさま!

今回、往路は空港バスで「京都ー伊丹空港」、「伊丹空港ー関空」と移動したので、MKタクシーは使わなかったんだけど、帰りだけ予約していたのだ。ただ、両親を見送ってからになるので「所用があるため、8時ごろに乗車窓口に向かいます」と予約しておいた。イレギュラーな状況なので、ちゃんと乗れるかどうか心配だったけど、きちんと予約は通っていたようで、無事、MKタクシーさんのシャトルタクシーで家まで帰れることになった。

モリオが風邪でしんどいので、ここから空港バスで京都まで帰って、そこからまた乗り継いで、、、というのはちょっと辛い。MKタクシーさんで家の前まで送ってもらえるのは本当にありがたい。


本当にお疲れさま!そしてありがとう!

[初海外の両親を連れて冬の地中海クルーズ旅行記68] 7日目・ありがとう!おつかれさま!

MKタクシーさんの順番を待っている間に、、、。「お疲れ様」の1枚。モリオは風邪で目や鼻がショボショボしている。私はすっかり化粧っ気が無くなっているけど、母同様、不思議なくらいピンピンしている。まだ気が張っているのかもしれない。

今回は、海外旅行はじめての両親を連れて、遠路はるばるヨーロッパまで行ってクルーズ船に乗るという何とも大それた7日間の大旅行だった。出発前から荷物の準備で右往左往し、出発してからも母がドバイで個室に連行されたり、100万ドルが当たる宝くじを引いたり、クルーズ船のディナーで父がキレたり、ドレスコードを楽しんだり、お土産がなかなか買えなかったり、世界遺産に感動したり、、、といろんなことがギュッと詰まった本当に充実した7日間だった。

私は実の両親だからお互い言いたいことも言い合えるけど、モリオは義理の親だからきっといろいろ気遣ってしんどかった事だろう。最後までしっかりと両親の面倒を見てくれて本当にありがとう。妹たちも電話で「モリオに本当にありがとうって伝えてね。」と言っていた。

普段、ギャーギャーうるさいモリオだけど、今回は本当に両親のためにいろいろと頑張ってくれた。無事、旅行を終えることができて、心から感謝している。次、モリオの両親をハワイに連れて行くときは、私も一生懸命頑張ろうと心に誓う。

色々とドタバタしたけれど【海外旅行がはじめての親を連れての旅行はこんな感じなんだよ~】という参考にしてもらえてら幸いだ。特にお土産は旅行中相当ストレスになるはずなので観光を楽しむためにも注意が必要だ。

さてさて、これで私たちの「海外旅行はじめての両親にヨーロッパのクルーズ旅行をプレゼントする旅」は無事終了!の予定だったのだが、、、、。実はまだ終わらなかったのであります、、続く。