travel - 旅行記
旅行日 2016年09月17日
【ベトナム航空で雨季のベトナム・はじめてのフーコック島 格安旅行記 ブログ 39】フーコック島のお店のおばちゃん【後編】
オバちゃんに呼び止められる

その工事現場を少し眺めていた所、向かいにある生活雑貨屋のような店舗のオバちゃんが声をかけてきた。どうやら何か買っていって欲しいようだ。
モリオ:「あれ?オバちゃんが来いって手を振ってるぞw」
ミヅキ:「ほんまや、喉乾いたし、何か飲み物買う?」
モリオ:「そうやな、ちょっと行ってみるか。」
そうして、店舗の前のテーブルに座る。結構ふっかけてきそうでドキドキではあるがw
今回のお話の舞台場所は...
値段は手書きで

英語なんて通じるわけもなく、値段交渉は手書きだ。オバちゃんがこの紅茶1本の値段を紙に書き込む。15000ドン。日本円で約75円ほど。まぁ日本人からすれば安いが、多分かなりボッタクられているはずだw 私が「ダックァ(高い)、ボッディー(まけて)」とベトナム語で切り返すも、なんとこのオバちゃん、全然わからないふりをしてまけてくれない。。。さすが商売人だw
そんなに要りませんw

最初は写真にあるドリンク(お茶)の6本パックを勧めてきたwいやそんなに要らないしw 私が手で「1本」と言うと、頷いて奥の冷蔵庫から冷えた1本(500ml)を持ってきてくれた。オバちゃんの言い値で1本買ことにしたら嬉しかったのかストローまでつけてくれた。ミヅキが椅子に座ってゴクゴクお茶を飲んでいるとオバちゃんが更に何やら持ってくるw
色々と持ってくる

とにかく色々と持ってくるオバちゃん。このドリンクボトルの奥に見えているのは、オバちゃんが持ってきたフーコック名産の胡椒を使った調味料。「いくら?」と手振りで聞くと、またオバちゃんが紙に値段を書き込む。240000ドン。約1200円。
ミヅキ:「え!?1200円?高くない?ちょっと高いわ~オバちゃん!」(日本語で)
モリオ:「ホンマや、1200円は高すぎるわ~~。」
夫婦で頭と手をブンブン振って「要らない」とアピールする。
いや、、、これはきっとふっかけられまくってるw するとまた奥から、この胡椒の調味料の小さいボトルを持ってきた。
マンゴーに付ける

そして今度はオバちゃん、マンゴーを切って渡してくれる。え?何?
ミヅキ:「もしかして、試食しろってことなんやろか?」
そう言いながらミヅキが何のためらいもなくマンゴーに胡椒をつけてパクッと食べる。
モリオ:「うわ!ちょ!こんなところで生もの食べて大丈夫なんか!?」
ミヅキ:「え!?あ!もう遅いわ。食べてしもたやんwまぁ、たぶん大丈夫やろwそれより、めっちゃ美味しいよ!モリオも食べてみ!」
モリオ:「マジか、、、オレ、海外で現地の街で生もの食べて無事で居られる自信ないわ。。。」
私は日本にいるときから胃腸は弱いし、長期間海外生活が続くだけで腹の調子が悪くなるタイプなのだ。
が、そんなことお構いなしにオバちゃんがオレにも食えとマンゴーをグイグイ手渡してくる。
ミヅキ:「ほら、オバちゃんがモリオも食べろって言ってるやんw風邪薬は持ってくるの忘れたけど、胃腸薬と下痢止めの薬は持ってきてるし、もしもお腹壊しても大丈夫よ!」
いや、薬があるとか無いとかそういう問題じゃなくて、、、仕方ない。ここは食うしかないのか。。。思い切って食ってみる。
お?味は、、、マンゴーに合うかどうかは正直微妙ではあるが、この調味料単体の味が、ヤバいぐらい「美味い」。日本で言うところの塩コショウなのだが、すごく旨味があって美味しいのだ。
モリオ:「うお!旨いやん!」
ミヅキ:「やろ?美味しいやろ?やから食べてみって言ったんよ。」
本当に旨い。これは日本に持って帰りたい。
オバちゃんに一番小さい瓶を指さして「いくら?」と聞く。とオバちゃんが25000ドンと紙に書いてくれた。約125円。
モリオ:「まぁ、ボッタクられとるかもしれんけど、これは許容範囲やんな。」
ミヅキ:「うん!125円やったらOK!買って帰ろ!」
オバちゃんに1個チョウダイと言って1本買った。
後で、フーコックの空港で同じ調味料があったが(パッケージは違う)、それは32000ドンだったので、まぁちょっと安いのかな?よくわからんw だが、味は本当に美味しい。肉を焼いたりするときに使うととってもいい感じ。もっとたくさん買ったらよかったと今では思っている。