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女性のLCC機内持ち込み7kgの荷物中身(海外旅行1週間分)を公開!
LCCで海外旅行をするときに一番頭を悩ませるのが荷物の重さ制限

出展:メジャートリップ:LCCエアアジアで7kgの手荷物だけでインドネシア・ギリ島に向かう
LCCを使って年に数回お得に海外旅行をしているミヅキです。今日はLCCを利用して海外旅行に行くときの無料範囲内(7kg)の手荷物の内容を公開!
LCCとはローコストキャリア(Low Cost Carrier)の略称。効率的な運営によって低価格の運賃で運航サービスを提供する航空会社のことをいう。身近な日本発着便で言うとエアアジアやジェットスター、スクート、ピーチ、バニラエア、チェジュ航空とか。LCCを利用すると関空ーハワイが片道1万円前後で飛べたりするので海外旅行が大好きな我が家にとっては無くてはならない航空サービスなんですよね。
LCCの航空代金が安い秘密は、、、JALやANAなどのフルサービスキャリア(FSC)に比べてサービスを個別に分けてそれぞれの値段を細分化しているから。例えば、フルサービスキャリア(FSC)のJALやANAの場合は国際線のハワイ行きを例にとると機内受託手荷物は23kgまで往復無料なのに対して、LCCのエアアジアなどは20kgの荷物1個で片道3500円(航空券を買う時に申し込んだ場合)、航空券を買った後で追加するときは片道4000円、当日空港のカウンターで超過手荷物として追加するときは1個につき片道12300円も必要になっちゃいます。
エアアジアさんに乗ってハワイに行ったとき、受託手荷物1個分(20kg)を購入していたにもかかわらず、事前にちゃんと重さを測っていなかったために帰りのチェックインカウンターでその20kgの制限を2kgほど超えてしまって「超過手荷物は100ドルになります」と言われて大慌てでスーツケースから荷物を取り出したりしたこともある我が家(汗)。

LCCはフルサービスキャリア(FSC)に比べて特に荷物の重量にはとても厳しいので、事前にちゃんと携帯用のデジタル ラゲッジスケールで重さを測ってカウンターに向かうことにしてます(苦笑)。
とは言っても、事前に申し込んだ場合でもスーツケースを1個追加するだけで往復で7000円~8000円ほど航空代金が高くなるので、せっかく航空代金が安いLCCで旅行をするんだからできれば手荷物無料の範囲で旅行をしたいと思う私のような人もいるはず。
でも、7kgっていったいどのくらいの荷物が持って行けるのか?女性は男性に比べて化粧品とか余分にあるし、髪の毛のムースとかトリートメントも持って行きたいし、日焼け止めだって必要。私自身、はじめてLCCを利用する際に「ものすごーく悩んで、困った」んだけど、LCCでの旅を何度も重ねるうちにかなり上手に荷造りできるようになってきました。
ということで、今回は「LCCの女子旅。これだけあれば大丈夫!」「7kgの荷物ってこのぐらい持って行けるよ」という女性がLCCで海外旅行をする際の「無料の手荷物7kgの範囲内におさまる荷物の内容」を公開したいと思います。私が実際に使っているものは文章中で『青い文字リンク』にしています。(すでに廃盤になって販売されていないものはほぼ同じもので代用してます。)内容は少しずつ改良しながら最新のものを紹介していくので、「どこで買えるのか?」「すぐに買いたい」というときに参考にしてみてくださいね。
コロコロ付きのスーツケースの場合

出展:メジャートリップ:コロコロ付きのスーツケースでLCCの制限荷物内でタイ・パタヤ旅行
私自身、コロコロ転がすタイプのスーツケース(キャリーケース)でLCCの荷物制限7kg内だけでタイ・パタヤ旅行をしたこともあるんだけど、

機内に持ち込めるサイズのコロコロ付きのスーツケースはあまりおすすめしません。理由は二つ。
1:「ケース自体が嵩張るし、リュックに比べて重量が重い」
私自身、実際にコロコロ付きのスーツケースでLCCを利用して旅行してみての感想です。
・スーツケースだけで3キロ近い重さがある。(写真のスーツケースは2.4kg)普通販売されているものは3kgくらいある。
・座席の頭上の物入れに入れるときに充分な余裕が無いと入れにくい。(リュックサックならちょっとした隙間にも意外とすんなり入る)
2:「チェックインカウンターで重さを量られる」
・必ずと言っていいほどコロコロ付きのケースは重さをはかりに乗せてキッチリ量られる。私がコロコロ付きのケースで行ったときは必ず測られた。
・リュックサックでチェックインカウンターに行った場合は目視だけで、今のところまだ重さを量られたことは無い。他の人の様子を見ていると、コロコロケースの人はみんなチェックインの時に重さを量られていた。
まぁ、この荷物の重さを量るか量らないかはその時の状況によっても変わって来るとは思うけど、カウンターで手続きをしている人たちも毎日チェックしているプロなので、背中に背負っているリュックの大きさを見て大体何キロくらいが入るのかとか大まかに判断ができるんだろうなぁと推測。
とは言っても、キャスター付きのスーツケースは移動時はコロコロのおかげで重さをほとんど感じなくて持ち運びがしやすいのでかなり便利。私も最近はキャスター付きのスーツケースで旅行に行くことも増えてきたのでキャスター付きのスーツケースの荷物の中身も別記事にまとめてます。気になる人は読んでみてね。

それでは、早速リュックサックの荷物の中身を詳しく公開しまーす!
リュックの中身はこんな感じ

出展:メジャートリップ:LCCで1週間程度の旅行をするときの荷物(プーケット・ピピ島編)
まず、リュックの中身を全部出してみました。これは、LCCのエアアジアに乗ってタイのプーケットとピピ島に行った時の荷物の内容。
洋服、化粧品のポーチ、バス用品、虫除けなど、ある程度用途に分けて分別して入れてます。こうすることで荷物が嵩張るのを防いで、少しのスペースによりたくさんのものを詰めることができます。写真は宿泊先のホテルで撮ったもの。
ここで注意したいのは荷物を入れるためのバックパック(リュックサック)。
『LCCの手荷物7kg制限はバッグの重さも全て込み』なので、リュックサックが重いとその重さの分だけ持って行けるものが減ることになるから、できるだけ軽くて丈夫なものを選ぶことが重要。
私が用意したバックパック(リュックサック)はダカイン(DAKINE)というハワイ発のサーファーブランドのバックパック(26L)で重さは何と660g。
ダカイン(DAKINE)は毎年新しい柄のものが発売されていてデザインもおしゃれな感じ。プロのサーファーの荷物を運ぶのにも耐えるような丈夫な素材を使っているのにとても軽いし、パソコンを入れられるクッションが付いているし、防水も効いているのでちょっとくらいの雨なら大丈夫。買ってから何度も使っているけど、丈夫でとても使いやすくておススメのブランドです。
私が買ったのは「トレック」というモデルだけど、いまは新しい「トレック」は日本では出ていない模様で、現在販売されているのは旧モデルで残っているもの(色柄に限りあり)か、もしくは注文が入ってから海外で買付して日本に送ってくるので2週間ほど時間がかかるものが多いみたいです。
でも違うモデルであれば公式通販にパイナップル柄とかハイビスカス柄、ヤシの木柄など色柄も豊富にあるし、すぐに届くリュックがたくさんあってセールもしていたので、公式通販で気に入ったリュックがあるかチェックするのもおすすめです。
無印良品で買ったハンギングポーチに入っているもの

出展:メジャートリップ:ハンギングポーチ(無印良品)の中身
茶色い色のポーチは無印良品で買ったトラベル用ハンギングポーチ。フックが付いていてぶら下げることができるようになっています。その中にはシャンプーやトリートメント、髪の毛用のムースや洗い流さないトリートメント、クレンジング用のキットなんかをそれぞれ小分けして入れてます。
まず、右上の写真は髪の毛用の小さい60gのボトルのムース(この大きさであれば機内に手荷物で持ち込むことが可能)、ミニボトルの洗い流さないトリートメント、ミニサイズのヘアワックス、髪の毛がサラサラになるイギリス製のヘアブラシのトラベルサイズ。
右下の写真はスヌーピーのジップロックに入っている中身。馬油や馬プラセンタ入の美容液が染み込んだお徳用のフェイスマスクを小分けにしたものがたくさん入ってます。自分で小分けにするのが面倒な場合は、最初から1回分ずつ小分けされているフェイスパックを持っていくのもオススメです。
バックパックでの旅行中は飛行機に乗ることも多いし、クーラーの中で過ごすことも多く顔が乾燥するシーンが多いので、あえて嵩張る化粧水は持たずにこの『美容液フェイスマスク』を化粧水代わりに使ってます。
洗顔後にフェイスマスクをして化粧水の代わりにすればOK。もちろん、パックの後は残ったエキスを首や腕なんかにヌリヌリと塗りたくりますw ビーチリゾートに行くときはシャワーの回数が増えるのでフェイスマスクも日数分×3(朝晩+臨時のシャワー)くらいの感じでかなり余分目に持って行く感じにしてます。
左下の写真はシャンプーとトリートメント。ボトル入りのシャンプー&コンディショナーがあればそれを持って行くし、ボトルのものが無ければ1回分ずつ小分けしてあるシャンプー&トリートメントを持って行ったりもします。小分けをしている場合は日数分。写真のボトルの大きさ(それぞれ40g)なら2~3日分くらいは余裕で持ちます。
高級ホテルとかだとアメニティがしっかりついているので、シャンプーやトリートメントは持たなくてもいいので助かるんだけれど、エコリゾートなんかに行くと「リンス入りシャンプー」だったりします。そういう「リンス入りシャンプー系」は洗った後、髪の毛がギシギシになってしまうので、エコリゾートに行くときには私は必ずシャンプーとトリートメントは持って行くようにしてます。
化粧ポーチの中身はこんな感じ

出展:メジャートリップ:ミヅキの化粧ポーチの中身
まず、右上の写真はモリオ用の日焼け用ローションと私の日焼け止めと日焼け後の肌に塗るクールダウン用ジェル。それぞれ100ml以内のボトルのものを選んで(クールダウンジェルは小さいボトルが無いので100均の小さなボトルに詰め替え)、ジップロックに入れてひとまとめにしています。空港の保安検査の時に厳しい空港ではクリームや液体物をまとめて出すように言われるので、ジップロックにまとめて入れて簡単に出し入れできることろに入れておくと便利。
右下と左上は重複しているものがあるけれど、私が使っている化粧品。化粧品もできるだけ嵩張らないように小さいものを選ぶようにしてます。コンビニで売っているミニタイプの化粧品は旅行に持って行くのにすごく便利。ローソンやセブンイレブン、ファミリーマートとかに行くとファンデーションなんかも試供品みたいなケースに入ったものが500円くらいで売っているので、それを持って行くようにしてます。
左下はクレンジング。化粧落としの携帯用クレンジングシートとクレンジングジェル。写真にはクレンジングジェルもあるけど、結局使わなかったのでジェルは無くても良いかも。
ピンクの布はマスカラやファンデーションも水で落ちるふわふわクレンジングタオル。水にぬらすだけで化粧が落とせるという優れもの。本当はこのタオルだけでいいんだけど、帰国日や移動日など半乾きのまま荷物に入れると生臭い匂いが付きそうで嫌なので、タオルとクレンジング両方持ってます。
グレーのバッグには着替え一式が入っている

出展:メジャートリップ:着替え一式が入っているバッグ
このグレーのバッグは旅行用収納ポーチ トラベルバッグ 6点セットの中の1個。色んなサイズがあって用途ごとに使い分けられるのですごく便利。このバッグの中に下着をはじめ着替え一式が入ってます。
着替えのバッグの中にはこれだけのものが入っている

出展:メジャートリップ:着替えのバッグの中身
今回はタイの離島のピピ島やプーケットに向かうので、そんなアジアのビーチで過ごすのに合いそうな服を選んでいます。
まず、左上の写真がポーチの一番上に置いてあったもの。白い巾着袋の中には下着や靴下が入ってます。そして短パン2枚。
左下は下着が入ったポーチと短パンを取り出した時の様子。洋服はこんな感じでクルクルと丸めて入れると普通に畳んで入れるよりもたくさん入れることができます。
右上はTシャツやブラウスなどの上もの。右下はワンピース2着。これだけあれば、道中に着て行った洋服といろいろ組み合わせてかなりのバリエーションで過ごすことができるので1週間あまりなら全く困ることは無いです。
こういう仕分けバッグに入れないと、洋服はドンドン嵩張るしすぐにグチャグチャになるので、旅行用収納ポーチ(トラベル収納バッグ)はマストです!
海のグッズと虫除けとゴキブリとダニ対策

出展:メジャートリップ:南国のリゾートでは虫除けは必需品
そのほかは海で遊ぶ時のラウンドビーチマットや水着、虫除けの蚊取り線香、機内で寒い時に羽織る用のウルトラライトダウンとかが入ってます。
ラウンドビーチマットはタオル地ではなくサラッとしたポリエステル地でとても軽く、また折りたたむとコンパクトになるし、実際に地面の上に敷いて使って砂がついても畳む際にすぐに砂を落とせるのでめっちゃ便利。どこに行くときも持っていくようにしているお気に入り。価格も1500円ほどなのでこれはかなりおすすめ。
LCCで旅行に行く場所(東南アジアなど)は虫とか蚊が多いので(タイとかインドネシアとか)虫除け系はしっかり持って行くようにしています。
ぶら下げることができる蚊取り線香の容器と、蚊取り線香+一緒に入っているアルミ製のスタンド式のものを持参。スタンド式のものはトレイを持って行くと荷物になるので、アルミホイルを折りたたんで持って行って、現場で適当にお皿風に形を整え灰が飛び散らないように端を少し高くして土間に持って行って使うようにしています。写真では実際に使用する土間が暗く、明るい場所で撮影したのでカーテンがあるけれど、こういうカーテンがある場所で使うのは危ないので注意。周りに燃えるものがないことを確認して使うようにしてくださいね。
右上の写真はベッドバグやゴキブリに効くというハッカ油。モリオがゴキブリや虫が大嫌いなので、我が家にとっては必需品です。小さい5mlくらいのボトルの原液を持って行って現地で水で薄めてアルコール対応のスプレーボトルに入れてベッド周りや部屋の隅などに吹き付けて使っています。
余談だけど、このハッカ油は飛行機の機内でのダニ除けにも効果がある。私は肌が弱くて飛行機に乗った時にたまにダニにかまれることがあるんだけど、50mlくらいの小さなスプレーボトル(耐アルコール)に水で薄めたハッカ油を入れて機内に持ち込み、座席に座る前にシュッシュと自分の座席周りと足元のカーペットに散布してから座るようにするとダニにかまれなくなりました。ハッカ油はミントの香りなので周りの人に不快感を与えることもほとんど無いと思うので、肌が弱くてダニに噛まれやすいという人は参考にしてみてくださいね。
ちなみに、アルコールを入れられるスプレーボトルは「化粧水」や「消毒スプレー」なんかにも使えるので、何本か常備しておくと便利です。
サブバッグに入れている薬ポーチ

出展:メジャートリップ:サブバッグに入っている薬ポーチ
水色のポーチの中には薬類を小分けして入れています。普段から自宅で使っている胃薬、胃腸薬、頭痛薬、痛み止め、風邪薬、鼻炎薬、喉用のスプレー、ハンドクリームなど。
薬は嵩張るのを防ぐために箱から出して、それぞれ小さなジップ付き袋に小分けしてます。あと、消費期限は箱に書かれていることが多いので消費期限がわからなくならないように使用説明書なんかにマジックで書いて一緒に入れてますw
日頃飲んでいる瓶入りの薬は中身を記入できるお薬チャック袋が便利。
あと、歯磨きセットやマスク、ティッシュ、ウェットティッシュなんかもサブバッグに入ってます。
これだけ全部入れて6.2kg

出展:メジャートリップ:これだけ全部入って6.2kg
今まで解説していったものを全部まとめて重量を量ってみたら…6kg余り。ちなみに、スマホは着ている洋服(ズボン)のポケットに入れるので6.2kgの中には入ってません。
あと、忘れてはいけないのがスマホの充電用のモバイルバッテリー。我が家が使っている国際基準のモバイルバッテリーは長時間しっかりと充電できるし、重さもわずか180gなのでポケットに入れても軽いしホントおすすめ。


これら全部で、8日間くらいの旅行なら海外旅行でも充分過ごせます。旅行中にシャンプーや化粧のパックなどの消耗品が少しずつ無くなっていくので、行きよりは帰りの方が更に軽くなってるから旅先でちょっとしたお土産を買うことも可能。
でもね、ここまでしっかり荷造りして言うのもアレだけど、実際、旅行に行ったらシャンプーや虫除けなんかは現地のコンビニとかで調達ができるので(値段も日本のコンビニで買うくらいの値段だからそんなに高くないよ)、出発する時はできるだけ少ない荷物で行って現地で必要なものを買うのもありだと思います。
まぁ、パスポートとクレジットカード(カードが使えないところは現金)さえ持ってれば、LCCが飛んでるような場所はほとんどどこでもコンビニがあって(離島でもコンビニはあるよ)何でも買えるからあんまり神経質にならずに「足りなかったら現地で買えばいいか~」くらいの気分で用意すればOK!その方が現地で買い物もできるし楽しいよ♪
バックパックの荷物だけの旅行に慣れたら、大きな荷物を持って旅行に行くのが怠くなるくらい旅が快適になっちゃいます!
ということで、LCCの無料手荷物分だけで行く海外旅行はすごく楽しいので、ぜひゲーム感覚で楽しんでくださいねー!
更に、旅行に持っていく化粧品を驚くほど小さくコンパクトにする方法は下の記事を読んで参考にしてくださいね。

私がLCCの機内持ち込み手荷物だけで海外旅行に行った旅行記は・・・



それぞれの旅行記の中では機内手荷物だけで旅行に行くと、どんな旅になるのか?詳しくレビューもしているので参考にしてくださいね。
あと、海外旅行に行くときの豆知識や、飛行機に持ち込めるスマホのバッテリー、機内での服装、格安や無料で高級ホテルに泊まる方法などお得に快適に旅する方法を色々書いているのでぜひ参考にどうぞ!















