旅行記 - 7月19日

[憧れのラニカイビーチに泊まるハワイ旅行記50] ラニカイビーチで夫婦喧嘩しながら熱中症?

目次

  1. モクルアに別れを告げる
  2. うん?漕げば漕ぐほどカヤックが回る。。
  3. ラニカイビーチ!
  4. ミヅキは熱中症気味!?
  5. 重たいカヤックをラニカイビーチから引き上げる

モクルアに別れを告げる

[憧れのラニカイビーチに泊まるハワイ旅行記50] ラニカイビーチで夫婦喧嘩しながら熱中症?

かなりゾッとはしてるが、、、そろそろ再びカヤックでラニカイビーチへ戻る決心をした私達。荷物をカヤックにまとめてカヤックに乗り込む。相変わらず波は強めで、船体は結構揺れていて乗りにくい。まずはミヅキを乗せてカヤックを沖のほうに引っ張ってから、私が乗り込む。

さっきはミヅキが前に乗っていて、力がないからなかなか進まないのかと思い、帰りは私が船首のほうに乗ることにした。


うん?漕げば漕ぐほどカヤックが回る。。

[憧れのラニカイビーチに泊まるハワイ旅行記50] ラニカイビーチで夫婦喧嘩しながら熱中症?

何とか二人共カヤックに乗り込んだところで、オールを漕いでラニカイビーチを目指す。モクヌイ島を出てしばらくは順調だったのだが、、、波の強い沖合に差し掛かったぐらいで、カヤックの異変に気がつく。漕げば漕ぐほどカヤックの頭が沖のほうへ向くのだ・・・。

モリオ:「ヲイ!カヤックがぐるぐる回ってるぞ?」
ミヅキ:「でも私ちゃんと漕いでるよ!」
モリオ:「二人の漕いでる力のバランスが悪いんや!」
ミヅキ:「ほんじゃ、どうしたらいいん?(怒)」
モリオ:「ミヅキは漕ぐな!ほんで、船の方向がおかしくなったら、そっちのオールで調整だけしてくれ!」
ミヅキ:「どうやって方向調整するん!?」
モリオ:「左に曲がりたい時は左にオールを水中に入れて、水の抵抗を作るんや。」
ミヅキ:「分かった。」

そうして私が漕いでミヅキが方向調整をするという作戦に出る。しかし、必死に漕ぐも、やはりカヤックは思った場所へ進んでくれず、沖の方へと向いてしまう。

モリオ:「。。。。やっぱり船が沖の方に向くな・・・。離岸流ってやつなんかな(汗)」
ミヅキ:「やっぱり、私のせいじゃないやん!」
モリオ:「そうやな、、、ちょっと潰れた手マメが痛いし、ちょっと休憩するわ。」
ミヅキ:「じゃあ、私が漕ぐわ。」
モリオ:「分かった。方向調整はするわ。」

こうして、二人で夫婦喧嘩しながらも、ちょっとずつ、ちょっとずつ、私達のカヤックはラニカイビーチの方へと近づいていった。


ラニカイビーチ!

[憧れのラニカイビーチに泊まるハワイ旅行記50] ラニカイビーチで夫婦喧嘩しながら熱中症?

どのぐらいの時間が経ったのかは分からないが、気が付くと私達のカヤックは、ラニカイビーチの目と鼻の先まで戻ってきていた。どうやら助かったようだ(汗)。。。


ミヅキは熱中症気味!?

[憧れのラニカイビーチに泊まるハワイ旅行記50] ラニカイビーチで夫婦喧嘩しながら熱中症?

無事ラニカイビーチに接岸し、カヤックを砂浜に引き上げる。

モリオ:「何とか帰ってきたな・・・。」
ミヅキ:「うん、、、ちょっと気分悪いし、座るわ。」
モリオ:「うん?どうした?」
ミヅキ:「、、、私も、、必死で漕いだんよ。。。」
モリオ:「もしかして熱中症か?」
ミヅキ:「、、どうなんやろ。。」
モリオ:「とりあえず、海に入って身体冷やしてこいよ。」
ミヅキ:「今、、動けん。」
モリオ:「アカンて!ここで倒れたら大変やで。一緒に海行こうか。」
ミヅキ:「わかった。。。」

フラフラになっているミヅキの手を引いて海に入る。

ミヅキ:「。。。うん、ちょっとマシになったかも。」
モリオ:「そうか・・良かった。」

やはり、このラニカイビーチからモクルア島へ向かうカヤックは、カヤック初心者はやめたほうが良いかもしれないなぁなんて、やった後で思い知る(汗)

いや、でも、あんなキレイなビーチとハワイアンモンクアザラシ見れたのだから、やった甲斐は十分にあったと思う。


重たいカヤックをラニカイビーチから引き上げる

[憧れのラニカイビーチに泊まるハワイ旅行記50] ラニカイビーチで夫婦喧嘩しながら熱中症?

そうしてしばらく休憩した後、重たいカヤックを引き上げてB&Bへと戻る。ミヅキはまだ調子が完全には戻っていないので、帰りはできるだけ私だけでカヤックを引いて戻る。

あんだけ大変な思いをして行って帰ってきた後に、最後この力仕事。ほんと、ラニカイビーチのカヤックって、聴こえは非常に良いけど、現実は過酷だw