travel - 旅行記
旅行日 2017年01月19日
【デルタ航空で往復2万円!サンフランシスコ旅行記 ブログ 1】往復2万円。サンフランシスコまでの航空券発券!【前編】

は?片道一万円?
お正月明けにミヅキの両親をクルーズ旅行に連れて行き、やっと帰ってきてそのままインフルエンザで寝込んでいた私。。。
やっと体の調子が戻ってきて、普段の日常を取り戻しつつあったとある日。PCでネットを見ていたミヅキがいきなり私に、スゴい興奮して話しかけてきた。
ミヅキ:「ちょっと!これ見て!デルタ航空の航空券が、アメリカが、、、、」
モリオ:「、、、なに?また変な航空券見つけたんか?」
ミヅキ:「うん!これ!片道1万円。往復一人2万円でデルタ航空でアメリカに行けんねん!」
モリオ:「は?どうせ燃油とか入れたらむっちゃ高くなるんちゃうん?」
ミヅキ:「それがね、込込で30900円なんよ。」
モリオ:「へ!?ほんまにデルタ航空なんか?」
ミヅキ:「うん、これ見て!」
モリオ:「ほんまやな、、、でもこれ羽田からやん。東京までどうやって行くねん?」
ミヅキ:「、、、それは、、。」
私達が住んでいる関西から東京までは、それなりの旅費が必要となる。LCCで飛べばそこまで高くはないだろうが、いまミヅキが出してきた旅程はゴールデンウィーク直前のもの。ゴールデンウィークは既にギリ島旅行を企画しているし、こんな間髪入れずに旅行行ってたら、ヘトヘトに疲れそうだ。

出展:By Cary Bass (Own work) [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html), CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/) or CC BY-SA 2.5-2.0-1.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5-2.0-1.0)], via Wikimedia Commons
ゴールデンゲートブリッジ
モリオ:「それゴールデンウィーク直前やし東京からやし無理やろ。あとサンフランシスコ行って何すんの?」
ミヅキ:「サンフランシスコ言うたら、フルハウスの舞台で赤い橋(ゴールデンゲートブリッジ)とかあるし、フィッシャーマンズワーフもあるし、、、、。」
モリオ:「フィッシャーマンズワーフって、、、ミヅキ魚介類食えたっけ?」
ミヅキ:「それは食べられへんけど、、、あと大きいアウトレットモールもあるし!」
ミヅキの本命はこれか。アウトレットモール。ミヅキはとにかくモールやらアウトレットやらが大好き。一年前のゴールデンウィークのオーストラリア旅行も暇があったらモールに出掛けていた。とにかくミヅキは買い物が大好きだ。

出展:visitfishermanswharf.com
レンタカーが要る
だがサンフランシスコの市内と、ミヅキが行きたがっているアウトレットモールの場所を見てみると、どうも車で約1時間ほどの距離があるようだ。公共機関を使って行けなくも無さそうだが、、、いや、このバスや電車の移動になるとかなりの時間ロスが発生する。大昔のハワイ旅行の時も、バスでアウトレットとか行ったが、非常に時間が無駄な気がしてならなかった。ゴールデンウィーク直前の日程、東京から出発、そしてアウトレットモールを楽しむにはレンタカーが必要、さらに私は左ハンドルの右側通行は運転したことがない。駄目だ。ミヅキには諦めてもらおう。

出展:By Diliff - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=26414121
ヨセミテ公園
そうして私は、ミヅキにこのサンフランシスコ旅行には行けない理由を説明する。あくまでも「日程が無理」ということを強調して。
モリオ:「、、、だからサンフランシスコ旅行は、その日程では無理があんねん。しゃぁないやろ?」
ミヅキは私の話を聞きながらも、何やらPCで検索を入れている。諦めていないようだ。ミヅキはとにかくアメリカが大好き。ハワイやロサンゼルス、ニューヨークとか聞くと行きたくてしかたが無くなる。私は旅行は本来、街遊び系はあまり好まないので、先進国の都市部を旅行先に言われてもピンと来ない。そんなせいもあり、無茶な旅程を出されてかなりイラッと来てしまったのだ。
ミヅキ:「日程が無理なのは私だってわかってる。じゃあゴールデンウィークが終わってちょっとした時ならどうなん?」
モリオ:「他の日程で見つけたんか。でも東京からやったら、やっぱり移動にお金かかるやんか?」
私の気持ちが一瞬揺らぐ。サンフランシスコと聞いてもあまりピンとこないが、さすがに大阪からサンフランシスコまで片道1万円と言われると「試しに行ってみてもええんちゃうか?」という心の声が聞こえてくる。さらにミヅキが私を揺さぶる。
ミヅキ:「あとね、そのアウトレットモールをずーっと内陸の方に向かったら、ヨセミテ公園とかもあるらしいよ。さすがに車無いと無理やけどね。」
モリオ:「。。。。」
ミヅキ:「これ逃すと、しばらくこんな安いチケット無いと思うんやけど。」
モリオ:「。。。。分かった。」
ミヅキ:「え!行く気になったん?」
モリオ:「やけど、今回の旅の目的は、俺は左ハンドル・右側通行のレンタカーを練習する旅っちゅうテーマで行くわ。確かに今後、右側通行でも運転出来んと、旅先でロスが多くなる場面もあるしな。」
「付き合ったるかぁ」みたいな言い方はしているものの、私はこの時、自分の運転でヨセミテ公園近くまで行く夢を頭の中で描いていた。
モリオ:「やし、とりあえず1日ヨセミテ方面へのドライブとレンタカーを借りるのを組み込んでミヅキがプラン立ててくれたら、このサンフランシスコ旅行、賛成するわ。」
ミヅキ:「よし!まかしといて♪」