lounge - 空港ラウンジ
ブロッサムラウンジ - Blossom Lounge @チャンギ国際空港ターミナル4
ブロッサムラウンジ - Blossom Lounge @シンガポール・チャンギ国際空港 T4

シンガポール・チャンギ国際空港 ターミナル4(T4)にある、唯一のプライオリティパス利用可能のラウンジ「ブロッサムラウンジ - Blossom Lounge」を実体験レビュー!
このラウンジは、私達はベトナム航空を利用して、スカイチーム・エリートプラス会員として利用。つまり、ベトナム航空のビジネスクラス利用でもこのラウンジが指定ラウンジとなるのだが、そんなビジネスクラス向けラウンジを、プライオリティパスを使えば利用できてしまうのだ。
なお、このブロッサムラウンジは、シンガポール航空の機内食も手掛けるSATSと、東南アジアを中心に数々のラウンジを展開するプラザプレミアムラウンジが共同で経営するラウンジでもあるが、はたしてラウンジ内はどんなふうになっているのか、また、置かれているフード&ドリンクはどんなものなのかなど、その詳細をお伝えしていきたいと思う。
- ブロッサムラウンジ - Blossom Lounge @チャンギ国際空港 T4
- ラウンジの場所
- シンガポール・チャンギ国際空港 ターミナル4(T4)の中2階。ヘリテージゾーンにある。向かい側はキャセイパシフィック航空のビジネスクラスラウンジ。
- 営業時間
- 24時間
- 利用資格
- ベトナム航空のビジネスクラス以上の乗客、およびスカイチーム・エリートプラス会員。その他、提携航空会社のビジネスクラス以上、および上級会員。プライオリティ・パスでの入場も可能
- プライオリティパス
- 利用可能 / 3時間
- 設備
- WIFI
- 軽食・飲み物
- アルコール類
- フライト情報モニター
- シャワー
- トイレ
なお、プライオリティ・パスをまだ持っていなくて、作ってみたいなぁと思っている人は、下のクレジットカードが格安でプライオリティパスを作ることができる私達も使っているオススメのカード「MUFG プラチナ」なので、参考にしてほしいと思う。

それでは、このブロッサムラウンジ内の様子はどうなっているのか、早速チェックしていこう!
今回のお話の舞台場所は...
ブロッサムラウンジの場所

ブロッサムラウンジ(チャンギ国際空港 T4)があるのは、出国審査を越えた保安エリア(エアサイド)の中2階。写真に見えているエスカレーターを上がり、さらに奥に向かった先にブロッサムラウンジがあらわれる。近くにはキャセイパシフィックのビジネスクラスラウンジもあるので比較的簡単に見つけることができるはずだ。
ブロッサムラウンジの入り口

ブロッサムラウンジの入口。入り口の上には「ブロッサムラウンジ」のロゴに加え、「SATSプレミアラウンジ」と「プラザプレミアムラウンジ」のロゴも入っているので、きっとこのラウンジは、ブロッサムラウンジであり、SATSプレミアラウンジであり、プラザプレミアムラウンジでもあるのだろう。
こちらのレセプションカウンターでで搭乗券(プライオリティパス利用の場合は、搭乗券+プライオリティパス)を提示して中へと入ろう。入場の際には、搭乗券の後ろにWIFIのパスワードをスタンプで付けてくれる。それにしても、カウンターにはすごい数のスタッフが居るな(笑)。
ブロッサムラウンジの中の様子

ブロッサムラウンジの中の様子がこちら。イス席もあるが、ゆったりと座れる一人掛けソファの客席が多い印象だ。また、中央にはバーカウンターらしき設備も置かれている。
バーカウンターにはお酒

バーカウンターには、グラスとお酒も用意されており、自由に飲んでもOKとなっている。
ダイニングコーナー近くにもゲストシート

食事や飲み物が置かれたダイニングコーナーの近くにも客席が備わっている。すぐに食べ物やドリンクを取りに行けて便利な場所のためか、こちらはけっこう人が座っている。
一人用プライベート席

ブロッサムラウンジには、電源+USBポートを備えた一人用プライベート席も設置されている。ビジネス利用で一人でのゲストにも使いやすいラウンジとなっているようだ。
ブロッサムラウンジからの眺め

このブロッサムラウンジからの眺めがこちら。奥には各種免税店が並んでいるが、注目したいのはそのお店の形。シンガポールの町中にあるような、シンガポール様式の店構えの建物が忠実に再現されている。また、中央のお店の上部分は、実はプロジェクションマッピングのスクリーンになっていて、通常は周りの建物と同じ形なのだが、定期的にそのプロジェクションマッピングが動き始めて、ちょっとしたストーリームービーが流れ始める。
マガジンラック

こちらは雑誌や新聞などが置かれたマガジンラック。
トイレとシャワールーム

またラウンジの奥には、トイレとシャワールームも完備。ビジネスクラスラウンジらしい設備は一通り整っている。
ラウンジのダイニングコーナーをチェック!

それでは、お待ちかね!このブロッサムラウンジ(Blossam Lounge)のダイニングコーナーをチェックしていこう。シンガポール航空の機内食も作っているSATSが関わっているラウンジだけあって、食事に関してはかなり充実している。
チーズ&フルーツ

チーズとフルーツ、クラッカーなどが置かれたコーナー。
サラダコーナー

サラダコーナーには、葉もの野菜やトマト、コーンなどに加え、クスクスやポテトサラダなども置かれている。ドレッシングもかなりの種類が用意されている。
ドリンクコーナー

ドリンクコーナーには、お水やフレッシュジュースに加え、ウォッカやワインなどのお酒と氷も並んでいる。その奥にはシリアルや、えびせんなどのスナックも。
カウンターキッチン

ダイニングコーナーの奥にはカウンターキッチンがあり、そこにはホットミールやスープといった料理も用意されている。
ホットミール

ホットミールのボウルの中には、フライドライス(炒飯)、野菜炒めなどのおかずが入っている。
サンドイッチとスイーツ

こちらはサンドイッチや一口ケーキ、マカロン、ババロアなどのスイーツが置かれているコーナー。
パンコーナー

パンコーナーには、トーストやブールなどのパンが置かれ、トースターも用意されている。パンの種類は少ない。
ドリンクコーナー2

こちらにもドリンクコーナー。ここにはスプライトやコーラなどの炭酸飲料のドリンクバー、コーヒーサーバー、紅茶などがストックされている。
冷蔵庫の中

壁に設置された冷蔵庫の中には、トニックやソーダ、またビールなども冷やされている。ビールは、シンガポールなのでタイガービールが置いてあるのかと思いきや、冷やされていたのはタイのチャーンビール。
クッキングコーナーではシンガポール料理が楽しめる

先程のカウンターキッチンは、クッキングコーナーにもなっており、中にシェフが待機していて、注文すると料理を作ってくれる。私達がブロッサムラウンジを訪れた際にいただけたメニューは、野菜ヌードル、シンガポール・ラクサ、そしてCheng Tng(チェンテン?チェントン?なんて読むんだろう・・)というホットデザート。
私達も料理を注文

せっかくなので私達も料理を注文する。私(モリオ)がたのんだのはラクサ。ミヅキはCHENG TNG。なお、クッキングコーナーの前には、各種薬味も置かれているので、お好みでトッピングして召し上がれ♪
シンガポール・ラクサ

私のシンガポール・ラクサがこちら。肉味噌も載っていてとっても美味しそうだ。トッピングには唐辛子やネギなどを添えて。お味は辛いけど美味しかった。東南アジアの料理が苦手でなければぜひ。そう言えば、チャンギ国際空港の他のターミナルのSATSプレミアラウンジでもラクサ置いてたよなぁ。


SATSが関わってるラウンジは、ラクサが必ず置いてあるのかもしれない。余談ではあるが、私はT1、T2のSATSラウンジでもラクサを食べたが、お味はここT4のラクサが一番好きだ。
CHENG TNG

ミヅキが頼んだCHENG TNG(ホットデザート / 写真左上)。黒糖ベースの甘い汁の中にライチなどのフルーツが煮詰められてるようなデザートだ。ちょっと癖がある味とのことで、ミヅキはかなり苦戦していたが、写真右下に写っているマカダミアクッキーとえびせんはとても美味しかったらしく、おかわりをして食べていた(笑)。
ブロッサムラウンジ@チャンギ空港T4・まとめ

シンガポール・チャンギ国際空港 ターミナル4 にあるブロッサムラウンジ(Blossom Lounge)は、ゆったりとした空間に、様々なタイプの客席が置かれ、リラックスして時間を過ごせるとても優秀なラウンジだった。
また、食事に関しても、ラクサなどのシンガポールならではの食事が楽しめるなど、旅行者にとっては嬉しい品揃えなのも魅力的。さらにプライオリティパスさえ持っていればラウンジ利用できるという敷居の低さもとても良い。
このチャンギ国際空港T4は、エアアジアやベトジェットなどのLCCもこのターミナルを発着するので、それらのLCCを使ってこのシンガポールに訪れた際は、プライオリティパスを持って、ぜひこのブロッサムラウンジを訪れてみてほしいと思う。それでは!