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更新日 2023年09月09日
【人力車 観光】時間がない人におすすめ!人力車で嵐山の名所を観光【京都観光】
えびす屋さんの人力車で京都・嵐山の秋の紅葉観光!

京都、嵐山は京都の中でも特に見どころが多く、1年を通して観光客が集まる京都の一大観光地です。京都旅行を計画している人は必ず嵐山観光を予定に入れるのではないかと思いますが、実は嵐山の名所は【渡月橋】や【竹林の小径】、【天龍寺】、【野宮神社】、【祇王寺】などそれぞれがそこそこ距離が離れています。どの場所も車での移動がしにくいため歩くことになるのですが、歩くと結構時間がかかります。
足腰に自信があるひとはゆっくり景色を見ながらハイキングするのがおすすめですが、あまり歩きまわるのには自信がないなぁと言う人や、次の目的地に行く予定があるので嵐山の名所を素早く回りたい!というひとには【人力車での観光】がおすすめです。
私達は、超人気の観光アクティビティ【えびす屋さんの人力車】で、京都・嵐山の秋の紅葉観光に行ってきたので、その詳細を実際の観光写真とともに実体験レビューしてみたいと思います。
実は、【えびす屋さんの京都嵐山の人力車観光】は桜の咲く春にも体験したのですが、その時の感動が忘れられずに、今回の京都嵐山の秋の紅葉シーズンにもリピートすることににしました。

果たして、秋の紅葉シーズンの京都 嵐山の人力車観光は一体どんなものなのか、実際の嵐山観光の風景とともにお伝えしていきたいと思います。
今回のお話の舞台場所は...
目次
- えびす屋さんの人力車で京都・嵐山の秋の紅葉観光!
- 人力車の観光コースを選択
- 私達の乗る人力車は「鉄人」
- 人力車で嵐山観光に出発!
- 渡月橋をバックに記念写真
- 嵐山の大通りへ
- 京都・嵐山のスヌーピーショップ!
- 竹林の小径へと通じる小道
- 人力車専用の小道へ
- 線路を超えて
- 竹林の散策路
- 竹林の散策路で記念写真を一枚
- お寺が集まる嵐山の北エリアへ
- 京都・嵐山の更に奥へ
- とある駐車場で人力車を降りる
- 小雨が降ってきたけど祇王寺を目指すよ!
- 祇王寺の周りにもお寺があるけれど・・・
- 祇王寺に到着
- 入り口から見事な苔がお出迎え
- 拝観料を支払う
- 美しい紅葉の庭園を愛でる
- 俥夫さんによる観光ガイドもあり
- 平家物語にゆかりの祇王寺
- 祇王寺の奥の草庵にある吉野窓
- 紅葉の木漏れ日
- 祇王寺を離れる
- 観光客をかき分けて進む人力車「鉄人」
- 再び竹林の小径へ
- 野宮神社(ののみやじんじゃ)に到着!
- 最後にスマホを使ってお支払い
- 京都嵐山の人力車観光・まとめ
人力車の観光コースを選択

今回の「京都の紅葉 人力車観光」も、スタート地点は私達が宿泊しているマリオット・ラグジュアリーコレクションホテル「翠嵐 / すいらん」ですが

【翠嵐】に宿泊していなくてももちろん、普通に予約が可能です。
【人力車観光】は時間貸しとなっています。【人力車観光】の予約は下記の予約サイトがわかりやすくておすすめです。
現地ツアー予約サイトのベルトラ
70分コースの人力車観光のみ予約したい場合
【人力車観光】は海外からの旅行者にもすごく人気で売り切れていることも多いですが、もしも当日空きがあれば、嵐山の渡月橋周辺に俥夫さん(人力車の引き手)が立っているので、現地で申し込む事も可能です。
私達は、ホテルのサービス(12分間の送迎:2名分5,000円)に延長料金を支払い、30分間のコースを申し込みました。
ちなみに、嵐山の人力車の価格は下記のようになっています。
- 1区間:渡月橋遊覧(12分) 1名:4,000円、2名:5,000円、3名:9,000円
- 30分貸し切り:竹林の旅 1名:9,000円、2名:10,000円、3名:19,000円
- 45分貸し切り:嵯峨嵐山と竹林の旅 1名:13,000円、2名:15,000円、3名:28,000円
- 60分貸し切り:嵯峨野 竹林めぐりの旅 1名:16,000円、2名:20,000円、3名:36,000円
- 70分貸し切り:嵯峨野 絶景の旅 1名:18,500円、2名:23,000円、3名:41,500円
- 90分貸し切り:嵯峨野 格別の旅 1名:23,500円、2名:29,000円、3名:52,500円
- 130分貸し切り:極上大満喫の旅 1名:33,500円、2名:41,000円、3名:74,500円
スタート地点は全コース共に渡月橋北詰からとなります。また、人力車の行き先はどのコースも基本の観光先が決まっていますが、当日、俥夫さん(人力車の引き手)との話し合いで多少変更してもらうことも可能です。(混み具合によっては無理な場合もあるので、そのへんはケースバイケースで)
例えば、私達が予約していた30分の人力車観光では、定番の観光先は京都嵐山で一番人気の【竹林の小径】と【野宮神社】・・・なのですが、私達は【竹林の小径】は前回春に訪れたので、今回は違う場所が良いなぁと思い、俥夫さんに相談してみました。
ミヅキ:「竹林の小径は春に行ったので、今回は別の場所にも行ってみたいのですが・・・例えば、今見頃の紅葉のおすすめの場所ってありませんか?」
俥夫さん:「そうですね・・・30分ですと範囲が限られてしまいますので難しいのですが、もしも70分コースをご選択いただけましたら、とっておきの紅葉の場所がございます。」
モリオ:「なるほど、場所はどこになりますか?」
俥夫さん:「ここから北にあります【祇王寺】というお寺です。渡月橋周辺からですと歩くと片道30分以上かかる場所です。また拝観料が別に1人300円必要となりますが、いかが致しましょう?」
ミヅキ:「せっかくだし行ってみない?30分以上歩くとか…自分たちだけじゃ絶対行かないと思うw」
モリオ:「そうやな。せっかく紅葉の嵐山に来たし、行ってみるかな。じゃあ70分のコースに変更お願いします。」
俥夫さん:「道中のルートと最終地点はいかが致しましょう?」
ミヅキ:「私達、昼からトロッコ列車に乗るんですが、その近所に下ろしてもらうことはできますか?」
俥夫さん:「もちろんです。列車の時間はいつですか?」
ミヅキ:「13:00頃です。」
俥夫さん:「それでしたら、人力車を降りて1時間ほどありますが、もしよければ、各観光スポットにも近い野宮神社前あたりを終着地点に致しましょうか?それでしたら、人力車を降りた後、トロッコ列車の駅まで付近の観光もお楽しみいただけます。」
ミヅキ:「ほんとですか!ありがとうございます♪」
俥夫さん:「それでは終着点は野宮神社前に致しまして、道中は・・・・(中略)」
こんな感じで、俥夫さんとの話し合いの末、予約していた30分コースを70分コースに変更し、まずは嵐山定番の「竹林の小径」を抜け、嵐山を北上して紅葉の穴場スポット「祇王寺」へと向かい、境内を観光。最後は縁結びの神様「野宮神社」で人力車を降りるコースが決定しました。
なお支払いについてですが、予約したコースを変更無く利用する場合は事前に現地ツアー予約サイトで予約した人は既に支払いを完了しているので、プリントしたバウチャーを見せるかスマホの画面に表示されたバウチャーを提示するだけでOKです。
私達のように現地利用の場合や予約したコースを延長(変更)して差額分を支払う場合は、人力車を降りる際に、現金で支払うかもしくはQRコードをスマホで読み込んでクレジットカードで決済となります。
私達の乗る人力車は「鉄人」

さて、コースが決まったところでいよいよ人力車に乗り込みます。今回お世話になる人力車の名前は「鉄人」。俥夫さんの話によると、人力車にはそれぞれ名前が付いているんだそうです。
人力車で嵐山観光に出発!

それでは、人力車で嵐山観光に出発します!
今日の天気は晴れですが、所々に雲が出ている空模様です。気温は日差しを受けると温かいけれど、だんだんと冬が近づいているのが分かる空気が伝わってきますが、この時期の人力車の座席にはカイロが置かれているので寒くはありません。
渡月橋をバックに記念写真

【人力車観光】では、訪れる観光ポイントの要所要所でゲストのスマホを使って俥夫さんが記念写真を撮ってくれます。
最初の記念撮影場所はこちら、渡月橋と嵐山、そして保津川(桂川)を一度に臨む川沿いにて。前回の春の人力車観光のときにも同じ場所で写真を撮ってもらいましたが、やはり春と秋では周りの風景も全然違います。
嵐山の大通りへ

保津川のほとりから嵐山の大通りへ。町中には赤く染まったもみじの木が、嵐山の秋の気分を盛り上げています。
午前10時頃で嵐山の町中もまだ人が少ない時間帯のはずですが、それでもたくさんの観光客が押し寄せ始めています。今週末(11月最終週の週末)は観光客の数もピークを迎えそうです。
京都・嵐山のスヌーピーショップ!

京都・嵐山の町中を通り抜ける時、一軒の真新しいお店を発見しました。そのお店はなんと!スヌーピーショップ♪
最近できたばかりのチョコレートカフェのお店で、スヌーピー好きにはたまらないものがたくさん置いてあり、新しい嵐山のおみやげとしても重宝しそうな感じでした。和風のスヌーピーがとても可愛いです。
竹林の小径へと通じる小道

私達の人力車「鉄人」は、嵐山の大通りから、竹林の小径へと通じる小道へと入っていきます。狭い通路にはたくさんの観光客の姿がありますが、警備員の人たちが人力車のために道を空けてくれます。
溢れ返る観光客の中を優雅に嵐山観光できる人力車は、本当に特別感があります。スピードは早いし、足も疲れないし、高いけれど高いだけの価値が十分にあります。
人力車専用の小道へ

いよいよ竹林の小径へと差し掛かりました。ここからは人力車専用の小道を抜けていくルートとなります。その人力車専用の通路の入口がこちら。ここからは人力車のみ立ち入りが許可された特別な通路となっています。
竹林の小径 - 人力車専用小道の様子

写真の左端の竹林の中央辺りに赤やピンク、白などの色が見えると思います。あの辺りが一般の歩行者の通路となりますが、人力車は竹林の小径の中に作られた、人力車専用の小道の中を進んでいきます。
見事な竹林のトンネルを、プライベート感たっぷりに通り過ぎてゆく人力車。VIP感たっぷりの気分を味わえる人力車観光は、本当におすすめです。
線路を超えて

竹林の小径の途中には、JR山陰本線の線路を横切る道があります。人力車に乗って線路を横切るというのはなかなか面白いシチュエーションです。
竹林の散策路

山陰本線の線路を超えた先には、竹林の散策路があらわれました。この小道は歩いている人も通ることができる小道になっていますが、ところどころでは、人力車の記念撮影ができるように写真のような場所が設けられています。
散策路の下に置かれている灯籠は、初冬の風物詩「京都 花灯路」の一つである、竹林のライトアップ用のもの。なお、嵐山の竹林の小径ライトアップは2021年に開催されたのが最終で、残念ながら現在はもう開催されていません。
竹林の散策路で記念写真を一枚

この京都・嵐山の人力車のハイライトの一つである「竹林の散策路」でも記念写真を一枚。写真を上下にスライドさせてみてください。あまりの迫力に感動しました!
こういう写真は俥夫さんが私達のスマホを使ってバッチリ綺麗に撮ってくれます。
ところで、現在の空模様は晴れから曇り空に変わってきてしまっていますが、竹林の小径では晴れでも曇りでも全然問題ありません。たとえ雨だったとしても、美しい竹林の風景がゲストを待っていてくれます。
幻想的な竹林ショット

また、人力車の俥夫さんは、記念撮影だけでなく、カメラの性能をうまく使ってこういった竹林の幻想的な写真も一緒に撮ってくれます。さすが嵐山の魅力を知り尽くした観光のスペシャリストですね。
お寺が集まる嵐山の北エリアへ

竹林の小径エリアを抜け、私達は嵐山のお寺が集まる北エリアへと足を踏み入れました。この場所へ行くには人力車の30分コースでは時間が足りないエリアとなるので、70分コース以上が必要です。
俥夫さん曰く、普段の日であれば、このエリアにはあまり観光客の姿は無いそうですが、今は嵐山の紅葉の超ピークシーズンです。平日であってもこの通り、観光客の姿が多数見受けられます。
紅葉は、嵐山中心エリアのものよりももう少し赤いものが多いような印象です。
見頃な紅葉

とある店先にあった紅葉の木を人力車の上から一枚撮ってみました。内側はまだ黄緑ぐらいの葉もありますが、外側の葉っぱはかなり紅葉していて本当にキレイです。
私は京都に住んでもうかれこれ20年以上になりますが、実は京都・嵐山の紅葉を見るのは初めてなんです。
どうしてこんなに世界中から嵐山の秋の紅葉に観光客が押し寄せるのか、今回の人力車観光でよく分かった気がします。
京都・嵐山の更に奥へ

京都・嵐山の北エリアを更に奥へと進んでいく私達の人力車「鉄人 - Tetsujin」。周りの風景もだんだんと日本昔ばなしのような世界観に包まれていきます。
とある駐車場で人力車を降りる

嵐山の奥へ奥へと向かっていく私達の人力車は、とあるお店の駐車場スペースに到着しました。どうやら私達の目指すお寺「祇王寺 / ぎおうじ」は人力車の駐車スペースが無いため、ここで人力車を降りて歩いてお寺までアクセスすることになるようです。
小雨が降ってきたけど祇王寺を目指すよ!

祇王寺に向かい始めた頃、パラパラと小雨が降ってきました。ですが、せっかくここまでやってきたので雨宿りせずに目的地の祇王寺を目指します。
曇り空の下の紅葉も色のコントラストが際立って本当に綺麗です。もしかして、京都・嵐山の紅葉って天気悪いほうが美しいのかな?なんて思えてきます。
祇王寺の周りにもお寺があるけれど・・・

さて、この私達が向かう祇王寺の周りには、檀林寺(写真の紅葉がきれいなお寺)や滝口寺(その向かい側のお寺)といったお寺があります。
俥夫さんはそのお寺のことには特に触れていなかったので、この観光を終えた後インターネットで調べてみると、檀林寺は、中には骨董屋さんのようなカオスな物品が並べられていたり、滝口寺に関してはかなり歴史のあるお寺のようなんですが、管理状態がかなり悪くてなかなか辛辣な評価がネット上には書き込まれていました。なるほど・・・。外からこうして眺めるぐらいで良いのかもしれないですね。
祇王寺に到着

坂を上がった突き当り、とうとう私達の今回の人力車観光の目的地「祇王寺」にたどり着きました。人力車の駐車作業をしていた俥夫さんも私達に合流し、ここから一緒に祇王寺へと入っていきます。なお、拝観料は私達2人だけの300円×2を支払うだけでOKで、俥夫さんの分はお寺との取り決めで必要無いとのことでした。
余談ではありますが、この祇王寺には車用の駐車場が無いので、車でアクセスすることはできません。祇王寺については別記事に詳しく書いているので参考にしてください。

入り口から見事な苔がお出迎え

お寺の入口の風景がこちら。その門はとても素朴な出で立ちなのだけれど、その門の屋根の上には見事な苔がびっしり生えており、その上には落ちた紅葉の葉が積もっている。まさに日本の侘び寂びの文化を象徴するような、そんな光景だ。
拝観料を支払う

入り口の門を入ると案内窓口が置かれており、ここで拝観料(一人300円)を支払って中へと入ります。なお、支払いは現金のみ。また、ここから更に北東に歩いて25分の距離にあるお寺「大覚寺」とここ「祇王寺」の共通拝観券(600円)も用意されています。
美しい紅葉の庭園を愛でる

祇王寺の境内に入ると、目の前にはこれまた見事な紅葉の木の庭園が広がっています。その地面にはびっしりと、これまた見事な苔。枯れて落ちたもみじの葉っぱが、その柔らかい苔の上に朽ちている様は、なんともいえない染み渡るような感情が湧き上がってきます。
俥夫さんによる観光ガイドもあり

ここに来るまでもそうですが、ここでも俥夫さんによる祇王寺の詳しい観光ガイドを聞くことができました。そう、人力車の俥夫さんは人力車を押してくれるだけでなく、嵐山の様々な観光スポットに精通しており、こうして祇王寺に関する事柄も事細かにわかりやすく説明してくれます。
平家物語にゆかりの祇王寺

俥夫さんのお話によると、この祇王寺は、平家物語にも登場する、悲しい恋の物語を含んだ「悲恋の尼寺」なのだとか。実際はかなり長い内容の物語ですが、話の中に出てくる歌詠みの節も含め、俥夫さんは私達にわかりやすく説明をしてくれます。
草木が枯れていく様を人生に重ねて詠んだ祇王と、祇王寺の苔の上に朽ちていく紅葉の葉が、妙にリンクしていて、なんだか古い日本の物語に足を踏み入れたような、そんな不思議な体験をすることができたひとときでした。
それにしても、さっき降った小雨に苔が濡れて、驚くほどキレイな紅葉の風景になっています。苔の上に落ちるもみじがこんなにも美しいとは。祇王の悲しい物語を聞き、その美しさはさらに私達の目の前で輝きを増しています。
祇王寺の奥の草庵にある吉野窓

私達は祇王寺の奥にある草庵にも上がってみました。草庵の控えの間には「吉野窓」と呼ばれる大きな障子窓があります。その窓の影が虹のように見えることから、この吉野窓は「虹の窓」とも呼ばれています。
紅葉の木漏れ日

草庵を外に出てみると、さっきまで雨が降っていた嵐山の空に再び青空が覗いています!そして、苔が敷き詰められた地面には、紅葉の木漏れ日が。
俥夫さん曰く、この祇王寺は、雨が降った後の苔の輝きと、太陽の木漏れ日が苔の地面に当たっている様がとても美しく、その2つの風景を一度に見ることができるのはかなり運が良い、とのことでした。
祇王寺を離れる

人力車観光ももうすぐ1時間。そろそろ平家物語の一節の舞台である祇王寺を離れて、終着地点である縁結びの神様「野宮神社」へと向かうことにしましょう。
観光客をかき分けて進む人力車「鉄人」

もうすぐお昼時ということで、観光客の姿も多くなってきた京都・嵐山。歩く人に声をかけながら観光客をかき分けて私達の人力車「鉄人 - Tetsujin」は走ります。
再び竹林の小径へ

竹林の小径へと再び舞い戻ってきました。そろそろ人力車観光もおしまいです。70分の観光時間って長いのかなぁと思っていましたが、人力車観光の充実度は凄まじく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
野宮神社(ののみやじんじゃ)に到着!

そうして、私達の人力車観光は、終着地点である「野宮神社」で終幕となりました。野宮神社は、源氏物語のゆかりの神社となっており、縁結びの神様としても人気の場所です。
先程は平家物語のゆかりの祇王寺を訪れ、最後は源氏物語のゆかりの野宮神社で終わるって、とんでもない歴史スケールの大きさです。
【嵐山・人力車観光】は短時間で観光できて足も疲れないだけでなく、それぞれの歴史や色んな話も聞けて本当に充実した時間でした。
最後にスマホを使ってお支払い

人力車を降りたら、最後は料金の支払いをスマホを使ってクレジットカード決済で行います。
やり方は簡単で、まず俥夫さんが用意したQRコードを読み取って支払い用HPにアクセス。あとは人力車の利用金額とクレジットカード情報を入れてサイト上で決済を進めていくだけです。もちろん、現金での支払いも可能です。
決済完了画面を俥夫さんに見せて完了

そうして、最後に支払いの決済完了画面を俥夫さんに見せれば、これでキャッシュレス決済は完了となります。
支払い後、俥夫さんから、記念のポストカードや、次回に使える割引クーポン(春や秋の繁忙期は使用不可)、そして四季ごとに異なるステッカー(春夏秋冬揃えると記念品がもらえるんだったかな?)などの記念品を受け取り、これで人力車観光はすべて完了となります。俥夫さん、ありがとうございます。お世話になりました!
京都嵐山の人力車観光・まとめ

私達が体験した、えびす屋さんの京都嵐山の人力車観光はいかがでしたか。
私達が体験したのは【人力車 70分コース】です。2人で利用すると23,000円で、なかなか料金の高い京都観光アクティビティとはなっていますが、この激混みの京都・嵐山を、座ったまま目的地まで快適に連れて行ってくれて、さらに各観光スポットではプロの観光ガイドとしても活躍してくれる頼もしい俥夫さんが居て、行きたい場所がはっきりしてなくても、ちゃんと人力車の時間でベストな場所まで連れて行ってくれる。これほど京都・嵐山観光で頼もしい存在は無いなぁと思いました。
【京都・嵐山の人力車観光】は料金はそれなりに掛かりますが、利用するだけの価値は十分にあると思います。
【人力車】を使うと移動時間がかなり早くなり、観光スポットにもピンポイントで回れて、さらに詳しいガイドまで付いてくるので、嵐山での観光時間が少ない時ほどおすすめの観光アクティビティです。
私達が【人力車で観光】するのは今回が2回目ですが(1回目は春)、また違う季節にも利用して、いつか4枚の四季ステッカーをコンプリートしたいと思います。それでは、京都・嵐山の人力車観光で、忘れられない京都の思い出を♪