旅行記 -

愛犬とのお別れ

目次

  1. 19歳の愛犬との別れ
  2. 旅行とペット
  3. 久しぶりに二人の生活

19歳の愛犬との別れ

愛犬とのお別れ

グアム旅行が一旦白紙に戻って数日経った。

実はそれよりも少し前、19年間連れ添ってきた愛犬が私達が横浜に行っている時にペットホテルから「食事を食べなくなり様態が急変した」と突然連絡が入り、色々と関東圏で予約していたホテルを全てキャンセルし、急いで京都に舞い戻るという事件が起こった。

危篤状態ながらもなんとかまだ息をしている状態で家に連れて帰ることができた。当日か、、、よく持っても明日には亡くなるだろうと言われながらも持ち続け、それから3日間ぐらいだったかなぁ…ただ眠っているように息をし続けている愛犬を見ながら始終目を離さずオムツを替えたり水を飲ませたり、たまに流動食を食べさせたりしながら…私達のベッドの横に寝かせ見守っていた。

少し落ち着いてきたし「もしかしてこのまましばらく生きててくれるんじゃないか」と思ったりもするくらいに。しかし、寝ずの看病もそれほど持たず、ふと二人が同時に1時間ほど仮眠したときだ。ハッとして目を覚ますと、私たちの横で愛犬は静かに眠ったまま息を引き取っていた。まだ体が温かかく、息を引き取ったばかりだったと思う。

19歳といえば犬としては相当な長生きで大往生だったと思う。本人にとっても十分満足できるほど長生きできて幸せだったろうと思う。「うちの子になってくれて…たくさんの思い出をありがとう。楽しかったよ」という感謝でいっぱいだ。たくさん愛して大事にし、精一杯可愛がってきたし、もう歳が歳なのでいつかはこの日がやってくるのは覚悟していた。。。が、やはり19年間一緒に暮らしてきた愛犬が亡くなってしまった喪失感は大きく相当堪える。人間なら成人するくらいの歳だ。私もミヅキも数日は泣いたり、落ち着いたりしながら、、、魂が抜けたかのようにただただボーッとして過ごしていた。

それに重なって日本国内でのコロナの第7派。行動制限も無いお盆の行楽シーズン到来で、これはスゴいことになりそうなのが分かるので、8月頭に予定していたグアム旅行を一旦中止にすることにした。


旅行とペット

愛犬とのお別れ

旅行が多い私達にとって愛犬との生活は、たまに苦労することもあった。旅行前にペットの体調が崩れれば日程変更をするかもしくは旅行そのものを中止しなくてはならなかったし、高齢になれば元気であっても、そもそも預かってくれるペットホテルも激減。10歳を超えても預かってくれるペットホテルは、動物病院をやっているような場所ぐらいじゃないかと思う。

我が家は運良く近くのかかりつけの動物病院がペットホテルもやっていたので、旅行中はいつもそこでお世話になってたけど、その動物病院もコロナ禍の人手不足でこの8月でホテル業務を廃業することが決まったらしい。今後はそういうホテルを見つけるのも難しくなってくるのかもなぁ。


久しぶりに二人の生活

愛犬とのお別れ

そうして久しぶりにミヅキと二人だけの生活に戻り、愛犬とお別れして約1ヶ月が経った。二人だけだと好きなタイミングで旅行計画を立てられるし、やめることも簡単だ。

そんな折、ふたたびグアム旅行に関する良い情報が入ってくる。それは、ユナイテッド航空のマイルで9月1日出発分から11月30日帰着分まで、なんとグアム往復が2万4000マイルで行けるという割引キャンペーンだ(予約は8月31日まで)。

このグアムのキャンペーン対象となるのはユナイテッド航空提携のクレジットカード会員となっているが、もちろん私達はマイレージプラス・セゾンカードを持っている。前回予約した際は往復3万マイルだったが、今回はさらに安い2万4,000マイル。

ミヅキ:「ほんとだ、ユナイテッド航空で調べてみたら、日によってはホントに片道1万2,000マイルになってる!」
モリオ:「エルモ(愛犬)のこともだんだん落ち着いてきたし、お盆も過ぎて人の流れも減ってきてるだろうから、もう一回グアム旅行計画してみる?」
ミヅキ:「そうよね、いつまでも落ち込んでたらエルモも安心して成仏できんよね。よし、行こう!」

そうして再びグアム旅行の計画を練り始める私達。グアムでは9月いっぱいまで無料のPCR検査は実施しているようなので円安以外は費用の面でそれほど心配なし。少し遅れて私達の夏休みグアム旅行が始まる、、、かもしれない。