lounge - 空港ラウンジ
エミレーツ航空 ビジネスクラスラウンジ @ドバイ国際空港 コンコースC
エミレーツ ビジネスクラス ラウンジ @ドバイ国際空港 / コンコースC

ドバイ国際空港(DXB)のエアサイド、コンコースCにあるエミレーツ航空の「ビジネスクラス ラウンジ - Emirates Business Class Lounge」を実体験レビュー!
この空港ラウンジは、エミレーツ航空 ビジネスクラス以上を利用のゲスト、および、エミレーツ航空の会員ティア シルバー以上が利用できるビジネスクラスラウンジとなっており、またエミレーツ航空 / カンタス航空(コードシェアシェア便含む) エコノミークラス利用でも、料金を支払えば有料利用も可能になっている。
このコンコースCのエミレーツ ビジネスクラス ラウンジは他のコンコースのエミレーツラウンジに比べて規模は少し小さく見えるのだが設備は充実しているのか?そして、ラウンジ内に置かれている食事、ドリンク、設備はどんなものか?実際に行って確かめてきたので、その詳細を紹介していきたいと思う。
- エミレーツ ビジネスクラス ラウンジ @ドバイ国際空港 コンコースC
- ラウンジの場所
- ドバイ国際空港 エアサイド コンコースC 出発フロア
- 営業時間
- 24時間
- アルコール提供
- 無料
- 無料利用資格
- エミレーツ航空のビジネスクラス以上利用の乗客(特別運賃を除く)、会員ティア シルバー会員(本会員のみ)、ゴールド会員(本会員+同伴者1名)、プラチナ会員(本会員+同伴者3名)
- プライオリティパス
- 利用不可
- 主な設備
- 飲み物
- アルコール類
- 食事
- WiFi
- パソコン
- フライト情報モニター
- トイレ
- シャワー
- スマホ充電
- 靴磨きサービス
今回のお話の舞台場所は...
有料での エミレーツ ビジネスクラス ラウンジ の利用料金

こちらがエミレーツ航空 ビジネスクラスラウンジ - コンコースCの入り口。コンコースBのエミレーツラウンジよりも少しレトロな感じ。入り口は自動ゲートではなく有人カウンターが備わっており、そちらで航空券とパスポートを見せて入場手続きを済ませて中に入る。
有料でのエミレーツ航空 ビジネスクラス ラウンジ の利用料金は以下の通り。
項目 | 料金 | 税金 | 合計 |
---|---|---|---|
会員 | $100 | $5 | $105 |
一般 | $130 | $6.5 | $136.5 |
子供(会員) | $50 | $2.5 | $52.5 |
子供(一般) | $65 | $3.25 | $68.25 |
エミレーツ航空を利用すれば、どんなクラスであっても一人あたり100ドルで利用できるのは大きなポイント。ただし、ラウンジ有料利用の場合は出発4時間前からの利用に制限される。
エミレーツ ビジネスクラス ラウンジ の中
エミレーツ航空 ビジネスクラスラウンジ(コンコースC)の中の様子(360度写真 / ドラッグしてお好きな角度でどうぞ)。フロア内には一人掛けソファが多く並び、ゆったりと座って寛ぐことができるようになっている。スペース的には他のコンコース(A、B)のエミレーツラウンジに比べ小さめだが、その分ラウンジ内は移動しやすい。
それでは、エミレーツラウンジ内に設置されている各設備もチェックしていこう。
フライトスケジュール掲示板

壁にはフライトスケジュール掲示板。こちらを見ながら、自分が乗り込むフライトには遅れないよう注意しよう。掲示板の両脇には各種新聞や雑誌が置かれたマガジンラックも用意されている。
パソコンコーナー

無料で利用できるパソコンコーナー。ネットで調べ物をしたいときなどにどうぞ。
WIFIも完備

エミレーツラウンジ内には無料で利用可能なWIFIも用意されている。このラウンジ内の公共WiFiにはセキュリティは無いので、利用の際は情報漏えいを防ぐためにも、利用接続の際にはVPNを使用するなどのセキュリティ対策はお忘れなく。
エミレーツラウンジ 靴磨きサービス

このエミレーツ航空 ビジネスクラスラウンジ - コンコースC には靴磨きサービスも用意されている。前を通るとここのスタッフが「靴磨きどうですか?」とセールスにやってきたりもする。私もセールスを受けたが、ちょうど革靴が砂埃などで汚れてしまっていたので頼んでみることにした。
靴磨きサービスの料金

革靴の靴磨きサービスの料金は以下の通り。
項目 | 料金 | 円(概算) | |
---|---|---|---|
Classic Shoe Shine | AED 26 | 約 780円 | |
Shoe Shine SPA | AED 36 | 約 1,080円 | |
Prestige Shoe Shine | 一般 | AED 52 | 約 1,560円 |
Silver | AED 47 | 約 1,410円 | |
Gold | AED 40 | 約 1,200円 | |
靴紐交換 | AED 21 | 約630円 | |
スエード&ヌバック | AED 16 | 約 480円 | |
スニーカー | AED 16 | 約 480円 |
通常の革靴の靴磨きサービスは3タイプあり、通常の磨き(Classic Shoe Shine)で約780円、もう少し豪華なタイプ(Shoe Shine SPA)が約1,080円、最高級の靴磨きサービス(Prestige Shoe Shine)が1,560円ほどとなっている。また一番高い Prestige Shoe Shine サービスは、エミレーツ航空の会員ティアがシルバー、ゴールドになると割引を受けることもできる。
私は今回、真ん中のShoe Shine SPA(約1,080円)を申し込んだが、シューズが磨き終わるまではスリッパ(ラウンジ内を移動可能)を貸してもらえる。
スマホ充電ステーション

スマホ充電ステーションも用意されている。ボックスはダイヤルロック式で、中には充電用のコードも付いている。スマホの充電が必要なときは利用しよう。
アイスクリームスタンド

エミレーツラウンジにはアイスクリームスタンドも用意されている。こちらは子供や、アイスクリームが大好きな私達のような大人にはたまらないサービスだ♪
なお、ドバイではアイスクリームは嗜好品として高い税金が掛けられており、市内で購入すると結構高いが、このエミレーツラウンジ内では無料でいただくことができる。
シャワールーム

エミレーツラウンジ内には、トイレだけでなく男女別々のシャワールームも用意されている。シャワールームに置かれているアメニティは、タオルとシャンプー、ボディジェルといった必要最小限のものとなっているので、歯磨きやシェーバーなどのアメニティは持参するなどしよう。
エミレーツ ビジネスクラス ラウンジのフードコーナー

それではお待ちかね。エミレーツ ビジネスクラス ラウンジ のフードコーナーを見てみたい。フードコーナーはもちろんビュッフェ / バイキング形式で、ラウンジの奥エリアに用意されている。
ドリンク - アルコール類コーナー

ドリンクのアルコールコーナーには、バーボン、ウイスキー、ジン、ラムなどのスピリッツ、TOSCHI、チンザノ(フレーバーワイン)、ボルス、コアントローといったカクテル作りには欠かせないリキュール酒も取り揃えられている。
ボトルが並べられた棚の下には、白ワインなども冷やされているのでお好みでどうぞ。
紅茶コーナー

ボトルのお酒コーナーのお隣には紅茶コーナー。紅茶はスリランカの紅茶ブランド「Dilmah(ディルマ)」が置かれており、その隣にはドバイ定番のスイーツ「デーツ - dates」も置かれている。
ソフトドリンクコーナー

ソフトドリンクコーナーにはペリエ、ペプシコーラなどの炭酸飲料や、ミネラルウォーターが冷やされた冷蔵庫。そのお隣にはコーヒーサーバも用意されている。
ビールサーバ

エミレーツラウンジではビールもいただくことができる。ビールは缶ではなくビールサーバは用意されており、ビールの銘柄はハイネケン。
シャンパンコーナー

シャンパンコーナーもある。通常、ビジネスクラスラウンジではスパークリングワインは安めのものが用意されていることが多いが、このエミレーツ ビジネスクラス ラウンジでは、有名なモエのシャンパンが置かれている。
コールドミールコーナー

コールドミールコーナーには、クルミやアボカド、オリーブ、ヨーグルトなどを使ったサラダやピクルスが並ぶ。どれも中東料理らしい見た目の料理だ。
サラダ&ハンバーガーコーナー

サラダ&ハンバーガーコーナー。サラダは生野菜ではなく火を通したり、マリネしたりしているタイプのものが多く、葉物野菜は少ない。そういえば、ドバイ市内のホテルでも、サラダバーには葉物野菜は少なかったよなぁ。


ドバイは土地柄、レタスとか鮮度が重要な野菜は手に入りにくいのかもしれない。
ホットミールコーナー

保温性のボウルに入ったホットミールコーナー。こちらの料理も中東系の料理が多く並ぶ。
スイーツコーナー

スイーツコーナーには美味しそうなケーキなどが並ぶ。このドバイは、旅行してみて料理よりもスイーツが美味しいことのほうが多いのだが、このドバイ国際空港のエミレーツラウンジも、食事よりもスイーツのほうが味的にも優秀かもしれない。
ドバイ国際空港の エミレーツラウンジ - コンコースC

ドバイ国際空港のコンコースCにある、エミレーツ航空 ビジネスクラス ラウンジの内容はいかがだっただろうか。キャパシティは他コンコースのエミレーツラウンジよりも小さめだが、食事、PCルーム、シャワールーム&トイレなど、設備が近い場所に集まっているので、大きいラウンジよりも使い勝手は良い。
また、ビジネスクラスのゲストやエミレーツ航空の上級会員だけでなく、1人利用料100ドルを支払うことで、エミレーツ航空を利用するゲストが誰でも利用できるというのもメリットが大きいところだ。
このエミレーツ・ビジネスクラス・ラウンジが利用できれば、長いトランジットも苦ではないので、利用する機会があればぜひ訪れてみてほしいと思う。それでは、エミレーツ航空のビジネスクラスラウンジで快適なトランジットタイムを♪



