cruise - クルーズ旅行
クルーズ船のメインダイニング(レストラン)
クルーズ船のダイニング

クルーズ船のディナーは、専用クラス(ヨットクラブなど)の場合は好きな時間に食べることができるが、リーズナブルな普通のクラスで乗船すると、ほぼ決まった時間になる。ディナーの時間帯は、だいたい二部制となっており、ファーストシーティング(早い時間帯、18時ぐらい)とセカンドシーティング(遅い時間帯、20時30分ぐらい)に分かれている。日本人がクルーズ旅行を申し込むと、たいてい自動的にファーストシーティングに設定されるため、もしも遅い時間帯を希望する場合は、予約の際にリクエストをする必要がある。ただし、クルーズ旅行でのメインダイニングは4人~6人の相席となることが多く、傾向としては、同じ国籍のゲスト同士が相席となるようにセッティングされるのだが、セカンドシーティングの場合は、日本人が少ないため、外国人との相席となることもある。英語で多少コミニュケーションする必要な場面も出てくるため、英語が全くダメな人はファーストシーティングがお勧めだ。また、特殊なケースを除いて、座る席は決まっており、全員が揃ってオーダーが始まることが多いため、もしも「明日はアラカルトレストランに行きたいな」と考えているなら、前もって同じ席の人に、そのことを伝えておくのがいいだろう。
料理について

クルーズ船のメインダイニングでの食事は「コース料理」。前菜、スープ、メイン、デザート、、、などといった各メニューから好きなモノをチョイスする。コース料理というと、かなり豪華なイメージが頭で思い浮かぶが、クルーズ船というのは、かなりの人数が一度に乗船しており、一度に数千人の料理をサーブする必要があるため、料理内容はどうしても作りおきを温めて出すものがメインとなる。肉料理も薄めで、牛肉ならローストビーフぐらいの厚さのものを温めて、上からソースかけて、ポテトやトマトを添える、、、そんな内容になる。パスタなどももちろん最初から茹でてくれるようなことはなく、どうしても作りおき感は否めない。そんな傾向を踏まえると料理を選ぶ際は、あくまで私(MORIO)個人の意見ではあるが、生ハムやサラダ系、チーズ、ソーセージといった保存食系が当たり外れがなくて良い。
出来立ての料理を食べたいときは

出展:eataly.com
メインダイニングの食事は、回を重ねていくと飽きてしまう。そんな時は、アラカルトレストランでの食事がいいだろう。クルーズ料金に含まれていないアラカルトレストランだと、ちゃんと自分のために料理を作って持ってきてくれる。数千人のために用意されたものとは、手間暇が違うのはあたりまえだ。しかし、アラカルトになると一人あたりの経費は最低数千円となるため、これを毎日やってしまうとかなり高くなるので、お財布と相談しながら利用したい。