旅行記 - 10月22日

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編2] アフリカのサファリを安くする方法

目次

  1. サファリをお得に行く方法
  2. そこそこの価格帯で
  3. サファリを調べていくにつれ
  4. マサイと一緒
  5. 眺めの良さそうなロッジも発見

サファリをお得に行く方法

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編2] アフリカのサファリを安くする方法
africaaminilife.com

なんとかサファリをお得に個人手配できないのか、、、色々頭を悩ませる事、数日。1つのアイデアが思いついた。それは「サファリのエクスカーション(オプショナルツアー)をやってる宿泊施設に泊まる」ということだ。つまりお手頃で泊まれそうなホテルを探して、そこからサファリのオプションを付けてみる、ということだ。普通、サファリをしに行く場合は、サファリをする予定を立てて、それに必要な宿を充てがう、、、という感じで宿はオマケ的ポジションなのだけれど、その立場を逆転させれば、もしかしたら安くなるんじゃないか?そう考えたのだ。ただ、国立公園近くの宿がサファリのツアーをやっているのかどうかは聞いてみないと分からない。そこで、まずはBooking.comでキリマンジャロ~アルーシャ、もしくはもう少し西のマニヤラ湖あたりの宿を探し、めぼしい場所を発見したら、そこにメールでサファリやってるかどうかを聞いてみることにした。このメールで質問した時に、ちゃんと返事が返ってくると安心にも繋がる。

そうして、できるだけセレンゲティあたりの国立公園地帯に近い場所を検索を入れる。。。。が、、、なんじゃ、、、これは、、、高いじゃないか。。。いや、安いところ(一泊一部屋1万円以内)はあるんだが、部屋が本当に「寝るだけ」な感じで夢が広がらない。でも、じゃぁもうちょっと夢が持てそうな場所を探すと、、、一泊10万前後とか、、、。いやいや、そんなにラグジュアリーじゃ無くて良いから。。。。宿を中心に考えると、やっぱり部屋のインテリアとか、ベランダが付いてるかどうかとか、部屋からの眺めとか、プールがあるかないかとか、「滞在」に主眼が置かれるため、どうしても欲張りになってしまう。自分たちの欲望と現実の狭間で、苦しみながらどこを妥協していくか、、、そんな心の葛藤が繰り広げられるw。。。ちゅうか、アフリカってほんまに高いなぁ。タンザニアだから?


そこそこの価格帯で

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Manyara Wildlife Safari Camp

そうして、Booking.comはもちろん、トリップアドバイザーやグーグルマップを使って調べるうち、少しではあるがめぼしいホテルが見つかり始める。予算的には1泊1部屋(二人)3万円前後。まず、最初にブックマークしたのはこの写真のホテル「Manyara Wildlife Safari Camp」。マニヤラ湖のほとりにあるリゾートだ。一泊2人で2~3万円ぐらいから。口コミの評価も高い。ホームページも発見したので、早速、サファリのゲームドライブの値段、そしてキリマンジャロ空港(JRO)からこのホテルまでの送迎値段をメールで聞いてみた。すると比較的早い返信(約半日ぐらい)が返ってきた。

まず、送迎は片道200ドル(多分二人分)。そしてサファリの値段は1日ツアーのもので270ドルという回答だった。この270ドルは「270USD each of 2 people」という表現だったのだが、、、多分これは2人のうちそれぞれって意味、つまり「一人あたり」だと思われる。「per person」とか書いてくれたら分かりやすいのに。。。ちゅうか「2人でいくら」とか聞かずに、一人いくら?とシンプルに聞いたほうが良かったようだ。またゲームドライブ(4WDの車で野生の動物を探しに行くサファリ)は国立公園の中で行われ、そこに入るのには各国立公園ごとに一人1回50~70ドルほど必要らしいのだ(ちなみに270ドルには入園料は含まれている)。。。これがサファリが高くなる要因の1つのようだ。国が定めた料金なので回避できないしディスカウントも無い。ちなみに、ここで2泊3日してゲームドライブ2回を組み込むとすれば一人800ドル(朝食込み・移動費別)ぐらい。予算を抑えるためにゲームサファリを1回にすると一人520ドルぐらい、朝食込みで二人分が10万ちょいなので、選択肢の1つにはなる感じだ。


サファリを調べていくにつれ

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pinterest.com

また、サファリを色々と調べていくにつれ、私達が思い描いているイメージと少し違う、本当のサファリの現状が徐々にわかってき始める。例えばゲームドライブ(車に乗って動物探しツアー)の場合、私が思い描いていたのは果てしないサバンナに車で出かけ、偶然見かけた動物たちをのんびり観察する、、、言ってみれば、アニマルプラネットなんかでやってる「広大な自然と動物たち」を肉眼でリアルに感じられるアクティビティだと思っていたのだが、ゲームサファリの口コミや旅行記なんかを見ていると、「BIG5(ビッグファイブ)」と呼ばれる人気の動物(ライオン、サイ、ヒョウ、ゾウ、バッファロー)を探して走り回り、お目当ての動物を見つけると、サファリカー同士が連絡を取り合い、みんながその動物の場所にワラワラ集まってきて場所の取り合いをしながら(場所によっては並ぶ順番が決まっていてそんな場合はズラーっと車が並んで自分たちの順番を待っていたりする)写真を撮ったりするようなのだ。よく見るサファリツアーの写真はどれも動物たちと自然しか映ってないけれど、実はそのファインダーの後ろにはすごい数の車が待機している、、、そんな状況らしいのだ。

ミヅキ:「なんかさ、ゲームドライブってみんなで動物追い回してる感じで、私が想像してた「サファリ」とちょっと違うかもしれんな。。。私がやりたいのってこういう感じじゃないんよね。。。」
モリオ:「そうやなぁ、、。俺らが行こうとしてる所はスゴい人気の場所みたいやし、こんな感じで車は多いかもしれんな。」
ミヅキ:「うーん、もしかしてゲームドライブってしなくても良いんかな?」
モリオ:「やったことないから分からんが、そういや知り合いのアフリカのサファリに行ったことある人が、【サファリの動物って、確かにそこに居るけど、自分たちが居なくなったら、その動物たちって檻のようなところに戻っていくんじゃないか?ってそんな変な気分になる。サファリ自体がどっかのテーマパークのような、あつらえられたような感じがする】って言ってたんやけど、もしかしたらこういう事なんかもしれんね。」
ミヅキ:「なるほどね。。この写真見てたらなんか分かる気もするな。」
モリオ:「ただまぁ、体験しないことにはなんとも言えんよなw」
ミヅキ:「だね、、でも、高いお金払って、大勢の車に取り囲まれたライオンとか、、見るの嫌じゃない?w」
モリオ:「想像するとゾッとするわなwまぁさ、サファリも、ゲームドライブだけじゃなくてウォーキングとかボートとか色々あるみたいやからさ、もうちょっとガツガツしてない感じの所探してみようか。」
ミヅキ:「うんうん、もうちょっとのんびりしたのがいいよね。それでね、1つ面白い場所見つけたんやけど見てみて。」
モリオ:「うんうん、どれ?」

マサイと一緒

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Maasai Lodge Tanzania - Africa Amini Life

ミヅキが見つけてきた場所は、なんとwマサイの暮らしが体験できる、地域コミュニティーの中にあるような宿泊ロッジだった。その名も「Maasai Lodge Tanzania – Africa Amini Life」。かなりそのまんまな宿泊施設の名前だw場所はアルーシャ国立公園とキリマンジャロ国立公園の間にある感じの場所。本サイトも見つけたので見てみると、どうもゲームドライブのようなことをするアクティビティはなく、あるのはマサイの村や学校に行ったり、現地のマーケットを覗いたり、近くのサバンナを歩いて散策したりする、ナチュラルなコンセプトの宿泊施設のようだ。往復送迎の値段(空港からロッジまで片道100ドル/車一台・つまり二人乗れる)、エクスカーションの値段、宿泊代金などほぼ全ての値段が本サイトに乗っている。かなりの明瞭会計だ。動物に触れ合える可能性があるのは、ネイチャーウォーキングのアクティビティぐらいで、運が良ければ象が居たりするみたいだ。更に150ドルでヤギ1頭を買って、マサイのみんなにそれを振る舞うパーティーなんかも催すことが出来るらしいw

ミヅキ:「マサイと宴会できるのって面白そうじゃない?私、マサイと一緒にジャンプしながら宴会するわ~♪」

ミヅキはこのヤギを1頭買ってマサイの一族と盛大にディナーをするオプショナルに興味津々。確かにこれはちょっとおもしろそう、、、だが、ヤギ肉ってどんな味なんやろ?クセがありすぎて自分がちゃんとそのヤギ肉を食べられなかったらどうしよう、、なんて不安もよぎる。。。でも、アフリカの自然の中で滞在してる気分は満喫できそうな宿泊施設だ。部屋の内装もアフリカンな造りで雰囲気があっていい。しかし年末年始の値段が高く、1泊ロッジ1棟4.6万円~、、、ちょっと予算オーバーか。。


眺めの良さそうなロッジも発見

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Burudika Manyara Lodge

そして、もう一つ、私(モリオ)が見つけたロッジがこちら「Burudika Manyara Lodge」だ。一泊一部屋(独立ロッジで2人分)2万円ほど。さらに宿泊ロッジは6棟のみで、それぞれマニヤラ湖を望む専用バルコニーが付いている。ここに泊まって湖眺めながらコーヒー飲むってのも贅沢そうだ。ここも本サイトがあり、自分たちがやっているエクスカーションとその値段をちゃんと書いてある良心的な宿泊施設だ。ここも上のマサイロッジ同様、ゲームドライブなどの派手なサファリはやってないが、マウンテンバイクで近くを巡るツアーや、ウォーキングサファリなどを一人30~40ドル程度で提供している。場所によっては、国立公園の入場料が余分にかかる可能性もあるが、基本料金はとてもお得な感じ。ただここは往復送迎の値段を書いていなかったので、メールで聞いてみたところ片道150ドルという返事が返ってきた。場所的には最初に紹介した「Manyara Wildlife Safari Camp」とほぼ同じなのだが、ここのほうが片道50ドル安い。

モリオ:「まぁ、色々調べてみた感じだと、この3つのどれかやなぁ。」
ミヅキ:「そうやね。ゲームドライブやるならManyara Wildlife Safari Campだろうけど、マサイのロッジも面白そうやし、、マニヤラ湖ビューのロッジも良いよね。」
モリオ:「ただまぁ、予算考えるとBurudika Manyara Lodgeが最有力やなぁ、、」
ミヅキ:「ウォーキングサファリも出来そうやしね。湖まで散歩するとか良いよね~。」
モリオ:「とりあえず、この辺りを視野に入れつつ、航空券を狙うかなぁ。。。」

そうして、宿泊先の目処もザクっと決まり、チケットが取れる日まで、しばらく待つことになる。。。。。予定だったのだが!もうすぐチケットが取れそうになる1月の半ば、両親のクルーズ旅行を終えた頃、またミヅキがとんでもないことを言い始める。