旅行記 - 2月11日

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編16] タンザニアに行くときに準備すべき3つのこと

目次

  1. エアアジアの関空ーハワイ就航初便の航空券をとりながら
  2. タンザニアに入国するときに準備する事
  3. イエローカードを取得しておくと安心だ
  4. マラリアの予防薬も処方してもらおう

エアアジアの関空ーハワイ就航初便の航空券をとりながら

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編16] タンザニアに行くときに準備すべき3つのこと

ブッキングドットコムを間に挟んでアフリカのホテルと請求金額を巡ってやり取りをしている頃、モリオがエアアジアの関空ーハワイ就航記念セールが始まるというニュースを見つけ、夜中から二人で必死になって就航記念の初便をゲット。

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モリオ:「よっしゃ!ハワイ行きの激安航空券もゲットできたし、あとはタンザニアに行くときに準備する事とか調べなあかんな。」
ミヅキ:「大丈夫!もう、それは調べてあるし。」
モリオ:「マジで?」
ミヅキ:「うん。まかしといて。」

タンザニアに入国するときに準備する事

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編16] タンザニアに行くときに準備すべき3つのこと

タンザニアに行くときはまず、ビザが必要になる。通常、私たちみたいにタンザニアに観光に行く人が取得するビザは【シングル入国ビザ】になる。

【シングル入国ビザ】

・有効期限:3ヶ月

・最大滞在可能日数:入国日から90日

・パスポート残存期間:ビザ発行時に6ヶ月以上必要

ビザの詳しい取得方法はこちらのページのタンザニア大使館のページに詳しく書いてあるのでそれを見ながら準備ができる。大使館に行って取得ができない遠方の人は郵送で取得することもできるので便利だ。

ただ、有効期限が3か月と短いのであまり早くから取得してしまうと都合が悪いので、ビザは12月に入ってから取得しに行く予定だ。


イエローカードを取得しておくと安心だ

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編16] タンザニアに行くときに準備すべき3つのこと

日本からのタンザニア入国に際して【黄熱病の予防接種】は義務づけられてはいないんだけど、例えばタンザニアに入国するまでにタイを経由すると、短時間のトランジットだけでも黄熱病の予防接種が絶対に必要になってくる。

【黄熱病】は通常3~6日の潜伏期間の後、発熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐をおこし、一部はそのまま回復するけれど、重症化するといくつもの臓器からの出血や黄疸をおこす致死率の高い病気。特別な治療法はなく、症状を軽くするための対症療法が行われるだけで早期治療で自力での回復を促すだけらしい。

今回、私たちはタイを経由するルートでは無いんだけど、今までの経験上【何かの理由で突然搭乗予定の便がディレイになって便やルートが変更になる】という【予期せぬ事態が起こることもある】という事を知っているし、実際何度もそういった予期せぬルートで移動したことがある。もしかしたら今回、予期せぬトラブルに巻き込まれてタイ経由になることがあるかもしれない。

ミヅキ:「万が一に備えて【黄熱病の予防接種】をして【イエローカード】を持っていったほうが良いよね?」
モリオ:「そうやな。何があるかわからんしな。準備できることは準備していこう。」

この【黄熱病の予防接種】をすることで取得できる【イエローカード】は2016年7月10日までは「接種10日後から10年間」有効で、期限が切れるとまた摂取しないといけなかったのが、2016年7月11日以降は「接種10日後から生涯有効」に変更された。なので、1回打っておけば今後黄熱病の予防接種は打たなくても良いのだ。これは有難い。

ただ、黄熱病の予防接種を打ってくれる病院が限られていて、インフルエンザの予防接種のようにどこの病院でも打つことができるわけではないのがちょっと不便だけど、この厚生労働省のページで確認すると自分の近くの予防接種を打てる病院を探すことができる。我が家は京都なので大阪の「大阪市立総合医療センター(大阪検疫所)」に行くことにした。

ミヅキ:「電話して聞いたんやけど、黄熱病の予防接種を受けたら4週間は他の予防接種を受けることができんみたいよ。」
モリオ:「なるほど、、、オレらはインフルエンザの予防接種も受けたいし、それやったら夏場に黄熱病の予防接種を受けたほうがいいやろなぁ。」
ミヅキ:「そうやね。黄熱病の予防接種を受ける時は予約が必要らしいから夏場に予約入れて早めに打ったといたほうがいいやろね。」

マラリアの予防薬も処方してもらおう

[北欧とアフリカを巡る年末年始の冒険旅行記:準備編16] タンザニアに行くときに準備すべき3つのこと

アフリカに行くときにはマラリアにも気を付けないといけない。マラリアは世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行していて世界中で1年間に約2億700万人が感染し、推計62万7,000人が死亡しているんだとか。日本でも100人近くが輸入感染で発症しているというから驚きだ。マラリアは1週間から4週間くらいの潜伏期間を経て、発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出るらしい。

マラリアには予防接種は無く、予防薬を飲むことになる。マラリア流行地へ渡航する際は、抗マラリア薬の予防内服を行うことが望ましいとされていて、国内で承認されている予防薬としてメファキン「ヒサミツ」錠 275®(メフロキン塩酸塩錠)やマラロン配合錠®(アトバコン・プログアニル塩酸塩配合錠)がある。マラリア予防薬は、医師の処方が必要なので【黄熱病の予防接種】に行ったときに【マラリアの予防薬】も処方してもらえるか先生に聞いてみよう。

とりあえず、自分たちで準備ができることは出来るかぎり準備してアフリカに向かおう。