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マリオット ベストレート保証にホテリアドットコムは使っちゃダメ!
マリオット / SPG のベストレート申請

マリオット / SPGや、ヒルトンの本サイトでホテル予約をすると「ベストレート保証(最低価格保証)」が付いてくる。これは、予約した同日、同カテゴリの部屋、同じキャンセル規定、同じ支払い方法、同じパッケージプラン(食事など)で、他のホテル予約サイトでさらに安い宿泊料金を見つけた場合に、24時間以内に専用ページ
からベストレート申請をすると、そのクレームが認められた場合に、他サイトで見つけた最安値からさらに25%割引価格で宿泊することができるというもの。

しかし、このベストレート申請をしても、私達の経験上ほぼ100%ベストレート申請を却下されてしまうサイトが存在する。それが「ホテリアドットコム - hoterea.com」だ。
ホテリアドットコムをベストレート申請に使ってはいけない理由

このホテリアドットコムがベストレート申請に使ってはいけない理由はいくつかあるので、それを下にピックアップしてみた。
- ホテリアドットコムは日本以外の地域から予約できない可能性。
- ブラウザのリファラやクッキー依存による価格操作。
- キャンセル無料でも予約時に必ずクレジットカードに請求される。
- キャンセル無料期間が本サイトよりも数日短いことも多い。
まず最初の「ホテリアドットコムは日本以外の地域から予約できない可能性」についてであるが、私はこのホテリアドットコムを使ってマリオット、SPG、ヒルトンの全てにベストレート申請を掛けたことがあるが、結果は全て却下。
その時の審査員の理由の多くが「クレジットカード決済画面に移行できない」という文面をメールで送ってきた。最初は「何を言っているのだろう?」と思って意味がわからなかったのだが、どうもホテリアドットコム自身がIPアドレス、ブラウザの環境変数などで利用者のいる地域や言語を特定し、条件を満たさない場合は予約画面に移行できないようにサイトが作られている可能性があることが分かった。
マリオットやヒルトンの場合、外国人(多分アメリカ人)が審査しているので、もしも英語圏の人の予約を遮っているとしたら、審査員からしたらベストレート保証に値するかどうかの審査のしようが無い、、というわけだ。(SPGは日本人の予約の場合は日本人が審査している模様)
またその他にも、SPGのベストレート申請の際には、審査員から日本語で「ホテリアドットコムではクレジットカードに最初に全額引き落としが行われるため、私達の予約の支払い方法に合致しない」という旨のことをアナウンスされたとこもある。そしてヒルトンのベストレートの際には「予約キャンセル日数が私どもの予約のキャンセルポリシーと合致しない」とも言われたりした。。。楽天トラベルやじゃらん、Booking.comなどでは、通るときはすんなり通るベストレート申請も、ホテリアドットコム経由では勝率0%。明らかに分が悪い。
ホテリアドットコムは最安値になることが多い

しかしこのホテリアドットコム。マリオット、SPG、ヒルトンの本サイト価格と比較していると、他のサイトでの安値が全然上がってこない時には、高確率で最安値を提供していることが多い。上の画像(価格はニュージーランドのクイーンズタウンにあるヒルトンホテル)でも、ヒルトンの本サイトは359NZドル(約26,925円 / 1NZドル75円)に対し、ホテリアドットコムは25,090円と2,000円弱安い。でもこれでベストレート申請を行っても、上に挙げたような理由で却下されてしまうのだ。
ベストレート申請しないならトラベルコ+ホテリアで最安値を狙える

しかし、このホテリアドットコムにおけるベストレート申請の失敗検証は、ベストレート申請などせず、単純に安い宿泊費だけを探している人にとっては逆にメリットとなる情報でもある。また、下のマリオット / SPGのベストレート保証に関する記事

でも述べたように、ホテリアドットコムは、他のホテル予約比較サイトを経由すると、更に数%安くなりやすい傾向にある。まぁ、このホテリアを比較対象にしているホテル予約比較サイトはトラベルコぐらいなので、つまりトラベルコ+ホテリアドットコムのコンビを使えば、SPG、マリオット、ヒルトンの最安値を狙えることにもなる。
私たちは、マリオット / SPG、ヒルトンの上級会員の特典を使いたいので、どうしてもベストレート保証にこだわってしまうが、そんな縛りのないフリーダムな人は、マリオット / SPG、ヒルトンのホテルに最安値で泊まりたい場合は、一度このトラベルコ+ホテリアドットコムの合わせ技を試してみるのもおすすめだ。