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更新日 2023年06月16日
【ドバイの砂漠の中に建つ高級ホテル】アルマハデザートリゾート プール付きヴィラ「ベドウィンスイート」宿泊記
砂漠の中に立つホテル「アルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパ」のスイートルーム

ドバイの砂漠エリアにあるナチュラルゴージャスなマリオット・ボンヴォイのリゾート「Al Maha - A Luxury Collection Desert Resort & Spa / アルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパ」は、全室が一棟独立ヴィラタイプのプール付きスイートルーム。アルマハリゾート周辺は砂漠に囲まれ、部屋から一歩外に出れば息を呑む広大なデザートビューがゲストを待ち構えている。
そんな、ナチュラルゴージャスな「アルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパ」の「ベドウィンスイート」にポイント宿泊し、宿泊費や食事代無料で滞在してきたので、そのお部屋の様子や、インルームダイニングの食事などを、時折お部屋の敷地にやってくるインパラ達とともにお伝えしたいと思う。
※ Marriott Bonvoy - マリオット・ボンヴォイ・ゴールドエリート会員以上の特典である、お部屋アップグレードや、レイトチェックアウト、ウェルカムギフトポイント等は、マリオット公式サイトからの予約にのみ適用されます。
今回のお話の舞台場所は...
目次
- 砂漠の中に立つホテル「アルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパ」のスイートルーム
- アルマハにチェックイン!
- アルマハリゾート内の移動は歩き or 電動バギー
- ベドウィンスイートのエントランス
- アルマハ お部屋の玄関前
- エントランスエリア
- アルマハ ベドウィンスイートのバスルームへ
- アルマハ ベドウィンスイート - メインルーム
- アルマハ ベドウィンスイート リビングスペース
- アルマハ インルームダイニング
- お部屋の収納クローゼット
- アルマハ ベドウィンスイート プライベートプール付きバルコニー
- アルマハ プライベートプールでのフローティングミール
- 外の砂漠が気になるので散歩してみよう
- アルマハ ベドウィンスイートのお部屋・まとめ
- マリオットポイントがザクザク貯まるマリオット・ボンヴォイ アメックスカードを一番お得に作る方法
アルマハにチェックイン!

私達が待ちに待っていたアルマハ・デザートリゾートでの滞在。事前にアルマハにEメールで頼んでおいたドバイ市内⇔アルマハの送迎サービス(片道380AED~ / 約11,400円~)を使ってアルマハリゾートへと到着。まずはウェルカムドリンクをレセプションロビーにていただく。
アルマハ・デザートリゾートのウェルカムドリンクは、豆乳ミルクとマンゴーのミックススムージーなのだが、豆乳を飲むと鼻炎になる私達は、そのドリンクをオレンジジュースに変更してもらうことに。そしてウェルカムジュースをいただきながら、ホテルの各施設の説明を受ける。
私達はマリオット・ボンヴォイ・チタンエリート会員ではあるが、このアルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパでは上級会員向けのベネフィットはほとんど無く、お部屋のアップグレードも景観が良い場所にしてもらえるぐらいで、上のカテゴリーのお部屋になることもそうそう無い。
しかし逆に言えば、マリオットアメックスカードのゴールドエリート会員も、それ以上の上級会員と同様のサービスを受けながら滞在できるということであり、会員クラスに関係なくゴージャスな滞在が約束されているということだ。
アルマハリゾート内の移動は歩き or 電動バギー

チェックインも終わり、私達はお部屋へと案内される。アルマハ デザートリゾートの部屋は、全室一棟独立型ヴィラタイプで、リゾート敷地内は以下のようなマップになっている。

上の地図を見てもわかるように、客室はリゾートのかなり広範囲に広がっており、歩いて移動すると場所によっては5分~10分ほど掛かる。そのため、短時間でリゾート内を移動したい場合は電動カート(もちろん無料)を利用するのが便利だ。
今回私達は、7番のベドウィンスイート(マップの赤色で示した部屋)に宿泊。レセプションから部屋までは歩くと3分弱掛かるので、滞在中はアルマハリゾート内の移動には主にこの電動カートを利用したが、朝食や夕食の時間帯は混み合うため、そういう時間帯は歩いたほうが結局早かったりもする。
ベドウィンスイートのエントランス

いよいよ私達がアルマハ・デザートリゾートで滞在する、ベドウィンスイートルームに到着。部屋の建物の屋根は砂漠のホテルによく似合うテント式になっている。お部屋を外から見た感じは、モルディブなんかのヴィラにもよく似ている。
アルマハ お部屋の玄関前
私達のお部屋の玄関前の様子がこちら(360度写真 / ドラッグしてお好きな角度からどうぞ)。周りには部屋同士を仕切るように木々が植えられており、木陰にはたくさんのインパラ達(笑)。このアルマハにはインパラが時折現れると聴いていたが、実際に訪れてみると、いつでもそのへんに居るといった感じだ。人間に慣れているようで人の姿を見ても逃げたりはしない。
お部屋の案内

また、道路の端には各スイート(部屋)への案内も設けられている。このリゾートは自然が多く、歩いているとどっちに行っていいのか分からなくなる(方向音痴な私達だけかもしれないが・笑)ので、この案内は非常にありがたい。
アル・マハ - Al Maha

インパラ達はいつでもお部屋の近くでウロウロしてるんだけど、たま~に角の立派な白いインパラ?のような動物(写真のやつ)をリゾート内に見かけることがある。この白い動物は「アラビアオリックス - Arabian Oryx」。このアラビアオリックスはアラブ首長国連邦の国獣 / National Animals にも指定されている動物で、絶滅危惧種にも入っている種。珍しいため、近づきたくなるが「アラビアオリックス - Arabian Oryx」はインパラと違い気性が荒く、近づくのは非常に危険な動物なので、見つけてもあまり近くに寄らないように注意しよう。
なお、このアラビアオリックスはアラビア語で「アルマハ」と呼ばれている。そう、つまりこのリゾート、アルマハ・デザートリゾートの名前は、このアラビアオリックスのアラビア語名から来ているのだ。
玄関の扉

前置きが長くなってしまったが、そろそろアルマハ・ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパの「ベドウィンスイート」のお部屋の中に入っていこう。玄関はアンティークな雰囲気たっぷりの木製扉。ドアノブには毎朝、ドバイの新聞(英語)が掛けられている。また扉はオートロック式。
アルマハリゾートの鍵

この木製扉を開くガキはこちらの物理鍵。マリオット・ボンヴォイのホテルは全部カードキーなのかと思っていたが、こんな感じでアナログな鍵のホテルもあるんだなぁ。なお、鍵にはスマホぐらいの大きさの木製プレートが付いているので、滞在中この鍵をそのまま持ち歩くのはちょっと荷物になる。
エントランスエリア
お部屋の玄関から中にはいってきたエントランスエリア。入口入ってすぐの場所には、ケトルやグラス、コーヒーサーバーなどが置かれたダイニングコーナーが用意されている。入り口を入って2手に分かれる扉は、一方(左)がメインのベッド&ダイニングルーム、もう片方(右)がバスルームへと通じる。
コーヒーサーバーなど

こちらはコーヒーサーバーなどが置かれたコーナー。コーヒーサーバーはカプセル式で、通常のエスプレッソに加え、デカフェタイプも用意されている。コーヒーサーバーの横には紅茶など。上にはアイスペール(ルームサービスに電話すれば氷も持ってきてもらえる)とミネラルウォーターも用意されている。なお、コーヒーのカプセルや紅茶、ミネラルウォーターは無料となっており、毎日ルームキーピングの際に補充してもらえる。
シェリー酒も無料

エントランスエリアの棚にはシェリー酒も用意されており、こちらも無料でいただける他、無くなれば補充してもらえる。シェリー酒は食前酒としても知られるお酒で、度数は20度前後とまぁまぁ強い。イメージ的にはウィスキーなどの蒸留酒のようなイメージが強いが、実はシェリー酒は白ぶどうから作られる白ワインの一種。言ってみれば、ポートワインなどと同じような括りのお酒となっている。
ティーボックス

ティーボックスの中には「La Provence en France」のティーバッグが用意されており、種類もアールグレイ、グリーンティー、カモミール、ミントなど種類も豊富。
砂糖もサトウキビを100%使用したベギャンセ ペルーシュのブラウンシュガーやホワイトシュガーの個包装の角砂糖の他、カロリーカットの砂糖も用意されているなど、かなり充実したティーセレクションが用意されている。
電気ケトルやグラスなど

シェリー酒の置かれている隣の棚には、ワイン(有料 / ハーフボトルで204AED~ / 約6,000円)や、ワイングラスや電気ケトル、カップ&ソーサー、ドリンキングウォーターなどが置かれている。室内のドリンキングウォーターの数はかなり多く、毎日補充してくれる他、足りない場合はゲストサービスに連絡すれば、補充もしてくれるので、自分で用意して持ってくる必要は無い。
冷蔵庫もある

下の棚の扉を開くと、ミニバーの冷蔵庫も用意されている。冷蔵庫の中はしっかり詰められているので、他の物を冷やしておくスペースは殆ど無い。まぁ、近くにお店も無いので、何か買ってきて冷やしておくこともできないが。ミニバーの料金は、ワインがハーフボトルで204AED(約6,120円)~、ビールで約50AED(約1,500円)、ジンやウォッカなど各種スピリッツが95AED(約2,850円)~、コーラなどの清涼飲料水が30AED前後(約900円)。価格帯はインルームダイニングとほぼ同じ。
ドレッサー兼デスク

エントランスエリアにはドレッサーにも使える鏡が備わったマルチデスクも用意されている。机の上には灰皿とマッチも置かれている。そう、このアルマハは愛煙家には嬉しい、喫煙可能なリゾートホテルなのだ。
備え付けのドライヤー

ドレッサーデスクの棚には、備え付けのドライヤーも用意されている。多分、使用電力の関係でコンセントは外すことができないので、ここでのみドライヤーは利用可能となっている。
アルマハ ベドウィンスイートのバスルームへ

玄関エリアはこのぐらいにして、続いてアルマハ ベドウィンスイートのバスルームへ向かってみよう。
バスルームの中の様子
こちらがバスルームの中の様子。かなり広々としたバスルームで、中には大きなスイート仕様の洗面台に、バスタブ、シャワールーム、そしてトイレがそれぞれ独立して備わっている。
洗面台

大きなミラーが備え付けられ、洗面ボウルも2個と、とても使いやすい洗面台。蛇口などを一つ一つ取っても、ブラス仕様であったりと、どれもアンティーク感たっぷりでおしゃれな感じ。
バスアメニティ

アルマハ バスアメニティは主に以下の通り。
- ボディソープ
- シャンプー
- コンディショナー
- 石鹸
- ボディスポンジ
- ボディローション
- 歯磨き
- マウスウォッシュ
- シェーバー / シェービングジェル
- シャワーキャップ
- コットン
- 爪とぎ
- バスソルト
- 各種タオル
- バスローブ
- 体重計
- ドライヤー
アルマハ デザートリゾートでは、必要なアメニティ類はほぼ揃っている。もちろん、ゲストサービスに連絡すれば、必要なものの補充も行ってくれる。
※ 上の写真は、洗面台付近に置かれたバスアメニティとなっているが、シャワールームやバスタブ付近にもバスアメニティがそれぞれ用意されている。
ドリンキングウォーター

バスルームにもドリンキングウォーター。このアルマハの水道水を使って歯磨きなどを行っても体調的にも問題無いが、気になる人はこのドリンキングウォーターでうがいや歯磨きをするといいだろう。
大きなバスタブ

バスルームの壁際には2人で入っても大丈夫な大きさのバスタブも備わっている。水の温度調整は、お湯と水の蛇口を微調整しないといけないので少々難しいが、水量は恐ろしく強いので、すぐにお風呂にお湯を張ることが出来る。
バスタブ付近のバスアメニティ

バスタブ付近には、ボディスポンジ、シャワーキャップ、バスソルトといったバスアメニティが用意されている。バスソルトが置かれているのは、お風呂好きなゲストにはとても嬉しいアイテムなのではないかと思う。
たくさんのタオル

またバスルームには、私が予約の際に「追加のタオル」をリクエストしていたためか、たくさんのタオルも用意されていた。
ウォークインシャワー

バスルームは外のバルコニーから、こちらのガラス戸を通って直接中に入ってこれるウォークインシャワースタイル。外のバルコニーにはプライベートプールも備わっているので、プールに入ってそのままバスルームに入ってこれるのはとても嬉しい。
ちなみに、扉の近くの椅子の下には体重計。このホテルは、好きな時に好きなだけ食事ができるオールインクルーシブスタイルのリゾートなので、気を許すと平気で数キロは太る(汗)ので、毎日この体重計に乗って、出来る限り体重が増えないように心がけよう(笑)。
シャワールーム

バスタブの隣には、透明のガラス戸で仕切られたシャワールーム。シャワーヘッドは、天井からのレインシャワーヘッドと、手式シャワーヘッドの2タイプが備わっている。水圧はかなり強い。
バスアメニティブランドは「BYREDO - バイレード」

アルマハのボディウォッシュやシャンプー、コンディショナー、ボディローションなどのバスアメニティブランドは、マリオットのラグジュアリーコレクションホテルではおなじみの「BYREDO - バイレード」が使われている。ボトルは日本の翠嵐などで使われているものよりも一回り大きく70ml入り。我が家でお気に入りの香りだ。
アラブ式トイレ

トイレは、便座は洋式だが、手動シャワーやビデ(便器横)も備わったアラブ様式のトイレとなっている。また、中のキャビネットには予備のトイレットペーパーもストックされている。
バスローブ

また、バスルームの壁にはハンガーにバスローブもかかっている。バスルームはこんな感じかなぁ。ではそろそろ、お部屋のメインルームに行ってみたいと思う。
アルマハ ベドウィンスイート - メインルーム
アルマハ ベドウィンスイート - メインルームの様子がこちら。上の360度写真は、ベッドの足元のところにあるチェストから見たところで、下の360度写真は、バルコニー手前のソファテーブルから見たところ。このアルマハリゾートの家具は、手作りのアラブ様式のファニチャーでまとめられており、エキゾチックな世界観がお部屋全体を包み込んでいる。
スーパーキングサイズベッド

お部屋のベッドは、アルマハ・デザートリゾートがあつらえた、カスタムメイドのスーパーキングサイズベッド。二人で寝ても広々としたサイジングがとても心地よい。
ベッド横のサイドテーブル

ベッド横のサイドテーブルには、電話とシナモンが入った器。また壁には角度調整が自由にできる読書灯に、お部屋の電気をON / OFFできる調光パネルが備わっている。
反対側のサイドテーブル

反対側のサイドテーブルには、同じく調光パネルや読書灯の他、USBポートが2つ備わったマルチタップの電源コンセントも用意されている。
イベントのお知らせ

私達は今回、このアルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート ドバイには年末年始のカウントダウンの時に宿泊したのだが、その日のベッドメイキングの際には、こうしてベッドサイドにカウントダウンのイベントのお知らせも届いていた。
ターンダウンサービス

このアルマハリゾートでは、お昼前のルームメイキングの他に、夜のターンダウンサービスも用意されている。このターンダウンサービスの際にも、バスアメニティやミニバー、ドリンキングウォーターの補充なども行われる。
バティール Bateel のデーツのプレゼント

また、このターンダウンサービスの際には、バティール Bateel のデーツのサービスも毎日行われる。
このバティール Bateel のデーツは実はサウジアラビア王室御用達の高級デーツ。ドバイの高級お土産といえば「バティール Bateel のデーツ」と言われるくらいドバイの人にも親しまれている。
このゴールドのボックスの中にはホワイトチョコやミルクチョコ、ダークチョコなど色んなチョコレートでコーティングされたデーツがランダムで2個入っている。アルマハ・デザートリゾートからの素敵なプレゼントを、シェリー酒と一緒にいただくのもドバイの砂漠の夜の楽しい思い出になることだろう。
ターンダウンのスタッフの心遣い

また、ターンダウンの一幕で、たまたまターンダウンサービスの時に部屋に居た私。ターンダウンの時には、外が見えないようにカーテンをすべて閉めてくれるんだけど「バルコニーに出る扉のところは閉めないでね♪」と言って閉めないようにしてもらったんだが、次の日からはそのリクエストをスタッフの人がずっと覚えていてくれていて、この写真のように、ターンダウンの際は必ず一番前のカーテンだけは閉めずに置いていってくれるようになったのだ。ちょっとしたことではあるが、ちゃんとゲストの好みを覚えておいてくれるって、アルマハ・デザートリゾートのスタッフのサービスも素晴らしい。
アンティークなデスク

メインルームの端には、アンティーク調の家具でまとめられたデスクスペース。机の上には、電話やメモ用紙、ルームサービスのメニュー、そしてBOSEのオーディオ機器(Bluetoothでスマホと接続可能)。壁際には、タコ足コンセントも用意されている。
アルマハ ベドウィンスイート リビングスペース

メインルームの中央、バルコニー / ベランダへと抜けられるガラス扉前の明るい場所には、ゆったりと外を眺めながら座れるカウチソファと、アンティーク調のガラステーブルが置かれたリビングスペースが設けられている。
プールタオル

カウチソファの上には、外のプライベートプール用のタオルも用意されている。こちらのタオルも、使ったらルームメイキングの際に新しいものと取り替えてもらえる。
ウェルカムスイーツ

ソファテーブルの上には、デーツやくるみ、フルーツなどのウェルカムスイーツも用意されていた。このアルマハのウェルカムプレゼントのデーツは、ナチュラルな甘さがクセになる美味しさだ。
アルマハ インルームダイニング

さて、食事も楽しめそうなアルマハ ベドウィンスイートのリビングエリアを紹介したところで、実際にお部屋の中で楽しめる、アルマハのインルームダイニングを紹介していきたい。
アルマハのインルームダイニング / ルームサービスは、朝6時から11時はモーニングメニュー、11時から23時まではオールデイダイニングメニュー、そして23時から次の日の朝6時まではレイトナイトメニューが用意されているという、つまり24時間利用可能なルームサービスを提供している。
メニュー内容はこれまたゴージャス。定番のピザや、バターチキン(インドのチキンカレーのような定番メニュー)、サラダ、パスタといったおなじみのメニューも用意されているが、それ以外にも例えばアルゼンチン牛のフィレ肉ステーキ、ニュージーランド羊肉のラムチョップ、ジャンボ海老のグリルなど、高級レストランで食事をするようなメニューが並ぶ。しかも一部のキャビアなどの食材や飲み物を除いてこのインルームダイニングは宿泊料金に含まれている、つまり無料(ポイント宿泊でも無料)なのだ。
オーダーはルームサービスに電話をして英語でやり取りをするため、英語が苦手な人には少しハードルが高いが、出てくる料理はかなり本格的でしかも美味しいのでぜひトライしてほしい。
私達のアルマハ インルームダイニング

もちろん私達も、このアルマハ・デザートリゾートではこのインルームダイニングを何度かオーダー。オーダーしたのは、グリーンサラダ、タイ風チキンスープ(トムヤンクンにココナッツミルクを足したようなお味)、アルゼンチン牛のフィレ肉(多分300gぐらいはありそう)/ ミディアムレア、アルマハビーフバーガー+付け添えのポテト、そしてデザートにホームメイドソルベ。なお、インルームダイニングではメインディッシュにはブレッドも付いてくる。また、普通のお水(英語ではStill Water)は追加料金無しでオーダー可能。
ミヅキ:「・・・頼みすぎちゃった?w」
モリオ:「多分・・・このビーフバーガー、やばくないか?フィレステーキもとんでもないゴツさで300gはありそうだけど、そのバーガー・・・なんちゅう大きさしてんねんw」
ミヅキ:「しかも・・・中に入ってるの、本当にビーフステーキなんだけどw」
アルマハの食事はとっても美味しいんだけど、一皿一皿の量もヤバいので、日本の量の感覚で注文してしまわないよう、注文の際にはご注意を。
アルマハビーフバーガー

巨大なアルマハビーフバーガーがこちら。ビーフハンバーガーというもんだから、中には牛肉100%のビーフパテが入ってるのかと思いきや・・・手のひらを広げたほどはありそうな大きなバンズに負けない大きさとゴツさのビーフステーキが入っている。私達ぐらいの少食ならこれ一つを2人でシェアしてもいいぐらいのボリュームだ。
味は、お腹いっぱいで苦しくても美味しいと感じる美味しさ、といえば伝わるだろうか。ハンバーガーというよりは、ステーキ肉をパンで挟んで一緒にかぶりついているような感じの食べ応えだ。
アルゼンチン牛のフィレステーキ

こちらはアルゼンチン牛のフィレステーキ / ミディアムレア。写真では小さく見えるかもしれないがとにかくゴツくてデカい。厚さは5cmはありそうな、とにかく分厚いフィレ肉の塊が、こんがり香ばしく焼かれている。美味しくないわけがない。もちろんヤバい旨さだ。
ちゅうか、こんな豪華なインルームダイニングをオールインクルーシブスタイル、つまり無料で提供してくれるとは・・・恐るべし、アルマハ・デザートリゾート。
ホームメイドソルベ

デザートにたのんだホームメイドソルベがこちら。デザートも他の食事と一緒にまとめて用意されるが、食後に食べても溶けずに食べられるように、ソルベの器の下には大量の氷も敷き詰められている。
スタッフが配膳してくれる

このお部屋でのインルームダイニングは、料理を持ってきたスタッフが自らテーブルにクロスを敷いてくれて配膳まですべて行ってくれる。レストランがお部屋にまでやってきたかのようなサービスだ。なお、食事が終わった際は、インルームダイニングに再び電話をしてお皿などを片付けてもらおう。
お部屋の収納クローゼット

インルームダイニングの紹介はこのぐらいにして、再びお部屋の設備などをチェックしていこう。こちらはお部屋の壁際に設置されているクローゼット。
クローゼットの中

クローゼットの中を開けたところがこちら。中央の扉の奥には、なんとテレビが収納されている。テレビの下にはDVDプレーヤーも備わっている。また両側のクローゼットには、ハンガーやバスローブ、雨傘、セキュリティーボックス、スリッパなども収納されている。
また、このクローゼットの中のアメニティで中で注目したいのは、殺虫剤が用意されているところだ。このアルマハ・デザートリゾートは砂漠のど真ん中にあるリゾートホテルで、自然に囲まれているためか、ハエが非常に多い。そのため、虫が苦手なゲスト用にこの殺虫剤が用意されているというわけだ。
スケッチブックも置かれている

クローゼットの隣には、イーゼル(絵を書く用のスタンド)が置かれ、スケッチブックや色鉛筆なんかも用意されている。こうした夢のあるアイテムが置かれているところも、アルマハ・デザートリゾートのステキな一面だ。
インターネットも快適

また、アルマハリゾートでは、リゾート全体にWiFi設備が整っており、無料で利用できる快適なインターネット環境が用意されている。マリオット・ボンヴォイ・ゴールドエリート会員以上であれば、エンハンスド・インターネット特典も利用可能だ。

アルマハ ベドウィンスイート プライベートプール付きバルコニー

それでは、このアルマハ・デザートリゾート ベドウィンスイートのお部屋のハイライト、プライベートプール付きのバルコニーへと向かおう。バルコニーへと通じるガラス扉には、アルマハのシルエットも描かれている。
プール付きバルコニーを360度写真で!
こちらが、アルマハ ベドウィンスイートのプール付きバルコニーの様子。写真を撮ったのはお昼時で空は快晴。近くにはインパラ達が、近くに落ちている葉っぱや木の実を食べにちょうどやってきているシーンを写すことができた。こんなに動物たちが近くに居るのは、アフリカのサファリロッジでもありえない光景。

ズドーーーンとダイナミックに広がる砂漠の景色を眺めながら、自分専用プライベートプールで遊んで、近くにはインパラ達が戯れている。とんでもない非現実的な時間が流れているのが、ここ、アルマハ・デザートリゾートだ。
プールは温水仕様

プールの深さは約1.2mの温水仕様。私達が訪れたのは12月末からだったが、ドバイの砂漠の気温は、日中は25℃前後にはなるが、水着では少し肌寒いため、温水プールが用意されているのは非常にありがたい。
プールから見える砂漠の風景

このお部屋のプールから見える砂漠の景色は・・・本当に素晴らしい。広大に広がる砂漠の地平線の向こうに、うっすらと姿を表している山の姿が見えるが、あの山はここアラブ首長国連邦(UAE)とお隣の国 オマーンを隔てている国境の山なのだそうだ。
サンベッド

バルコニーのデッキには、日光浴を楽しめるサンベッドも用意されている。しかし、ハエも結構多いので、虫が苦手な人は何か虫よけアイテムがあったほうが良いだろう。
テーブル&チェア

デッキにはテーブル&チェアも用意されているので、外でコーヒーを飲んだりして楽しむことも出来る。
インパラ達

もちろん、このお部屋のバルコニー付近には、インパラ達もことあるごとにやってくる。なお、インパラに食事を与えるのは生態系に悪影響を及ぼすのでやらないように注意しよう。
プールは定期的に清掃されている

また、このプライベートプールは、ルームキーピングの時に定期的(毎日ではない)に清掃されている。
プールサイドからの風景

せっかくなので、プールサイドからの時間ごとのすばらしい風景も紹介しておきたい。こちらは早朝の日の出の風景。砂漠の地平線から昇る朝日をお部屋のバルコニーから見れるなんて、本当にすごいシチュエーションだ。砂漠にはうっすらとモヤがかかっていてとても幻想的。外はまだ寒いため、温水プールからは湯気も上がっている。
夜の星空

こちらは、夜にプールサイドから夜空を見上げたところ(写真はiPhone11 Pro +夜景アプリを使って撮影 / iPhoneでの星空の撮り方の詳細は下の記事を参照)

空が晴れていれば、この写真ぐらいの星空を肉眼で見ることが出来る。湿度などの関係でニュージーランドのテカポ湖の星空には劣るが、

それでも素晴らしい星空を、自分の部屋のバルコニーから簡単に見られるというのは、これまた素晴らしいシチュエーションだ。
アルマハ プライベートプールでのフローティングミール

さて、今紹介しているこのアルマハのプライベートプールであるが、実はこのプールを使ってスペシャルなインルームダイニングメニューが用意されているのだ。それがこの水に浮かぶフローティングトレーを使ったフローティングミールサービスだ。
こちらのスペシャルメニューはオールインクルーシブには含まれない有料サービスとなっており、料金はランチで2人350AED(約10,500円)、朝食はもう少し安かったと思う(310AEDぐらい?)が詳細は忘れてしまった。食事にスパークリングワインを付けるオプションもあるが、そちらは+20,000円ぐらい。
プライベートプールを満喫する最高のオプション

フローティングミールブレックファストとフローティングランチのインルームダイニングサービスは、このアルマハ ベドウィンスイートのプライベートプールを楽しむ一番最高のオプション。砂漠を眺めながら、自分たちだけのプールに浮かびながら食事をするというのは、写真映えするし(インスタ映え?)、これ以上無いぐらい非日常な体験だ。ただし、水に浮かべたトレイを使って水中で食事をするのは、安定しないのでなかなかコツが要る(笑)。
食事はヘルシーメニュー

また、このフローティングミールの食事は、クスクスサラダ、ヨーグルト、ガスパチョなどの野菜を中心としたヘルシーメニューとなっており、健康を気にするゲストにも嬉しい内容のミールサービスとなっている。量はあいかわらず多いけど・・・(笑)
インパラも興味津々

この食事メニューにはインパラも興味津々のようで、私達がフローティングミールを楽しんでいる間、プールサイドで私達(というか、このトレーの中の食事?)をガン見していたw
外の砂漠が気になるので散歩してみよう

このお部屋で目の前に広がる砂漠を眺めていると、その砂漠に実際に行ってみたくなった。というわけで、私達はこのプールの先に広がる砂漠をちょっと散歩してみることにした。なお、リゾートから砂漠へは実際に降りていって散歩するのは問題無し。ただし、あまり遠くまで行って迷子になると、最悪命の危険もあるので、リゾートが見える範囲で近くを散歩する程度が望ましい。
部屋から100mほど歩いた場所の砂漠
そしてこちらが部屋から100mほど歩いた場所の周りの風景。本当にあたり一面砂漠の景色が広がっている。なお、スタッフの話によると、このアルマハ・デザートリゾートの下には大きな地下水源があるため、このリゾートは水資源の問題が無く運営されているとのこと。いや、それにしても、広大なドバイの砂漠のど真ん中に居るなんて、本当にアメージングな体験だ。
アルマハに出会う

砂漠を歩いていると、低い木の近くにもアルマハ(アラビアオリックス)を発見。近づきすぎると危ないので、その白い姿を遠くで見ている私達。なお、この砂漠の奥には、このアルマハが群れをなして生息していたりもするのだが、その様子については、アルマハ リゾートのデザートアクティビティの特集にてお伝えしたいと思う。
アルマハ ベドウィンスイートのお部屋・まとめ

アルマハ ラグジュアリーコレクション デザートリゾート&スパ ドバイのベドウィンスイートのお部屋はいかがだっただろうか。広々としたアラブ様式のインテリアでまとめられたエキゾチックなお部屋に、特別感マックスのプライベートプール。そして、好きな時間帯に好きな食事が楽しめるオールインクルーシブ(無料)のインルームダイニング。
私達はこのアルマハには数日滞在していたが、宿泊していて一番良かったのは、食事のタイミングも好きなように調整できて、自分たちの思い通りに時間を使ってゆったりと滞在できる、本当に時間に追われないバケーションが楽しめたところ。また、食事も何を頼んでも基本的には無料なので、食費を心配せずに滞在できるのも、旅行者にとってはありがたいところだ。
またマリオットのポイント宿泊であっても、会員ランクに関係なく、オールインクルーシブで食事がすべて無料で付いてくるのも嬉しい。通常は1泊何十万円もするようなスイートルームにポイントを貯めるだけで泊まれるというのはまさに夢のような世界。
もちろんマリオットホテルの中では最高ランクに位置するホテルなので、必要ポイント数も一泊あたり オフピークシーズン 80,000 / スタンダード 90,000 / ピーク120,000 程と、かなり高いポイント設定とはなってくるが、頑張って貯めたポイント利用をするのには最も適したホテルの一つではないかと思う。
ドバイで忘れられない体験をしたいなら、砂漠の中の最高のリゾートホテル「アルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパ ドバイ」をぜひ候補の一つに選んでみてほしいと思う。それでは!
マリオットポイントがザクザク貯まるマリオット・ボンヴォイ アメックスカードを一番お得に作る方法
最後に、日本だけでなくハワイやシンガポール、台湾、モルディブなど世界中のマリオット・ボンヴォイ提携ホテルで部屋の無料アップグレードやレイトチェックアウトなどのワンランク上の滞在が楽しめ、マリオットの高級ホテルに無料宿泊できる方法を紹介しておきたいと思う。それは「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード / プレミアム・カード」を使う方法だ。我が家もこの方法で旅のコストは以前と変わらずにワンランク上の滞在ができるようになった。詳細はここでは長くなるので下の記事を参考にどうぞ。
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