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マリオットボンヴォイ 変動制ポイント宿泊スタート!必要ポイントの状況は?
マリオットのポイント宿泊のピーク、オフピークがスタート!
Marriott Bonvoy - マリオット・ボンヴォイ / ボンボイの会員ロイヤルティプログラムであるポイント宿泊に、かねてからアナウンスされていたピークレート、オフピークレートが適用開始された!
現在、マリオット / SPG / リッツ・カールトンのホテルをポイント予約しようとすると、通常のシーズンの必要ポイント「スタンダードレート」に加え、繁忙期の「ピークレート」、オフシーズンの「オフピークレート」の3つの必要ポイントが、各ホテルの稼働状況に合わせて適用される。
そこで、今回は、この新しく始まったポイント宿泊の必要ポイント変動性が、一体どんな状況になっているのか、人気のホテルなどを実際にチェックして、そのピーク、オフピークの傾向を確認していきたいとおもう。
Marriott Bonvoy - 各カテゴリーホテルの必要ポイント数
まず最初に、マリオット・ボンヴォイ加盟の各カテゴリーのホテルの宿泊に必要なポイント数を再確認しておこう。無料宿泊に必要なポイント数(1泊当たり)は以下の通り。
ホテルカテゴリー | オフピークシーズン | レギュラーシーズン | ピークシーズン |
---|---|---|---|
1 | 5,000 | 7,500 | 10,000 |
2 | 10,000 | 12,500 | 15,000 |
3 | 15,000 | 17,500 | 20,000 |
4 | 20,000 | 25,000 | 30,000 |
5 | 30,000 | 35,000 | 40,000 |
6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
7 | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
8 | 70,000 | 85,000 | 100,000 |
※ ポイントで5泊無料宿泊特典(フリーナイトアワード)を利用した場合、5泊目はポイントが無料になる。つまり、4泊分のポイントで5泊滞在することができるプログラム特典が備わっている。ただしこの5泊目ポイント無料については予告なく変更 or 廃止となる場合があるので常に最新の情報に注意して欲しい。
低いカテゴリーのホテルについては、ピークレートとオフピークレートの差は少ないが、カテゴリーが高いラグジュアリータイプのホテルになると、シーズンでの必要ポイント数にはかなり差が出てくるのがわかる。これらを踏まえた上で、実際にホテルにポイント宿泊する際の必要ポイント数をチェックしてみよう。
シェラトン・ワイキキの夏の宿泊に必要なポイントをチェック!

まずは、ハワイの大人気ホテル「シェラトン・ワイキキ」をチェック!

時期はハワイのピークシーズンにあたる8月をピックアップ。すると、お盆休みが過ぎるまでは、カテゴリー7のホテルのピークレートである70,000ポイントが適用されているが、それを過ぎると一気にオフピークレートである50,000ポイントの日にちが現れる。
このポイントの変動を見る限り、このオフピークレート、ピークレートの適用は、かなり細く設定が施されており、また、予約が埋まっていく過程で、オフピーク>スタンダード>ピークといった感じで、同じ日程でも必要ポイント数が変動していくような感じのポイント設定になっているようだ。
京都・嵐山のラグジュアリーホテル 翠嵐 のオフシーズンもチェック!

ついでに私達の地元にある、京都・嵐山のラグジュアリーコレクションホテル「翠嵐 - すいらん」のポイントレートもチェックしてみたい。

このホテル「翠嵐」はカテゴリー8のホテルのため、通常のスタンダードレートのポイント宿泊に必要なポイント数は85,000であるが、京都のオフシーズンにあたる1月では、オフピークレートである70,000ポイントの日程がかなり多く用意されている。通常ポイントから15,000ポイントも安く泊まれるというのは、これはかなりお得だ。
リッツカールトンも50,000ポイントで泊まれる日もあるので、今までなかなか手が届かないと思っていたホテルにもお得なポイント数で泊まれるということだ。
ポイント宿泊は賢く使えばかなりお得に
ポイント宿泊の、オフピークレート、スタンダードレート、ピークレートの設定は、みんなが集中して泊まりたい日程にポイント宿泊しようとすると、従来より必要ポイント数が上がってしまう結果になる。しかし、ポイント宿泊のカレンダーをうまく見極めて、例えば休みをちょっと前後にずらしてお目当てのホテルにポイント宿泊する計画を立てたりすると、思いがけず、高級ホテルであっても、ぐっと必要ポイントを抑えて宿泊することが可能になったともいえるだろう。
まぁ、従来どおり、季節などによる変動なしの一定のポイント宿泊のほうが、計算するのは非常に楽だったとは思うが、このポイント変動が始まったことで、タイミングをうまく利用すれば、マリオット アメックス プレミアムカード(旧SPGアメックス)更新時の50,000ポイントで、カテゴリー7の高級ホテルのオフピーク日程を宿泊することができるようになったり、お盆明けのホテルがむっちゃお得なポイント数になったりと、よく探してみればメリットになる場面も多いので、今回のポイント変動性をうまく使って、お得なホテル無料宿泊を手に入れてほしいと思う。