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パッションフルーツの美味しい「食べ頃」と「食べ方」
パッションフルーツの食べ方&食べ頃
南国のフルーツとして定番のパッションフルーツ。実は私、モリオの大好きな果物でもあるこのパッションフルーツの美味しい食べ方と食べ頃を見分ける方法を紹介。
パッションフルーツは、無数の種がコロイド状の果肉に包まれていて、見慣れていないとちょっとドキッとする見た目ではあるが、栄養素の面では、美肌や貧血予防に効果があると言われているビタミンC、糖の代謝を促しダイエットなどに効果があると言われるビタミンB2、抗酸化作用が強く目にも良いとされるβ-カロテン、ストレスを和らげる効果があると言われるカリウムなど、様々な栄養素が詰まっているスーパーフルーツの一つでもある(主な栄養成分は下記参照)。
パッションフルーツの栄養素 / 日本食品標準成分表2020年版
可食部 100gあたり |
エネルギー | 67kcal |
水分 | 82g |
たんぱく質 | 0.8g |
脂質 | 0.4g |
炭水化物 | 16.2g |
無機質 |
ナトリウム | 5mg |
カリウム | 280mg |
カルシウム | 4mg |
マグネシウム | 15mg |
リン | 21mg |
鉄分 | 0.6mg |
亜鉛 | 0.4mg |
ビタミン |
βカロテン | 1100μg |
ビタミンB1 | 0.01mg |
ビタミンB2 | 0.09mg |
ナイアシン(ビタミンB3) | 2.0mg |
ビタミンB6 | 0.18mg |
葉酸 | 86μg |
ビタミンC | 16mg |
そんなスーパーフルーツでもあるパッションフルーツの美味しい食べ頃の見分け方と、美味しい食べ方を、パッションフルーツ大好物の私、モリオがお届けします♪
パッションフルーツの食べ頃
まずはパッションフルーツの食べ頃の見分け方。上は買ってきたばかりのパッションフルーツであるが、パッションフルーツの表皮がツルッとしていかにも美味しそうな雰囲気を醸し出しているので、すぐにでも切って食べたくなってしまうが、実はこの表皮が瑞々しい状態の時は、パッションフルーツは甘さが無く、かなり酸っぱい状態なので、まだ食べ頃ではない。
追熟でパッションフルーツの表皮がシワシワ
皮がツルツルの状態から数日常温で追熟する(そのまま放っておく)と、パッションフルーツの表皮は写真のようにシワシワの状態になっていく。こうなると「あれ・・腐ってきたかな?」と思うかもしれないが、実はこれがパッションフルーツの果肉の甘みが増した一番美味しい状態の時なのだ!なので、パッションフルーツはしばらく放置して、皮がシワシワになった時に半分に切って食べるのが、一番甘みが乗って非常に美味なのだ。覚えておこう。
なお、パッションフルーツは冷蔵庫で冷やして保存するとシワシワに追熟されるスピードが遅くなるので、早く食べたい場合は常温で放置しておくのがおすすめだ。
パッションフルーツの種類
パッションフルーツには、日本で生食用として流通しているものの多くは甘みの強い紫玉の品種で、果汁の多い黄玉タイプは主に加工用用途に使われるが、海外に旅行に行ったりするとホテルの食事などで黄玉が出てくることもある。
私も実際、アフリカのザンジバルに行った際にパッションフルーツの黄玉の生食をしてみたが、やはり紫玉に比べると酸味が強く、味はレモンのような強烈な酸っぱい刺激があったりもするが、慣れてくるとこの酸っぱさがたまらなくなる。
ハワイのリリコイパンケーキ
またパッションフルーツは、デザートなどの加工用としても使われることが多く、ハワイ・オアフ島のカイルアにある朝食レストラン「モケズ・ブレッド・アンド・ブレックファスト」では、このパッションフルーツをソースに使った「リリコイパンケーキ」(パッションフルーツはハワイ語でリリコイと言う)が有名。
日本でも、東京の中目黒、神奈川県の江ノ島にもこのハワイのレストラン「モケズ」の支店があり、リリコイパンケーキが食べられるので、興味があれば訪れてみよう。
パッションフルーツの美味しい食べ方
パッションフルーツの美味しい食べ方。私が一番おすすめしたいパッションフルーツの食べ方はやはり【生食】。フルーツのスムージーを作る際に果肉を入れてミキサーしても美味しいと思うが、パッションフルーツの魅力はなんと言っても、あの鮮烈な酸味と、その酸味の奥に隠れた甘みのハーモニー。その絶妙なバランスの味を最大限に楽しむためには、追熟してシワシワになったパッションフルーツを冷蔵庫で冷やして半分に切って、果肉をスプーンで掬って食べる。このシンプルな食べ方がベストだと私は思う。
パッションフルーツの種は噛むの?噛まないの?
さて、このパッションフルーツを生食する時、果肉の中には種が入っているので「パッションフルーツの種って噛むの?噛まないの?」と悩む人も多いはず。パッションフルーツを食べる人の間でも、この種を噛むのか噛まないのかは意見が分かれるところなのだが、実際、噛むのに抵抗がある人が多く、生食するときはツルッとした果肉のおかげでのどごしも良いため、噛まずに飲み込む人のほうが多いと聞く。
ただ私は、噛んだときのプチプチ感が好きなので、バリバリ噛んで食べてしまう(笑)が、まぁ、このあたりは好きなように食べていいんじゃないかと思う。
パッションフルーツのおしゃれな食べ方(飲み方?)
パッションフルーツの食べ頃と食べ方を最後まで読んでくれた人のために、とっておきのパッションフルーツの食べ方(飲み方?)を紹介しておきたいと思う。それは、シャンパンやスパークリングワインに入れて、シャンパンカクテル / ミモザ にして楽しむ方法だ。お酒が飲めない人は、トニックやソーダなどに入れるのでもOK。
この飲み方は、私がハワイのロイヤルハワイアンホテルに遊びに行った際、ラウンジのスタッフに「そのシャンパンにパッションフルーツを入れて飲むと美味しいよ♪」と教えてもらったのだが、確かにシャンパンに入れて飲むと、パッションフルーツの酸っぱさと甘みが、シャンパンの味をとてもまろやかにしてくれて、おしゃれな気分にしてくれる。
もしもパッションフルーツとシャンパンやスパークリングワインが一緒になる機会があれば、一度試してみてほしいと思う。
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