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タイ国際航空 ビジネスクラスラウンジ - ロイヤルオーキッドラウンジ @関西空港
タイ国際航空のビジネスクラスラウンジ@関西空港

関西国際空港(関西空港)のエアサイド(出国後の保安エリア内)・北ウィングにあるタイ国際航空のビジネスクラスラウンジ「ロイヤルオーキッドラウンジ - Royal Orchid Lounge」を利用してきたので、その時の様子を実体験レポート!関西国際空港には、航空会社が運営するビジネスクラスラウンジが多くないのだが、そんな貴重なラウンジの一つ「ロイヤルオーキッドラウンジ」は一体どんな様子なのか、内装は?食事は?そんな気になる情報をできるだけ詳しくお伝えしたいと思っている。では行ってみよう!
- ロイヤルオーキッドラウンジ
- ラウンジの場所
- 関西国際空港のエアサイド・北ウィングのスカイシャトル(モノレール)を降りてエスカレータを降りてすぐの場所。
- 営業時間
- 24時間
- アルコール提供
- あり
- 利用資格
- タイ国際航空のビジネスクラス利用のゲスト、スターアライアンス系航空会社利用のタイ国際航空およびスターアライアンスのゴールド会員
- プライオリティパス
- 利用不可
- 設備
- インターネット / WIFI
- 軽食・飲み物
- アルコール類
- 電話・FAX
- PC
- トイレ
今回のお話の舞台場所は...
ロイヤルオーキッドラウンジの場所

タイ国際航空のビジネスクラスラウンジ「ロイヤルオーキッドラウンジ」の場所は、出国審査を終えた後のエアサイド・中央コンコースからスカイシャトル(モノレール)で北ウィングに行き、最初のエスカレーターを降りてすぐの場所にある。タイ航空のCAさんの等身大ポップが出ているので見落とすことはないだろう。
このビジネスクラスラウンジはタイ国際航空のビジネスクラス利用客、タイ国際航空もしくは、スターアライアンスのゴールド会員以上が利用することができる。残念ながら、プライオリティパスでは利用できない。
ロイヤルオーキッドラウンジの中の様子

では早速、ロイヤルオーキッドラウンジの中に入ってみよう。こちらがその中の様子。関空のロイヤルオーキッドラウンジはキャパシティ的にもかなりこじんまりとした感じ。長細い空間に、カウンターテーブルや、一人掛けソファなどが並ぶ。結構狭い。
タイらしいエキゾチックな飾り

かなりこじんまりとした空間ではあるが、さすがはタイ国際航空のビジネスクラスラウンジ。タイ王国を感じさせるエキゾチックな装飾がところどころに施されている。
窓の向こうには飛行機

またラウンジの窓の向こうには、これから自分たちが乗り込む機材が待機している。今回私達が搭乗する機材はA350-900(A359)。フライト前に、こうして利用する機体を眺めながら搭乗時間を待つというのは、ここからはじまる旅の期待が盛り上がる瞬間だ。
客席の電源について

このロイヤルオーキッドラウンジの客席には、一部の場所しか電源を利用することはできない。もしもラウンジ内で何かを充電したい場合は、ちゃんと座席近くに電源があるかどうかを確かめてから座るようにしよう。
奥にはロイヤルファーストクラスラウンジ

このビジネスクラスラウンジ「ロイヤルオーキッドラウンジ」の奥には、ロイヤルファーストクラスラウンジという、タイ国際航空、およびスターアライアンス系列のファーストクラス利用のゲスト、もしくはタイ国際航空のプラチナ会員のみ利用できるラウンジスペースも備わっている。中を見てみたいところだが・・残念ながらそれは不可能(涙)。
入り口のラウンジ設備

ロイヤルオーキッドラウンジのエントランスには、雑誌が置かれているマガジンラック、昔ながらの緑の公衆電話、そして大きな荷物やコートなどを預かってもらえるストレージスペースが備わっている。また別のスペースには備え付けのPC2台も設置されている。
トイレも完備

小さなラウンジではあるが、ビジネスクラスラウンジ利用客専用のトイレも備わっている。シャワールームは無しなので、そのあたりはビジネスクラスラウンジの設備としては少し物足りなさがある。
タイ国際航空運営ならではのサービス

しかし、このタイ国際航空のビジネスクラスラウンジ「ロイヤルオーキッドラウンジ」では、航空会社運営ならではの、出発便のお知らせサービスが行われる。そのため、ぼーっとしてて利用する便に乗り遅れるという心配が少ない。
ロイヤルオーキッドラウンジの食事&飲み物

ロイヤルオーキッドラウンジの設備をザクッと紹介したところで、お待ちかねのラウンジに置かれている食事と飲み物を紹介していきたいと思う。飲み物コーナーには、2種類の日本の生ビールが楽しめる生ビールサーバー、そしてソーダ類やコーヒーのドリンクバーが並ぶ。
各種スピリッツ&リキュールも

お酒コーナーには、ジンやウォッカなどの各種スピリッツやカンパリなどのリキュール、ウィスキーなどが並ぶ。種類はそんなに多くない。
ワインやジュースなど

また、冷蔵庫の中にはワインやジュース、ヨーグルトなどもならぶ。また生ビール用のグラスも冷蔵庫内に冷やされている。
お菓子コーナー

こちらは簡単なお菓子コーナー。柿ピーやビスケット、源氏パイなどのスナック類が並ぶ。
パン&おにぎりコーナー

食事には、パンやおにぎりなどの軽食メニューも並んでいる。冷蔵庫にはいなり寿司なんかも置いてあったりする。航空会社さんが力を入れているビジネスクラスラウンジではホットミールも並んでいたりするが、このタイ航空のロイヤルオーキッドラウンジにはそういったホットメニューは置かれていない。
カップラーメンと味噌汁コーナー

凝ったホットミールは置かれていないが、自分でお湯を注いで食べる日本製のカップヌードルやどん兵衛、そして味噌汁などが並んでいるコーナーは設けられている。美味しくないラウンジ飯が置かれているよりも、どこで食べても安定した美味しさが約束されている日本のカップラーメンが置かれているというのは、何気にワタシ的にはポイントが高かったりする。
ロイヤルオーキッドラウンジの食事はとっても簡素

その他、バナナが置かれていたり、緑茶や紅茶が置かれていたりはするが、ビジネスクラスラウンジとしては、食事のメニューはかなり簡素な品揃えとなっているので、このロイヤルオーキッドラウンジを利用する際は、食事などはあまり期待しないようにしよう。
ロイヤルオーキッドラウンジでのおすすめメニュー

私達が実際にこのタイ国際航空のビジネスクラスラウンジ「ロイヤルオーキッドラウンジ」を利用した際にいただいたメニューがこちら。生ビールに、カップラーメン(どん兵衛)、そしておにぎり。コンビニ飯のような品揃えだが、これから日本を離れて海外の食事で過ごす私達にとって、このメニューはかなりいい感じの食事となった。日本食と言えるかどうかは人によって異なるとは思うが、海外旅行でのしばしの日本の味とのお別れには、かなりおすすめのメニューだと思う。
ロイヤルオーキッドラウンジ@関空

関西国際空港にある、タイ国際航空のビジネスクラスラウンジ「ロイヤルオーキッドラウンジ」はいかがだっただろうか。他の豪華なビジネスクラスラウンジに比べ、設備や、食事、飲み物は必要最小限なので、正直、内容自体には期待できないラウンジだ。
しかし、このロイヤルオーキッドラウンジは、スターアライアンスのゴールド会員が利用できるラウンジとはいえ、ほとんどのゲストはANAのビジネスクラスラウンジへ行ってしまうので、そこまで混み合うこともなく、利用してみると意外と快適だったりもするラウンジだと言える。またラウンジの食事が充実していないと、ラウンジだけでお腹いっぱいになることは少ないと言えるので、これから搭乗するフライトの機内食を思いっきり楽しむこともできる。考えようによっては、意外と使えるラウンジ、それがこの関西国際空港のビジネスクラスラウンジ「ロイヤルオーキッドラウンジ」だ。ANAやJALの混雑するラウンジにうんざりしたときは、このラウンジに足を運んでみるのもいいかもしれない。