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【海外旅行の費用を節約】海外旅行保険を無料にする裏技大公開!
海外旅行保険は絶対に必要。掛けていなければ高額請求が待っている(恐)

海外旅行に行くときに、絶対必要なのが【海外旅行保険】。普段日本で暮らしているときもそうだけど、保険を使う機会ってあんまりないから「たった数日の旅行期間だけなんだし、海外旅行保険なんて要らないんじゃない?」って思う人も居ると思うけど、それ、大間違い。日本での感覚で考えてたら恐ろしい高額請求が来ることもあるから注意が必要。
例えばJTB傘下のジェイアイ傷害火災保険株式会社の「たびほ(t@biho)」によると・・・
【保険金の支払い例】
賠償責任(個人賠償責任)
■イギリスのホテルで洗濯しようと水を洗面台にためたまま寝てしまった。オーバーフローにより客室および階下の客室3室などが水濡れ。
【お支払いした保険金】…882,116円
盗難(携行品損害)
■ベルギーのレストランで朝食中、椅子の背にかけた鞄を盗まれた。パスポート、携帯電話、デジカメなどの被害。
【お支払いした保険金】…174,024円
治療費用(治療・救援費用)
■アメリカを観光中、腹痛を訴え受診。穿孔性消化性潰瘍との診断で11日間入院。
【お支払いした保険金】…5,029,370円
これらの金額を自分で払うとなると、、、ゾッとする。他にも子供が店のものを壊してしまったり、大人でもお土産物屋でうっかり手が滑って商品を割ったり壊してしまうこともある。
そして海外旅行で保険を使う機会が一番多いんじゃないかと思うのがコレ。
■航空機がディレイ(遅延)して予定していた飛行機に乗れず、空港で1泊することになった。そのときにかかったホテル代などの必要経費
※大手の航空会社とかならホテルを用意してくれる場合もあるけれど、飛行機は日常的に遅延しているから航空券には元々こういうリスクがあり【遅延した場合の責任はとりません】みたいなおことわりがしてある。ダメもとで一度航空会社に交渉してみるのはもちろん有りだけど航空会社に【無理です】と言われたらそれ以上はどうやっても無理だ。旅行会社で買ったツアーでも同じだ。ホテル代までは面倒をみてくれない。諦めて自腹で負担するしかない。でも、海外旅行保険に入っていれば、こんな時にも海外旅行保険を使うことができる。
■飛行機に預けていた機内受託手荷物(スーツケース・トランク)が目的に到着していない。荷物が届くのは翌日になるので、スーツケースが届くまでに必要な下着やシャンプーなどを購入。
※このような場合も海外旅行保険を使うことができる。
私も何度か海外旅行保険にはお世話になっている。先日、コペンハーゲンでロストバゲージしたときは

スーツケースが届くまでに必要になる下着やシャンプー、化粧落とし、スマホの充電コードなど必要なものを保険で買い足すことができたので本当に助かった(自己負担金額は無し)。もちろん、このくらいのものを全部自分で買ったとしても負担金額は2万円程度なのでたいした金額では無いけれど、これらをすべて保険で賄うことができるのはとても助かる。
そんな便利で安心で有難い海外旅行保険。掛け金はいったいいくらかかるのか??
海外旅行保険の掛け金はいくら?ハワイ旅行の場合

そこで、メジャートリップを読んでくれている読者さんはハワイ旅行に行く方が多いので、行き先をハワイ旅行に的を絞って数社の見積もりを出してみた。
■ハワイ6日間(4泊6日のハワイ旅行・家族二人の場合)
【補償内容】傷害死亡(夫婦共に1000万円)、傷害後遺障害(夫婦共に1000万円)、
疾病死亡(夫婦共に1000万円)、治療・救援費用(夫婦共に1000万円)、賠償責任(1家族あたり1億円)、
携行品(1家族あたり30万円)、航空機寄託(1家族あたり10万円)の場合
●三井住友海上[ネットde保険@とらべる]…3870円(家族2人分の値段)
●損保ジャパンニッポン興亜[新・海外旅行保険off!]…3800円~4000円(家族2人分の値段)
●ジェイアイ傷害火災[t@bihoたびほ]…4520円[航空機寄託は1万円なので注意!](家族2人分の値段)
●エイチ・エス損保[ネット海外旅行保険 たびとも]…4130円(家族2人分の値段)
少しずつ微妙に内容が違っているけれど、だいたいどこも2人分で3800円~4500円くらいといった感じだ。1人あたりにすると2000円前後になる。
まぁ、家族1人当たり2000円くらいなら、ネットでぱぱっと申し込んでしまったほうが早いし簡単だとは思うけど、夫婦二人なら5000円ほど、家族3人なら6000円~7000円、家族4人なら1万円弱。年に1回は海外旅行に行くとなると毎年毎年この費用は必要になってくる。ちりも積もれば…で、結構な金額になるし、私たち夫婦みたいに年に数回海外旅行に行く場合はかなりの金額になってくる。【この海外旅行保険の保険料、もうちょっと安くならないかなぁ】と考える人も居るのではないだろうか?
ハイ!私です! byミヅキ
ということで、タダにする方法を徹底的に調べたので紹介したいと思う。
海外旅行保険が付いている年会費無料のクレジットカード

できれば、海外旅行保険に余分なお金をかけずにできるだけ安くお得にハワイ旅行に行きたいなぁということで、比較的しっかりした海外旅行保険が付いている年会費無料のクレジットカードを調べたよ。条件は以下の通り。
1.年会費無料、もしくは実質年会費無料
2.ある程度充実した補償内容
とりあえず海外旅行保険を無料にしたい人は複数持ちがおススメ。はっきり言って、年会費無料のクレジットカードに付帯(付いている)海外旅行保険は【無料なのでどうしても足りない部分がある】。なので、複数持って不足している部分を補い合おうという訳だ。
ただし、ここで1つ注意が必要なのは、クレジットカードに付帯している海外旅行保険は複数持つことで合算することができるんだけど、全てが合算できるわけではないということ。【死亡・後遺障害の補償金額については合算することは出来ない。複数枚持っているうちの最も高い補償額が限度額】となる。逆に、【病気やケガの治療費用、救援者費用、賠償責任、携行品損害などの補償金額については複数枚のクレジットカードの保険金額を合算することができる】のだ。
【死亡・後遺障害の補償金額]】→合算できない(最高金額のものを適用)
【病気・ケガの治療費用、賠償責任、携行品損害などの補償金額】→合算できる
なので、クレジットカードを複数持ちすることで海外旅行の時に一番必要になる可能性が高い【病気やけがの治療費、携行品損害などの補償に対応しよう】ということなのだ。
どうして【病気やけがの治療費、携行品損害などの補償】に重点を置いているのかというと、これから海外旅行に行こうと思っている人の中で「いつ倒れてもおかしくない」というような健康状態の人は少ないと思う。そもそもそういう人は事前の告知義務で普通の保険には入りにくいと思うので、ここでは対象として考えていない。なので、「現在健康で海外旅行を計画しているんだけど、現地で突然病気になったり怪我をしたり、何か突発的に損害を出してしまったときのための保険」が重要になるというという観点から【病気やけがの治療費、携行品損害などの補償】を手厚くすることに重点を置いて考えているのだ。
それでは、年会費無料で持てるカードにはどんなものがあるか詳しく見てみよう。
■エポスカード(マルイが発行しているクレジットカード)国際ブランドはVISA
・年会費無料、自動付帯、事故死亡・後遺障害(500万)、病気の治療(270万円)、けがの治療(200万円)、賠償責任(2000万円)、携行品損害(20万円)、救援者費用(100万円)
■ミライノカード(住信SBIネット銀行が発行しているクレジットカード)国際ブランドはJCB
・初年度年会費無料、次年度以降は900円(年間10万円使えば翌年は無料)、自動付帯、事故死亡・後遺障害(本人2000万円、家族1000万円)、病気の治療(無し)、けがの治療(本人200万円、家族100万円)、賠償責任(本人1000万円、家族500万円)、携行品損害(無し)、救援者費用(100万円、家族50万円)
■楽天カード(楽天が発行しているクレジットカード)国際ブランドはVISA,マスター,JCB
・年会費無料、利用付帯*、事故死亡・後遺障害(2000万)、病気の治療(200万円)、けがの治療(200万円)、賠償責任(2000万円)、携行品損害(20万円)、救援者費用(200万円)
【利用付帯】とは(その旅行の費用に関して利用した場合にのみ保険が適用される)ということなので注意が必要だ。具体的には下のようなことのうちのどれかに楽天カードを使って決済すれば海外旅行保険が適用される。(※決済時のクレジットカードの利用控えを置いておくこと。控えがないと適用されないので注意。)
・海外旅行のツアーを買う時に楽天カードを使う
・空港までのリムジンバスの乗車券を楽天カードで払う
・ホテルの予約に楽天カードを使う
・航空券を買う時に楽天カードを使う
・空港までのタクシー代を楽天カードで払う など

・初年度年会費無料(翌年以降は1500円だがリボ登録+年1回利用で年会費無料)、自動付帯、事故死亡・後遺障害(300万[旅費をカードで支払えば2000万円])、病気の治療(100万円)、けがの治療(100万円)、賠償責任(2500万円)、携行品損害(20万円)、救援者費用(150万円)
年会費無料で作れたり、実質年会費無料で作れる保険はこんな感じになる。上記のカードを2枚ないし3枚合わせて持つことで、海外旅行保険をかなり節約することができる。それぞれ、少しずつ内容が違っているので自分で見比べて検討してみるといいだろう。
と、ここまで読んで気付いた人も居ると思うけど、年会費無料で持てるクレジットカードには子供が居る家庭向けの海外旅行保険が付いたものが殆ど無い。唯一ミライノカードだけは子供の保証も付いているけれど、肝心の【病気治療】と【携行品損害】の保証が付いていないのだ。でも、安心してほしい。これはほぼ年会費無料のクレジットカードの話。年会費3000円も出せば【病気治療】と【携行品損害】もしっかりと補償をしてくれる。下の表を見ながら詳しく説明しよう。
18歳未満の子供がいる家庭におすすめのカード

小さい子供がいない夫婦とかなら家族カードを発行することで家族カードに付帯する保険を使うことができるけど、18歳未満の子供がいる場合はその【家族カード発行作戦】を使うことができない(18歳未満はクレジットカードを発行することができないから)。
なので、その場合は【家族特約】が付いている海外旅行保険付きのクレジットカードがベストという事になる。そこで白羽の矢が立ったのがこの【ミライノカード GOLD】は年会費が3000円かかるんだけどクレジットカードを年間100万円使った場合は翌年の年会費が無料になる。なので、1か月に8万~9万円くらいクレジットカードを使う家庭なら、ゴールドカードを実質年会費無料で持てるという事になる。これはとてもお得だ。それでは気になる【ミライノカード GOLD】の海外旅行保険の内容を見てみよう。
※2021年2月1日(月)よりミライノ カード GOLD(JCB)に付帯している国内および海外旅行傷害保険の適用条件が変更になるので注意。現在は会員であれば自動付帯(利用条件なし)のところが、2021年2月1日以降、国内および海外旅行にかかわる交通費や旅行代金(以下「旅行代金等」という)をミライノ カードGOLD(JCB)で事前に決済することが当該保険の適用条件(利用条件あり)となる。
■【ミライノカード GOLD】(住信SBIネット銀行が発行しているクレジットカード)国際ブランドはJCB
・年会費:3,000円(年間100万円以上の利用で次年度無料)、自動付帯、事故死亡・後遺障害(本人5000万円、家族1000万円)、病気の治療(本人500万円、家族250万円)、けがの治療(本人500万円、家族250万円)、賠償責任(本人5000万円、家族2500万円)、携行品損害(本人50万円、家族25万円)、救援者費用(300万円、家族150万円)
ちなみに、先程紹介した年会費900円実質無料のミライノカード・ノーマルカードはこんなかんじ。
■ミライノカード(住信SBIネット銀行が発行しているクレジットカード)国際ブランドはJCB
・初年度年会費無料、次年度以降は900円(年間10万円使えば翌年は無料)、自動付帯、事故死亡・後遺障害(本人2000万円、家族1000万円)、病気の治療(無し)、けがの治療(本人200万円、家族100万円)、賠償責任(本人1000万円、家族500万円)、携行品損害(無し)、救援者費用(100万円、家族50万円)
年会費900円にたった2100円プラスするだけで、こんなにも保証内容が違ってくるのだ。そしてこの家族特約は以下の人が適用になる。
①カード本会員の配偶者
②カード本会員またはカード本会員の配偶者と生計を共にする同居の親族
③カード本会員またはカード本会員の配偶者と生計を共にする別居の未婚の子
つまり、同居をしている子供、生計を共にしていれば同居の両親も、そして大学などで別居をしている子供についても適用されるのだ。たった3000円の年会費でこれだけの保証をしてくれるとはありがたいよね。
ということで、メジャートリップ的には子供の保険を考えなくていい人はエポスカード、ミライノカード、楽天カード、三井住友VISAクラシックカードA
の中からチョイスして複数持ち、子供の海外旅行保険も必要な人は【ミライノカード GOLD】とエポスカードを持つといったような感じにしてやるとかなり節約することができるだろう。

あと、子供の補償をもう少し増やしたい人は損保ジャパンニッポン興亜[新・海外旅行保険off!]などで必要な部分だけを追加すれば、かなり節約することができるだろう。
使わないに越したことは無い海外旅行保険。それでも、普段暮らしている日本とは文化も生活リズムも違う海外旅行に行くのだから、必要最低限の備えはしっかりとしておきたいところだ。とりあえず、クレジットカードに付帯している海外旅行保険があれば、安心材料にはなると思う。
なお、余談だが、年会費無料もしくはほぼ無料のクレジットカードには【飛行機遅延/手荷物紛失(ロストバゲージ)】の補償が付いているものは無い。なので、もしも必要な場合は保険会社で自分で追加をするか、もしくは我が家も所有している【18歳以上の家族全員分のプライオリティパスと家族全員分の海外旅行傷害保険をタダにすることができる】三菱UFJニコスの三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード( MUFG プラチナ )がおすすめだ。年会費が2万円…と、少し高めだけど、家族カードが1枚目は無料(2枚目からは3,300円)で発行できるので、夫婦がそれぞれ年会費1万円でプラチナカードを所有していることになる。海外旅行に行く人であればその元は十分に取れるカードだ。激安航空券や激安ツアーでも空港ラウンジに入ってゆっくり食事したりビールを飲んだりもできるし、重いスーツケースを往路も復路も無料で宅配できるし、もちろん子供や同居してる両親の分の保険も付いているので、気になる人は下の記事で三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード( MUFG プラチナ )を詳しく解説しているのでぜひ読んでみてね。

あ、あと、ハワイやグアムに行く場合は1枚はJCBブランドのカードを持って行くとめっちゃお得。理由はこのページにまとめて書くと長くなるので【知らなきゃ損!】ハワイに行くならJCBカード【知ってるだけで数万円もお得!】からチェックしてね。

それでは【備えあれば憂いなし!】ということで、しっかり保険を準備して素敵な海外旅行の思い出を作ってね!では!