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ノースショア・ワイアルアコーヒーファクトリーを訪問!【ハワイ観光】
ワイアルアコーヒーファクトリー

オアフ島のコーヒーブランド「ワイアルアコーヒー」の工場兼お土産屋さんの「ワイアルアコーヒーファクトリー」に、ベルトラさん提供のノースショア観光
にて訪れた。ワイアルアコーヒーファクトリー訪問は今回が3回目となるが、タイミングが無くて特集記事に起こせてなかったので、今回の訪問を期に、このワイアルアコーヒーファクトリーの詳細を書き残しておきたいと思う。
今回のお話の舞台場所は...
ワイアルアコーヒーファクトリーの場所、営業時間とアクセス方法

ワイアルアコーヒーファクトリーの場所は、ノースショア・ハレイワタウンの隣町、ワイアルア(Waialua)にある。隣町と言っても、ハレイワの中心部から歩くと1時間ほどかかるので、ノースショア観光の際に歩いてアクセスするのは大変なので、レンタカーを使って移動、もしくはノースショアへの現地ツアー
また、ワイアルアまではThe bus(ザ・バス)を使ってアクセスすることも不可能ではないが、その場合は、2番>Liliha St + N King St で83番(Express Wahiawa - Waialua)に乗り換え>Goodale Ave + Kealohanui St で下車することになる・・・が、片道軽く2時間以上掛かるので、あまりオススメはしない。
住所 | 67-106 Kealohanui St, Waialua, HI 96791 |
営業時間 | 9:00 - 17:00 |
主なアクセス方法 | レンタカー |
ベルトラのハワイ現地ツアーを利用 | |
ザ・バス:2番>83番(Liliha St + N King Stで乗り換え) |
ワイアルアコーヒーファクトリーの店内の様子

ワイアルアファクトリーの店内の様子がこちら。コーヒーファクトリーということで、たくさんコーヒーが置かれているのかと思いきや、店内にはお土産になる雑貨や食品などがたくさん並べられている。倉庫を改装したハワイの雑貨屋さんに来たみたいな、そんな雰囲気の店内だ。
入口付近のハワイ雑貨

入口入ってすぐの場所にはレトロなハワイ雑貨が置かれている。中には手の込んだ木彫りの雑貨や、ハワイ州のナンバープレートなどが飾られている。奥の方にはさり気なくサーフボードも置かれていたりして、ハワイらしい空間が広がっている。
ククイナッツオイルやココナッツオイルのアイテム

またハワイの定番である「ククイナッツオイル」を使ったリップバームや、「ココナッツオイル」を使ったアイテムなど、女性に嬉しいアイテムも多数取り揃えている。いやほんと、ここはコーヒーファクトリーなのか?という、バラエティーに富んだ品揃えだ。
オールドシュガーミル・シェイブアイス

店舗の中には、なんとシェイブアイス(かき氷)屋さんまである。このかき氷屋さんは、ハワイ・ノースショアのフルーツを使ったシロップはもちろん、ワイアルアコーヒーを使った自家製シロップのかき氷が楽しめるのだ。お店の看板の下には「Friends don't let friends drink Starbucks」の文字ステッカーも健在。

規模は小さいが、ハワイを大切にしたシェイブアイスを楽しめるレトロなかき氷屋さんだ。
かき氷は甘さを選べる

かき氷の値段は、既成のシロップを使ったものはS:3.50ドル、L:4.50ドルだが、ナチュラルな自家製シロップのものはS:5.95ドル、L:7.50ドル。もちろんここはナチュラルタイプの自家製ワイアルアコーヒーシロップの掛かったものをおすすめしたい。
またかき氷は甘さが選べるほか、練乳掛け、アイスクリーム乗せなども選択可能。昔、近所の駄菓子屋さんでかき氷を買うような、そんな気持ちになるかき氷屋さんだ。
なお、写真は前々回、私達がワイアルアコーヒーファクトリーに出かけた際の写真だが、ミヅキが手に持っているのがワイアルアコーヒーのかき氷(練乳掛け+甘いタイプ)Sサイズ。見て分かる通り、結構な大きさなので、1つ買って二人でシェアするぐらいでも丁度いい。
ワイアルアコーヒーコーナー

ワイアルアコーヒーファクトリーの店内を奥に進んでいくと、ようやく現れたのがこちらのワイアルアコーヒーコーナー。このエリアにはオールドシュガーミルブランドのワイアルアコーヒーをはじめ、カウコーヒーなどのハワイ産のコーヒーを買うことができる他、ミヅキが指さしているポットで、実際にワイアルアコーヒーを試飲することもできる。
また、ここのワイアルアコーヒーの試飲コーナーでは、焙煎プロセスで「ナチュラルドライプロセス」「ウォッシュドプロセス」の2種類、煎り方で「ダークロースト」「ミディアムロースト」の、合計4タイプの試飲が可能となっている。
- Natural Dry Process - ナチュラルドライプロセス
- 熟したコーヒー豆を殻をつけたまま発酵させてローストしたコーヒー。ほのかにチョコレートの風味もする味わい豊かなコーヒー豆。
- Washed Process - ウォッシュドプロセス
- 熟したコーヒー豆を16時間洗浄し発酵させてから、自然乾燥させてローストしたコーヒー豆。あっさりとした味わいが特徴。

試飲の後にお好みのコーヒー豆を買う

試飲の後は、自分の口にあったお好みのワイアルアコーヒーを購入することができる。価格帯は4oz(約113g)で14.25ドルと、今回のツアーで前に訪れたドールプランテーションのワイアルアコーヒーよりも高いが、ウォッシュドプロセス、ナチュラルドライプロセス、深煎り、浅煎りといった種類分けはドールプランテーションのものには無いので、試飲した体験を元に自分の口にあったコーヒーを購入できるのは、このオルドシュガーミルブランドのワイアルアコーヒーの魅力と言えるだろう。
また、写真の左に写っている赤いシールが付いたコーヒーは、「ピーベリー」のコーヒー豆100%を使ったワイアルアコーヒー。
- Peeberry - ピーベリー
- 通常、コーヒー豆はフラットビーン(平豆)とも呼ばれ、2つの種子が平らな部分を合わせるようにコーヒー豆の中に入っているのだが、ごく稀にコーヒー豆の中に種子が1つしか入っていないものがあり、その豆のことをピーベリー(丸豆 / Peeberry)と言う。
味的には、普通のコーヒー豆よりもピーベリーのほうが、丸い形なので焙煎時に均等に熱が入りやすいとか、栄養分が凝縮されてるから、味わいがまろやかで甘くて美味しいという噂もあるが、実際のところは味に違いはそんなにないとも。ただ、コーヒー豆の3~5%程度しかピーベリーは採れないので、その希少性からも値段は高めになっている。このお店の場合は4オンスで5ドル前後高い感じかな?なお、ピーベリーは希少なコーヒーなので試飲は無し。
超レアな豆も置いている

またこのワイアルアコーヒーファクトリー(アイランド X コーヒー)では、ハワイ島のカウコーヒーのピーベリーのコーヒー豆といった、超レアなコーヒー豆も購入することができる。(ピーベリーのコーヒー豆には赤いシールが貼られているのでわかりやすい)
またコーヒー豆はすでに挽いたものと、コーヒー豆のタイプの2タイプを購入できるので、自分で香りを楽しみながら自分で豆を挽いてコーヒーを飲みたい場合は「豆タイプ」、豆を挽くコーヒーミルが家に無い場合はグラインドタイプの豆を購入しよう。
トイレもあるよ♪

また、このワイアルアコーヒーファクトリー奥の中庭には、ゲストが自由に使用できるトイレも置かれている。(写真左の白い建物がトイレ)このワイアルアコーヒーファクトリーは、ノースショア観光する際に多くのツアーがルートに組み込んでいる場所のため、こうしてトイレもちゃんと用意されている。
カカオの木

またこの中庭には、普段あまり見ることが出来ない「カカオの木」も植えられており、タイミングが合えばこうして実際にカカオの実を見ることもできる。それにしても、こんな実からチョコレートができるとは・・・想像できないなぁ。
コーヒーの木も植えてある

またここはワイアルアコーヒーの工場なので、こうして中庭にもコーヒーの木が植えられている。時期になれば、このコーヒーの木には赤いチェリーのような実が成り、その種子がコーヒー豆になるというわけだ。
ワイアルアコーヒーファクトリー

ワイアルアコーヒーファクトリーは、店内に入った瞬間は「えっ、お土産屋さんじゃないの?ここ?」と思うような店内ではあるが、奥に入っていくとワイアルアコーヒーの試飲コーナーがあったり、中庭に出るとコーヒー豆やカカオが植えられていたりと、ハワイ産のコーヒーを身近に感じられる、とっても楽しい場所だった。
日本人にとってはハワイを特集したテレビ番組などで(さま~ずとか)有名になっている感があるが、実際に行ってみると、ハワイのコーヒーに対して新しい発見もあったりと、実に興味深いお店になっているので、一度は覗いてみるのをおすすめしたいと思う。あと、訪れた際はワイアルアコーヒーの試飲と飲み比べはお忘れなく♪ それでは、ワイアルアコーヒーファクトリーで、素敵なハワイのひとときを!