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更新日 2018年08月02日

【ハワイでレンタカー】アメリカのレンタカーを借りる際の意味不明な自動車保険。必ず入っておくべき保険はこの3つ。

 
ハワイを含むアメリカでレンタカーを借りる際に加入必須の自動車保険は3つ!

 ハワイなど、アメリカでレンタカーを予約しようとして、LDWやPP、SLIといった短縮表記された自動車保険がいっぱい出てきて訳が分からなくなった経験はないだろうか?そこで、ここでは、アメリカでレンタカーを借りる際に必ず入っておくべき自動車保険を3つ紹介したい。ネットなどでレンタカーを予約する際はこれらの保険がちゃんと含まれているかを確認し、もしも一つでも抜けている場合は、現地のレンタカー会社で加入するか、予め含まれているレンタカープランを選ぶようにしよう。

 その必ず入ってないと何かあった時に非常にヤバい自動車保険は下の3つ。まずは保険の名称を頭に叩き込んでおこう。

  • 必須の保険 1
    LP・PP
    自動車損害賠償保険
  • 必須の保険 2
    LSI・SIL・LIS
    追加自動車損害賠償保険
  • 必須の保険 3
    LDW
    車両損害補償制度

 
必須の保険 1:自動車損害賠償保険(PP・LP)

 ハワイなど、アメリカでレンタカーを借りる際、まず基本となる保険がこのPP(Primary Protection)、もしくはLPと略される自動車損害賠償保険。これは日本で言う所の自賠責保険にあたるもので、事故が起こった際、対人対物の補償としてこの保険が適用される。アメリカでもカリフォルニア、ニューヨーク、 メリーランド、マサチューセッツ、ミシガン、サウスキャロライナ、ヴァージニア、 ウェストヴァージニア州では、レンタカーを借りる際は、この自動車損害賠償保険(PP・LP)は強制加入となっているので得に気にする必要は無いが、ハワイなど、それ以外の州では強制加入とはならないため、レンタカー会社側がレンタカー料金を低く見せるために、このPP、LPの自賠責保険が無い状態でレンタカーを貸し出すケースも多い。

 余談ではあるがこの自動車損害賠償保険(PP・LP)は、ヨーロッパ圏ではTPL(第三者傷害保険 / Third party liability insurance)と略されるのでレンタカーズドットコムなどでは、PPの略称ではなく、TPLという表示での案内となっていたりするので注意しよう。なお、ヨーロッパ圏ではレンタカーを借りる際はTPLは強制加入なので、特に気にする必要はない。

 ただ、ハワイを含むアメリカの場合、この自動車損害賠償保険(PP・LP)は加入したとしても事故一件あたりにカバーされる保険料限度額は、例えばハワイでは対人一人につき20,000ドル、対物10,000ドルと、かなり低め。とてもじゃないがこのPP(もしくはLP)の自動車保険だけではカバーできないため、この次に述べる追加自動車損害賠償保険(LSI、SIL、もしくはLIS)に入っておく必要がある。

 
必須の保険 2:追加自動車損害賠償保険(LSI・SIL・LIS)

 次に紹介するアメリカでのレンタカー必須の保険は、SIL(Supplemental Liability Insurance)、LSI、もしくはLISと呼ばれる追加自動車損害賠償保険だ。この自動車保険は、上の自動車損害賠償保険(PP・LP)の対人・対物の補償額を100万ドル(カリフォルニア、フロリダは200万ドル)まで増やしてくれる追加保険だ。この保険に加入して初めて自動車損害賠償保険(PP・LP)が活きてくるので、この追加自動車損害賠償保険(LSI・SIL・LIS)には必ず入っておく必要がある。現地で保険を掛ける場合、予算は1日14ドルぐらいになる。なお、この保険がレンタカープランに含まれている場合は、最初の自動車損害賠償保険(PP・LP)はすでに加入済みだと認識してOKだ。

 
必須の保険 3:自車輌損害補償制度(LDW)

 最後に紹介するアメリカのレンタカーで必須の保険が、この自車輌損害補償制度(LDW / Loss Damage Waiver)だ。この自動車保険(LDW)は、万が一の事故やレンタカー盗難の場合、自分のレンタカー車両の損害責任を、決められた免責額までにしてくれる、、、というもの。分かりにくいので、例を挙げると、ハワイでレンタカーを借りる際、免責額1,000ドルの自車輌損害補償制度(LDW)を掛けた場合、万が一の事故や車両の盗難があった場合、レンタカーを借りた人が弁償しなくてはならないのは免責額の1,000ドルのみ、ということだ。

 実際にはハワイなどアメリカでレンタカーを借りる場合は、この免責額は0に設定されていることが多いので、LDWに加入している場合は万が一の事故の時でも、自分がかぶらなくてはならない費用は0ということになる。ただし、この自動車保険(LDW)は、窓ガラス、タイヤといった部品には適用されないため、その部分の毀損については弁償する必要がある。そして、それらのパーツを全て補償してくれる保険が、フルカバー保険と呼ばれる任意保険となるわけだ。

 余談ではあるが、ヨーロッパやオーストラリア、ニュージーランドの場合、この事故+盗難をカバーする自車輌損害補償制度(LDW)は、事故免責額補償制(CDW)と自車両盗難保険(THW・TW)という2つの保険に分かれていることが多い。そのため、ヨーロッパではレンタカープランにCDWのみしか含まれていない場合には、追加で自車両盗難保険(TW)にも加入していたほうがいいだろう。

 
その他の自動車保険について

 上記3つの自動車保険が、ハワイを含むアメリカでレンタカーを借りる際に必須の保険となるが、これら3つ以外にも以下の様な任意保険が用意されている。

搭乗者傷害保険(PAI)
事故の際、運転者と同乗者の治療費などを補償する保険。
所持品盗難保険(PEP)
車両内の所持品の盗難を補償する保険。
搭乗者傷害保険+所持品盗難保険(PPP)
搭乗者傷害保険(PAI)と所持品盗難保険(PEP)が合わさった保険。
緊急医療保険(ESP / Emergency Sickness Protection)
レンタカーを利用中に、契約者が事故以外で治療に掛かった医療費を負担する保険。

 しかし、これらの保険については海外旅行傷害保険などがカバーしているものがほとんどなので、海外旅行保険を掛けている場合は、被ってしまうので必要無い保険だといえるだろう。

 
思わぬ時にアクシデントはつきもの

 以上がハワイを含むアメリカでのレンタカーを借りる際に必須だと思う3つの保険、自動車損害賠償保険(PP・LP)、追加自動車損害賠償保険(LSI・SIL・LIS)、自車輌損害補償制度(LDW)である。もちろん「自分は事故なんてしない!」と自信のある人もいるかもしれないが、上の写真で見て分かる通り、自分が気をつけていても、他人が勝手にレンタカーを傷つける事例も多い。

 この写真は私が実際にハワイで民泊したときに見てしまった衝撃の瞬間なのだが、どうもオーナーの友達の車(前)に、他の来客の車(後)が当たってしまって駐車されている、、、という状況だ。もちろん、軽く触れている程度のものではあるが、確実にバンパーは擦れてしまっているので、これに気がついたオーナーの友達は「保険かけてるけど、、、参ったなぁ」みたいなことを言っていたりした。多分、アメリカ人はかなり適当な性格の人も多いので、例えばどこかに駐車していて、帰ってきたら車が破損していた、、、なんてことも、日本国内よりもかなり多いはず。せっかくの楽しい旅行も、保険がない状態でこういうトラブルに遭うと全てが台無しになってしまう。そうならないためにも、上で説明した3つの自動車保険だけは、レンタカーを借りる際は必ず入っておきたいところだ。

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