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ANAマイレージプログラムとマイル特典航空券の傾向と対策

目次

  1. ANA マイル / マイレージについて
  2. ANAマイル / マイレージを使う
    1. ANA マイル / マイレージの有効期限
  3. ANAマイルを使った特典航空券
    1. 特典航空券の必要マイル数はゾーン制
    2. ANA 特典旅行のゾーン区分一覧
    3. ANA便・特典旅行の必要マイル数
    4. 提携航空会社・特典旅行の必要マイル数
    5. 特典旅行の発券手数料、変更、払い戻しについて
  4. ANAマイル / マイレージでのハワイ旅行を考察
    1. ハワイへの特典航空券の取りやすさ(エコノミークラス)
    2. ハワイへの特典航空券の取りやすさ(ビジネスクラスクラス)
    3. ANAでのハワイ特典旅行の予約方法(裏技)
    4. ゴールデンウィークや夏休み、年末年始は絶望的
  5. その他の渡航先のマイル特典旅行について

ANA マイル / マイレージについて

ANAマイレージプログラムとマイル特典航空券の傾向と対策
ana.co.jp

日本で一番人気のマイル / マイレージプログラムといえば、ANA(全日空)のマイレージプログラム。推定では3,000万人規模の会員数を誇るとも言われ、その会員数の中でプラチナ会員以上、およびスーパーフライヤーズカード会員(SFC会員 / ANAプラチナ会員以上で申込資格があるクレジットカードで、カード継続中はずっとANAのプラチナ会員と同等の会員資格を維持できる)の数は約1%前後(約30万人)と噂されている。

そんな大人気のANAマイル / マイレージに関する詳細を、ANAマイルを貯めていない私(モリオ)が、第三者の目線からお伝えしていきたいと思う。まぁ、貯めていないとは言っても、私はANAマイルにいつでも交換できるマリオット・ボンボイ / ボンヴォイ・ポイントを貯めているのと、

記事 SPG アメックス を一年半使って分かったメリットとデメリット SPG アメックス を実際に1年半使ってみて分かったメリットとデメリットを報告。このクレジットカードを作ろうかどうしようか悩んでいる人は、まずは利用者である私達のレビューを参考にしてみてほしい。

ANAのマイレージ会員資格は持っているため、定期的に特典航空券の空き状況は調べているため、ANAマイレージの一般会員から見た特典航空券の取りやすさなどはちゃんと把握している。もしもこれからANAマイルを貯めてみようかなぁ?と思っている人は是非参考にしてほしいと思う。


ANAマイル / マイレージを使う

ANAマイル / マイレージを獲得する方法は、実際に飛行機に乗ったり、提携クレジットカードやサービスを使ったり、ポイント交換をしたりと様々であるが、その貯めたANAマイルは主に以下のような使い方 / 利用方法がある。

  • ANA、及び提携航空会社の特典旅行 / 特典航空券に交換
    ANA便は12,000マイルから、提携航空会社の便は15,000マイルから交換可能。予約方法は「往復」のみで片道だけの予約はできない。(ANAのマイル特典旅行の詳細は後述)
  • ANA、及び提携航空会社の有償航空券の座席アップグレード
    エコノミー / プレミアムエコノミー→ビジネスクラス、ビジネスクラス→ファーストクラスの座席アップグレードを行うことが可能。エコノミーからプレエコへのアップグレードは不可。
  • ANA SKY コインに交換
    ANAの航空券代金(燃油サーチャージ含む)に1コイン=1円で使える「ANA SKY コイン」に交換可能。基本の交換レートは1マイル=1円だが、1万マイル以上の交換で1.3倍以上(最高1.7倍)で交換することもできる。(詳細はANAのホームページ / スカイコインを参照)
  • ホテルの宿泊クーポンに交換
    ANAが提携するホテルの宿泊クーポンに交換可能。シャングリラ系列、リッツ・カールトン沖縄、セントレジス、プリンスホテル、東急ホテルなどの一部ホテル。傾向としては近場のホテルが対象になっている。(詳細はANAのホームページ / ホテルを参照)
  • その他
    その他にもANAご利用券(提携先で使える金券)、ANAショッピング、商品との交換など、様々な交換先が用意されている。

ANA マイル / マイレージの有効期限

なお、ANAマイル / マイレージの有効期限は「3年間」(厳密にはマイル獲得から36ヶ月後の月末)。例えば、2019年4月15日にANAのフライトに搭乗してゲットしたマイルは、3年後、2022年4月30日まで有効となる。ANAマイルの有効期限をマイルのまま延長する方法は無いので、有効期限が切れそうなANAマイルは期限内に、ANAコイン(有効期限1年間)などに変更する必要があるので注意しよう。


ANAマイルを使った特典航空券

さて、ANAマイル / マイレージの概要は以上となるが、このANAマイルの使い方として一番ポピュラーなのは「ANAマイル / マイレージを使った特典旅行 / 特典航空券」ではないかと思うので、このマイルを使った無料のANA特典航空券について、必要マイル数や、発券、変更、払い戻しなどについて、もっと詳しく掘り下げていきたいと思う。

特典航空券の必要マイル数はゾーン制

ANAマイレージプログラムとマイル特典航空券の傾向と対策

ANAの特典航空券の必要マイル数は「ゾーン制」を採用している。

ゾーン制のマイル特典旅行 / 特典航空券とは
ゾーン制のマイル特典航空券とは、世界各国の国や地域を各ゾーンに区分けし、「ゾーンAから別のゾーンBへ移動するのには〇〇マイル必要」という風に必要マイル数をチャート式に決定するもののこと。例えば日本(ゾーン1)からシンガポール(ゾーン4 / アジア2)への特典航空券の交換に必要なマイル数は、ゾーン1⇔ゾーン4の必要マイル数である35,000マイル(往復 / レギュラーシーズン / エコノミークラス)となる。

また、ANA便での特典旅行では、ゾーン制に加え、季節ごとにL(ローシーズン)、R(レギュラーシーズン)、H(ハイシーズン)というシーズン調整も行われており、人気のシーズンでの特典旅行は、通常よりも多く、また人気の無いローシーズンは通常よりも低く、必要マイル数が設定されている。なお、提携航空会社の特典旅行ではシーズンは無く、1年を通して一律の必要マイル数となっており、ANA便と提携航空会社での必要マイル数は若干異なる。

ANA 特典旅行のゾーン区分一覧

ANAが定めている各国と地域のゾーン区分一覧は以下のとおり。

ANA / 全日空 ゾーン区分の一覧
地域 ゾーン
日本Zone 1-A日本(海外での乗り継ぎ無し)
Zone 1-B日本(海外での乗り継ぎ有り)
韓国Zone 2韓国
アジア 1Zone 3グアム、台湾、中国大陸、フィリピン、香港、マカオ
アジア 2Zone 4アフガニスタン、イギリス領インド洋地域、インド、インドネシア、ウズベキスタン、カザフスタン、カンボジア、キルギス、シンガポール、スリランカ、タイ、タジキスタン、トルクメニスタン、ネパール、パキスタン、バングラディッシュ、東ティモール、ブータン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モルディブ、モンゴル、ラオス
ハワイZone 5ハワイ
北米Zone 6アメリカ合衆国、アラスカ、カナダ、メキシコ
欧州Zone 7アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アルジェリア、アルバニア、アルメニア、アンドラ、イギリス、イタリア、ウクライナ、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、グリーンランド、クロアチア、サンマリノ、ジブラルタル、ジョージア、スイス、スヴァールバルとヤンマイエン島、スウェーデン、スペイン(カナリア諸島を含む)、スロバキア、スロベニア、セルビア、チェコ共和国、チュニジア、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、バチカン市国、ハンガリー、フィンランド、フェロー諸島、フランス、ブルガリア、ベラルーシ、ベルギー、ポーランド、ボスニアヘルツェゴビナ、ポルトガル(アゾーレス諸島とマデイラを含む)、マケドニア、マルタ、モナコ、モルドバ共和国、モンテネグロ、モロッコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルグ、ロシア
アフリカ、中東Zone 8アラブ共和国、アラブ首長国連邦、アンゴラ、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、ウガンダ、エジプト、エチオピア、エリトレア、オマーン、ガーナ、カボ・ヴェルデ、カタール、ガボン、カメルーン、ガンビア、ギニア、ギニア・ビサウ、クウェート、ケニア、コートジボアール、コモロ、コンゴ(キンシャサ)、コンゴ(ブラザビル)、サウジアラビア、サントーメ・プリンシペ、ザンビア、シエラレオネ、ジブチ、シリア、ジンバブエ、スーダン、スワジランド、セイシェル、赤道ギニア、セネガル、ソマリア、タンザニア、チャド、中央アフリカ共和国、トーゴ、ナイジェリア、ナミビア、ニジェール、バーレーン、パレスチナ占領地、ブルキナ・ファソ、ブルンジ、ベナン、ボツワナ、マダガスカル、マラウイ、マリ、南アフリカ、メイヨット、モーリシャス、モーリタニア、モザンビーク、ヨルダン、リベリア、レソト、レバノン、ルワンダ
中南米Zone 9アメリカ領ヴァージン諸島、アルゼンチン、アルーバ、アングイラ、アンティグア・バルブダ、イギリス領ヴァージン諸島、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、ガイアナ、キューバ、キュラソー、グアテマラ、グアドループ、グレナダ、ケイマン諸島、コスタリカ、コロンビア、サウスジョージアとサウスサンドウィッチ諸島、ジャマイカ、スリナム、セントキッツ・ネヴィス、 セントビンセントおよびグレナディーン、セントヘレナ、シントマーティン、セントルシア、タークス・アンド・ケーコス諸島、チリ、ドミニカ共和国、ドミニカ国、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、ハイチ、パナマ、バハマ、バミューダ、ベネズエラ、ベリーズ、ペルー、パラグアイ、バルバドス、プエルトリコ、フォークランド諸島、ブラジル、フランス領ギアナ、ボリビア、ホンジュラス、マルティニク、モントセラト
オセアニア、ミクロネシアZone 10アメリカ領サモア、ヴァヌアトゥ、ウェーク島、オーストラリア、カロリン諸島、カントン(フェニックス島)、キリバス、ギルバート島、クック諸島、クリスマス島、ココヤシ島、サモア、ジョンストン島、ソロモン諸島、 トゥヴァル、トケラウ、トンガ、ナウル、ニウエ、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノーフォーク島、パプアニューギニア、パラオ、ピトケアン、フィジー、フランス領ポリネシア、マーシャル諸島、マリアナ諸島(グアムを除く)、ワリーエフトゥーナ諸島

ANA便・特典旅行の必要マイル数

ANA便(ANAの機体で運行するフライト)での特典旅行に必要なマイルは次の通り。なお、L(ローシーズン)、R(レギュラーシーズン)、H(ハイシーズン)はシーズンを表し、クラスはY(エコノミー)、PY(プレミアムエコノミー)、C(ビジネス)、F(ファースト)を表している。なお、シーズンの区分については各ゾーンにより異なるため、ANAの本サイトを参考にしてほしいが、ゴールデンウィークや年末年始などは、もれなくハイシーズンに当たる。ちなみに、提携航空会社であるエアージャパン(NQ)便の必要マイル数も、ANA便と同じ。なお、マイル以外に空港使用税+燃油サーチャージ料金が必要となる。

ANA便での必要マイル数(往復)
地域 ゾーン クラス LRH
日本国内Zone 1 Y10,000 ~ 17,00012,000 ~ 20,00015,000 ~ 23,000
韓国Zone 2 Y12,00015,00018,000
PY------
C25,00030,00033,000
F------
アジア1Zone 3 Y17,00020,00023,000
PY------
C35,00040,00043,000
F------
アジア2Zone 4 Y30,00035,00038,000
PY46,00051,00054,000
C55,00060,00063,000
F105,000105,000114,000
ハワイZone 5 Y35,00040,00043,000
PY53,00058,00061,000
C60,00065,00068,000
F120,000120,000129,000
北米Zone 6 Y40,00050,00055,000
PY62,00072,00077,000
C75,00085,00090,000
F150,000150,000165,000
欧州Zone 7 Y45,00055,00060,000
PY67,00077,00082,000
C80,00090,00095,000
F165,000165,000180,000
オセアニアZone 10 Y37,00045,00050,000
PY54,00062,00067,000
C65,00075,00080,000
F------

提携航空会社・特典旅行の必要マイル数

続いて、提携航空会社便を利用する特典航空券の必要マイル数は次の通り。日本からの直行便(日本国内での国内線乗り継ぎを含む)のフライトの場合は「Zone 1-A」を、海外での乗り継ぎを含む旅程の場合は「Zone 1-B」の必要マイル数が適用となる。上でも紹介したとおり、シーズンでの必要マイル数の変動は無し。なお、マイル以外に空港使用税+燃油サーチャージ料金が必要となる。

提携航空会社便での必要マイル数(往復)
地域 ゾーン クラスZone 1-AZone 1-B
韓国Zone 2 Y15,00018,000
C30,00033,000
F45,00054,000
アジア1Zone 3 Y20,00023,000
C40,00043,000
F60,00069,000
アジア2Zone 4 Y35,00038,000
C60,00063,000
F105,000114,000
ハワイZone 5 Y40,00043,000
C65,00065,000
F120,000129,000
北米Zone 6 Y50,00055,000
C85,00090,000
F150,000165,000
欧州Zone 7 Y55,00060,000
C90,00095,000
F165,000180,000
アフリカ・中東Zone 8 Y設定無し70,000
C110,000
F210,000
中南米Zone 9 Y設定無し55,000
C90,000
F165,000
オセアニア・ミクロネシアZone 10 Y45,00050,000
C75,00080,000
F135,000150,000

特典旅行の発券手数料、変更、払い戻しについて

ANAの特典旅行の発券手数料は、インターネットからは手数料無料であるが、電話での発券には「2,000円+消費税」の発券手数料が掛かる。変更については、変更前の日程と変更後の日程の差額分のマイルが必要になるが、変更手数料は無料。払い戻しに関してはお金ではなく3,000マイルが必要となる。

ANAマイル / マイレージの各種手数料
項目 手数料
特典航空券の発券手数料(WEB) 無料
特典航空券の発券手数料(電話) 2,000円+消費税
特典航空券の変更手数料 無料

この「ANAマイル / マイレージ での特典旅行の日程変更は無料」ということは、これから紹介していくANAマイル特典航空券でのハワイ旅行を計画する際に、非常に大切なキーポイントとなるので押さえておこう。


ANAマイル / マイレージでのハワイ旅行を考察

ANAマイレージプログラムとマイル特典航空券の傾向と対策

ANA / 全日空のマイルを使った特典旅行について、詳細を細かくお伝えしたところで、いよいよ本当に気になる「ANAマイルでの特典航空券の取りやすさ」について、あまり誰も話したがらない本当のところを、ANAの特典旅行でも一番人気の渡航先である「ハワイ」を使って報告していきたいと思う。ここから先の内容は、ANAマイレージでのハワイ行き特典航空券の押さえ方を紹介していくことになるが、それに加えて、現在頑張ってANAマイルを貯めてハワイ旅行を夢見ている人にとっては、ちょっとショッキングな内容も紹介することになるので、それを踏まえた上で読み進めていってほしいと思う。

ハワイへの特典航空券の取りやすさ(エコノミークラス)

ANAマイレージプログラムとマイル特典航空券の傾向と対策

まずはハワイへの特典航空券「エコノミークラス」を見ていこう。上の写真は、出たばかりのハワイ行きエコノミークラスのチケット。ANAの特典旅行は、出発日の355日前から予約可能になっているのだが(日数計算は下の日数計算ページを使ってみてね)、

[日数 計算機] ○○ まで あと何日? 旅行便利アプリ [日数 計算機] ○○ まで あと何日? 大事な日まであと何日かが計算できる日数計算機の無料ウェブアプリ。旅行、誕生日、記念日、乗りたい飛行機の航空券の発売日、マイル特典航空券の予約開始日…など、大切な日までの日数を計算して表示します。例えば航空券予約で、各航空会社で「出発日の〇〇日前に発売開始 / 予約開始」と決まっているけど、それは一体いつなのかよくわからない。そんなときに活用して欲しい日数計算ウェブアプリです。

予約開始されたばかりのマイル特典航空券については「空席待ち」の表示が無いことからも、まだ余裕があるのがわかる。

しかし、この状況は「あまり人気で無い普通の日」での空席状況。働いていて自由に休日が取れない人にとっては行くことが難しい日程なっていることに注意したい。また予約開始してから数日後になると、この行きにくい旅程も、多くのフライトは「空席待ち」状態になってしまう。

ハワイへの特典航空券の取りやすさ(ビジネスクラスクラス)

ANAマイレージプログラムとマイル特典航空券の傾向と対策

同じ日のビジネスクラスの空席状況はこちら。たくさんマイルを貯めてビジネスクラスで優雅にハワイ旅行。そんな特典旅行を夢見ている人も多いはず。しかし、ビジネスクラスの特典旅行の枠は非常に少なく、平日の行きにくい日程ですら、上の写真のようにいくつかのフライトではすでに「空席待ち」の状況になっているのが分かるはずだ。

ANAでのハワイ特典旅行の予約方法(裏技)

こんな感じで、競争率の異様に高い「ANAマイレージでのハワイ特典旅行」であるが、こういった空席が見つかりやすい日程では、これから説明する特典旅行の予約方法(裏技)を使えば、憧れのANAで行くハワイ特典旅行をゲットすることができる可能性が高くなる。その方法は以下の通り。

  1. 希望の出発日の予約開始(355日前の午前9時)と同時に、その日の往路と、出発日と同じ日の復路のチケットを予約。
  2. ANAの特典航空券の日程変更は「無料」なので、次の日から毎日、355日前の午前9時になったら復路の日程を変更していく。
  3. 復路の日程が希望日になったら、特典旅行の予約は完了。お疲れ様でした!

この方法は、ANAのマイル特典旅行の変更手数料が無料なのと、さらにハワイは日本との時差が19時間あるため、ハワイに着いた時にその日の日本に帰ってくる便に乗れてしまうという時差も応用した、特典旅行の予約方法となる。

ハワイでの特典旅行は人気すぎて、帰りの便の予約開始を待っていたのでは、出発便の日程が無くなってしまう可能性が高い。そしてANAは特典旅行は片道ずつの予約が不可能。そのため、こういったトリッキーな裏技的な予約方法を使って、お好みの日程を押さえるというわけだ。もちろんこの方法は、ANAマイルの猛者達には当たり前の方法となるので、復路がうまく取れない場合もあるが、そのために復路の日程を一日ずつずらして、できるだけ希望の日程に近付け、万が一取れなかった時のリスクヘッジをしている、というわけだ。

なお、予約の際は必ず出発地を「東京」にしておくのをお忘れなく。地方空港からだと国内線の接続が必要になってくるが、その国内線をあわせて特典枠で取ろうとすると、予約開始すぐのタイミングではうまく旅程が組み合わせれないようでエラーになってしまう。なので、地方の人もとりあえずは出発地は「東京」、そこまでの足は別で用意する、そのぐらいの覚悟で特典ハワイ旅行を狙いに行こう。

ゴールデンウィークや夏休み、年末年始は絶望的

ANAマイレージプログラムとマイル特典航空券の傾向と対策

しかし、この日程ずらし作戦も、ゴールデンウィークや、夏休み、お盆休み、年末年始といった超ピークシーズンには、競争率が高すぎて絶望的な難易度になる。また、この特典旅行枠というのは、最初にも説明したANA会員のうちの1%の上級会員に優遇されている現実があるため、何の優遇資格のない平会員が超ピークシーズンのハワイ旅行特典枠を獲得するというのは、ほぼ不可能に近いことになってしまっている。


その他の渡航先のマイル特典旅行について

ANAマイルで行くハワイ特典航空券の現状はそんな感じではあるが、その他の地域への特典旅行については、例えばアジア方面へのフライトでは、同じアライアンス / 提携航空会社の東南アジアの航空会社の便が出てきたりするため、日にちをそんなにこだわらなければ、比較的実現可能となっている他、ヨーロッパ方面行きも、出て間もない旅程であればANA便の枠が空いていたりするので、ハワイなどの人気のエリアをあえて外してやれば、ANAマイルの使いみちも広がってくるはずだ。

それでは、ANAの特典旅行の傾向をちゃんと見極めて、貯めたANAマイル / マイレージでお得で快適な旅行を楽しもう!