エアライン -
超過料金に注意!エアアジアの機内持ち込み手荷物と受託手荷物の厳しいサイズ&重量制限【エアアジア手荷物】
エアアジアの手荷物のサイズと重量制限
LCCのエアアジアは機内持ち込み手荷物の制限がとても厳しい。受託手荷物も同じくとても厳しく制限されている。エアアジアで旅行をする際、機内持ち込み手荷物や受託手荷物のサイズと重量制限を把握して荷物を制限規格以内に収めることは、エアアジア利用者にとってとても大事な事項の一つ。
手荷物の制限を守るのが大切な理由は、サイズや重量の制限を超えてしまった機内持ち込み手荷物は「受託手荷物」として預ける必要がある上、超過料金を払うことになるからだ。
例えば、エアアジアXのD7(日本⇔マレーシア・クアラルンプール)の飛行機を利用の場合、受託手荷物(飛行機に預けるスーツケースなどの荷物)の超過料金は1区間1kgあたり1,600円となっているなど。
通常であれば、公式サイトを見ながら重量の制限を確認すれば良いのだが、エアアジアは公式サイトを改修後、機内持ち込み手荷物と受託手荷物の制限と超過料金のページが非常に探しにくく、さらに英語表記のみなってしまいとても見にくくなってしまったので、メジャートリップがエアアジアの最新の厳しい手荷物制限と超過料金を日本語で詳しくまとめてみた。エアアジアで旅行を計画の際は参考にしてほしいと思う。
エアアジア - 受託手荷物の制限
エアアジア 受託手荷物
サイズ制限荷物1個当り119×119×81cm以内、または三辺合計が319cm(126 inch)以内。持ち手、キャスターなども含む。
個数制限規定サイズ、規定重量を超えなければ何個でも預けることが出来る。ただし米国便は個数は最大2個まで。
重量制限必要に応じて20kg、25kg、30kg~60kgまで(10kg刻み / バングラデシュ、モルディブ便は40kgまで)の受託手荷物の重量枠を購入可能。ただし荷物1個当りの重量は最大32kgまで。ただし米国便の旅程では1個あたり20kgまで。自分が購入した重量を超える受託手荷物には重量の超過料金が発生する。
続いて受託手荷物の制限について。受託手荷物(預け入れ荷物 / チェックインバッグ)の制限は、1個あたりサイズ制限は119×119×81cm以内、もしくは三辺合計が319cm以内、個数制限は特に無いが、荷物1つあたりの重量の最大は32kgまでとなっている。
ただしハワイを含む米国便の場合は、個数制限は最大2個まで、重量制限も1個あたり最大20kgまでと厳しい制限が設けられているので注意しよう。
エアアジアの受託手荷物の料金目安と重量超過料金
2023年現在の日本からクアラルンプールまでのエアアジアX便(D7)と、日本からタイ・バンコクまでのタイ・エアアジアX便(XJ)の受託手荷物の料金目安と重量超過分の料金も紹介しておきたい。
エアアジアX(D7)- 受託手荷物料金(片道)
重量 | 料金 | 重量超過料金 |
20kg | 予約時:5,600円 | 1,600円 / kg |
予約後:6,440円 |
25kg | 予約時:6,440円 |
予約後:7,280円 |
30kg | 予約時:7,840円 |
予約後:8,960円 |
40kg | 予約時:11,200円 |
予約後:12,880円 |
50kg | 予約時:14,560円 |
予約後:20,440円 |
60kg | 予約時:18,200円 |
予約後:25,480円 |
タイ・エアアジアX(XJ)- 受託手荷物料金(片道)
重量 | 料金 | 重量超過料金 |
20kg | 予約時:4,900円 | 2,200円 / kg |
予約後:6,400円 |
25kg | 予約時:5,300円 |
予約後:7,000円 |
30kg | 予約時:6,600円 |
予約後:8,700円 |
40kg | 予約時:11,000円 |
予約後:14,500円 |
50kg | 予約時:14,300円 |
予約後:20,000円 |
60kg | 予約時:17,900円 |
予約後:25,100円 |
ここでポイントとなるのは、エアアジアでは受託手荷物の重量枠を購入する際の金額が、予約時と予約後ではかなり料金に差が出てくるということ。例えば一番利用するであろう20kgまでの受託手荷物料金は予約前(航空券購入時)と予約後(航空券購入後)では料金が片道1,000円前後異なってくるということだ。
往復は1人あたり2,000円前後の差となるが、家族旅行など複数人で旅行する場合はこの差は大きな料金差となってくるので、エアアジアの航空券を購入の場合は受託手荷物は予約時(航空券購入時)に予め購入しておくのがおすすめだ。
また、自分か購入した受託手荷物の重量枠を超過してしまった場合は、1kgあたりD7便では1,600円、XJ便では2,200円の追加料金が必要となり、この出費はかなりの痛手になってしまうので、エアアジアを利用する場合は、重量超過だけはなんとしてでも避けるように注意しよう。
エアアジアの厳しい手荷物制限に注意!
エアアジアの機内持ち込み荷物と受託手荷物の制限の内容はいかがだっただろうか。まず、機内持ち込み手荷物は全部合わせて個数は2個、重量は7kgまでという非常に厳しい制限になっており、機内持ち込み手荷物だけで海外旅行をする場合は、手荷物の相当の断捨離が必要になってくるのは間違いない。
また、エアアジアの受託手荷物に関しては、料金を支払えば支払うだけ許容量も広くなり、重量制限は最高で60kgまでとかなり持ち込める。つまり事前に十分に受託手荷物の料金を支払っておけば、かなり快適に旅行を楽しめる感じになっている。
ただ、自分が購入した分を超えてしまった重量に関しては、かなり割高な追加料金を徴収されてしまうので、エアアジアで旅行を計画するなら、予め受託手荷物の枠を事前購入し、購入した重量分を超えない範囲で旅行に持っていく荷物を選別するようにしたいところだ。それではエアアジアでお得で楽しい旅を!