dusit - デュシタニ
更新日 2023年09月04日
【デュシタニ 京都】ジャズ生演奏と芸子さんに舞妓さん!デュシタニ京都のオープニングパーティー【日本初上陸】
デュシタニ京都 オープニングパーティーに行ってきた!

2023年9月1日、デュシット ホテル&リゾートの高級ホテルブランド「デュシタニ」の日本初進出となる「デュシタニ京都」が開業し、同日、デュシタニ京都のホテルにてオープニングパーティーが催されました!
その記念すべきデュシタニ京都のオープニングパーティーに私達も参加してきたので、その気になるパーティーの内容などをレポートしてみたいと思います♪
今回のお話の舞台場所は...
デュシタニ京都のパーティー当日

デュシタニ京都のオープニングパーティー当日(2023年9月1日)。パーティーは夕方18時ごろから夜21時頃まで開催されるということで、今回私達はこのデュシタニ京都のオープン当日の1泊を予約してパーティーに参加しました。
チェックインにホテルを訪れると、そこにはすでにたくさんのゲストが。ホテルのロビーは開業記念にふさわしく、とても華やかな雰囲気に包まれていました。
Dusit Thani / デュシタニのホテルコンセプト

ホテルのエントランスにはたくさんのお祝いの花が届けられており、ホテルの入口をとても華やかに演出していました。そしてエントランスの中央には、タイの石造りの寺院を思わせるオブジェが飾られ、デュシタニというブランドイメージを強く前面に押し出しています。
「Dusit Thani / デュシタニ」というホテルブランドは、Dusit(デュシット)がタイ語でタイの神話の中で7つある天界のうちの4番目の「天国」の名称で、そこにタイ語で「街」を意味する Thani(タニ)を加え、Dusit Thani = 天国の街という意味合いを持っています。
デュシタニのホテルブランドコンセプトは、そのホテルが建っている地域の文化と、デュシットホテルの発祥の地であるタイ王国の文化の「融合」です。京都に建つこのデュシタニ京都ホテルも、まさに京都文化とタイ文化を融合させた宿泊体験ができるホテルということです。このデュシタニのホテルコンセプトを知って滞在することで、より印象的なホテル体験が楽しめます。
デュシタニ京都のホテル館内ツアーに参加

さて、オープニングパーティーの開始は18時ごろからということなのですが、その前に私達はホテルが企画したデュシタニ京都のホテル館内ツアーに参加しました。
このホテル館内ツアーは、デュシタニ京都のレストランを含む主要施設や、2タイプの客室(プレミアガーデンルームとプレミアスイートルーム)を案内してくれるもので、デュシタニ京都を全く知らない私達にとってはとても興味深いツアーです。
デュシタニ館内ツアーの始まりは、ホテルB1Fの中庭の日本庭園からスタートします。鈍く光るゴールド枠のガラス扉の向こうには、京都らしい箱庭の庭園の風景。まさに「京都」ですね。
四季折々を楽しむ

この中庭の日本庭園には、中央には桜の木、周りには紅葉などが植えられていて、四季折々の京都を楽しめるようになっています。また、存在的には地味なのですが、このお庭の土の部分には全面に立派な苔が植えられています。
ここ京都は、雨も結構多い土地なのですが、その雨が降った際には雨の雫が苔を輝かせてくれ、とても美しい表情を見せてくれます。旅行で雨が降ってしまうと少し悲しい気分になりがちですが、実は京都の苔のある庭園は、そんな憂鬱な状況も素敵なひとときに変えてくれる魅力があって私は好きです。(自分が雨に濡れるのは嫌いですが…笑)
レストラン Ayutaya / アユタヤ

デュシタニ京都の日本庭園を取り囲むのは、レストランやバーといったホテル施設になっています。上の写真はデュシタニ京都のメインダイニング / レストラン「Ayutaya - アユタヤ」の店内の様子。
このレストラン「Ayutaya - アユタヤ」はタイのミシュラン星付きシェフが監修したタイ料理のレストランになっていて、24,500円(税サ込 / デュシットゴールドのレストラン割引対象)のコース料理が楽しめるレストランになっています。中庭の景色もパノラミックに楽しめるレストランになっていますが、わたしたちが訪れた時はすでに予約で満席になっていました。私達はタイ料理は大好きなので、また今度訪れてみたいと思います。

今回の館内ツアーでは、レストラン「Ayutaya - アユタヤ」の他、鉄板焼レストラン「KOYO 紅葉」、タイスイーツカフェ「Kati」、バー「Den Kyoto」、抹茶が楽しめるティーサロン、ロビーラウンジを訪れました。
プレミアスイートルーム

デュシタニ京都のレストランやバーの主要施設を巡ったあとは、1階にあるプレミアガーデンルームとプレミアスイートルームを巡ります。
上の写真はプレミアスイートルームのものですが、部屋からは京都らしい日本庭園が楽しめて、さらに日本の伝統的な旅館を思わせる畳スペースも用意されているなど、まさにスイートルームらしいお部屋になっていました。
ちなみにお値段は2023年10月まではすこしお安く30万円ほどで宿泊できる…らしいですが、1泊30万円はちょっと私達には手が出ません(笑)。
さて、ひととおりのホテル館内を見学して約1時間ほどのデュシタニ京都 館内ツアーは終了となり、いよいよデュシタニ京都のオープニングパーティーが始まります。
オープニングパーティーのホテルロビー
いよいよデュシタニ京都のオープニングパーティーが始まりました。上写真はパーティー開始して少ししたときのホテルロビーの様子です。
ゲストは一般ゲスト以外にも、ホテルのVIPらしき姿や、メディア関係の人たち、芸子さんや舞妓さん、芸能人などが来ていて賑わいを見せていました。またタイ資本のホテルだけあって、タイや東南アジアからのゲストも多く、国際色豊かな雰囲気に包まれていました。
デュシタニ京都 オープニングパーティーの食事

パーティーが始まると、レセプションフロアの奥にあるロビーラウンジのバーカウンターには様々な食事メニューが並びます。メニューはどれも一口サイズのカナッペスタイル。料理は串焼きや唐揚げといった定番料理から、エビのカダイフ包み揚げ(糸巻きのようなサクサクの衣が付いた揚げ物)、パクチーがよく効いた春巻きのような料理など、タイ料理をはじめとするアジア料理も並んでいて、なんだか東南アジアあたりの海外旅行に行ったかのような気分にもなってきます。
また、このカウンターでは各種ワイン、シャンパン、ビールといったお酒も振る舞われていました。もちろんパーティー参加者は無料でいただけます。

そしてこのデュシタニ京都のオープニングパーティーの食事にはスイーツも多く登場していて、タイのスイーツもあったり…と、お酒によく合いそうな料理メニューになっていました。
パーティーイベント始まる

オープニングパーティーが始まってほどなく、ティーセレモニースペース付近に設けられたステージではジャズの生演奏のステージが始まりました。
トランペット奏者:黒田卓也

今回のデュシタニ京都 オープニングパーティーのジャズのステージに立つのは、ニューヨーク在住で日本人として初めてブルーノート・レコードと契約するなど、世界的に数々の偉業を成し遂げている伝説のトランペット奏者、黒田卓也氏率いるスペシャルバンド。
その演奏は心揺さぶるパワフルでエモーショナルなもので、その演奏を聞きながら、私達は思わず歓声を上げていました。こんなに素晴らしいジャズが聴けるなんて、ありがとうございます♪
地下一階の宴会場前ステージ

ジャズの演奏が終わると、今度は地下一階の宴会場前にステージが設けられ、タイの伝統舞踊と日本舞踊が披露されます。
タイ舞踊と日本舞踊。一見全く違うそれぞれの国の文化を象徴するような踊りですが、これらの演舞を同じ舞台で行うというのは、日本・京都の文化とタイの文化の融合をホテルコンセプトにするデュシタニ京都にとって、そのオープニングセレモニーにふさわしい催しと言えます。
タイ舞踊

ステージではまずタイ舞踊が行われます。きらびやかな衣装を身にまとった踊り子さんたちがエキゾチックなタイ舞踊を披露します。このタイ舞踊は「指先の芸術」とも言われる踊りで、しなやかで張りのある動きに思わず見とれてしまいます。
日本舞踊

タイ舞踊の次は日本舞踊が披露されます。演者は京都・先斗町のお茶屋さんから芸姑さんと舞妓さん、そして地方(じがた / 三味線奏者)のかたがやってきて日本舞踊を披露してくれるというもの。
芸姑さんや舞妓さんの姿は、京都に住んでいても見る機会はほとんど無く、ましてやその芸舞妓さんが実際に日本舞踊を踊る姿というのは、ミヅキは見たことがあるらしいのですが、私(モリオ)は見るのは初めて。
こんな貴重な芸舞妓さんの日本舞踊を間近で見られるというのは、本当に素晴らしいひとときでした。

再びジャズ演奏

タイ舞踊と日本舞踊の催しが終わると、再び1階のロビーフロアでパワフルなジャズ演奏が始まります。
そのジャズの演奏会場には、先程日本舞踊を踊っていた芸姑さんも参加して楽しんでいたり、外国からのゲストも一緒に踊ったりと、一体ここがどこの国なのか良くわからない、とても楽しいひとときが流れていきました。
そして夜21時頃にこのデュシタニ京都のオープニングパーティーはひとまず終了。しかし、このパワフルなジャズを聴かせてくれた黒田卓也氏率いるスペシャルバンドは、このあと地下1階のバーでも演奏をするとのことで、私達もバーに向かうことになるのでした…。

デュシタニ京都のバー「Den Kyoto」

そうしてやってきたデュシタニ京都のオープニングパーティーを締めくくるバー「Den Kyoto」。「Den Kyoto」は地下にある隠れ家のような寛いだ雰囲気をコンセプトにしたバーで、夜25時まで営業していて、今日はオープニングパーティーということでカバーチャージ(席料)が1人3,000円で、フリーでシャンパンも振る舞われていました。
ほどなく「Den Kyoto」でもジャズの生演奏が再び始まりました。このバーでのジャズ演奏は、上で聴いたパワフルな選曲ではなく、大人な夜にふさわしいものが演奏されていて、雰囲気が良くて…思わずお酒も飲みすぎてしまいます(笑)
そうして、デュシタニ京都のオープニングパーティーはしっとりと余韻を残しつつ終わりを迎えていきました。
デュシタニ京都のオープニングパーティー

日本で初めてとなる「デュシタニ」ブランドのホテル、デュシタニ京都のオープニングパーティー。日本とタイのエッセンスを感じさせる料理に、モダンで力強いジャズ演奏、そしてタイの伝統舞踊と日本舞踊。まさにデュシタニ京都の世界観を感じさせる、本当に楽しいパーティーでした。
いやぁ…それにしても、この夜はシャンパンと他のお酒を混ぜて飲んたためか、思った以上に酔ってしまって、帰る時は足がフラフラしてしまったりしましたが、そんな酔っ払いの私達をサッとホテルスタッフがフォローしてくれたりと、このデュシタニ京都のサービスの良さも実感できて、とても良い体験になりました。
今回のオープニングパーティーを良い機会に、私達もデュシタニホテルにも宿泊する機会が増えそうです。ありがとうございました♪