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更新日 2023年09月19日
【ジェットスター手荷物】ジェットスターの手荷物サイズと重量の制限は厳しい?
ジェットスターの手荷物ルール

カンタス航空の完全子会社でオーストラリア、アジア、太平洋地域、日本国内を結ぶ路線を持つLCC、ジェットスター - JETSTAR の機内持ち込み荷物 / 受託手荷物の重量制限とサイズ制限のルールまとめ。
ジェットスターは海外発祥のLCCですが、日本国内線を担うジェットスター・ジャパンはJALの子会社で、主要都市や沖縄といった国内線も多数持っているので、利用する機会も多い航空会社ではないかと思います。
格安航空会社のため、大手航空会社に比べて機内持ち込み手荷物や受託手荷物には厳しいルールが設けられているので、そのジェットスターの手荷物制限について詳しくまとめてみたいと思います。
ジェットスターの機内持ち込み荷物の制限

まずはジェットスターの機内持ち込みのサイズと重量の制限を見てみましょう。ジェットスターの機内持ち込み荷物には以下のような制限が設けられています。
メインバッグ
キャリーケースなど:56×36×23cm以内
スーツカバーなど:114×60×11cm以内
サブバッグ(ハンドバッグなど)
サイズ制限:座席の下のスペースに収まるサイズまで
重量と個数制限:メインバッグとサブバッグを合わせて2個まで、7kg以内(チケット料金に含まれる)。ただし一部のフライトを除いて14kg(+7kg)まで有料で拡張可能(※ 1個の手荷物の重量は最大10kgまで)。
ジェットスターでは、機内持ち込み手荷物は キャリーケースなどのメインバッグとハンドバッグなどのサブバッグをあわせて2個までの個数制限が設けられています。
また、メインバッグはキャリーケースなどの場合は「56×36×23cm以内」、スーツカバーなどの場合は「114×60×11cm以内」(持ち手やキャスターなども含む)というサイズ制限も設けられています。
サブバッグについては特にサイズ制限は無いですが、座席の下に収納出来る程度の大きさというアバウトな制限があります。
このメインバッグとサブバッグをあわせて7kgまでという制限は、他のLCCなどでもよくある共通の重量制限ですが、キャリーケースなどを持ち込むと簡単に7kgを越えてしまうので、この重量制限は結構シビアな厳しい条件といえます。
なおジェットスターのビジネスクラスの場合は、最初から機内持ち込み手荷物は14kg(個数は2個まで / 1個の手荷物の最大重量は10kgまで)の制限になっています。
ジェットスターの受託手荷物の制限

続いてジェットスターの受託手荷物の制限について。「受託手荷物」とは、チェックインカウンターで預ける荷物のことで、ジェットスターでは以下のような重量制限が設けられています。
受託手荷物
サイズ制限、個数制限は特に無し。重量制限はバッグ1個あたり最大32kg、バッグ全体で合計40kgまで。ただし自分が購入した重量を超える分は超過料金が発生する。
ジェットスター国内線は15kgから5kg刻みで40kgまで、国際線は20kgから5kg刻みで40kgまでの受託手荷物の預け入れ枠を購入可能。
このジェットスターの受託手荷物については、サイズと個数の制限は特に設けられておらず、自分が購入した受託手荷物の重量以内であれば預け入れることが可能となっています。ただし、1つの荷物に付き最大重量は32kgまでとなっています。
なお、ジェットスターはLCCなので、基本的に受託手荷物はオプション扱いとなっており有料です。気になる受託手荷物の料金は、例えば東京→ケアンズの片道フライトの場合だと以下のような追加料金となっています。
20kg | 3,700円 |
---|---|
25kg | 4,600円 |
30kg | 5,600円 |
35kg | 6,500円 |
40kg | 7,500円 |
※ 料金は変わったりするのであくまで参考程度に。
なお、ジェットスターの有料会員「Club Jetstar」(年会費3,980円)に入っていると手荷物料金と座席指定料金が20%オフになるので、頻繁にジェットスターを利用する、もしくは手荷物料金が高い長距離フライトを利用する場合は有料会員に入っておいたほうが何かとお得です。
運賃クラスごとの受託手荷物の重量枠

またジェットスターでは、運賃クラスによって最初から受託手荷物の重量オプションが付いていたりもします。航空券の運賃クラスによる受託手荷物のオプションは以下のようになっています。
ビジネスクラス
「Business」または「Business Max」の運賃クラスは受託手荷物は30kgまで追加料金無しで預け入れ可能。
エコノミークラス
「Starter」または「Starter FlexiBiz / フレッツBiz」の運賃クラスは受託手荷物は全て有料。
「StarterPlus / ちゃっかりPlus」の運賃クラスは日本国内線 10kgまで、それ以外の国内線 / 国際線は20kgまで追加料金無しで受託手荷物を預け入れ可能。
「StarterMax / ちゃっかりMax」の運賃クラスは30kgまで追加料金無しで受託手荷物を預け入れ可能。
なお、一番安いエコノミー運賃「Starter」と受託手荷物20kgが付いたエコノミー運賃「StarterPlus / ちゃっかりPlus」を比べた場合、例えば 東京→ケアンズだと運賃の差額が7,500円ほどになり、 [Starter] に20kgの受託手荷物オプションだけを付けた場合よりも [StarterPlus] の方が高いように見えますが、座席指定、予約変更、機内食、提携航空会社のマイル加算といったメリットも付いてくるので、結果的には [StarterPlus] の方がお得です。
ただ、できるだけ航空券代を安く抑えたい場合は、受託手荷物はオプションで追加するだけのほうが安上がりです。
ジェットスターの手荷物制限は厳しい?

ジェットスターの手荷物のルールの詳細はいかがでしたか?
ジェットスターは機内持ち込み手荷物の重量制限が基本的に7kgまでとなっているので、受託手荷物(チェックインバッグ)のオプションを付けないで国際線を利用するのはちょっと厳し目な荷物制限となっているのではないかと思います。
しかし、受託手荷物についてはオプションで必要な重量を購入しておけば、重量制限以外のサイズ制限や個数制限は無いので、比較的使いやすいのではないかという印象なので、ジェットスターに乗る時は、無理に切り詰めずに旅行に必要な重量分だけの受託手荷物のオプションを購入しておくのがおすすめです。
それでは、ジェットスターのこれらの手荷物ルールを把握して、お得で快適な空の旅を手に入れてくださいね♪