ahamo - ahamo
更新日 2023年10月16日
ahamo(アハモ)のeSIM使って本当に大丈夫?【アハモeSIM】
ahamo(アハモ)のeSIM使っても大丈夫?

ドコモの格安料金プラン「ahamo(アハモ)」には物理SIMカードを使わないeSIMプランが用意されていて、eSIMなら新規に申し込んでも申込みから開通まで1時間足らずで済んでしまうので思い立ったその時にahamo(アハモ)に乗り換えることが出来、とても便利だ。
しかしそんな便利なアハモのeSIMプランにも落とし穴が潜んでいるので、ちゃんとeSIMの良い点と悪い点をわかった上で申し込むようにしたい。
- ahamoに関する注意事項
- ahamoでは、一部ご利用できないサービスがあります。
- サポートについて
- ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。ドコモショップなどでのサポートをご希望の場合は、「ahamoWebお申込みサポート(※2)」(税込3,300円) をご利用ください。なお、お申込み時の端末操作はお客さまご自身で実施頂きます。また、端末初期設定およびデータ移行などは本サポートの範囲外となります。端末初期設定およびデータ移行の補助をご希望のお客さまは「初期設定サポート(有料)(※3)」を別途お申込みください。
- [※2] お客さまのご要望に基づき、ahamo専用サイトからのお申込みの補助を行うものです。
- [※3] お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専用サイトからのお手続き補助を行うものです。
- オンライン手続きについて
- オンライン手続きプランで24時間いつでも受付可能ですが、サイトメンテナンス中など、受付できない場合がございます。
- 月額料金について
- 20GB使えて税込み2,970円ですが、機種代が別途かかります。
- 国内通話料金について
- 国内通話料金は5分以内無料ですが、5分超過後は22円/30秒の通話料がかかります。SMS、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
- 海外パケット通信について
- 海外82の国・地域でのパケット通信も20GBまで無料。
- 15日を超えて海外で利用される場合は速度制限がかかります。国内利用と合わせての容量上限です。
- 端末のご契約について
- ご利用端末がドコモで提供している通信方式とは異なる通信方式のみに対応している機種の場合、 また SIMロック解除がなされていない場合についてはahamoをご利用いただくことはできません。 ご利用中の機種が対応しているかはahamoサイトにてご確認ください。
- SIMカードのご契約について
- MNP予約番号を取得のうえ、ahamoサイトからMNPによる新規お申込み手続きが必要です。
アハモのeSIMの最大の問題点

アハモのeSIMの最大の問題点。それは「eSIMを誤って削除してしまうと自分では再発行できない」というところだ。
eSIMは申込時にスマホ端末に簡単にインストール出来るのだが、スマホからそのeSIM情報を削除するのも非常に簡単にできてしまう。しかし一旦eSIMを削除してしまうと、その端末はドコモ回線を失ってしまうことになる。
ここで問題となるのが、ahamo(アハモ)が利用しているドコモの「dアカウント」だ。ドコモの「dアカウント」はログインするためにはWi-Fiは使用できず、ドコモ回線を利用しなくてはならないのだ。ahamoの専用アプリのメニューにはeSIM再発行メニューもあるが、実はこれはdアカウントにログインしていないと利用できない。
そのため、ahamo(アハモ)回線が無くなってdアカウントのログインもできなくなると自力でのeSIM再発行は不可能。eSIMの再取得には日本時間午前9時~午後20時まで利用できるチャット相談から指示を仰ぐ必要がある。
物理SIMカードだと実物もあるので「無くすとヤバい」と直感的にわかるが、eSIMはすぐにネット経由でスマホに登録できて簡単に消去もできてしまうので、そのeSIMを消去するということがどれだけ大変なことかはピンとこない。しかしeSIMを消すという行為は、物理SIMを捨てること同じことなので十分注意しなくてはならない。
それでもアハモのeSIMがおすすめな理由

そんな危うい側面も持ち合わせているアハモのeSIMであるが、それでもアハモを利用するなら物理SIMではなくeSIMをおすすめする理由がたくさんある。
申込みから開通まで1時間もかからない
そのアハモのeSIMを利用する利点の一つが「申し込みから開通まで1時間もかからない」というところだ。物理SIMカードの申込みの場合、申し込んでから物理SIMカードが手元に届くまで物流の関係上、数日間を要していたが、eSIMの場合は申し込んですぐにeSIMをダウンロード、そのまま回線開通まで1時間もかからないで出来てしまう。
思い立ってすぐにahamo(アハモ)回線を利用することができるというのは、非常にメリットが大きく満足度も高い。特に80カ国以上の海外旅行先でもデータ通信が利用できるアハモの場合、突然海外旅行に行くことになっても、すぐにネットでeSIMを申し込めばその日のうちにahamo回線をゲットできるので非常に便利というわけだ。
スマホは複数のeSIMを登録可能

また、昨今の技術的な進歩によって1台のスマホが登録することができるeSIMの数が飛躍的に向上しているので、アハモのeSIMを登録しても、他社のeSIMも並行して利用できるという利点がある。
物理SIMの場合は、スマホによってはデュアルSIMを搭載していたりして一度に2回線ぐらいは利用できるようになっているが、eSIMの場合は登録可能件数がもっと多い。例えばiPhoneの最新OSならeSIMは8件分を一度に登録でき、2件が同時利用可能となっている。eSIM利用の入れ替えも端末の設定画面で簡単にできるので、SIMスロットを開いて入れて…なんて古典的な作業は不要となる。
海外旅行で現地SIMが利用可能

また海外旅行先などでeSIMを利用するのは非常にメリットが高い。私達も海外旅行先で現地SIMカードを手に入れて屋外でのネット回線を確保したりすることがよくあるが、海外の現地SIMは物理SIMカードのことが非常に多い。
そんな時、日本で使っているSIMが物理SIMカードだった場合、現地で新しいSIMカードを手に入れたら、日本のSIMカードを抜いて無くさないように何処かに保管しておく必要があるが、これは紛失してしまう危険が非常に高い。
しかしeSIMを普段から使っている場合は、そんな危険度の高い作業は必要なく、ただ現地のSIMカードを自分のスマホの空いているSIMスロットに差し込むだけでOK。この手軽さは知ってしまうと手放せない。
ahamoを申し込むならeSIMがおすすめ

ahamo(アハモ)のeSIMプランに潜む落とし穴と、それでもeSIMを選びたいメリットはいかがだっただろうか。アハモのeSIMを利用する上での一番の問題点は「消去したときのeSIM再発行の煩わしさ」だが、そのデメリットを踏まえた上でも、eSIMにすることで様々なメリットを享受できるので、もしもahamo(アハモ)契約で物理SIMカードとeSIMのどちらかを迷っている場合は、これらをよく踏まえた上で、自分にあったSIMプランを選択してほしいと思う。
なお、ahamo(アハモ)のeSIMの新規契約、物理SIMからeSIMへの変更手続き方法については以下の記事に詳しくまとめているのでそちらも合わせて参考にしてほしいと思う。

