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京都の和スイーツの老舗「茶寮都路里 祇園本店」♪

目次

  1. 京都の甘味処「都路里 祇園本店」
  2. やはり行列ができてる京都・都路里 祇園店
  3. 都路里のメニューは種類が豊富
  4. 店内に到着
  5. 冷茶が振る舞われる
  6. 都路里のパフェとお団子
  7. 都路里氷(ハーフ&ハーフ)
  8. 期間限定・ほうじ茶のかき氷「鞍馬」
  9. 都路里のスイーツはかなりデカい
  10. 都路里の店舗は全部で4店舗

京都の甘味処「都路里 祇園本店」

京都の和スイーツの老舗「茶寮都路里 祇園本店」♪

創業1860年のお茶の老舗「辻利」が、1978年(昭和53年)に開業した甘味処「都路里 祇園本店」に猛暑が続く2018年7月の終わりに訪れたので、その時の様子や食べたスイーツなどを紹介したいと思う。このお店は昔からいつも人気で、前を通るといつも階段のところに行列ができている。場所は祇園のど真ん中にあるため、駐車場も探しにくく、車ではなかなかアクセスがしにくい場所のため「また今度でいいか・・・」とついつい足が遠のいてしまい、最後の利用から軽く20年以上の年月が経ってしまっていたのだが(汗)、この度、ミヅキの妹の娘さん、つまり姪っ子が、この京都に遊びに来るということで、何処か京都らしいところにも連れて行ってやりたいなぁ・・と、この京都の超有名甘味処「都路里 祇園本店」に足を運ぶことになった。


やはり行列ができてる京都・都路里 祇園店

京都の和スイーツの老舗「茶寮都路里 祇園本店」♪

さて、まずは車を祇園の裏手のコインパーキングに停め(2時間600円)、そこから歩いてやってきた都路里 祇園本店。今日は平日の月曜日なのだが、7月も終わりの夏休みシーズンということもあって、すでにお店の階段のところには待ち時間が約30分ほどの行列が出来上がっていた。(お茶屋さんの辻利が1階で、その横の階段から上がった2階がスイーツ店の都路里になっている)待っている人は半分が日本人、半分が外国からの旅行者、そんなゲスト構成。英語や中国語が飛び交っていて、ここが日本なのかどうか疑わしくなる(笑)。さて、待ち時間の間、お店の人がメニューを配ってくれるので、それを見ながら順番を待つことにしよう。


都路里のメニューは種類が豊富

京都の和スイーツの老舗「茶寮都路里 祇園本店」♪

メニューには、昔から人気の都路里パフェをはじめ、各種パフェや、かき氷、白玉団子など、様々なスイーツが並んでいる。その中でもこの酷暑の夏に惹きつけられるのは、かき氷のメニュー。本場の抹茶を使用したシロップのものや、期間限定で用意されているほうじ茶のシロップのものなど、さすがは京都の老舗の甘味処。どれも美味しそうで選ぶのが難しい。なお、定番のかき氷メニューのシロップは、全て抹茶、全て練乳、抹茶と練乳のハーフ&ハーフから選べる。価格帯はパフェが1,200円前後、かき氷は1,000円前後。またサイドメニューで小さめの白玉団子+わらび餅、抹茶プリンなども用意されている(どれも500円未満が多い)。またお茶の老舗「辻利」が運営する甘味処というだけあって、本格的な抹茶も用意されている。小さいサイドメニューサイズで540円。うーん、、どれにしようかなぁ。


店内に到着

京都の和スイーツの老舗「茶寮都路里 祇園本店」♪

約30分ほど待ってようやく中の席に座ることが出来た。もちろん店内はクーラーが効いていて非常に過ごしやすい。京都の夏って、年を追うごとに年々ひどくなっているような気がするなぁ。それでいて冬は底冷えするし。環境的にはなかなかハードな京都ではある。さて、そんな話は置いておいて、店内には私の後ろにあるような金屏風が飾られてたり、壁にも日本画が掛けられていたりと、狭い店内ではあるが京都らしい雰囲気を感じられる内装となっている。また、ちゃんと手入れも行き届いているので、客席周りも非常に清潔だ。


冷茶が振る舞われる

京都の和スイーツの老舗「茶寮都路里 祇園本店」♪

まず最初に席に着くと、冷えたお茶が用意される。お茶屋さんらしいおもてなしだ。


都路里のパフェとお団子

京都の和スイーツの老舗「茶寮都路里 祇園本店」♪

まずやってきたのは、姪っ子がオーダーした「抹茶カステラパフェ」(税込1,156円)と「団子とわらび餅」(税込432円)。団子とわらび餅のシロップには、抹茶蜜と黒蜜が選択可能。また、冷たいスイーツなので、身体が冷えすぎないように、熱いほうじ茶も一緒に用意される。姪はダイエット中とのことだったが、これらのスイーツを全てペロッと完食。とくにパフェの減りが早かったので、相当美味しかったのだろう。確かにここのパフェは非常に美味しい。


都路里氷(ハーフ&ハーフ)

京都の和スイーツの老舗「茶寮都路里 祇園本店」♪

ミヅキが選んだのがこちら、都路里氷(ハーフ&ハーフ)/ 税込983円。かき氷はふわふわな氷で作られており、サクッとした軽い触感が美味。掛かっている抹茶と練乳のシロップも非常にナチュラルで後を引かない甘みで非常に良い。また白玉も用意されているのだが、最初からかき氷にトッピングすると固くなってしまうので、小皿に別で用意されているというこだわりぶりだ。


期間限定・ほうじ茶のかき氷「鞍馬」

京都の和スイーツの老舗「茶寮都路里 祇園本店」♪

私(モリオ)が選んだのはこちら、期間限定のほうじ茶シロップの掛かったかき氷「鞍馬(くらま)」(税込1,260円)。鞍馬とは、京都の中心エリアから北に40分〜1時間ほど車で入った山の中にある地名で、京都の平安時代から春は雲珠桜、秋は紅葉の名所としても知られる観光地だ。さて、この期間限定の都路里のかき氷「鞍馬」には、アイスクリームはチョコレート味、下にはつぶあんが乗っている個性的な組み合わせであるが、このカカオアイスクリームのほのかな苦味とほうじ茶シロップとの相性が非常に美味しい一皿になっていた。


都路里のスイーツはかなりデカい

京都の和スイーツの老舗「茶寮都路里 祇園本店」♪

さて、この都路里のパフェやかき氷のスイーツであるが、今ミヅキが手で持っているので分かる通り、量がかなり多い。パフェもボリューム満点だ。そのため食べているとかなり身体が冷えてくるので、用意された熱いお茶が、いい感じにその寒さを緩和させてくれる。3人とも全て完食。ごちそうさまでした。この京都祇園の有名甘味処「都路里」のスイーツは、やはり京都人が食べても非常に美味しい味だった。


都路里の店舗は全部で4店舗

京都の和スイーツの老舗「茶寮都路里 祇園本店」♪

さて、こうしてお腹いっぱいに都路里 祇園本店のスイーツを堪能したわけであるが、3人での食事代は全部で3,595円。一人1,500円ぐらい予算に見ておけば、思う存分都路里のスイーツを楽しむことができる。今回20年以上ぶりにこの都路里にやってきたわけであるが、京都人から見ても、30分ぐらい並んで食べるのはアリなんじゃないかと思う。ほんと、安定して美味しい。

この都路里の店舗は2018年8月現在、この祇園本店、円山公園の少し南の高台寺店、京都駅の伊勢丹店、そして東京の大丸東京店の4店舗あるが、京都観光に訪れた際には是非、この祇園にある本店まで足を運んでみて欲しい。では、ごちそうさまでした♪