info - 旅行情報
更新日 2023年06月28日
東南アジアでの移動はGRABが安くて便利!利用方法を詳しく紹介
東南アジアでの移動はGRAB(グラブ)が安くて便利

マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、ミャンマー、カンボジア・・言葉(英語)の通じにくい東南アジアで、絶大なる威力を発揮してくれる安くて便利な移動手段「Grab(グラブ)」。
今回はそんな便利でお得な「Grab(グラブ)」の使い方を詳しく紹介。
東南アジアでのタクシー利用は言葉(英語)が通じなかったり、ぼったくられたり…と旅行者にとってハードルがかなり高い。実際、私達もシンガポールやインドネシアなどでタクシーを利用したとき、ドライバーさんに現地の言葉で話しかけられ、、、現地の言葉が話せないとわかると遠回りをされたり、必要以上の金額請求をされたり、、、と散々な目にあったことが何度かあるので、現地でタクシーを使うことは極力控えている。
しかし、この配車サービス「Grab(グラブ)」を使えば、乗車する前にいくらくらい掛かるのかがはっきりわかって明瞭会計。更にタクシーよりもお得に便利に目的地まで行くことができる。もちろんチップも要らない。驚くほど便利で使いやすい乗り物なのだ。基本的な使い方は「Uber(ウーバー)」や「Lyft(リフト)」と同じ。
「じゃあUber使えば良いんじゃない?」と思うかもしれないが、残念ながら東南アジアでは「Uber」は撤退し、すべての配車サービスはこのGrabに統合されている。東南アジアでタクシーを使わずにお得に便利に移動するにはこの「Grab(グラブ)」を利用するしか無いのが現状だ。
そこで、メジャートリップでは、この東南アジアでのマストな配車サービス「Grab」の登録方法、配車の方法、支払い方法を実際の利用体験を通してお伝えしたいと思うので、これから東南アジアに旅行を計画している人はぜひ目を通して欲しい。
Grabの登録方法(日本国内で登録しよう)
まずはGrab(グラブ)を利用する下準備からはじめよう。
Grabの利用には、事前にアプリをダウンロードし、端末の利用登録をする必要があるのだが、その登録手続きには「SMSを受け取れる電話番号」が必要になるので、Grab(グラブ)の利用登録は日本に居る時に行うようにしよう。
Grab登録方法1:アプリのダウンロード

まずはスマホアプリのダウンロードから。iPhoneの場合はApp Storeでダウンロードを、Androidの場合はGoogle Playでダウンロードしよう。ダウンロードが完了したら、Grab Appを立ち上げよう。
Grab登録方法2:アプリ登録

アプリを立ち上げたら「新規登録」のボタンがあるので、それを押して次に進もう。
Grab登録方法3:SMSの送信

次の画面では、電話番号を入れてSMSを送信する画面になる。日本の国際番号「+81」が選択されているのを確認したら、その後に自分のスマホの電話番号を、最初のゼロを省いて入力しよう。例えば自分の携帯番号が「080-1234-5678」なら、入力は「80-1234-5678」となる。電話番号の最初の「0」というのは国内の番号であるというサインなので、国番号から入力する場合は、先頭の0を省いて入力することになる。電話番号が入力できたら「次」を押してSMSで確認コードを送信する。
するとすぐにSMS経由で6桁の数字が届くので、それを入力すれば電話番号の登録が完了となる。
Grab登録方法4:名前の登録

電話番号の確認が終わると、自分のアカウントの名前を入力(英語)する画面になるので、自分の名前を登録しよう。なお、この名前は本名でなくても良いので、海外の人にも呼びやすいニックネームを入れておくと、ドライバーさんとのやりとりもスムーズになるかもしれない。
名前の入力を終えて「次」を押すと、スマホの位置情報の使用許可を聞かれるので「Appの使用中は許可」を選択しよう。
Grab登録方法5:Grab登録完了

位置情報の確認を終えたら、最後に「こんにちは!どこに行きたいですか?」のメッセージと共にGrab(グラブ)を利用できる国が表示されるので、これから利用する予定の国を選択すればグラブのアカウント基本設定は完了となる。
ちなみに最後にトラッキングの許可の有無を聞かれるが、こちらはトラッキングしないように要求でも許可でもどちらでもOKなので、お好きな方を選択しよう。
Grabの支払い方法の登録
無事Grab(グラブ)のアカウント登録が終わったら、次は実際のグラブ利用で使用する支払い方法 / クレジットカードの登録を行う。なお、この操作はグラブの配車サービスが利用不可な日本にいる場合はエラーになって登録できないことがあるので、エラーが出てしまった場合は実際にグラブの利用が可能な東南アジアに行ってから操作しよう。
Grabの支払い方法の登録1:現地でアプリを立ち上げる

では、実際に旅行に行った先でのクレジットカードの登録を始めよう。まずはスマホがインターネットを使える状態でGrabアプリを立ち上げよう。アプリが立ち上がったら下のメニューバーから「アカウント」を選択し「お支払い方法」をタップしよう。
Grabの支払い方法の登録2:クレジットカード情報を入力

「お支払い方法」を選択した次の画面では「お支払い方法を追加する」のボタンが現れるのでそこをタップすれば、クレジットカードの情報入力画面になるので、カード番号と有効期限、セキュリティコード(CID)を入力していこう。
登録できるクレジットカードは国によって異なる場合があるが、VISA、MASTERあたりならどの国でも利用できるはずだ。
またクレジットカードは画面の案内に従ってスマホでスキャンすれば番号入力の手間が省略できるが手動入力でも問題無い。カード情報の入力が完了したら「継続する」をタップしよう。
Grabの支払い方法の登録3:クレジットカードの登録完了

「継続する」を押すと登録したクレジットカードが使えるかどうかの仮の請求処理が行われ、カードの有効性が確認されると新たな支払い方法として、入力したクレジットカードが利用できるようになる。
Grabの配車方法と支払い方法
Grab(グラブ)の「利用登録」と「支払いカードの登録」が完了すれば、利用の準備は全て完了。
さて、次はいよいよ実際に車を配車して、目的地まで連れて行ってもらおう。
Grab(グラブ)の利用方法1:アプリを立ち上げる

まずは自分が利用したい場所で、Grabアプリを立ち上げよう。なお、Grabの配車サービスはインターネット環境が必ず必要になるので、ahamoやポケットWiFiなどでインターネットが利用できる環境にしておこう。
ahamoは日本で利用している契約プランそのままで無料で海外でWifiが使えるのでとても便利。我が家はahamoを使っているので海外のWifi代は無料だ♪ahamoの海外利用や海外のおすすめwifi環境については下の記事を参考にしてほしい。



GRAB アプリが立ち上がったら「配車」を選択しよう。すると、出発地と目的地を入力する画面になる。

Grab(グラブ)の利用方法2:出発地と目的地の決定

目的地を入力するには「どこへ?」のフォーム欄をタップすると文字入力ができるようになるので、そこに行きたい場所を英語で入力しよう。
また出発地(ピックアップ場所)は最初は現在位置に設定されているが、目的地を決定したらピックアップ場所の細かい調整画面になり、ピックアップ場所に指定できる場所に緑丸(◯)が現れるので、自分が車に乗りたい緑丸にピンを置こう。
なお、場所の選択で目的地がうまく出てこない場合は「地図から選ぶ」を選択すれば、地図から視覚的に目的地を選ぶこともできる。
Grab(グラブ)の利用方法3:車種の選択と配車

目的地と出発地を決定したら車種の選択(各車種に見積もりも表示されているので選びやすい)を行い「予約する」(ボタンの日本語表記は「を予約する JustGrab」などと怪しいが気にしないで大丈夫・笑)を押して配車予約を完了させよう。
予約が終わったらあとはドライバーがマッチングされて車がピックアップ場所にやってくるのを待つだけ。なお配車が確定すると、自分の車が今どこにいるのかが地図上でわかり、どの道を通っているのか?あとどれくらいで来そうか?などわかるので安心だ。
Grab(グラブ)の利用方法4:車に乗り込んで目的地へ

廃車された車がやってきたら、アプリ上のナンバープレートとやってきた車のナンバープレートが同じなのを確認し、あとは車に乗り込んで目的地に向かうだけ。言葉が分からなくても、アプリ上で目的地は設定されているので大丈夫だ。
Grab(グラブ)の利用方法5:目的地到着と支払い

目的地についたら、あとはドライバーさんに「サンキュー」など挨拶でもして車を降りればOK。もちろん無言でも大丈夫。
目的地にに到着すると、あらかじめアプリに登録しておいたクレジットカードで料金が支払われる。また降車後にはGrabアプリには利用した配車の評価とチップ(任意)の画面がでてくるので操作しておこう。
東南アジアに旅行するならGrabは必須アイテム

配車サービスアプリ「Grab(グラブ)」の使い方は以上だ。
通常、東南アジアの旅行では、タクシーを使おうとすると英語を話せない運転手にあたることもしばしば。さらに、乗る前に値段交渉をしたり、値段を交渉して成立してお金払ったのに、降りるときに「お金もらってないから払え」とか言われたりもする・・・。
もちろん、タクシー運転手には良い人が多く、というか良い人がほとんどではあるが、日本のタクシーにもあるように、土地勘が無い乗客だと分かると、わざと遠回りしたりする悪い運転手が居るのも事実。そんな時、言葉が通じない状況で文句を言うことなどなかなかできないないのではないだろうか。
しかしこのGrabなら料金の支払いや目的地の設定などは、すべてアプリで行ってくれるので、言葉が通じなくても全然平気。もちろん配車アプリでのトラブルはもちろんゼロでは無いが、普通に流しのタクシーに乗るよりは、そのトラブルの遭遇確率はグッと下がる。さらに料金もタクシーより安い。
はっきり言って、東南アジア旅行での車移動では、使わない理由が無い「Grab(グラブ)」配車サービスだと思う。ぜひアプリを日本から準備して持って行って、快適な東南アジア旅行を楽しんで欲しいと思う。それでは、快適な東南アジア旅行を!