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更新日 2023年08月09日
【パリ 観光】セーヌ川 クルーズは行くべき?「バトー・ムッシュ」のディナークルーズ詳細&ドレスコード【フランス 観光】
フランス旅行に行ったらぜひやりたい【セーヌ川クルーズ】

憧れのフランス旅行に行ったら、やりたいことの中でよくおすすめされているのがこの【セーヌ川・リバークルーズ】です。私も遥か25年ほど前に1人でフランス旅行をした時に【バトー・ムッシュ(バトー・ムーシュ)】のディナークルーズをやったことがあって、とても感動したのを覚えています。今回、フランスまでの激安航空券を手に入れてフランスまで来たので、当時の感動を夫のモリオと一緒に味わいたいと思い、再びこのディナークルーズに行くことにしました。チケットは日本語サイトで書いやすいベルトラ
で購入しました。
最近の口コミやレビューを見ると、「がっかりした」とか「料理が美味しくなかった」というような辛口のものもチラホラあり、行くべきではないのかも?と悩んでしまいますよね。同じことを体験しても人によって感じ方が違うので口コミに差があるのは仕方ないかもしれません。
ということで、今回は【バトー・ムッシュ(バトー・ムーシュ)】のディナークルーズについて服装・ドレスコードや食事の内容、景色の様子、船内の雰囲気など、実際に体験してきたことを写真つきで普通の一般的な旅行者目線で詳しく解説していきたいと思います。【バトー・ムッシュ(バトー・ムーシュ)】には行くべきなのか?お金が勿体ないから行かないほうがいいのか?悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
目次
- フランス旅行に行ったらぜひやりたい【セーヌ川クルーズ】
- セーム川のほとりの【バトームーシュ】乗り場への行き方
- バトー・ムッシュBateaux Mouchesの当日の服装
- ますはチェックインカウンターへ行ってチェックイン
- 連絡通路を抜けていよいよ乗船
- 船内はミッドセンチュリーな雰囲気
- ミヅキの服装はこんな感じ
- バトー・ムッシュのセーヌ川クルーズ出発♪
- ウェルカムシャンパン Welcome champagne
- スターター
- メニューは希望言語で用意される Menu is the desired language
- ワインは二人でフルボトル1本ついている
- ミヅキの前菜
- モリオの前菜
- フランスパン
- バトー・ムッシュ ディナークルーズの船内の様子とドレスコードCruise dress code
- 記念撮影
- 【バトー・ムッシュ】はガラス張り/ 窓際席がおすすめ
- バイオリンの演奏が始まる
- 子牛のシキンボ
- 鴨のトゥルヌド
- 記念撮影タイム
- ゲストがチラホラ甲板に
- バトー・ムーシュの甲板へ
- ブレブレのエッフェル塔
- 写真を撮ってもらう
- もうすぐ折り返し
- チーズは濃くて美味しい
- 有料の記念写真
- イチマイジュウゴユーロ
- 午後22時
- 船内からエッフェル塔
- 【バトー・ムッシュ】セーヌ川ディナークルーズのハイライト
セーム川のほとりの【バトームーシュ】乗り場への行き方

【セーヌ川・リバークルーズ】の乗り場はその名の通りセーヌ川沿いにあります。高いツアーであれば宿泊しているホテルまで迎えに来てくれるものもあります。我が家は一番リーズナブルなツアーを選んでいるので、自分で乗り場まで向かう必要があります。
【セーヌ川・リバークルーズ】の乗り場までの行き方ですが、公共の交通機関で行くなら地下鉄を使い9号線アルマ・マルソー(Alma Marceau)駅で降りて歩いて3分程で到着しますが、慣れていない場合は地下鉄に乗るのはハードルが高いと思うのでタクシーがおすすめです。
- 地下鉄:9号線アルマ・マルソー(Alma Marceau)駅下車徒歩3分
- タクシー
- Uberタクシー
私達はフランス語がわからない+知らない土地でタクシーに乗るのは運賃がいくらになるのかわからないので苦手なので、料金が単純明快+フランス語が話せなくても大丈夫なUberを利用しました。フランスでUberを使うときも日本で使うのと同じ要領でOKです。
UBERのアプリで【バトームーシュ】の乗り場を指定すると、【バトームーシュ】の入り口の真ん前まで行ってくれるのでとても便利です。
私たちが予約している20時30分からのコースは乗船時間は19:45からなので、19時30分頃に間に合うよう現場に到着しました。外はもう真っ暗。いよいよここからディナークルーズが始まります。
バトー・ムッシュBateaux Mouchesの当日の服装

写真は11月にディナークルーズに参加した時の服装です。実は【バトー・ムーシュ ディナークルーズ】用に少し上品なワンピースを持ってきていたんですが、フランスの冬の夜はかなり冷え込んで寒いので急遽変更しました。
着用の詳細はまずウォームシャツ(ヒートテック)を着て、その上にウール混のワンピース、さらにその上にニットのストール風スヌードを羽織り、最後に薄目のダウンジャケットを羽織っています。靴はクラークスの黒いロングブーツ。手には小さめのハンドバッグ(ショルダーにもなる2WAYタイプです)。カジュアル寄りの服装ですが、少しドレッシーにするためにジャラジャラしたロングネックレスと大き目のイヤリングを付けてみました。
果たしてこの服装は吉と出るか凶とでるか…。
- ウォームシャツ(ヒートテック)
- グレー系のウール混ワンピース
- 黒のストール風スヌード
- 薄めの上品なダウンジャケット
- 黒のシンプルなロングブーツ
- 派手目のジャラジャラしたネックレス
- 大きめのイヤリング
ますはチェックインカウンターへ行ってチェックイン

【バトームーシュ】の乗り場に着いたら、まずチェックインカウンターへ向かいます。私たちは事前に安いところが無いか海外のサイトも含めいろいろ調べてみましたが、この【バトー・ムッシュ】に関してはディスカウントしているところが無かったので、とりあえず買いやすい日本語サイトのベルトラ
で購入しました。
【バトー・ムッシュ】以外の会社のセーヌ川クルーズであれば、海外のサイトでたまに安売りをしているところもあるので、船を【バトー・ムッシュ】にこだわらないのであれば、安いところを利用するのも有りだと思います。
我が家の場合は、私が昔乗って感動した同じ船【バトー・ムッシュ】に夫と一緒に乗りたかったので【バトー・ムッシュ】にこだわりました。ただ、感動したとは言っても25年も前になると建物も入り口もほぼ忘れしまっていて、まるで初めて来たかのような気分です(苦笑)。
まずはチェックインカウンターへ行き、日本で事前にプリントアウトして持ってきたベルトラのバウチャーを見せると、今日クルーズで巡る場所の案内が書かれた日本語のパンフレットを手渡してくれました。
【バトー・ムッシュ】はスタッフの対応言語はフランス語、英語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語です。日本語は非対応ですが、パンフレットは日本語のものがきちんと用意されているので安心です。さすがは世界的に人気の観光クルーズ船です。
連絡通路を抜けていよいよ乗船

チェックインが終わると、チケットが渡され、いよいよ船に乗り込みます。屋根がドーム状になっていて雨の日でも濡れずに乗り降りできるようになっているので、少々の雨くらいなら参加できそうです。設備などは老舗の遊覧船だけあって年季が入っていてレトロな雰囲気ですが、そんな雰囲気だからこそ歴史の重みを感じます。
船内はミッドセンチュリーな雰囲気

船内の様子がこちら。テーブルはBateaux Mouchesのテーマカラーのレトロな赤で統一されていて、どことなくミッドセンチュリーな雰囲気にまとめられています。照明はおとしめで上品な雰囲気に。また船の後ろ部分にはトイレなども完備されているので、飲み物を飲み過ぎてトイレが近くなっても安心です。
ミヅキの服装はこんな感じ

私、ミヅキはこんな感じでちょっとジャラジャラとしたゴージャス系の4連ネックレスと大き目のイヤリングをしてみました。乗船するまでは「もしかしたらちょっと派手すぎるかな?」と心配しましたが、【セーヌ川ディナークルーズ】にはちょうどいい感じです。
カジュアルな雰囲気のワンピースもこんな感じでちょっとアクセサリーを派手目にするだけでドレッシーな雰囲気になるので、海外旅行に行くときにはこういうジャラジャラした派手めのアクセサリーをワンセット持っておくと重宝します。
バトー・ムッシュのセーヌ川クルーズ出発♪

程なくして船も動き出し、約2.5時間に渡る楽しいセーヌ川クルーズが始まりました。川の上から見るパリの夜景って、何だかロマンチックな響き。。。
ちなみにこのバトームーシュのディナークルーズは以前は2部制で夕方18:00発の少し安いクルーズもありましたが、18:00発の夕方のクルーズは夏場は日が長いため夕暮れビューになってしまい夜景が見られない+船内での生演奏が無いなど色々と違いがあり、ツアーを選ぶ際に注意が必要でした。現在は20:30発のクルーズだけになっています。
ウェルカムシャンパン Welcome champagne

まずはウェルカムシャンパンから。黒と赤のボーダーシャツを着たスタッフが各テーブルにシャンパンを注ぎに来てくれます。なお、食事は各テーブルごとに個別で進行していくため、食べるペースを周りに合わせたりする必要はありません。ゆっくり落ち着いて自分たちのペースで食べることができます。
スターター

まずはスターターのムース料理が運ばれてきました。一口サイズで食べられるようになっていて、先ほどのシャンパンともとても相性が良いです。
メニューは希望言語で用意される Menu is the desired language

配られるメニューは英語を希望している場合は英語のメニュー、フランス語の場合はフランス語メニュー。私たちは日本語で申し込んでいるので日本語のものが用意されていました。
コースは前菜、メイン、デザートの3コースディナー。それと希望者にはチーズプレートが用意されます。なお、メニューは各ラインごとがセットになっており、例えば、メインメニューのところの一段目の「スズキのパヴェ」「紫キャベツのピュレ」「トマトソース」がセットになっている感じで、各コースごとに5種類から選ぶことが出来ます。
注文の際は「前菜は○列目」という感じでオーダーしていくため、難しい発音をしたりする必要はありません。1とか2の数字が言えれば大丈夫。もちろん英語でOKです。
もしも英語で数字を言うことが出来ない場合は、自分が希望するメニューを指で示してもいいです。とにかく、言葉が通じない場合でもとても注文しやすく工夫されているのは外国からの観光客にとってはとても嬉しいサービスだなぁと感じました。
ワインは二人でフルボトル1本ついている

メニューを選んだ後に、ワインもチョイスします。グラスワインではなく、フルボトルが1本付いています。ワインは3種類から選べますが、私たちは赤ワインのChateau Tarinというのを選びました。
でもよく考えてみると、私達は家でたまにワインを飲みますが、1本のボトルを数日掛けて飲むぐらいのペースなんです。今回のこのクルーズでは、このフルボトルワインを2時間余りで飲みきらなくてはならないんですよね(汗)。全部飲めなかったら残せばいい話なんですが、でもせっかくディナーについてるワインだから全部飲みたいじゃないですかw うーんこれは調子に乗ってグビグビ飲んでると相当酔っ払うのでは。。。
このワインは市場では10ユーロぐらいのハウスワインのようで、2016年物なので浅めの熟成ではありますが、その分飲み口もライトで非常に飲みやすかったです。フランスのワインってほんと美味しいですよね。
ミヅキの前菜

こちらが私、ミヅキの前菜、いんげん豆のサラダとフォアグラ。私はフォアグラは苦手なので正直フォアグラは微妙でしたが、、、でも豆のサラダは美味しかったです。
モリオ:「じゃあ何でこれ頼むねんw フォアグラっていう言葉の響きで選んだんだろw」
ミヅキ:「何それ、失礼ね、ホント。」
図星です(笑)。高価な響きに誘われて食べてみましたがやっぱり苦手でした。
モリオの前菜

モリオの前菜はサーモンの燻製と、ディルのクリームソース。モリオはサーモンはOKなので美味しくいただいていました。ディルはこの葉っぱのこと。ハーブですね。
ディルはセリ科のハーブで魚介類との相性がとっても良いので、こんな感じで魚料理にはよく一緒に付いてきます。
フランスパン

また食事にはフランスパンも付いてきます。フランスパンは食べ応えがあります。
まず、ウェルカムシャンパンを飲んで、そのあとボトルワインを飲みつつ前菜とパンをいただいているんですが、これだけで結構お腹がいっぱいになってきました。まだメインとデザートもあるのに…。3コースディナーと言っても結構量があります。
バトー・ムッシュ ディナークルーズの船内の様子とドレスコードCruise dress code

こちらが【バトー・ムッシュ ディナークルーズ】の船内の様子。シャンパンが置かれているテーブル席は、多分私達のプレステージディナーコースよりもひとつ上のエクセレンスディナーコースのものだと思います。エクセレンスディナーコースは一人155ユーロで、プレステージディナーコースと比べて少しずつメニューが豪華になっています。
気になる【バトー・ムッシュ ディナークルーズ】の服装ですが、みんな意外とカジュアルな服装でまとめていますが、黒系の服が多く、ちょっとシックな雰囲気です。私のワンピースも場違いな感じにならずちょうど良かったです。
公式のアナウンスとしてはスマートカジュアル推奨です。Tシャツ、ジーンズ、デニム、ショートパンツ、スニーカー、カジュアルサンダル、リュックは不可となっていますが、実際の服装はかなり幅広く、結婚したばかりの若いカップルがウェディングドレスとタキシードで来ていたり、イブニングドレスとタキシードでカッコよく決めている年配のカップルも居れば、ハイキングに行くときのような【ジーンズにトレーナー】というようなとても軽装で来ている人も居ました。
男性:ジャケット、Yシャツなどの襟付きのトップス、革靴など
女性:ワンピース、ブラウス+スカート、パンプス、ヒールサンダルなど
※Tシャツ、ジーンズ、デニム、ショートパンツ、スニーカー、カジュアルサンダル、リュックは不可
私が実際に参加して感じた印象では【バトー・ムッシュ ディナークルーズ】は少しお洒落して向かったほうがより雰囲気をより楽しめると思います。記念撮影

料理を持ってきてくれたウェイターの人と私達も記念撮影。船内はみんな思い思いにテーブルで会話が盛り上がっている感じで、ほどよくザワザワしていて賑やかです。雰囲気的には高級レストランというよりは、小洒落たビストロのような、、、そんなリラックした居心地の良い空間になっています。
周りの楽しそうな雰囲気も相まってワインが進みます(笑)。どんどんワイン飲みますよぉ。降りるまでに飲み干します!
【バトー・ムッシュ】はガラス張り/ 窓際席がおすすめ

【バトー・ムッシュ ディナークルーズ】の船内は全面がガラス張りになっています。外の景色に見とれている人、食事に夢中な人、そしておしゃべりに忙しい人。色んな人がそれぞれの楽しみ方でこのセーヌ川クルーズを堪能しています。席は窓際席がおすすめですが、必ず事前指定できるわけではないので注意が必要です。
私達が参加したときは18:00発と20:30発との2部制で開催していたためか、全ての客席が窓側になっていてどの席からでもセーヌ川からのパリの夜景を綺麗に楽しむことが出来ましたが、現在は20:30発の1コースのみとなっているためか?船の中央部分にもテーブルをセッティングしています。窓際は【エクセレンスディナーコース】の人から優先的に案内されるので、どうしても窓際に座りたい場合は【エクセレンスディナーコース】を申し込むのをおすすめします。
※【エクセレンスディナーコース】を申し込んでいたとしても集合時間に遅れすぎるといい席が無くなってしまっている可能性もあるので、できるだけ早めに向かうようにしましょう。
船内の客層は東アジア系は私達と、韓国人カップルの2組だけでした。他は中東からのゲストが少々、そして大所帯でやってきているインド系家族、あとは欧米系の夫婦やカップルが6~7割、、そんな感じでした。
たまにフランス・パリの旅行情報とかに「人種差別された」という口コミもあったりしますが、私達の旅行ではそういったものは感じませんでした。逆にフランス語がわからなくて困っていると、近くに居る見ず知らずの人が英語で通訳みたいなことをしてくれたり…と、むしろフランス人は優しい気がしました。もっと深く知っていくと色々あるのかもしれません。
バイオリンの演奏が始まる

程なくして、船内ではバイオリニストによる生演奏が始まりました。
セーヌ川クルーズをしながらフランス料理を食べて、そしてバイオリンの生演奏を楽しむ…なんだか、すごくセレブになった気分です♪
子牛のシキンボ

生演奏にウットリしているとメインディッシュが運ばれてきました。
モリオがチョイスしたのは、大好きな【牛肉】のメニューです。この【シキンボ】というのは、お肉の部位の名前で、外ももの一部。
【シキンボ】はかなり硬い部位に該当するので、通常はステーキなんかには向かないらしいのですが、ここでサーブされた【シキンボ】は上手く調理されているためとても柔らかく普通に美味しくいただけました。食感は牛肉というよりは豚肉に近い感じです。
なお、私たちはプレステージディナーコースですが、エクセレンスディナーコースの人の牛肉メニューは【フィレ肉】となっているようです。こういう違いが115ユーロ(プレステージディナー)と155ユーロ(エクセレンスディナー)の差に繋がっているんですね。
安い方(プレステージディナー)にするか高い方(エクセレンスディナー)にするか迷うと思いますが、お得に【バトー・ムッシュ ディナークルーズ】を楽しみたい場合は、食事に限ってはプレステージディナーで十分だと思います。プレステージディナーのコースも十分美味しかったですよ♪
※窓際席希望の場合は高い方のエクセレンスディナー一択だと思います。
鴨のトゥルヌド

私、ミヅキのメインディッシュがこちら、鴨のトゥルヌド。【トゥルヌド】とは肉をベーコンでくるんで焼き上げた料理の手法です。鴨肉にベーコンのスモーキーな味が加わって、クセのない美味しい料理に仕上がっていました。ソースは胡椒ベースで少しスパイシー。小さめのじゃがいもが添えられているんですが、かなり量がありますがソースを付けて美味しくいただきました。
記念撮影タイム

メインを食べ終えてワインを飲みながらパリの夜景を堪能している傍らで、この船専属のカメラマンのおじさんが各テーブルを周り写真撮影がはじまっています。私達の席にもそのおじさんがやって来て数枚写真を撮っていきました。その時の写真がこちら。
ワインを片手に2人で気取っていると、この写真を撮り終えた後に、「ワイン下げて」と笑って言われました。どうやら気取り過ぎらしいです(苦笑)。
この写真は、しばらくすると船上でプリントアウトされてテーブルに配られます(2枚配られ、1枚はカラー、もう一枚は白黒)、、、が、無料ではなく有料となっているため、持って帰るにはお金を払う必要があります。1枚15ユーロでした。(現在は1枚10ドルになっているようですが、このあたりは多少変更があるかもなので参考程度に。)
さて、紹介し忘れていましたが、 モリオの服装は、、、グレンチェックのウール混シャツにテーラードのジャケットを合わせ、パンツは少し光沢があるドレッシーなパンツを合わせています。いつもクルーズ船に乗るときに履いているパンツです。男性はとりあえず1本キレイ目のパンツを持っていると何にでも合うので重宝します。
実際、クルーズ船の中で男性の服装を見てみると、襟付きシャツにセーターを合わせている人や襟付きシャツにジャケットを羽織っている人が多い印象です。
シャツは柄物や色物、白など様々。とりあえず襟付きのシャツにジャケットを羽織っておけばタイなどは無しでもOKです。今回モリオもタイは付けていません。ちょっと洒落たレストランにディナーに行くような格好でOKです。
- ウォームシャツ(ヒートテック)
- 襟付きウール混シャツ
- テーラードのジャケット
- キレイ目のパンツ
ゲストがチラホラ甲板に

この船【バトー・ムーシュ】は上が甲板になっており、食事の途中でもいつでも好きに上がって景色を楽しむことができるようになっています。
【バトー・ムーシュ】のセーヌ川クルーズでは、川の畔の各観光施設(エッフェル塔や自由の女神、教会など)を巡るため、実は見どころがたくさんあります。
もちろんテーブルから眺めるのも良いんですが、ガラス越しになってしまうため、やはり甲板に出て見たほうがキレイに見えます。
ただし夜のクルーズ中はとても暗いので、ちゃんとした夜景が撮れるカメラを持っていないと、写真はブレブレになります。私達の写真もブレブレが多いこと多いこと(汗)。
バトー・ムーシュの甲板へ

暗すぎていい写真はあまりないですが、雰囲気だけでもお伝えできれば、、、ということで、甲板にも登ってみました。川の上ということもあり、甲板は「激寒」です。しっかりと温かい服装でないと凍える寒さです。
私は薄めのダウンジャケットを着てきましたが、、、うぅ、、、それでもやっぱり甲板は激寒いです。ブルブル震えていたら…エッフェル塔が近づいてきました!
ブレブレのエッフェル塔

一応二人のバックにエッフェル塔を収めてみました、、、が、やはりiPhone SEの貧弱な120万画素のインカメラでは、この暗さではピントが合わせられません。新しい最新のiphoneやGoogle Pixelだったらきれいに撮れるかもしれません。
我が家のカメラ(スマホ)ではきれいに撮れないので、この美しい夜景は目に焼き付けておきます。
写真を撮ってもらう

また、私達がセルフィーで写真を撮っていると「写真撮りましょうか?」と優しく英語で声を掛けてくれる人もいました。ありがとうございます♪ お互いで撮りあいこをしました。
こういうフレンドリーな雰囲気の中、セーヌ川クルーズは進んでゆきます。さて、、、凍えるのでそろそろ中に戻ります(震)。
もうすぐ折り返し

エッフェル塔を過ぎ、バトームーシュ船は航路を折り返し始めます。船内のゲストも皆リラックスした様子で流れてゆくパリの夜景とお酒を楽しんでいる様子。
私達のフルボトルワインも、やっと半分以上は飲めたかなぁ・・・というくらいです。
モリオ:「ワイン、まだ半分近く残ってるけどまだいける?」
ミヅキ:「うーん、少しずつかなぁ。結構酔っ払ってきたw」
モリオ:「オレもw まぁ、フラフラしてきたら極寒の甲板に行ったらすぐシャキッとするとするやろ(笑)。」
私もだんだんいい感じに酔っ払ってきました。
チーズは濃くて美味しい

デザートの前に希望者にチーズのサーブが行なわれます。無料なので、私達ももちろん頼みました。が!このチーズ、見た目はすごくソフトな感じなんですが、食べてみるとしっかりとした濃い味のとっても濃厚なチーズなんです。
私はチーズ好きなので「濃くて美味しい♪」と思っていましたが、チーズがはそれほど好きではないモリオにはちょっとキツかったらしいです。
有料の記念写真

チーズの後、テーブルには先程の記念撮影の写真が配られました。最初は配られただけで特に何のアナウンスも無かったので「この写真は無料で貰えるのかな?」と思っていたら、、、しばらくして、ちゃんと写真担当のスタッフが各テーブルを回って写真の説明と、要らない人の写真を回収して周っていました。
見た感じ、多分8割ぐらいのゲストは買っていませんでした。欧米の人ってこういうところって結構シビアでお金使わない感じがします。
イチマイジュウゴユーロ

私達のテーブルにも写真のスタッフがやってきました。
スタッフ:「ハイ!シャシンハイチマイジュウゴユーロ、ニマイデニジュウゴユーロデス♪」
モリオ:「うぉ、日本語だw」
ミヅキ:「すごい、ちゃんとゲストに合わせて言語対応してるんだね。」
モリオ:「では1枚ください。」
スタッフ:「カラー?モノクロ?」
モリオ:「うーん、、、どうしよう?」
ミヅキ:「カラーかな?」
モリオ:「カラーで。」
悩むぐらいなら2枚とも買えば?と突っ込まれそうですが、こういうところをちょっとだけケチるのが私達夫婦(笑)。写真1枚に15ユーロは高いなぁとは思いつつも、素敵なパリでの思い出に…と、1枚買いました。支払いは現金で手渡しです。(現在は1枚10ドルのようですが、このあたりは状況によって変わるので参考程度で。)
午後22時

午後22時。さっき通り過ぎたエッフェル塔が再び景色に現れました。午後22時といえば、、、そう、このエッフェル塔の夜の毎正時に行なわれるライトショーの時間です!
船はライトショータイム中でキラキラ輝くエッフェル塔を間近に見ながらしばらく停止しています。ゲストもみんなキラキラのエッフェル塔に釘付け。このライトショーの時間にエッフェル塔を横切るように計算されたルートだとしたら「なんて粋な計らいなの?」と感動しました。めちゃめちゃロマンチックなシーンです。
船内からエッフェル塔

私達もエッフェル塔をバックにスナップ写真を撮ってみました。船内は光があるので甲板に比べてピントも合わせやすいのがいいですね♪
キラキラと光るエッフェル塔も地上で見た時とはまた違った雰囲気ですごく良い感じ。このディナークルーズ大満足です。115ユーロの価値はあります♪

【バトー・ムッシュ】セーヌ川ディナークルーズのハイライト

エッフェル塔のライトアップを通り過ぎた頃、今度は船内のバイオリン演奏がクライマックスになり、バイオリニストが演奏をしながら各テーブルに挨拶をして回ってゆきます。
自然と客席から溢れてくる手拍子と、それに合わせてリズミカルにメロディーラインを刻んでゆくバイオリンの演奏。さすがは老舗のセーヌ川ディナークルーズ【バトームーシュ】。2時間余りの【バトー・ムーシュ】リバークルーズはとっても思い出に残る素敵なひとときでした。フランス・パリに訪れた際は一度は堪能したい素敵な時間が流れていました。
私たちは日本から事前にベルトラ
からネット予約しました。
色々と調べてみましたが、この【バトー・ムーシュ】のディナークルーズに限っては、ディスカウントクーポンなどは見つけられませんでした。
また【バトー・ムーシュ】の本家で頼んでも、現地ツアーを扱うサイトで頼んでも料金は横並びで、価格は下のようになっていました。価格は時期によって変更するかもしれないので参考程度にどうぞ。
プレステージディナー メニュー 20時頃から価格: 115.00 €
エクセレンスディナー メニュー 20時頃から価格: 155.00 €
スタンダードコース(プレステージディナー メニュー 夜20時30分の部)で一人115ユーロ前後。一人あたり18,500円ぐらいです。素敵なリバークルーズなのでパリの素敵な思い出になると思います。気になっている人はぜひやってみてくださいね。それでは素敵なパリ旅行を♪
