コラム

【JALがLCCに参入】2020年に欧米路線を開設!?

目次

  1. JALが新LCCを立ち上げる
  2. JALの新LCCは欧米路線を視野に

JALが新LCCを立ち上げる

【JALがLCCに参入】2020年に欧米路線を開設!?

2018年5月8日。日本航空(JAL)が新しい格安航空会社(LCC)を立ち上げる計画があるというニュースを発表した。JALといえば、オーストラリアのカンタス航空、日本の三菱商事などと共同で立ち上げたLCCのジェットスター・ジャパンの株式を33.3%保有しており、もしも新LCCを立ち上げるとなると、JALが関わる格安航空会社(LCC)は2社となってしまうわけだが、その新しく立ち上げるLCCの路線は、なんと長距離フライトの欧米路線を視野に入れているのだとか。しかもその路線開設は2020年を目標にしている。2020年といえばそう、東京オリンピック開催の年。世界各国からオリンピックを目的に日本へとやってくる外国人が急増するそのバカでかい需要も視野に、その新LCCの準備が水面下で着々と進んでいるのだろう。


JALの新LCCは欧米路線を視野に

【JALがLCCに参入】2020年に欧米路線を開設!?

昔は海外旅行といえば、レガシーキャリア(フルサービスキャリア・FSC)で高いチケットを買って出かけるのが当たり前であったが、今の時代、東南アジアやハワイなどへは格安航空会社(LCC)を使えば片道1万円前後で出かけることも可能となった。私達の住む関西のハブ空港、関西国際空港なんて、今やLCC空港と言わんばかりに格安航空会社が発着しており、そのLCCのカウンターはいつも満員御礼。羽田や成田空港なんかよりも人でごった返していたりする。それほどLCCの需要というのは非常に大きく、それをうまく取り込めば、航空会社にとってバカでかい利益を生むことにも繋がる。

今はまだ欧米へと足を運ぼうとする際には、やはりレガシーキャリアを利用しなくては旅行することはできないが(LCCのスクートは欧州路線を開設しているが、シンガポールでの乗り継ぎが必要)、今後、JALが欧米への長距離路線をLCCで開設してくるとなると、もしかしたら片道1万円ちょっとでアメリカやヨーロッパへ旅行できるという夢の様な未来がやってくるかもしれない。まだ具体的な路線などはわかっていないが、もしも本当にこのJALの新LCCが欧米路線を開設した際には、私達も是非利用してみたいと思っている。今後の航空ニュースに目が離せない日々が続きそうだ。