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更新日 2023年10月12日
【澳門航空】意外と厳しい?マカオ航空の手荷物サイズと重量の制限まとめ【エア マカオ】
マカオ航空の手荷物ルール
マカオ航空の機内持ち込み荷物と受託手荷物(預け入れ手荷物 / チェックインバッグ)のサイズ制限、重量制限のまとめ。
マカオ航空はカジノを中心とした中国の特別行政区で一大リゾート地の「マカオ / 澳門」と日本とを直行便で結んでおり、日本の航空会社であるANAともマイレージプログラム提携もしているレガシーキャリアの航空会社だ。
マカオに海外旅行に行く際にはとても便利な航空会社だが、マカオ航空の公式サイトは素朴な作りになっていて手荷物ルールなども分かりにくい。
そこで今回の特集記事では、マカオ航空の手荷物ルールをわかりやすくまとめてみたので、マカオ航空を利用して海外旅行に行く際には是非参考にしてほしいと思う。
マカオ航空の機内持ち込み手荷物の制限
まずはマカオ航空の機内持ち込み手荷物のサイズ制限と重量制限から。マカオ航空の機内持ち込み手荷物には以下のルールが設けられている。
マカオ航空 機内持ち込み手荷物
サイズ制限56×36×23cm以内重量制限メインバッグ 7kgまで個数制限メインバッグは1個のみ。ただし以下の荷物も合わせて持ち込み可能で7kgの重量制限には含まれない。
- 小さなブリーフケース、ハンドバッグ、バックパック
- 傘、杖または松葉杖
- オーバーコートまたはショール
- 小型カメラまたは双眼鏡
- 重量4kg以下(ケースと付属品を含む)のラップトップPC
- 乳児用バシネットまたは簡易ベッド
- 幼児食とオムツ(機内で消費されるもの)
- 折り畳み式ベビーカー(機内収納が利用可能な場合 / 大型のものは受託手荷物扱い)
- 読み物用の出版物
- 免税品
個数制限は小型のスーツケースまでのメインバッグは1個まで、重量制限は7kgまでとLCCと同じような制限が設けられている。しかしマカオ航空では、そのメインバッグとは別に、4kgまでのラップトップPCや免税品などの荷物も合わせて持ち込める(重量もメインバッグの7kgまでと別)ので、一見厳しそうだが実は結構融通の効いた機内持ち込み手荷物ルールとなっている。
マカオ航空の受託手荷物の制限
続いて受託手荷物(預け入れ手荷物 / チェックインバッグ)のサイズ制限と、個数制限、重量制限について。マカオ航空では受託手荷物に以下のルールが設けられている。
マカオ航空 受託手荷物の制限
サイズ制限3辺合計が203cm以内重量制限1個 最大32kgまで。重量制限は航空券のクラスにより異なる(下記参照)。個数制限無し
予約クラス | 大人 / 子供 | 2歳未満 |
---|---|---|
ビジネスクラス | 40kg | 10kg |
ジョイフルエコノミー | 30kg | 10kg |
エコノミークラス | 25kg | 10kg |
重量制限は航空券クラスによって異なり、例えばビジネスクラスなら40kgまで、エコノミークラスでも25kgまで(ただし荷物1個につき最大32kgまで)といった制限が設けられている。サイズ制限は荷物1個につき3辺の合計が203cm以内となっているが、個数制限は設けられていないので、決められた重さ以内であれば複数個のスーツケースなども預け入れ可能となっている。
受託手荷物の超過手荷物料金
また受託手荷物は規定の重量を超えた場合は以下の追加料金が発生する。
目的地 | 料金(MOP) / kg |
---|---|
中国本土 - zone A | 70 |
中国本土 - zone B | 90 |
日本、韓国、シンガポール | 150 |
その他、アジア | 90 |
目的地 | 料金(円) / kg |
---|---|
マカオを含む全地域 | 2,100円 |
重量の超過料金は日本からマカオだと1kgあたり2,100円、マカオから日本に返ってくる場合は1kgあたり150MOP(約2,900円)の費用がかかるので、お得に旅行したい場合は受託手荷物の重量超過は避けたいところだ。
マカオ航空はすべての航空券に受託手荷物が付いている
マカオ航空の手荷物の制限ルールはいかがだっただろうか。機内持ち込み荷物は7kgまでの厳し目の重量制限があるものの、それに加えてノートPCや免税品などが持ち込めるので、実際は機内持ち込み手荷物のルールはそれほど厳しいものではないので安心だ。
また、受託手荷物についても、航空券料金の一番安いエコノミークラスでも25kgまでは個数制限無く無料で預け入れることが出来るので、マカオ航空を使っての空の旅では、飛行機の手荷物はそれほどシビアにならなくても大丈夫ではないかと思う。
なお、航空会社の手荷物ルールは予告なく変更となる場合もあるので、マカオ航空を利用する際は、これらの情報に合わせてマカオ航空公式サイトでも確認するようにしよう。