[グアテマラ] | 世界の国と地域

グアテマラへの入国に際しては、入国目的が90日以内の短期滞在（観光、知人訪問など）の場合は査証の取得は必要無し。

査証を取得せずに入国した場合は、中米4か国（グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア）での合計滞在日数として、通常90日間の滞在が許可される。なお、滞在期間を延長する場合は、入国後、移民庁で所定の手続きをすれば、90日の滞在延長（1回のみ）が可能。

過去に偽変造日本旅券を使ってグアテマラに入国しようとする東洋人が多く摘発されていることもあり、入国審査が厳しくなっている傾向にある。入国審査官のスペイン語または英語による質問（渡航目的、滞在予定、宿泊先等）に対して適切に回答できるように準備しておきたい。

また、入国の際に入国審査官の押印漏れまたは押印ミスにより、グアテマラからの出国時に1,000ケツァル（約18,000円）の罰金を請求されるケースが多発していることにも注意。入国の際、パスポートに「E/S」の押印を受け、入国であればEntrada（入国）の頭文字Eに丸印、出国する際にSalida（出国）の頭文字Sに丸印を記入されるところ、入国時にもかかわらずS（出国）に丸印を記入したり、間違った入国の日付を記入する入国審査官もいるため、特に入国審査を受ける際は、押印されたスタンプをよく確認し、誤りがあればその場で指摘して訂正するよう求める必要がある。

出国時に自分にミスがないにも関わらず、罰金などのトラブルが発生した場合は、移民庁出入国管理課 / 2411-2411（内線 4012）、もしくは在グアテマラ日本国大使館 / 2382-7300 に連絡しよう。